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 大英博物館はイギリスのロンドンにある大きな博物館である。その収蔵物も有名なものが多い。

 写真はすべて1997年に訪問したときのもの。ネガが紛失していたのだが、未整理の束から写真を発見してスキャンしておいた。古ぼけたり色あせたりしているものもあるが、ご勘弁頂きたい。

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エジプトのミイラや副葬品などのコレクション。
これ以外にもたくさんある。

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 これもエジプトのもの。なんだったかは忘れてしまった。

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 エジプトのものばかりではない。ギリシャやローマ、ミケーネ文明などヨーロッパの古代文明の展示も多くある。写真はパルテノン神殿の彫刻だったと思う。

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 もちろんアジアのものも多数展示されている。


 大英博物館は略奪博物館などと揶揄されることもある。実際に行った私自身もそう思ったものだ。
 世界中から掻き集めたのはすごいことだが、これらは略奪や盗掘などで非合法に集められたもの、あるいは一応は合法だがその文化財的価値があまり知られていないうちに、詐欺まがいの手法や経済がグローバル化していない時代に強国の経済力に任せて買い上げてきたものなども多数含まれる。

 21世紀に入る頃より、こういった文化財に対して返還運動が高まっていたと思う。上記写真は20年も前のものであるし、中には実際に返還されたものもあるかも知れない。強奪された国の宝である文化財を返してくれ、という理屈はよくわかる。

 ただし、今となっては法的な所有権は博物館側にある、という主張も理解できなくはない。私はどちらが正しいなどと言うつもりもない。歴史は事実でしかなくて、善悪は当時あるいは後世のそれぞれの時代の世相や倫理観を基準として判断しているだけだろうと思っている。

 だからというわけではないが、大英博物館が世界中から掻き集めたことの善悪はともかく、実際に世界中のたくさんの貴重な文化財が展示されていることは事実である。中はあまりにも広いし、日本で言うところのいわゆる国宝や重要文化財クラスの珍品がズラズラと並んでいるのだから、普通に見て回ったら1日では到底足りない。非常に好奇心が旺盛な人でも満足させられること請け合いの博物館だと思う。

 『泥棒博物館には絶対行きたくないんだ』と仰る方以外は、是非人生で一度は訪れたほうが良いと思える場所だ。いや、できるならば何度となく行きたいものではあるが。

【写真】1997年8月
【文章】2017年12月
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