May 27, 2016

20160528hotroom 沖縄で元米兵による性暴力事件が起きました。被害者は亡くなってしまいましたが、もし生きていたら、今のように報道されていたかどうか分かりません。報道されなければ誰も知り得ないわけですが、しかし被害体験をさらされるというのは二次被害に等しいものです。そして、報道しないことで利益を得るのは加害者であり、世間は「性暴力事件なんて起きてるの?」といつまでも他人事のままです。

20160528hotroom02 このジレンマの中で、記者たちは苦悩し格闘していることでしょう。そんな現役記者の一人、中国新聞の久保友美恵さんを講師に招いて、NPO法人ホッとるーむふくやまが講演会「記者は見た!性暴力被害者支援の現状」を開催します。福山の性暴力事件も取材してきた久保さんに、性暴力の実態と被害者支援の現状をお聞きし、私たちには何ができるか一緒に考えてみましょう。


NPO法人ホッとるーむふくやま2016総会記念講演会
記者は見た!性暴力被害者支援の現状

  見えにくいけれど、実は身近にも起きている性暴力被害。広島県でも被害者支援の取り組みが始まりつつあります。久保さんのお話を通じて、私たちに何ができるかを一緒に考えてみませんか。

  • 日時2016年5月28日(土)14:30〜
  • 会場福山市男女共同参画センター イコールふくやま
     住所:福山市西町1-1-1リムふくやま地下2F
  • 講師久保 友美恵さん(中国新聞記者)
  • 参加費500円
  • 主催・お問合せ:NPO法人ホッとるーむふくやま
     TEL:080-3127-4375
     HP:http://ww52.tiki.ne.jp/~soseisha/hotroom/
  • 共催:性暴力被害者支援ネットワーク・はるねっと
  • 後援:中国新聞社


sakatakouei at 17:24 
行事案内 | DV・ジェンダー・子ども

May 26, 2016

 伊勢志摩サミットが始まりました。サミット自体の形骸化やイベント化、異常な警備強化など、いろいろと問題点はありそうですが、各国首脳が直接会話をするということ自体は私は意義があると思っています。願わくば、英語能力は低いがプライドだけは高い安倍首相も、首脳たちの会話に加わってほしいところです。

 さて、このサミットの流れで、27日にオバマ大統領が広島にやってきます。何はともあれ、核廃絶にそれなりの思い入れを持っているだろうオバマさんが広島に来ることを、私は歓迎します。

 このオバマ氏広島訪問に対し、被爆者への謝罪を求める声があちこちから上がっています。

 安倍首相は「謝罪は求めない」と断言しました。まぁ、そりゃそうでしょう。宗主国様に謝罪を求めるなんて、植民地の分際ではおこがましいと思うでしょうから。加えて、慰安婦問題で謝らない日本が他国に謝れなんて言えません。さらに、謝罪を求めたからってすんなり大統領がそうするほどアメリカ世論は成熟していません。

 とはいえ、オバマ氏の広島訪問が、被爆者や被爆2世3世、そして日本中からの「謝罪せよ」の叫びの中で行われる意義は大きいと私は思います。

 謝罪は求めないほうがいいという意見の中には、「広島・長崎の反核運動は謝罪を求めなかったから世界に共感を得た」というものもあります。うーん、そうなんだろうか。例えばナチスのホロコーストは、ユダヤ人が謝罪を求めたために普遍性を持たなかったといえるだろうか。沖縄のレイプ被害者が元米兵に謝罪を求めたら、共感は得られないということなのか。私にはそうは思えません。

 むしろ、加害行為を明確にし、被害者への謝罪をさせることこそ、次なる被害を防ぐ最低限の第一歩という気がしてなりません。

 ジャーナリストの守田敏也さんは、ブログ「明日に向けて」でこう書いています。

本日26日より伊勢志摩サミットが始まりました。各国首脳が来日しており、明日27日にオバマ大統領が広島を訪問することが伝えられています。
しかし被爆者への謝罪をしないという。理由はアメリカの世論に原爆投下を正当化する声が多いからとのことですが、何を言っているのだか。そもそもその世論を作り、原爆投下を肯定して核戦略を維持してきたものこそアメリカ政府なのです。
世論が先にあったのではありません。長年にわたって自国民・住民をも騙し、核実験を繰り返し、実はアメリカ国民・住民をも何度も深刻に被曝させてきているのがアメリカ政府です。
そのアメリカ政府が広島・長崎への原爆投下を謝罪してこそ、日本だけでなく、あるいは広島・長崎だけでなく、世界中に広がっているさまざまなヒバクシャを救済する道を切り開くことができます。
核実験による膨大な被害者、ウラン鉱採掘の被害者、核兵器製造工場事故の被害者、そして原発事故の被害者。確認すべきことは私たちの誰もがそのうちのいずれかだということです。
だからこそ、アメリカ政府に謝らせなくてはいけない。謝罪抜きの「悼みの演出」など許してはなりません。いわんや戦争も侵略も肯定している安倍首相がこのセレモニーを選挙に利用することもまったく許すことはできません。

 この守田さんと私も同意見です。オバマ氏はたぶんどうやったって謝らないでしょう。しかし、ご本人には酷かもしれませんが、どうかオバマ氏の祈りの言葉が「謝罪せよ」の叫び声でかき消されますように。なぜならそれが、核廃絶の実現のためにどうしても必要なことだからです。



sakatakouei at 15:54 
さかたこうえいの「時々通信」 | 反戦・平和

May 25, 2016

2016bellen 緑の党の国家元首が誕生しました。オーストリアの大統領選挙で決選投票があり、緑の党の元党首アレクサンドル・ファン・デア・ベレン氏が、1回目の投票でトップだった極右政党「自由党」のホーファー候補を破って当選しました。その得票率は50.3%対49.7%ですから、かなりの僅差だったことがうかがえます。

 今回の大統領選挙では難民問題がクローズアップされました。ホーファー氏は、難民や移民に対して厳しい言葉を浴びせ、一次投票ではトップに躍り出ました。これに危機感を持った人々が、「戦略的投票」でファン・デア・ベレン氏に票を集め、「極右大統領」の誕生をなんとか阻止したわけです。

 ファン・デア・ベレン氏は経済学者。選挙戦では「国家主義の狂気が第2次世界大戦でオーストリアを壊滅させた。その瓦礫の中からの復活を私は経験してきた」と語ったといいます。強硬で威勢のいい発言を繰り返す極右候補に対し、穏やかで理知的なファン・デア・ベレン氏は対照的な人物だったようです。

 オーストリアでは、社会民主党と国民党の二大政党に人々の不満が高まっており、近年の大連立でそれが加速しました。そこに移民・難民問題が起き、自由党の台頭を許しました。自由党はかつてナチス・ドイツを賛美するハイダー氏が党首となり躍進。その後も勢力を維持し、今回の大統領選挙も一時はホーファー氏がかなりの差をつけてリードしていましたが、オーストリアの有権者はぎりぎりで踏みとどまったわけです。

 振り返って日本では、極右政党が台頭するということはないのでしょうか。いやいや、台頭どころか、すでに巨大与党として君臨しているではありませんか。二大政党が機能しなくなるというのも日本と同じです。オーストリアのように、極右政党に対抗できるだけの緑の党を日本でも育てていきたいものです。



sakatakouei at 17:43 
さかたこうえいの「時々通信」 | 政治・社会

May 24, 2016

20160610yuasasan 4月16日に始まった熊本の地震は、いまだに揺れています。次の揺れがわずかでも家や土砂が崩れるのではないかと、今も避難所や車中での宿泊を続ける人々がいます。こんなに長期にわたって人々を不安にさせ続ける地震は、近年あまりなかったように思います。

 さて、今回の地震で特異だったのは、鹿児島の川内原発を止めようとしない政府の行動でした。なぜ止めないのか。その理由の一つは、「川内原発が危ないとなれば、伊方原発はもっと危ない」ということが浮き彫りになってしまうからだと私はにらんでいます。というのは、この地震の震源は中央構造線の上で続いており、愛媛県の伊方原発は同じ中央構造線の上に建っているためです。

 政府は伊方原発を夏には再稼働させたいと考えているようです。そんなことをして大丈夫なのか? 伊方原発が事故を起こしたら、瀬戸内海はどうなるのか? 海の専門家、湯浅一郎さんにお聞きしましょう。


中央構造線が危ない!
湯浅一郎さん講演会
伊方原発立地の不適切さを浮き彫りにしている熊本地震

  • 日時2016年6月10日(金)18:30〜20:30
  • 場所尾道市立中央図書館
     住所:尾道市東久保4-1
  • 講師湯浅一郎さん(ピース・デポ副代表、環瀬戸内海会議副代表、専門は海洋物理学・沿岸海洋環境学)
  • 資料代500円
  • 共催:フクシマから考える一歩の会、九条の会・おのみち、栗原草の根憲法9条の会
     TEL:090-2002-8667(小林)


sakatakouei at 14:16 
行事案内 | 環境

May 23, 2016

 数字のほうが伝わるという人もいると思うので、今日はいくつか数字を紹介します(出所は沖縄県ホームページ、防衛省、琉球新報、沖縄タイムス、前泊博盛さん講演録など)。

  • 日本の国土面積における沖縄県の割合は0.6%。ここに、在日米軍専用施設面積の約74%が集中している。
  • 米軍基地は、県土面積の約10%を占めている。とりわけ人口や産業の集積する沖縄本島においては約18%を占めている。
  • 沖縄米軍基地の施設数は33、施設面積は23,098ha、軍人は25,843人、軍属は1,994人、それに家族19,463人が滞在している。
  • 沖縄周辺には、28カ所の水域と20カ所の空域が米軍の訓練区域として設定されており、陸地だけでなく海、空の使用が制限されている。その中には、赤尾嶼射爆撃場、黄尾嶼射爆撃場など尖閣諸島の演習場もある。
  • 沖縄の米軍人等による事件・事故は年間約1,000件。例えば、2005年は1,012件(同年北海道3件、東北178件、北関東144件、南関東334件、近畿0件、中国・四国50件、九州34件)。
  • okinawajiken沖縄県警によると、本土復帰後の1972年〜2014年までの米軍人・軍属とその家族による刑法犯罪の検挙件数は、5,862件。そのうち、殺人・強盗・放火・強姦の凶悪事件は571件で、737人が検挙された。米兵に民間人が殺害される事件は12件。強姦事件は未遂を含め、検挙されただけで129件(主な事件は年表を参照=沖縄タイムスより)。
  • 沖縄県民総所得のうち、軍関係の受け取りは5.3%。普天間基地の場合、基地1haあたりの収入が2,153万円に対し、基地外1haあたりの収入は8,347万円で、基地と基地外の収入の差は約4倍。
  • 基地返還前と返還後の経済効果の差は、予定地も含めて約18倍(返還前501億円→返還後8900億円)。このうち、例えば那覇新都心地区(返還済み)は52億円→1,634億円、桑江・北前地区(返還済み)は3億円→336億円、普天間飛行場(返還予定)は120億円→3,866億円、那覇軍港(返還予定)は30億円→1,076億円
  • 基地返還前と返還後の雇用者数の増加も絶大。うるま市「天願通信所」の雇用者数は、返還前と返還後で4人→2,936人。沖縄市「泡瀬通信施設」は28人→7,209人。読谷村「ボローポイント射爆撃場」は44人→298人。宜野湾市「キャンプ・マーシー」は77人→2,647人
  • 米軍の駐留経費の負担額は、ドイツ約1955億円(32.6%)、韓国約1054億円(40%)、イギリス約299億円(27.1%)に対し、日本は約5514億円74.5%)。

 米軍基地は、沖縄の人々の平和と安全を脅かしているだけでなく、経済や雇用の足かせにもなっているということです。



sakatakouei at 11:02 
さかたこうえいの「時々通信」 | 政治・社会

May 22, 2016

 理性的な言説ではどうやったって伝わらない人もいるようですので、あえてこういう言い方をする必要もあるのかなと。

 元米兵が日本人女性を性的暴行し殺害しました。これに憤りや悲しみを感じない日本人は反日非国民です。どうぞ日本から出て行ってください。

 米軍基地は日本の国益に反しています。いや、米軍基地は日本の独立を阻害しています。この期に及んで、米軍基地を日本に置き続けようとしている日本の政治家・官僚は、日本の国土をアメリカに売り渡そうとする売国奴です。

 この事件に憤りや悲しみを感じない日本人は、日本に対する愛国心が欠如しているのではないでしょうか。同胞が傷つけられたのです。そのことに痛みを感じない人に、日本人としての誇りはないのか、尊厳はないのかと思います。

 沖縄の人々は憤り、悲しんでいます。それは、彼らに琉球の民としての誇りと尊厳があるからです。私は彼らをうらやましいと思います。彼らのように、私もヤマトの民として誇りと尊厳を持ちたい。ヤマトを愛し、ヤマトの民の痛みに寄り添いたい。

 米軍は日本から出て行ってください。次に日本に来るときは、どうぞ米軍の肩書と武器を捨てていらっしゃい。観光客として、ビジネスパーソンとして、あるいは日本を選んでやってくる移住者としてなら、私たち日本人は快くあなたを迎え入れます。めんそーれ



sakatakouei at 13:03 
さかたこうえいの「時々通信」 | 政治・社会

May 21, 2016

tokyo2020 そもそもは「汚染水は完全にブロックされている」という安倍首相の世紀の大嘘からすべてが始まったことを思い出しましょう。その後のエンブレム騒動新国立競技場のすったもんだ、新・新国立競技場の聖火台つけ忘れときて、今度は裏金・汚職問題です。東京オリンピックは本当に開催できるのか? いや、開催すべきなのか? いやいや、開催して何かいいことがあるのか? そんな疑問は増すばかりです。

 コンサルタントに多額のお金を払うというのは確かに「ありふれた大問題」ですが、社会保障や子育て支援のような支出には目くじらを立てるのに、オリンピックとなれば何でも許されるのでしょうか。東京誘致の真の狙いは、広告会社や土建業者へのバラマキだったのではないかと勘ぐってしまいます。

 スポーツの裏事情に詳しい友人はこう言っていました。「日本ラグビー協会名誉会長だった森喜朗元総理は最初、ラグビーのワールドカップのメイン会場にしたいがために、国立競技場の巨大建て替え計画を進めたんだ」。つまり、オリンピックというより、ラグビーW杯のために新国立競技場を造ろうとしたというのです。しかし、莫大な予算の膨張に批判が出て計画はいったん頓挫。A案だB案だとやっている間に、ラグビーW杯には間に合わなくなってしまい、森さんは完全にやる気を失ったとか。なるほど、ありえますね。

 また、別の友人はボート競技の会場についての問題を指摘します。これについては、「なぜ建設は強行されるのか?明確な説明のないまま突き進む東京五輪『海の森水上競技場』」に詳しく書かれていますが、友人は特に「海上で行えば、塩分で船や器具がさびて使えなくなってしまう」と言っていました。埼玉にはすでに淡水の競技場があることも知られています。7倍も増えた建設費や、選手たちの反対の声を考えれば、なぜ新会場建設に固執するのかと怒りを覚えます。

 一事が万事これです。お金の使い方もおかしければ、それをマネジメントするのも森さんやあの舛添都知事かと思うと、もはや本気で東京オリンピックの成功を考えている人など誰もいないのではないか、という気がしてきます。

 そろそろ誰かがはっきり言ってもいいのではないでしょうか。「東京オリンピックなんてやめちまえ!」と。開催目前のリオデジャネイロは、すでに五輪不況で国内が混乱していますよ。撤退するなら早いにこしたことはありません。



sakatakouei at 20:48 
さかたこうえいの「時々通信」 | 政治・社会
「蒼生舎」(そうせいしゃ)とは?
■「蒼生舎」は、市民活動・まちづくりを支援する市民SOHOです。

■「蒼生舎」は、広島県福山市を拠点に事業を展開しています。

■「蒼生舎」へのご連絡は、下記までメールをください。
 Eメール: soseisha@mx52.tiki.ne.jp
ギャラリー
  • 5/28(土)中国新聞の現役記者に聞く「性暴力被害者支援の現状」@福山
  • 5/28(土)中国新聞の現役記者に聞く「性暴力被害者支援の現状」@福山
  • オーストリアで緑の党の大統領が誕生
  • 6/10(金)熊本地震と伊方原発の講演会@尾道
  • 沖縄の人々の平和と安全、経済と雇用について
  • 東京オリンピックはやめちまおう
  • 6/5(日)Ryo-hey新アルバムリリースライブ「新月ノ夕ベ 奏デ語リテ想イニフケレバ」@鞆の浦
  • 6/5(日)全国総がかり大行動in福山
  • 5/28(土)ピースフェスタ三次2016
  • 辺野古の海を瀬戸内海の土砂で埋め立てないで
  • 『星籠の海』6/4ロードショー
  • ともかくもオバマ大統領が広島を訪れるということを私は歓迎します
  • 5/20(金)〜22(日)ブギーバンズ10周年記念パーティ
  • 小林節先生が新党
  • 5/22(日)「平和大好き!!」橋本美香ライブ&トーク@三次
QRコード
QRコード
livedoor プロフィール