漫画家 橋本孤蔵blog “孤蔵の仕事”

漫画家“ 橋本孤蔵 ”の仕事と趣味の世界です。                                     代表作「江戸前鮨職人・きららの仕事」                                          「渡り職人残侠伝・慶太の味」(原作/早川光)集英社。                             現在、「鬼役」(原作/坂岡真)コミック乱・ツインズ(リード社)にて連載中!

描き直し

僕は描い直しをよくやります。
当たり前じゃないかと思われるが〆切りまでの時間に追われ、直したくてもよほどの間違いとかじゃない限り、最後に時間があれば、単行本の時に、と後回しにして作業を進めるのが効率のいいやり方です。
でも気になるととことん気になり、ついつい手を止め描き直しをしちゃうのでホント効率が悪い漫画家です。
実は前回のブログに載せた表紙カラーも首から上を描き直してました。
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キャラクターの直し以外にも、アシスタントの描いた背景でも何らかの書き足しや、処理、修正、描き込みをすべてに加えています。
以前は今ほどアシの背景に手を入れてなかったのだけど、今は容赦なく手を入れてます。
アシスタント経験のある僕には、描いた絵を修正されるのが気分の良いものではない事は分かっていても、申し訳ないがバンバン修正させてもらってます。
他にも描いてもらった背景がイメージと違ったり、稚拙だったりすると丸々ボツにして、僕が全部書き直すこともあり、例えば今手元にあるこの茶屋は僕が描き直した背景です。

描き直し
oniyaku○
ボツ
oniyaku☓

毎回、背景の処理ばかりに手を入れ過ぎてキャラの下書きペン入れが進まず、「背景は大丈夫です。キャラを進めて下さい!」と、編集者から泣きが入るのだが、これが分かっちゃいるけど直しはやめられない。

水木しげる先生のこんな話を聞いた事がありました。
臨時に呼んだアシスタントに単独背景を描いてもらい、そのアシスタントが仕事を終え水木先生が「ありがとう」と声をかけ帰った直後、背景を丸めてゴミ箱に捨てた。と言う話です。
同感します。お願いして描いてもらった以上アシスト料は払うけど、ボツにする場合もあるです。

漫画家稼業、こうして僕もまた背景を描くために睡眠時間を削るのでありました。





Eric Dolphy In Europe / debut-136

毎日やることが何かしらあって気づけば更新してなかったなぁ。

今は次号の「鬼役」が、表紙&巻頭カラーなので色塗りの最中です。
相変わらずのパソコンなど使わず全てひとりでの手塗り作業をしてます。
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5枚を2日間で色塗り上げるのはしんどい~

で、朝棚から取り出し聴いてたのはオリジナル盤の debut ドルフィー。
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ホントは夜中に聴きたかったのだけど、ヘッドホンで聴くには音圧が高くベースがボコボコしてしまい不向きなのでスピーカーから音を出しても支障のない朝まで待って流しました。朝からヘヴィーと思われがちだが昼夜逆転の生活ゆえ、僕にはディナー気分でしょうか。
「HI-FLY」なんてドルフィーのフルートから唾きが飛び散り大変なディナーですけどね(笑)

しかし、いつみてもこのアルバムのジャケはカッコイイ!
ただ、このデンマークdebut盤のジャケは通常のLP規格より若干サイズが縦が5ミリ横が3ミリくらい小さいんですよね。レコードをジャケに収容することはないけど、入れようとすると内袋のサイズによってはジャケの中には入らない。
まあジャケが大きすぎて、通常のビニール袋に入らないよりはましか。ベルギーのLPで完全にデカ過ぎて入らない、なんてのもあるけど。

後は、こんなのも聴いてました。
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さてさて、色塗りを進めないとな~


晩夏にバルネを!

昨日「鬼役」原稿が上がりました。
“隠しとどめ(後編)”です。成長した元・狼取りの青年の運命やいかに...
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今回は仕事中に謎の咳に悩まされ〆切りが近づくにつれ悪化するばかりで、しまいには咳き込むとゴホゴホゴホホホ...息が吸えない!なのに身体は咳をしようと容赦ない。いやはや呼吸が出来ず一瞬「死」もよぎり、咳をする度にああ俺の人生もこれまでかと何度も思わされてました。まあ必死に呼吸を整え
何とかと今こうして生きてます。5日間の徹夜で寝てないのも問題なんだけどね。

で、原稿を上げたモウロウとした身体を引きずり朝一で病院に行ってきました。
結果、咳喘息だろうと診断され身体にシールのように貼る気管拡張薬とか漢方とか抗生物質とか色々と薬を処方されて、さすが市販の薬と違いこれが良く効き嘘のように楽になりました。

いや~そんな訳で、いくらオリジナル盤で持ってても死んだら聴けないんだからと身に沁みた昨夜は、我が人生の棺桶盤「仏RCA/バルネ・ウィラン」に針を落としました。
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なんでRCAバルネのオリジナル盤って、聴くたびにこんなにドキドキするんだろう。
このドキドキは恋心に近いかも。オリジナル盤を得て、今なお間違いなく “この盤に恋してるんだ” と改めて気付かされました。
ジャケは透明ボードにセロパックでくるんであるので、綺麗な写真は以前掲載したこちらをどうぞ→Happy New Year !


その後は、これらのアルバムを片面づつ聴いて就寝。
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ベニー・カーターは少し前のユニオンのセールで購入。
STEREO黒ラベルD2/D2、ジャケ・盤も新品のように綺麗で4000円+税でした。今やそんな値段なのかな。個人的には嬉しい戦利品でした。




クロード・ウィリアムソン追悼

先月の事ですが、7月16日にジャズピアニスト、クロード・ウィリアムソンが亡くなりました。
CLAUDE WILLIAMSON (4)
訃報を知った時すぐに追悼ブログを書こうと思たのですが、今回それは次号の「JAZZ PERSPECTIVE Vol.13」で追悼漫画という形で描くことになりました。
クロード・ウィリアムソンとは二度お会いしており、その想い出を含めた漫画にしようと思ってます。

で現在、クロード・ウィリアムソンの日々です。
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クロード・ウィリアムソンとの写真をちょっとだけ。

1991年9月。
インタープレイ・レコード、クロード・ウィリアムソン・トリオのレコーディング時、ロスのハリウッド・レコーディング・スタジオにて。
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        左・寺島靖国氏、中・孤蔵

1994年、夏。
日本でのチャリティ・コンサート来日の際、控室にて。

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CLAUDE WILLIAMSON (3)
        CLAUDE WILLIAMSON & DON PRELL




ナガオカ / アルジャント113

アナログ・レコードファンには必需品のレコードクリーナー。
そのクリーナーの中でも、このナガオカの「アルジャント113」こそ最良品だと勝手に思っています。
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なぜ113が最良か、言わずもがな
イタリア製のベルベットを使用してるという点ですね。113の生産が終了して、114→116→そして今は113に近づけた118が発売されています。
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118
113に近づいた感じはありますが触ると手に吸い付く感じはなくサラッとしていて、同様の事が盤面を拭いた時に言えます。
こうなると増々113の素晴らしさが際立ちます。
現在113は5個を所有。うち2個は新品未使用最近ヤフオフで立て続けに見つけて共に500円で落札してました。
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クリーナーの他には、下の静電気を取り除くこれら2つの除電ブラシも使用してます。
値が張るので買うのを躊躇しましたが、ディスクユニオンでアクセサリー10%OFFの際に購入。思った以上に除電できて重宝してます。
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SUPER EXSTATIC DISC CLEANER (スーパーエクスタティック・ディスククリーナー) クリーニングパッド+レコードブラシ
価格6,145円(Amazon価格)
※商品説明から
ベルベット素材のパッドと、カーボンファイバーの組み合わせにより効果的にレコード盤の溝の汚れ、ホコリ、静電気を取り除いてくれる。


アナログリラックス 除電ブラシ
価格6,264(Amazon価格)
※商品説明から
世の中のレコード用除電ブラシは「静電気」しか除去できません。「静電気」と「ほこり」を同時に除去できるのはアナログリラックス除電ブラシだけ!


そんなこんなで、今日はこのアルバムをターンテーブルへ。
音、存在感ともオリジナル盤で買って良かった~と思う1枚です。

Kenny Drew / Walkin & Talkin     Jazz West JWLP-4
Kenny Drew(p), Joe Maini(as.ts), Leroy Vinneger(b), Lawerence Marable(ds)
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後はもう少し
Joe Mainiが聴きたくなり、このCDから拾い聴きしてました。
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