2007年05月

2007年05月05日

念ずれば花ひらく

eb1dfa51.jpg「真民さんの作品展を開きたい!」「一人でも多くの人に知ってもらいたい!」そう強く念じたら、いろんな人がつながって、いろんな思いが結びついて、実現できた。

真民さんのことばに「ホントだぁ〜」ってうなづく場面が幾度となくあった。


*  **  ***  **  *

念ずれば花ひらく

念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたび
私の花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていった


『人生は深いえにしのふしぎな出会いだ』



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2007年05月04日

二度とない人生だから

15ef389f.JPE関連イベントとして、今日は地元の合唱団による、合唱組曲「二度とない人生だから」のミニコンサートがあった。

この合唱組曲は坂村真民さんの詩に、作曲家の鈴木憲夫さんが曲をつけたもので、平成14年に初演され、全国に感動の輪を広げている。(作曲の経緯は氏のHP参照

今日はこの曲を松山市を拠点に活動している女性合唱団「ひがしコーラス」のみなさんに披露してもらった。

展覧会場にしつらえた50席の椅子席はあっという間に埋まり、立ち見の人で溢れかえり、そのうち身動きさえできなくなった。

午後1時半開演。かねてよりレパートリーの一つとしてこの曲を歌ってきたひがしコーラスのみなさんも、真民さんの作品に囲まれて歌うのは初めて。

会場に満ち満ちた、真民さんのことだまが、メロディーにのってゆっくりと漂い始めたのが「見えた」気がした。

なぜか、涙がこぼれた。この感動的な時間がいつまでもいつまでも続いて欲しい。心の底からそう願った。

帰り際、会場を後にする人たちが幾人も声をかけてくれた。「素敵な企画を本当にありがとう」。

一月足らずの準備期間で、無理を承知の企画だったけれど、「やってよかったね、カズキ!」

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二度とない人生だから

4811e5c1.JPE二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛をそそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳をかたむけてゆこう

二度とない人生だから
一匹のこおろぎでも
ふみころさないようにこころしてゆこう
どんなにかよろこぶことだろう

二度とない人生だから
一ぺんでも多く便りをしよう
返事はかならず
書くことにしよう

二度とない人生だから
まず一番身近な者たちに
できるだけのことをしよう
貧しいけれど
こころ豊かに接してゆこう

二度とない人生だから
つゆくさのつゆにも
めぐりあいのふしぎを思い
足をとどめてみつめてゆこう

二度とない人生だから
のぼる日 沈む日
まるい月 かけてゆく月
四季それぞれの
星星の光にふれて
わが心を洗いきよめてゆこう

二度とない人生だから
戦争のない世の実現に努力し
そういう詩を
一篇でも多く作ってゆこう
わたしが死んだらあとをついでくれる
若い人たちのために
この大願を書きつづけてゆこう

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2007年05月03日

本気

41a8a699.JPE命のことだま展には予想をはるかに超える大勢の人が来てくれた。
若い人も、大勢来てくれた。
いろんな反応があった。
ぐる〜っと会場を見渡して、スグに立ち去る人。
一つひとつに食い入るように見入る人。
そして、彼も。
茶髪に短パン。イマドキの若者・・・。
彼の眼が釘付けになった詩。

*  **  ***  **  *

本気

本気になると
世界が変わってくる
自分が変わってくる
変わってこなかったら
まだ本気になってない証拠だ
本気な恋
本気な仕事
ああ
人間一度
こいつを
つかまんことには


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2007年05月02日

タンポポ魂

dd3cd5e3.JPE今回の展覧会で紹介している作品をはじめ、真民さんの詩や言葉を少しずつ掲載していきます。

*  **  ***  **  *

タンポポ魂

踏みにじられても
食いちぎられても
死にもしない
枯れもしない
その根強さ
そしてつねに
太陽に向かって咲く
その明るさ
わたしはそれを
わたしの魂とする



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2007年05月01日

坂村真民 命のことだま展

10710d95.JPEかねてから温めていた企画をいよいよ形にするときがやってきた。祈りの詩人、坂村真民(しんみん)さんの作品展。真民さんは「念ずれば花ひらく」「二度とない人生だから」などの詩作をはじめ、愛媛県の農林水産物キャッチコピー「愛媛産には、愛がある。」の揮毫でも知られる詩人。2006年12月に97歳で他界する直前まで地球の平安と人類の幸福を祈りながら詩作に励んだ真民さん。その偉業を県内外の一人でも多くの方に知っていただきたく、場所は大改装を終えたばかりの萬翠荘に決めた。目と鼻の先には4月28日にオープンしたばかりの「坂の上の雲ミュージアム」がある。ゴールデンウィーク中、ミュージアムや松山城周辺の観光に訪れた人が、たまたま足を踏み入れた萬翠荘で真民さんの作品に出会う。真民さんのことをすでに知っている人はさておき、まだ知らない人たちに、一篇の詩やことばとの出会いがその人の人生を変えるという奇跡があることを知って欲しかったのだ。今回、ご遺族の協力の下、初公開となる大型作品を含む直筆詩書およそ30点を展示紹介。

日時: 2007年5月1日(火)〜6日(日)
     午前10時〜午後6時   入場無料 
会場: 愛媛県美術館分館 萬翠荘
主催: まちづくりNPO イケメン連
協力: 開花亭・螢ぅ淵潺魁璽櫂譟璽轡腑鵝Γ叩S・トエビス

●坂村真民さんプロフィール●
1909年(明治42)1月6日熊本県荒尾市に生まれ、玉名市で育つ。本名昂(たかし)。
8歳のときに小学校の校長をしていた父親の急逝によりどん底の生活に落ちる。5人兄弟の長男として母親を助け、幾多の困難と立ち向かい、甘えを許さぬ一徹さを身につける。昭和6年、神宮皇學館(現・皇學館大学)を卒業。25歳のとき、朝鮮にて教職につき、36歳、全州師範学校勤務中に終戦を迎える。昭和21年から愛媛県で高校の国語教師を勤め、65歳で退職。以後、詩作に専念する。初めは短歌を志し、昭和12年『与謝野寛評伝』を著している。四国に移住後、一遍上人の信仰に随順して仏教精神を基調とした詩の創作に転じる。昭和37年、月刊詩誌『誌国(しこく)』を創刊、以後一回も休むことなく毎月発刊し、1200部の無償配布を続けた。平成16年2月『詩国』第500号をもって終刊。以後は『鳩寿(きゅうじゅ)』と改題。また、毎月第一日曜日には砥部(とべ)町にある「朴庵(ほうあん)」にて例会を開き、全国から100名を越す参加者を前に人生をいかに生きるべきかを説き続けた。
平成18年12月11日永眠(享年97)。
分かりやすくて、深く掘り下げられた詩は、幼稚園児から財界人まで、年齢、職業を問わず幅広く愛唱され、その生き方とあわせて、「人生の師」と仰ぐ人が多い。詩の愛好者によって建てられる「念ずれば花ひらく」などの真民詩碑は日本全国47都道府県に分布し、その数は海外の36基と合わせ現在730余基を数える。1974年愛媛新聞賞、1980年正力松太郎賞、1989年愛媛県教育文化賞、1991年仏教伝道文化賞、1999年愛媛県功労賞、2003年熊本県近代文化功労者賞の各賞を受賞。主な著書に『坂村真民全詩集』全7巻、『念ずれば花ひらく』『二度とない人生だから』『宇宙のまなざし』などがある。平成18年12月『坂村真民一日一言(いちげん)』発行。

●関連イベント 合唱組曲『二度とない人生だから』披露●  
5月4日(金)午後1時30分〜
平成14年に初演され全国に感動の輪を広げている合唱組曲『二度とない人生だから』(詩・坂村真民 曲・鈴木憲夫)を松山市を拠点に活動している女声合唱団「ひがしコーラス」のメンバーが歌います。


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