……最後の最後に『これから』が気になる終わり方。
この星での戦いは終結してるんだが、まさかこう来るか……。
ガンズ・ハート〈5〉硝煙の鎮魂歌(レクイエム) (amazon)
東西戦決着――新しい時代の始まりな最終巻。
「まさか……援軍が来る可能性があるとお考えなのですか」
「そう、その可能性を捨て切れない……」
東域の最高の天才VS西域最大のバカ!
現場で工夫しながら死地で戦うケリン達。天才相手にハッタリかけて命がけで信じさせようとするバカ達です。
その場で臨機応変に予想不可能な行動を取ってくる相手は厄介だΣ(´∀`;)
「そうか……カルタが来るんだ」
カルタ君、別行動しながらケリンに協力しようと電撃戦決行。相変わらずの好敵手っぷり!
直接の援軍は無いが、友を信じて粘るケリン達です。
戦線は後退。敵の心理戦。武装解除するしかなくなり、街の外に出ることになるケリン達は……敵軍に向かって退却(笑
バカが伝染している銃士隊、見事にケリンに続きます。ミントの言葉に市民たちも続きます。
そして、戦いは……まさかの自然災害でお流れΣ(´∀`;)
「なぜ……そこまで我々のために……」
「だって、戦争は終わったんだろ?」
二国の戦いは休戦へ。
ここにきて初めて顔を合わせるケリンとシンルー。それまでの戦いを忘れて、笑って送り出してくれるケリンの『計算しない生き方』を心底羨ましく思うシンルー。侵略者を不法入国者扱いして国外追放するケリンに泣きながら笑って帰って行きます。
カルタの方は……攻めに行ったのに災害救助な人助け。捕まったけど、賓客扱いで帰還。
「ううん、違うの……なんでかわかんないけど……急に涙が出ちゃったの……なんでだろう……変だな私……」
「あ、いや、別に変じゃない……えーと、あれだよ、きっと何かに気が付いたんだよ。なんだかわかんないけど、それはきっと、凄く嬉しいことなんだよ、だから嬉しくて涙が出たんだと思うぜ……」
ラスト――戦争の終わった平和な一時。心を通じ合わせた感じのケリンとミント。
そこで終わりかと思ったら……最後に、惑星単位の何かが動き出した感じでEND。
感想
臨機応変に戦うバカと、計算して戦う天才の戦い。
天才の方の視点で語られていくと主人公ケリンの行動が面白くてGOOD。敵方視点は主人公が際立ちます。
ただ、この巻で終わらせるためか、最後は後腐れのない自然災害が炸裂。
お互いに協力できる環境はできたけれど、唐突感はありました。敵もいなくなって普通に終わるかと思ったら最後になんか動き出して……って言うのは、ワシとしては要らんかった気がしますが、直前のケリンとミントのあたりまでは良い感じでした。
このシリーズを読んで、ある程度技術が遅れている時代設定で、技術革新で勝ってく話は面白いと知りました。
この星での戦いは終結してるんだが、まさかこう来るか……。
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「まさか……援軍が来る可能性があるとお考えなのですか」
「そう、その可能性を捨て切れない……」
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その場で臨機応変に予想不可能な行動を取ってくる相手は厄介だΣ(´∀`;)
「そうか……カルタが来るんだ」
カルタ君、別行動しながらケリンに協力しようと電撃戦決行。相変わらずの好敵手っぷり!
直接の援軍は無いが、友を信じて粘るケリン達です。
戦線は後退。敵の心理戦。武装解除するしかなくなり、街の外に出ることになるケリン達は……敵軍に向かって退却(笑
バカが伝染している銃士隊、見事にケリンに続きます。ミントの言葉に市民たちも続きます。
そして、戦いは……まさかの自然災害でお流れΣ(´∀`;)
「なぜ……そこまで我々のために……」
「だって、戦争は終わったんだろ?」
二国の戦いは休戦へ。
ここにきて初めて顔を合わせるケリンとシンルー。それまでの戦いを忘れて、笑って送り出してくれるケリンの『計算しない生き方』を心底羨ましく思うシンルー。侵略者を不法入国者扱いして国外追放するケリンに泣きながら笑って帰って行きます。
カルタの方は……攻めに行ったのに災害救助な人助け。捕まったけど、賓客扱いで帰還。
「ううん、違うの……なんでかわかんないけど……急に涙が出ちゃったの……なんでだろう……変だな私……」
「あ、いや、別に変じゃない……えーと、あれだよ、きっと何かに気が付いたんだよ。なんだかわかんないけど、それはきっと、凄く嬉しいことなんだよ、だから嬉しくて涙が出たんだと思うぜ……」
ラスト――戦争の終わった平和な一時。心を通じ合わせた感じのケリンとミント。
そこで終わりかと思ったら……最後に、惑星単位の何かが動き出した感じでEND。
感想
臨機応変に戦うバカと、計算して戦う天才の戦い。
天才の方の視点で語られていくと主人公ケリンの行動が面白くてGOOD。敵方視点は主人公が際立ちます。
ただ、この巻で終わらせるためか、最後は後腐れのない自然災害が炸裂。
お互いに協力できる環境はできたけれど、唐突感はありました。敵もいなくなって普通に終わるかと思ったら最後になんか動き出して……って言うのは、ワシとしては要らんかった気がしますが、直前のケリンとミントのあたりまでは良い感じでした。
このシリーズを読んで、ある程度技術が遅れている時代設定で、技術革新で勝ってく話は面白いと知りました。