March 2017

March 30, 2017

GG2017 緑の党の世界大会である「グローバル・グリーンズ2017」が、イギリスのリバプールで開幕します。世界90か国で活躍する緑の党の仲間たちが一堂に会し、3月30日〜4月2日の4日間にわたって、揺れ動く世界情勢とその中での緑の党の役割について語り合います。

 緑の党グリーンズジャパンからも、共同代表の長谷川羽衣子さん長谷川平和さん、コスタリカ研究家の足立力也さんら、主要メンバーや若手が多数参加します。私も行きたかったなぁ〜!!(心の声) まぁ、もう少し外国語ができたらいいんですけどね。

 注目は、先日の総選挙で大躍進したオランダ緑の党。極右ポピュリズムに対抗できる政治勢力として、緑の党がどのような役割を発揮できるのかが気になるところです。日本からは、3月31日で切れてしまう福島避難者住宅支援をはじめとする核とエネルギーについての問題提起があります。有意義な議論が行われることを期待しつつ、日本からその行方を見守りたいと思います。

*緑の党グリーンズジャパン該当ページ
 http://greens.gr.jp/world-news/19225/



sakatakouei at 16:35 
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March 29, 2017

 安倍晋三記念小学校問題もとい森友学園問題でにわかに話題の日本語となった「忖度」(そんたく)。辞書で調べると、「他人の心を推し量ること」とあります。

 安倍首相は「忖度の働く余地は全くなかった」と言っていますが、それはいかにも非現実な話です。先日も国会答弁で「忖度をするので、忖度をするので… 忖度をするのであれば、私の地元の陳情全て通る」としどろもどろでした。そんな安倍首相を、松井一郎大阪府知事は「忖度はあったと認めるべきだ」と批判しています。

 ですがその松井知事も、「いい忖度と悪い忖度がある」と言いながら、その仕分けの定義は説明していません。「いい忖度」って何ですか?なんて、たぶん説明できないでしょう。その場で適当に言っているので仕方ありません。

 そもそも、程度の差こそあれ、「タテ社会」である日本では多少の忖度はつきものです。家庭では家族に対して忖度し、職場では上司に対して忖度し、地域社会では世間の空気を忖度します。

 逆に「忖度しない」とは、どんな状況でしょうか? 誰かの心中を推し量るのではなく、決められたルールや慣例、あるいは自分自身の意見や見立てに基づいて、合理的に判断するということでしょうか。なんとなく欧米的な組織をイメージしますね。

 例えば今回の森友学園の土地取得問題。もし「忖度がなかった」というなら、どういうことが考えられるのか。1つは、担当官僚がルールや前例に基づいて金額を判断したという場合。いつもの役人仕事の範疇ということです。もう1つは、考慮すべき特殊事情があったため今回に限っては合理的だと考えられる場合。いわゆる「新しい判断」というヤツですね。

 でも、いずれの場合であれ、その判断の根拠を堂々と説明すれば済むはずです。本来あるはずの契約書類を捨ててたり、黒塗り文書しか出せなかったりしたのは、「何かやましいことがあるのでは?」と勘ぐられても仕方ありません。それが「安倍晋三記念小学校」「安倍昭恵名誉校長」への「忖度」だったということなのか。判断材料の乏しい現時点では何とも言えませんが。

 仮に行政のトップである安倍首相の意向を強く受けるであろう役人根性のソンタ君であっても、「もしこんな判断をすれば野党は追及してくるかもしれない」「背任容疑がかかるかもしれない」「後世の検証によって指弾されるかもしれない」「国民に言い訳が立たないかもしれない」など、様々な対象への「忖度」を怠るべきではありません。もちろん、そんな不特定多数への「忖度」は、もはや本来の意味での「忖度」ではありません。

 はたして安倍首相夫妻への過剰な「忖度」によって異常な国有地売買が行われたのかどうか。もしそうだとしたら、安倍一強政治がもたらす権力の腐敗に他なりません。ということは、一事が万事、様々な場面でこういったことが行われている可能性があるわけです。

 支持率の高さ、小選挙区制、内閣の人事権の掌握、野党の弱さと政権交代の可能性の低さなど様々な要素が絡み合って、安倍首相は戦後日本史上空前の権力を手にしています。そのせいで全官僚機構に腐敗ソンタ君が大量発生しているとすれば、安倍政権は早晩、内部からの崩壊を免れないでしょう。



sakatakouei at 18:47 
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March 27, 2017

matsumotominori 4月2日(日)に広島県庄原市議会議員選挙がスタートします。投票日は4月9日(日)。県境の中山間地域を抱え、人口減少と高齢化が進む庄原市は、広島県の、いや全国の課題先進地域といえます。

 そんな庄原市に、3.11のあと移り住んだ女性がいます。彼女の名は松本みのりさん。夫・子どもたちとともに千葉から移住した松本さんは今、「松本みのりとつくる会」を立ち上げて活動しています。

 「『困った!』を『よかった。』に変える」「あるものを生かす」「ムダは減らしてプラスを生む」「未来を育てる」「平和を育てる」の5つを掲げる松本さん。持続可能な循環型社会を地域から作っていきたいと考えています。そんな松本さんを、夫や友人たちは口をそろえて「いちど決めたら突き進む人」「納得いくまでとことん調べ、質問する」と評します。なかなか心強そうです。

 爽やかで素敵なキャラクター。何より「しあわせ循環の町 庄原」というキャッチフレーズにセンスが光っています。松本さんのチャレンジに注目していきましょう。

*松本みのりさんブログ
 http://ameblo.jp/m-minosuke/

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sakatakouei at 15:52 

March 25, 2017

20170411miku なんだろう。なんだかよく分からないけれど、ムショーに興味をそそられます。かつて友人は「哲学ってのは『?』だと思う。そして思想は『!』だ」と語っていました。別の友人は「『思想』って、『思い想う』って、なんかロマンチック」と語っていました。それがどうした。思想って、なんだ!


思想家みく 投げ銭トークライブ

かつて尾道を騒がせた希代の思想家みくが約1年ぶりに凱旋! わたしたちのこれからについて、大いに語り尽くします。

  • 日時2017年4月11日(火)19:00〜20:30
  • 場所香味喫茶ハライソ珈琲
     住所:尾道市東御所町3-13-2F
  • 料金投げ銭(*要ワンドリンクオーダー)
  • お問合せ:090-9732-8046(林原)

<内容>

  • 19:00〜19:10 イントロダクション
  • 19:10〜20:10 五島での活動を中心としたトークライブ
  • 20:10〜20:30 質疑応答


sakatakouei at 21:30 
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March 24, 2017

20170323kagoike 見ごたえがありました。私は仕事をしながら一部しか見られませんでしたが、それでも見る価値があったと思います。

 森友学園事件籠池泰典理事長の証人喚問がありました(本名は康博なんですってね!)。今まで散々証人喚問を拒否していた自民党でしたが、籠池さんが「安倍総理に100万円の寄付をもらった」と言い出した途端に「総理を侮辱するなら証人喚問だぁっ!」「偽証罪でタイホぉっ!」と態度を一転した結果の喚問です。籠池さんを支えた補佐人・山口弁護士の「スラップ裁判ならぬスラップ証人喚問」というツイートに私も同意します。これは、トカゲの尻尾切りを受けて抵抗する籠池さんへの人権侵害だといえるでしょう。

 とはいえ、切られた尻尾は想像以上に頑張りました。自民や維新の議員は、「はじめから森友学園にお金がなかったことが問題の本質」(自民・西田昌司氏)といって「本質」から目をそらせたり、「政治的介入の具体的発言がないと偽証罪になる」「きょうの答弁はあなたの人生にとって非常に重いものになると思いますよと申し上げて質問を終わります」(維新・下地幹郎氏)といって偽証罪をつきつけて恫喝したり。けれども籠池氏は、思った以上に落ち着いて、ひょうひょうと受け答えをしていたように感じました。

20170318moritomo 問題の「本質」は?というと、菅野完さんたちが作った左の表の通り。そして今回の証人喚問によって、本質に一歩近づく事実が新たにいくつか浮かび上がってきたようです。

  • 安倍昭恵総理夫人谷査恵子という秘書官(経産省)を通じて財務省に問い合わせたファックスを送信。これはアッキーからの「口利き」があったということで、しかも公務員の秘書官を通じて情報照会しているのでアッキーは「公人」ということが明確になった。
  • 瑞穂の國記念小學院の予定地から「大量の生活ごみ」が出てきたという辺りから「神風」の如く学校開設の話が進展し始めた。そして、その間を立ちまわった酒井康生弁護士は、事件が表沙汰になると籠池さんに「自ら認可を取り下げたほうがいい」とアドバイスし、その後に逃走。「今から考えるとアドバイスは我々の立場にたってのものか公権力に沿ってのものか不明」と籠池さん。そもそも本当にごみは出たのか? そして、酒井康生とは何者か?
  • 自民党だが維新にも影響力を持っていた畠成章・元大阪府議会議員(故人)という政治家と、籠池さんの先代(森友氏)とは昵懇で、籠池さんは畠氏を通じて松井一郎・大阪府知事に声掛けをしてもらったという。現に大阪府は異例のテンポで小学校を認可しようとしていた。籠池さんが今、最も「梯子を外された」と感じているのは松井一郎だという。松井が政治介入しているのは、よりによって下地が明言している(「松井知事は梯子を掛けたのであって、落ちたのはあなただ!」)。

 そして、これらの証言は「偽証罪」という担保によって信憑性を増したということになります(下地氏の功績?)。スラップ喚問を逆手にとって、切られたトカゲの尻尾が切った相手を突き刺したかっこうです。

 喚問が始まる前は、安倍シンパのネット民たちは「籠池タイホww」と小躍りしていましたが、終わってみると「この問題は終わり!」と幕引きを訴えています。つまり、安倍シンパにとっても旗色は相当に悪くなったと見えているようです。

20170323matsuiichiro 幕引きなんてとんでもない。問題の「本質」を明らかにするために、上記のポイントについて当事者の話を聞かなければいけません。安倍昭恵さん酒井康生弁護士松井一郎府知事らを証人喚問する必要があります。維新の浅田均議員も松井府知事を証人喚問すべきと言ってましたし(あれ?)、松井知事本人も来たいらしいし。

 以上がまぁ私の結論なんですが、蛇足として感想を2つだけ。

 1つは、民進党の福山哲郎さん、枝野幸男さんの質問は非常にクレバーだったと思うのですが、どことなくツッコミ不足だったようにも感じました。なぜ起死回生の谷FAXが出てきたのに、あれほど慎重だったのかというと、過去に民主党は「メール問題」で手痛い失敗をしているからなんですね。そりゃ確かに関係あるかもしれません。まぁ慎重にやるのは悪くないので、前のめりにならず、着実にいきましょう。

 もう1つは、籠池さんは、どうも緩いというかお人よしというか、決め手になる材料をいっぱい持っているのに、それを上手に活用できていない気がしました。上記の谷FAXの戸惑いも、籠池さん自身が前もってそのことを野党側に伝えていかなかったから、というのもあると思います。もしかしたら、あんなに裏切られたはずの安倍晋三氏に対して、現在に至ってもなお「朋友相信じ」ているんでしょうか。教育勅語を学校で教えること、憲法改正をして「美しい日本」をつくることなどの政治理念について、安倍さんほど合致する政治家はいないわけで、その点で籠池さんの安倍さんへの未練はまだあるのかなと感じました。

 そのことを踏まえて、私たちも「籠池を使って安倍政権を倒すぞ」という安直なモードにはならずに、厳しくも淡々と問題の本質を明らかにし、不正があればただし、よりよい日本をつくるという「大義」からそれないようにしましょう。結果的に安倍政権が倒れるなら、それもまたよし、ということで。



sakatakouei at 16:12 
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March 22, 2017

20170321mitsuyoshi 3月21日、岡山県北部のまち鏡野町の町議会議員選挙がスタートしました。この選挙に私の長年の活動仲間である光吉準(ひとし)さんが立候補しています。岡山県議・横田えつこさん(故人)、岡山市議・鬼木のぞみさんの事務所スタッフとして、また緑の党のスタッフとして、縁の下で支えてきた光吉さんが、ついに自身の選挙を取り組むことになったのです。

 鬼木さんによると、光吉さんは第一声で「いま、議会を変えよう。さらに安心の街を、さらに町民の声がストレートに伝わる議会を。みんなで前に歩みましょう」と語ったそうです。途中からみぞれ混じりの雨となったにも関わらず、町中を走り回り、元気よく声掛けをしたとのことでした。

 光吉さんとの最初の出会いは、10年以上前に福山の村田民雄さんが呼び掛けた「ドイツ環境スタディツアー」に参加した際でした。ドイツでの電力施設や環境にやさしい街づくりの取り組みを視察するかたわら、夜な夜なドイツビール三昧の日々を送ったときの、飲み仲間… いや旅仲間でした。帰国後は横田さんや鬼木さんの選挙でお伺いするたびにお会いし、いろいろと相談に乗っていただきました。

 いのち・みどり・平和のスピリットをぜひ鏡野町議会議員として発揮してほしいと心から願います。投票日は3月26日。私も光吉準さんを応援しています!



sakatakouei at 18:12 
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March 20, 2017

20120331hida01 肥田舜太郎先生が亡くなられました。100歳でした。ご冥福をお祈りします。

 1945年8月6日、軍医として在勤中にヒバク。そこからはヒバクシャと向き合い続ける人生でした。放射能の被害を低めに見積もる一般的な被曝基準に対し、「内部被曝」の重大性をとらえ、講演や著作で訴えてきました。

 3.11後には尾道にも講演に来られました。「肥田舜太郎という、内科の医者です」。当時95歳でしたが、力強い発声に驚き、そしてその講演内容の明晰さ、鋭さにまた驚きました(講演内容はこちら)。

 先日は原発避難民が起こした前橋地裁の裁判で、国と東電の過失を認める判決が出ました。いたって当たり前な、しかし残念ながら今の世の中では「画期的」と言わざるを得ない判決内容でした。

 肥田先生はこの判決をお聞きになっていたでしょうか。もしお聞きになっていたら、きっと前向きに受け止めつつ、「原発を1基残らず止めるまでは終わらない」と力強く語られただろうと思います。肥田先生の背負われた重荷のほんの一部でも、引き継げる自分でありたいと思います。



sakatakouei at 22:58 
さかたこうえいの「時々通信」 | 食・健康

March 18, 2017

 お恥ずかしい限りなんですが、わたくし今まで「瑞穂の國記念小學校」とご記入いたしておりました。正しくは「瑞穂の國記念小學院」でした。関係各位には謹んでお詫び申し上げます。

 で、改めましてその瑞穂の國なんちゃらの開校を進めていた森友学園の籠池理事長は、教育勅語を礼賛しています。いや、確かにいいことも書いてあるのかもしれません。「夫婦相和し、朋友相信じ」とかね。でも、前提が「」から「臣民」へ向けられた権威的な(つまりは強制性を含んだ)言葉なのですし、そのキモは「万一危急の大事が起ったならば、大義に基づいて勇気をふるい一身を捧けて皇室国家の為につくせ」にあるわけです。なぜなら教育勅語は、「死は鴻毛よりも輕し」で有名な軍人勅諭が下敷きになっているからです。

 そこらへんの感覚を上手に意訳しているのが作家・高橋源一郎さんです。ツイッター(@takagengen)で読むことができますのでご覧ください。上記の「キモ」の部分は、「いったん何かが起こったら、いや、はっきりいうと、戦争が起こったりしたら、勇気を持ち、公のために奉仕してください」としてあります。分かりやすい。

 さて、こんな教えを現代の学校で教えられたら何だか気持ち悪いですよね。瑞穂の國なんちゃらの問題だけではなく、安倍政権下で進む「教育の中立性」=「政権批判の禁止」や、「道徳の教科化」=「道徳の強化」がさらに進めば、将来は教育勅語の復活もあり得るのではないか、などと要らぬ心配をしてしまいます。

 道徳の問題を考える学習会がありますので、参加してみませんか。


《中国ブロック学習交流集会》
「特別の教科 道徳」の問題を考える

  • 日時2017年3月26日(日)13:30〜
  • 場所尾道市総合福祉センター4F大会議室
     住所:尾道市門田町22-5
  • 講演「道徳」が教科になると子どもたちは…
  • 講師俵義文さん(子どもと教科書全国ネット21 事務局長)
  • 資料代500円
  • 主催:子どもと教科書全国ネット、尾道の教科書を考える市民の会
  • 共催:教科書問題を考える市民ネットワーク・ひろしま、教科書ネット・呉
  • 連絡先:尾道の教科書を考える市民の会
     TEL:090-6173-3026(山根)


sakatakouei at 17:08 
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March 17, 2017

dutchgreens セントパトリックスデーはアイルランドで3月17日に行われる春のお祭りです。噴水が緑色になったり、緑色のビールを飲んだりして大騒ぎします。日本ではクリスマスやハロウィンほどなじみがありませんが、緑の党のメンバーでケルト好きでもある私にとっては親近感のあるイベントです。

 そんな3月17日、オランダからグリーンなニュースが飛び込んできました。3月15日に行われたオランダ総選挙(議会定数150)で、緑の党(グリーンレフト)が4議席から14議席となる大躍進を遂げたのです。日本ではささやかに報道されましたが、欧米では「この選挙の最大の勝者はグリーンレフト」と報じられています。

 選挙前、オランダでは極右政党「自由党」の台頭が懸念されていました。イギリスのEU離脱、アメリカのトランプ大統領誕生のうねりはオランダも例外ではなく、移民受け入れ反対の機運が盛り上がっていたのです。実際、自由党は15議席から20議席に増やしましたが、それでも予想に反して最多議席には程遠く、与党になる心配もなくなりました。投票率はなんと80%と、過去30年で最も高かったそうです。極右の台頭に危機感を持った市民が積極的に「緑」に票を投じたのではないかと想像します。

 憎悪と分断の世界を緑色に塗り替えましょう。ハッピー・セントパトリックスデー!

*緑の党グリーンズジャパン該当ページ
 http://greens.gr.jp/world-news/19539/



sakatakouei at 22:21 
さかたこうえいの「時々通信」 | 政治・社会

March 16, 2017

20170312suganosan 「瑞穂の國記念小學院」に対し、安倍首相が100万円の寄付をしていたと、森友学園の籠池理事長が暴露しました。安倍首相は真っ向全否定。結果、急転直下で籠池理事長の証人喚問が決まりました。

 この籠池理事長の捨て身の戦術を引き出した立役者は、この問題を当初から最前線で追ってきたライター、菅野完さんです。菅野さんはベストセラー『日本会議の研究』で話題になった人で、今回の問題が持ち上がる以前から森友学園についても調べていました。そのため、いち早く取材の勘所を見抜くことができ、問題の核心に最も深く食い込むことになりました。

 そのため、籠池理事長追及の急先鋒だったにもかかわらず、そのブレない取材力を買われてか、なんと籠池氏側が菅野さんのインタビューに応じることになったのです。

*【森友学園問題】籠池泰典理事長 緊急独占インタビュー!あの会見で語れなかったこと
 https://hbol.jp/133139

 このインタビューで籠池氏は、稲田朋美防衛大臣の「籠池氏とは10年以上会っていない」という答弁に反論し、彼女がかつて森友学園の顧問弁護士だったことを明らかにしました。

 映像を見ると、菅野さんの関西弁が妙に心地いいんですよね。籠池氏も、東京の大手メディアの記者にはない菅野さんの土着っぽさに魅力を感じたのかもしれません。

 しかしこともあろうに、この映像の公開を皮切りに、今度は菅野さん自身がバッシングの対象になり始めました。民進党議員が「情報を出せ」と言ってきたり、大手メディアが嫉妬のあまり「たかがフリージャーナリスト」と蔑んだりしているようです。大手メディアはこれまでさんざん菅野さんの情報に頼ってきたにも関わらず、です。

 とはいえ、菅野さんの切り返しもなかなかのものです。ツイッター(https://twitter.com/noiehoie)での丁々発止のやり取りは痛快です。森友学園問題はもちろんですが、この菅野完という人物からも目が離せません。



sakatakouei at 23:21 
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