2016.9.10(sat) [Audax 近畿] が開催する [BRM910 米原200] という200kmの長距離サイクリング(=Brevet)に参加しました。Brevet(ブルべ)とは

Brevet は レースではなく 制限時間内に第三者からの幇助なしで走り切ったことに対して 認定が行われるものです。 なので 自分の体力では一日の限界走行距離が200kmとわかっているので これにチャレンジしてみようと思ったのでした。 200km/日 は何度か経験済みですが、これに 私の苦手なナビゲーションの要素が加わったのがBrevet。

過去、2014 Rapha women's prestige 八ヶ岳,  2015 Rapha  prestige ニセコ と 相当な獲得標高とグラベルを含むハードなアドベンチャーライドに2回も参加させてもらいましたが、いずれも一人で走ったわけではなく、コース読みは人任せ。 自分で走りに行くというより 皆についていく といった なんとも自主性のないライドに終わったのは事実です。その事は ずっと自分の「無責任」として心の中に引きずっていました。今回は それをなんとか払拭したいと かつて匙を投げた 「自作キューシート」でもって 自分でコースを覚えて間違いなく走ることにチャレンジしたのです。


14330074_1118978701517478_997471461821389776_n_R


ルートラボで公開されたルートを GoogleMapのストリートビューとつき合わせながら 視覚的なキューシートをつくるという 地図に弱いオンナ向けのこの方法は かつて Rapha women's prestige八ヶ岳で モモちゃんがやってくれた作業。 それに今回 私も挑みます。 


14370142_1118978631517485_6250263001843861153_n_R


やりだすと 恐ろしく時間のかかる作業。 老眼の自分にはもうキツイキツイ。。。 地形図 地名 道路番号 こんなもの 暗記などできませーん。 首からぶら下げて 走行距離ごとにペラペラめくりながら行こうと考えました。

幸い 天気予報は晴れ。 濡れ対策のラミネート加工はせずに ミニ本仕立てで完成です。


13244632_1118978674850814_2275403142151411584_n_R


‟ My Route Zin ” (わたしのルート豆本)完成


しかし完成したのは 当日9/10の2:00am。 店の支度もあるので4:30amに起床予定です。とにかく2時間寝なければ zzz zzz zzz


で、 目が覚めたのは 6:30am !!! 
やばばばばば〜〜〜〜い!!!
JR石山駅 6:48発米原行新快速に乗るつもりをしていたので 汗 汗 あせって 心臓バクバク。
スタート1時間前に到着予定のつもりをしていたので 「1時間の余裕はある 落ち着け 落ち着け」と なんとか最低限の店の用事と 身支度と 「朝はリンゴをたべなさぁ〜い♪」をして 駅まで走り 輪行バッグとともに71分おくれの新快速に乗り込む。米原到着は 8:41。 スタートには間に合うかも(*≧∀≦) と思ったのだけど 駅のコインロッカーが テロ対策とかで使用禁止だと。 まじか!!! 途方にくれながら とりあえず駅のお手洗いで用を足す。 そこへ 米原在住のUFOさん(びわこぐま湖北支部長)から メールで「DNSか?」と。
ロッカーの件で困っていると返信すると 「とりあえず来い」とのこと。 スタートの応援に来てくれているのは知っていたけれど、待たせてしまって申し訳ないなぁ(;´゚д゚`) 駅から4kmほどのスタート地点まで 意外な上り坂を急ぐ。

09


やっと到着 スタート地点。 検車、装備チェックを経て 9:00スタートより20分遅れの出走。荷物はUFOさんの采配でナントカした。

スタート地点でUFOさんと一緒に もうひとり、私を待っていたのは「マキノがニセコ」のマキノさんだった。
頼んでもいないのに「写真係です」とのこと。 確かにまったく写真を撮る余裕がなかったので こうやってBlogに色を添える画像を撮ってくれる人物が居るということは有り難いことだ。

だが しかし、私は 実はひとりで 遅刻の原因となった ‟ My Route Zin ” で走りたかったのだ。
遅刻した以上 「一緒に走らないでください。」 と言い放つことは
憚られた。 自分一人に完結する諦めは世の常。

というわけで 長い長い200kmの旅が始まっちゃったのです。





54

「洗い越し」


55


多賀大社から 永源寺まで 山岳区間。 森林の中はきもちよい道です。結果として湖北湖東のほぼ5ダムをダムダムするコースで 坂が苦手な私には前半かなり厳しいコースでありました。

14264142_1119109444837737_2309217601604910789_n


11:00am 
奥永源寺の「石釜パンcafeつむぎ」でパンをほおばる。
店主のパン職人幸恵ちゃんとは自転車のお友達。
苦労も明るさも知ってるし、そんな彼女が作るパンは食べて元気出た。

07


犬上ダムや 鈴鹿山系のすそ野あたりは 先の幸恵ちゃんたちと走ったことのある道。
びわこぐまのツヨシとも走ったなぁー。まじりんぐの皆さんや武田さんも居たなぁ。
と、よく走っていたころを懐かしく思い返しながら ようやく50km進む。

そこからの 日野町のでかいこと長いこと Σ(´Д` )。どんだけ走っても農道が終わりません。

このあたりは ゴンザレスとも練習に来たなぁー。あの頃は若かったなぁー。
さらにダム巡りをしてようやくPC1(チェックポイント)ここ三重県柘植で約半分の98.5km地点。

この倍以上も走るんかい! もうげんなり。 次のPC2は信楽。 そこからは自宅へ直帰したい気持ちがふつふつと。 しかし 仕事を休ませてもらって参加している以上は 完走するか 地図読みを克服するか どっちかの成果が欲しい。どっちかというと後者を胸に参加したのだけれど、すでに目論見通りにはいかず。ならば 完走するまで。 イヤヨイヤヨな坂 最後の金勝山を越えなければ。 そのころはもう日没が迫りかけていた。

38


山を下ってからの 栗東から琵琶湖岸までの遠いこと。つらさが募って 頭の中でいろんなものを呪った。
湖から吹いてくる風とか、夜の暗さとか、野洲川の長さとか。呪ったところで なんら変わるわけない自然現象と地形。呪ってる自分のアホさ加減に笑えてきた。 次のPC3は160km地点の野洲の湖岸。夜の湖岸なんて久しぶり。 ざざざー と 波の寄せる音、温かい風。 「琵琶湖周航の歌」的なロケーションに 心がしばし癒されます。PCごとに コンビ二で補給食をとりますが、ここからは 燃料じゃなくて 修復材料としてのたんぱく質補給に努めます。明日はお仕事ですからね。


21(1)


 ラストの湖岸野洲から長浜まで 恐ろしく遠かった。サドルが痛くて平地でもダンシング。

11


やっと着いたよ ゴールのコンビニ。 長浜ドーム付近。
時刻は21時43分  制限時間内に完走。

03


〜まとめ〜

距離 201.9km  獲得標高  上り:2045m 下り:2051m タイム12時間43分

これを走りましたが、ナビゲーションを人任せにしてしまった部分があり、全行程を自分の用意した地図で自分で決めて進んだわけではないので未消化感があります。 

しかーし、 もつべきものは友で つかず離れず ずっと一緒に走った 無口なマキノさんには 感謝申し上げます。



44



よく走ってくれた。
私の自作クロモリ。650c手組銀輪。