漫画家 橋本孤蔵blog “孤蔵の仕事”

漫画家“ 橋本孤蔵 ”の仕事と趣味の世界です。                                     代表作「江戸前鮨職人・きららの仕事」                                          「渡り職人残侠伝・慶太の味」(原作/早川光)集英社。                             現在、「鬼役」(原作/坂岡真)コミック乱・ツインズ(リード社)にて連載中!

レコード放出

コレクターの性(サガ)として、セールで客が小脇に抱えたレコードも気になりますが、いったいどんなアルバムを買い取りに出してるのかも気にかかるののでは?

てな訳で今回、棚からはじかれてダンボールに入れられたままのレコードを少しでも棚に入れてあげようと、ユニオンがレコード買取査定10%アップ期間だったので「レア盤だけど、もう聴かないな~」も含め52枚処分しました。
国内盤、フレッシュサウンド、輸入盤、以外にこんなアルバムの放出です。

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もはや10年に一度聴くかどうかで・・・放出です。

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興味のある方は聴いてみて下さい。僕には良さが分からずで・・・放出です。
ヨーロッパ盤のブームが来るずいぶん前に新宿ユニオンで安価で購入。ギズ有りだけど購入金額より高い買い取り金額でした。


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これも何度聴いても僕にはピントが合わずピンぼけ、相性合わずで・・・放出です。


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左・デンマークSONETオリジナル盤、右・ドイツTELEFUNKEN盤
これほど違うの?と思うくらい音が違います。優秀なドイツ盤を残し平凡なSONETオリジナル盤を放出。


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左のファースト・ジャケの方を残し、右を放出。


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その昔、レコファンだったかで1000円位で購入。インテリアとしてずっと壁に飾ってました。なかなか良い値で買い取られました。


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ジミー・ウッズのアルトは吹き方はハードだが線が細く軽い。
「CONFLICT」は、ジミー抜きのアルバムの方が良かったのでは?と思う程共演者が光ってます。

Carmell Jones - Trumpet
Jimmy Woods - Alto Saxophone
Harold Land - Tenor Saxophone
Andrew Hill - Piano
George Tucker - Bass
Elvin Jones - Drums
ただ、これからも聴き続ける愛聴盤か?と自問自答すると、答えは・・・放出です。


コレクションの贅肉を減らす意味でも原稿が上がったらもう少し処分しょうかなと、これらも検討中。
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作画中~


次号「コミック乱・ツインズ」表紙のラフです。
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カラーはこの大きさで描きました。
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白黒表紙の予定で描いてるので、本誌発売では白黒になってるかも知れません。


さて、今日のレコードはこれを。

Maurice Vander / Piano Jazz  VEGA V35 M721 10inch
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Maurice Vander (p) Benoit Quersin (b) Jacques David (ds)

少し前に15000円で購入しました。
コンディションは盤VG++~EX-で、ごく普通かな。

さて、この値段をどう見ればいいのか?
僕が実際に見たこのアルバムの最高値は、ノーマレコードから国内盤で再発された頃で大久保のヴィンテージマインで15万位だったと思います。目の前で、とある方が購入しました。
今や値段はその時の1/10・・・
ただ、内容からすれば現在の15000円は妥当のような気もします。
オリジナル盤の音がずば抜けて良いわけでもなく、再発よりはガチっとした音だけどこれは国内盤でも十分かも知れません。
とは言え、目の前にこのアルバムが15000円で現れれば、15万を知る者としてはそりゃ買いますよね。

高価過ぎると針を落とすのに少し神経を使うけど、15000円だとおしげなく針を落として楽しめます。

音数の多いピアノだけど、空間を音で埋めつくそうとするその若さ溢れるピアノは好感が持てます。

オリジナル盤と国内盤
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カッコ良いアルバムは・・・

昨日はまだアシスタントがいない一人仕事だったので、これらを取り出し聴いてました。
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仕事をしながら聴いていると仕事に集中して聴いてるのか聴いてないのかあいまいになるが、しっかり膝が揺れ、体が揺れ、無意識にスイングに反応しちゃうのがパシフィック・ジャズの良さだろう。
パシフィック盤は強烈にスイングするアルバムが多々あるレーベルだと僕は思ってます。

Bill Perkins / ON STAGE  Pacific Jazz 1221
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これはなぜか中古で出回る確率が多いように感じるアルバムです。
ジャケのカッコ良さで手に入れるが、結果いつしか手放すリストに上がり放出されてしまう・・・そんなアルバムに感じてなりません。
放出理由のひとつに、美品じゃないということがあるのではないだろうか。
ジャケにテープやスレ、盤に傷、ジャケの退色~と色々あるが、中古で出回るこのアルバムはいつもどこかに難があるような気がします。

ボロボロでも愛着のあるアルバムもあるけど、僕の持論として“ カッコ良いアルバムはやっぱりカッコ良い状態で持ちたい ”ですね。

そこに到達できず「難あるし。もう、そろそろイイや」となり放出になるのでは。
僕のは幸いジャケ・盤とも極美品で、愛着もひとしおのアルバムとして棚に愛蔵されてます。
このアルバムもアレンジ主体と言われながら、気づけばしっかり身体が揺れちゃってました。


The Music From “ The James Dean Story ”
- featuring Chet Baker and Bud Shank  World Pacific Recorde P-2005
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これは、ご覧のような名手ばかり集めた贅沢なサントラです。
Chet Baker (tp)
Bud Shank (as,fl)
Charlie Mariano (as)
Herbie Steward (as)
Bill Holman (ts)
Richie Kamuca (ts)
Pepper Adams (bs)
Don Fagerquist (tp)

Milton Bernhart (tb)
Ray Linn(tp)

Claude Williamson (p)
Monty Budwig (b)
Mel Lewis (ds)
Mike Pacheco (bngo)

サントラと言っても効果音扱いでななく、一曲一曲ちゃんと独立した曲なのでジャズアルバムとして普通に聴ける僕の愛聴盤です。
さすがオリジナル盤は、音の隆起、音の造形が鮮やかで音が立体的です。
しかし、このアルバムもなぜかジャケが綺麗なのはあまり見ませんね。

近年、映画DVD付いた徳用サントラCDもリリースされており、DVDはリージョンフリーなので映画は普通に観れます。
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3.11

母校福島県立双葉高校がこの春で休校になり、テレビニュースでも特集として取り上げられたのをふたつばかり目にしました。
画面に映しだされた現在の母校の外観はグランドの雑草や手すりのサビは見れるものの、さほど朽ちた感じはなく記憶のままの姿でした。

ここに高校三年生の時の文化祭の催し物として文芸部&協力・園芸部(漬物同好会)が制作した一本の実写8ミリ映画があります。それをブルーレイDVDに焼き付けました。
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僕は園芸部(漬物同好会)だったのだけど映画には原作・監督で参加しました。

※園芸部とは文化祭に向けて校内の中庭で野菜を作り、お茶と漬物を提供してフリージャズの生演奏を聴かせるのを目的とした“園芸部を隠れ蓑にした
アバンギャルドな部でした。僕はトランペットで参加。

さて、映画の方ですが・・・上映時間約8分間のサイレントで
音楽はドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

こんな映画でした。

タイトル「不幸な少年」 主演・文芸部部長K君 撮影・ダブル佐藤T&S君
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オープニングは、不幸な少年が双高の図書室で幸福について書かれてる書物を漁り
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やがて幸福に書かれた本に埋もれて眠りに落ち・・・夢の中へ
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気がつくとそこは他人の夢の中!
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他人の夢の中に迷い込んだ少年はやっぱり不幸だった

そこで不幸な少年は自分の夢を探し行くことにした
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途中、一台の車に命を狙われたりして
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逃げ込んだ公衆便所で、自分の夢を無くした迷子に夢の在処を教えてくれるという張り紙を目にする
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そこに書かれていた電話番号にかけてみると
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丈六公園の展望台へ行けとの指示が
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少年は全速力で向かった
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公園の坂を一気に駆け上がり、走る走る
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たくさん走らせました(走るって青春だよな!)

展望台に辿り着くと
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そこには・・・
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もう一人の自分が!?
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「ここはもう君の夢の中さ、ふたりいたっておかしくないだろう」
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「僕の夢・・・

そうか僕の夢に戻ってこれたんだ」
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で、図書室で目覚める
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図書室から出ると
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天井から大量の水が・・・!
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でも迷子の夢から現実に戻った少年には、
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現実の不幸はすでに幸福な出来事になっていたのでした
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不孝な少年が幸福をみつけた所で話は終わる
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と、まぁこんな内容なのですが、実はこの映画は制作する前に予算で購入した8ミリフィルムをどうでもいい遊びの撮影で散々使ってしまい残り20分位しかフィルムが無く、それで無理やり話を作り、ほぼ1テイクの撮影で撮り上げたと記憶してます。

今となっては双葉高校、双葉町内、浪江町の丈六公園での撮影は良い想い出です。


ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」

 



もう3月かあ~

昨日「鬼役」原稿が上がりました。
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最後の一週間はアシスタントも入り缶詰に。
体を横たえて寝ることも無くひたすらイスに座り続け、昨夜は一週間振りに横になってベットで就寝。う~ん、布団が冷たくて重かった。

以前は、缶詰中でも気晴らしにブログも書けてたが今は余裕もなく、24時間絵を描くだけの生命体になってます。

今日は、机周りの掃除をしながらこれを聴いてました。
共に若い頃からの30年来の愛聴盤。

Mike Cuozzo / Mighty Mike    SAVOY MG12051
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何を隠そう、ペンネームの「孤蔵」には
幾つかの由来があるのだけど、そのひとつにこのマイク・コゾーがありました。
人に由来を聞かれた際に、ジャズプレイヤーにマイク・コゾーと言う好きなテナーマンがいてその人の名から~と言えば話が早いので使わせてもらってます。
他の意味合いもあるのですが、
ペンネームを決めた頃にこのアルバムを聴いていたのも事実なので、孤蔵(COZOH)はマイク・コゾー(CUOZZO)から、と言うことで。

Benny Carter / Swing' The '20s     CONTEMPORARY S7561
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実は数あるベニー・カーターのアルバムの中でもこれが一番好きなアルバムなんです。最近も綺麗なのをみかけ買ってしまい気づけば2枚所有してます。
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種をあかせばノーマン・グランツのアルバムの中にも好きなのはありますが、三つ子の魂百までと言うように、ベニー・カーターを意識して初めて聴いたのがこれで「いいなあ~」と思ったファーストインパクトが続いてるのです。
このアルバムはロイ・デュナンの録音も良いですしね。


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