<Rapha Women's Prestige 八ヶ岳2014 準備編>

■パーツ

フレーム製作と平行して 各パーツのアセンブリも同時に行わないと 9/7のスタートに間に合わない。

フレームカラーは臙脂色。そしてクロームメッキのラグ。 それに合うものを用意しなければ。

取り付け可能な手持ちのパーツは いただきものの上等なアルミハンドルバーと CRANK BROTHERS のペダル egg beater 。 手持ちのcinelliのアヘッドステムとシマノのスプロケカセットくらい。 フォークとミニVブレーキ・カンチブレーキ・ワイヤーは仲良しの自転車屋さんで新品をお願いして 自分で選んで買えそうなものはネットで購入。 チェーンリング/クランクはSUGINOで。 リアディレーラー・STIハンドルは中古品。
白かったステムはフレームと同じ色に塗装してこんな具合に。 かなり気に入っている。

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バブル世代だけど もはやブランド至上主義では まったくない。 
年齢のせいか年輪のせいか、 作り手の顔のみえるものとか 一品モノとかを好むようになってきている。

しかし、今回 Rapha という アパレルブランドのイベントに出るための自転車をつくっているわけで、その主催者の意向に添えるように なるべく "オサレ" にしてみたらどうかということで ホイールを Campanogloのscirocco なるものをセレクト。 オサレなのかどうかわからないけど 見た目は恰好いい。 シクロレースにも出られそうだし。 

■ コスチューム

そして 私達 チームの女子3人の衣裳も 色目を揃えようと決め、びわこぐまジャージにあわせるのは黒いバイクパンツ。 ヘルメットも黒で ってことで 黒をもっていない私とナオミは 白と黄色のヘルメットに 黒いマスキングテープを貼り付けて黒く変身させた。
シューズも黒、グローブも黒で。 とハナシは盛り上がったが、3者とも各々忙しい身。買いにでかけたりする時間も もうなくなっていたし、既に出費もかさんでいるので もう コレ以上お金かける? どうよ? な感じにもなってきていた。 

そうそう。 

そもそも この時点で ナオミ以外は Rapha の顧客ではなかったし、ちょっと敷居も高い感じがしていて 今まで購入に至らなかった Rapha のバイクウェア。 友人にはユーザーがたくさんいて、「パンツのパッドはかなりいい。」と聞かされていたので 一般品の3倍ほどの値段のそれをネットで購入。 すぐに英国から4-5日送られてきた。履き心地は良好。 サドルとの相性もいい。 但し 太ももにソフトだけども かなりの段差をつけて食い込んでくれる。 ま、近頃 これも年輪か年齢のせい?か、そんなこともあんまり気にならなくなってきたけどね。 でも その着心地の良さに満足したので 調子に乗って レインJKとロングパンツのセットアップも追加購入。 なかなかの散財。 
早朝スタートでかなり気温も低いであろうこと、標高2,120mの麦草峠のピークからかなりの距離を下ること、 山間なので雨や霧の可能性が高いこと 等の情報は早くからささやかれていたので このJKがあればきっと大丈夫だろう。

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■ 携行品・補給食

 走行における準備物としてCO2ボンベを 各自2本ずつ持ち、チューブも各自2本 チームにひとつ CO2ボンベジョイント チューブ&タイヤ修理キット そして 補給食を各自好きなモノを好きなだけもっていくことにした。
きっと時間に余裕がなくて 食べながら走ることになるだろうから 私はダウンチューブのボトルケージに ナルゲンボトル1リットル用を取り付けた。 シートチューブには水750mlのボトル。 そして当日、ナルゲンに kissチョコ・ヘーゼルナッツのビスコッティ・6Pチーズ・前日に道の駅で買った種なし巨峰・プチトマトをぎゅうぎゅう詰めにしていくことになる。 まぁ、生ゴミにみえたかもしれないけど 私はいつも 食事に raw food を取り入れることを基本にしている。


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      (麦草峠までに随分 モグモグしたので コース前半ですでに残り少ない食品たち。
     峠のチェックポイントで配られたバナナを追加。 ちょっと安心。)


■ 準備における 重要な部分は 「コース把握」 だと思う。 

そこが心配で仕方なかった。 初めての土地。 初めての道。
ただでさえ「地図のよめないオンナ」に輪をかけて空間認識力と記憶能力が著しく老化している私。

主催者から示された テクニカルガイドによると イベント一週間前に ルートマップが公開され 前日の前夜祭に現地でキューシートが渡される とのことだった。 だけど、ルートが公開になったのは9/3の夜。 出走の直前3日前のこと。 

その晩、Facebook では色んな話が飛び交った。 何度かRaphaのイベントを走っている関東の参加チームのメンバーは ルートラボのルート再生機能で コースを5周 目で追ったと言っていた。 


監督とは オリジナルでキューシートをつくろう と前から話をしていた。


当然 他チームは皆 GARMIN にナビゲーションさせるつもりだろうけど、それじゃ なんだか面白くないと思った。 "Women's Prestige (威信)" の意味を真摯に受け止めたかったのだ。 フレームを自分たちで自作し、それで ただ走るだけではなく、 今までヒトのお尻にばっかりついて走ってきたけど このPrestigeでは 自分たちで道を見つけて走りたい。 自分たちだけで 降りかかるトラブルも解決したい。 女子だけど ここまで出来るんだ っていうことを体現したかったのだ。 




実際 ネットでしらべても どんなキューシートが有効なのかよくわからなかったし、Google map で分岐点の地図を拡大して切り取って 矢印、累計距離 区間距離 を書き加えて エクセルで整理する  などといった作業は 自分には無理なんじゃないかと思っていた。
睡魔にぐるんぐるんと頭を揺られながら ルートラボで10周は航空写真と地図を拡大したり縮小したりしながら目で追ってみた。 けれど残念ながら 何も頭にはいってこない。 

とりあえず何かに書き出そうと思って レポート用紙に覚書を記入してみたが、気がついたらデスクに俯っして寝てしまっていた。

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Facebookのスレッドで 監督から 「マリアー やってんのかー?」 とメッセージは入っていたが 返事出来ず。
それには 「コイツは匙を投げよった。」 との判断が下った。 監督は「俺がやる」と言った。 肩の荷が降りたと フッと楽になったのを覚えている。
そして 9/6.7の土日に店を留守にしても許されるだけの仕込みと準備に頭を切り替えさせてもらった。
折しも 仲秋の名月の頃。月の名所 ここ石山寺ではちょうど「秋月祭」という催事があり、夜間営業もする。そんな日に2日間 店を空けるのは やはり顰蹙をかうのだ。 それでも 行かせてもらえた事、スタッフには深く感謝している。


ちなみに もう一つのチーム "びわこぐまアマゾーヌ" のキャプテン “エイミー” は何度も八ヶ岳周辺をツーリングしているうえに 筋金入りの山岳女子なので 読図能力も高い。 しかも群を抜いて脚力がある。 アマゾーヌの3人がルートに関して何の憂いもなく走ることは保証されていた。 だったら同じ びわこぐま なんだから牽いてもらえばいいじゃないかという話だが なにぶん 脚力が違いすぎる。 実際、9/7 2チーム同時にスタートラインを切って彼女達の姿が私達の視界から消えるには5分とかからなかった。