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京都マラソンの記録証が大会からひと月してから送られてきた。

思い出すのもつらい 42.195km 5時間11分 トホホな結果でした。

初めてのメガ大会にエントリーして抽選で当選したものだから
うれしくって気合は はいってたんだけど、2/19のTV放映以来おかげさまで店が多忙を極め、まったく走る時間がとれず(その前に寝る時間もなく)。

周りからは「やめとき」と言われ、
「リタイヤする勇気も大切」とかも言われ、

店の責任者である自分の立場もあり、悩みに悩んだけど、走りたかったので出場。

メガ大会らしいスタート会場の雰囲気。壇上の浅原&奥野夫妻。
お天気もよくて お店のことは気になったけど「きてよかった」
と思えた西京極陸上競技場。(地下鉄・阪急改札混み過ぎ)

団子スタートで北上。下見した嵐山までの道は気持ちよく走れた。
特に仁和寺のお坊さんたちの声明応援は面白かった。

途中 緊急車両の通過まちで5分くらい足止め。
不満をもつランナーたちの中で森脇健児さんが場を和ませていたのが印象的だった。
「第一回」京都マラソンですから〜 何かと起こりますよ! ってね。

もうアカンと思ったのは北山通りから宝が池にあがる「狐坂」。
高校の部活でもここは先輩に見つからんかったらショートカットしてしまえってやってたところで ひどい坂よ。

とにかく絶対歩かへんと決めてたので「狐坂」も歩くスピードで走った。
でも「上と下から腸が出てくるような感覚」で muy mal 気分も最悪になってきた。

いつも 登りのあとの下りで膝を痛めるので気をつけて下りたが、もうそのあたりの中間地点から先は拷問のような残りの都路でした。

市中を行っては折り返し、行っては折り返し。

鴨川沿いの道も練習ランならさぞかし気持ちいいはずだけど川風が冷たくて手先が麻痺してきた。手袋もっててよかった。

走っても走っても 先に折り返してくるランナーとすれ違い、ちっとも平安神宮に近づけない。

脚も腰も痛いダルイ。 でも、途中でやめる とか 途中で歩く その理由は
アタマのなかのどこをさがしてもなかったので のこり10キロを歩く速さで走った。

そしてやーーーっと 朱塗りの鳥居。 ゴールして京都市長と握手。 
完走バスタオルをかけてくれるお兄さんに「抱きしめてください!」って叫んでました。 壊れてたんやろな。

着替えもせず、迎えにきてくれた娘と三条通りの麹屋さんで甘酒をいただいて、
速攻で地下鉄京阪で店に戻り お取寄せの発送作業をいたしました。

・・・

そんな 京都マラソンの思い出話でした。

とにかくは 完走できてよかったとは思うけど、練習ナシに参加すべきではないとも実感した。 

次の目標はどこに設定いたしましょうか。
ちゃんと練習して 海外レースも いいかな〜。