September 2019

September 29, 2019

201909hagyuta 先日、あるアート関係者と話をする機会がありました。話題はおのずと「あいちトリエンナーレ」に。その方は「驚きました。アーティストは萎縮しますよ、当然ね」と話していました。

 その方が驚いたというのは、文化庁が「あいちトリエンナーレ2019」への補助金7820円を交付しないと決定した件です。表向きは手続き論だとなっていますが、単なるミスで事後的に全額カットはあり得ません。明らかに「表現の不自由展・その後」の展示内容への事後検閲です。

 この決定は安倍首相官邸もしくは萩生田光一文部科学大臣の意志が強力に働いていると思って間違いありません。これほどの大胆な決定はさすがに官僚ではなし得ないでしょう。さすが加計学園問題で安倍首相、加計理事長と一緒に「かけゴルフ」をやっていた荻生田さんだ。どんなに行政のあり方を捻じ曲げても安倍首相への忖度を優先するつもりのようです。

 その影響は計り知れません。来年予定されている「ひろしまトリエンナーレ2020」の関係者は、「うちは炎上しない展示内容にしますから」と必死でした。「トリエンナーレ」というフレーズに誰もが敏感になっている中でのこの文化庁の決定は、全国各地の行政が絡む芸術祭の展示内容を劇的に変容させるでしょう。そのどれもがきっと無難な、穏便な、言い換えればつまらない作品ばかりになってしまう可能性は大いにあり得ます。

 冒頭のアート関係者は、もともと文化に対する認識が浅い文化庁への不満を漏らしつつ、アート業界に「今後文化庁が絡むイベントには参加しない」と表明しているアーティストがいることも憂慮していました。「単純に言って機会損失ですよ」とその方は言っていました。それはアーティストが作品を見せる機会の損失であり、私たちが作品を見る機会の損失であり、社会が優れたアートからの刺激を受ける機会の損失です。



sakatakouei at 10:00 
さかたこうえいの「時々通信」 | アート

September 26, 2019

patagonia 先日、珍しく自分でズボンを買いました(ズボンと言わないのかな、パンツですかね)。普段ほとんど自分で服を買ったりしないんですが、どうしてもある会社の製品を買いたくなったのです。それは「パタゴニア」。世界的なアウトドア用品のメーカーとしてだけでなく、「アクティビスト企業」としても知られていて、環境活動に熱心に取り組んでいます。

 いや、熱心というレベルではありません。例えば日本では、長崎県の石木ダム建設阻止運動を支援し、新聞広告やラッピングバスによる意見広告にも資金を出しました。多くの企業は「環境を守りましょう」と呼びかけることはしても、具体的な問題には触れないようにするものだと思いますが、パタゴニアはそういう縛りを完全に振り切ってしまっています。実に勇気のある企業姿勢です。

 そのパタゴニアが最近「気候危機」という言葉を使い始めました。「気候変動」や「地球温暖化」という表現ではもはや生ぬるいということでしょう。「気候危機」は様々な場面で使われるようになり、現在ニューヨークで行われている国連気候サミット関連の情報でも頻繁に目にするようになりました。やはり言葉は大事ですね。

20190922shinjiro 言葉ということでは、日本の環境大臣として(日本国内からのみ)注目を集める小泉進次郎クンが「気候変動のような大きい問題には楽しく、かっこ良く、セクシーに取り組まないといけない」と発言したことも話題になっています。16歳のグレタ・トゥーンベリさんはこれを「empty words」(空っぽな言葉)と痛烈に批判しました。グレタさんの放つ言葉の力はいつもながらパワーがあります。

 いや、別にセクシーはいいじゃないか、だってあれはコスタリカのクリスティアナ・フィゲーレス氏が使った言葉だぞ、などと進次郎クンを擁護する声もあるようですが、それこそ文脈を無視しています。

 フィゲーレス氏は国連気候変動枠組み条約の第4代事務局長で、コスタリカを代表する環境活動家です。コスタリカは自然エネルギー100%という目標に向かって着実に成果を出していて、気候変動問題で世界をリードする国。石炭火力を推進するどこぞの化石国家とはわけが違うんです。中身を伴わない空疎なポエムとしての「セクシー」を正当化するためにフィゲーレス氏を持ち出すなんて、それこそセクシーでも何でもありません。

 ちなみにクリスティアナ・フィゲーレス氏の父親はコスタリカ建国の父ホセ・フィゲーレス・フェレールです。詳しくは映画『コスタリカの奇跡』をご覧ください。

 行動に裏打ちされた言葉にはパワーがあり、未来があります。パタゴニアの「気候危機」やグレタさんのスピーチは人を動かす力がありました。進次郎クンの「セクシー」にパワーが宿るかどうか、未来を切り拓くかどうかは、さしあたり日本の気候危機への取り組みの本気度次第ということになるでしょう。



sakatakouei at 16:38 
さかたこうえいの「時々通信」 | 環境

September 22, 2019

20191002takahashimikasan パレスチナと聞くと「戦争」「過激派」「自爆テロ」というイメージがどうしても先行してしまいますが、そこには普通に人々の暮らしがあり、子どもたちも大人たちも笑ったり働いたりしています。そんな日常の姿を優しく映し出す、広島県府中市出身の写真家・高橋美香さんのお話し会です。日常の姿が分かればこそ、そこからまた過酷な状況と隣り合わせである事実の重みを感じられるはず。高橋さんの見たパレスチナの人々の日常を、私たちも垣間見てみましょう。


写真家高橋美香さんから聞く
「パレスチナのちいさないとなみ」

  • 日時2019年10月2日(水)10:00〜11:30
  • 場所府中市文化センター3階会議室2
     住所:広島県府中市府川町70番地
  • お話高橋美香さん(写真家)
  • 参加費1000円(茶菓・資料代として)
  • お申込・お問合せTEL:090-7954-3462(杉原)
     メール:miho_bluemoon◆yahoo.co.jp(◆→@)


sakatakouei at 21:47 
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September 17, 2019

20190919toden 千葉県の停電は前代未聞の長期化となっています。気候変動の影響で台風の規模が大きかったことは間違いなさそうですが、それでもやはり「東電問題」が見え隠れします。安全対策の軽視、いざというときには伝家の宝刀「想定外」を出せば済むという意識が、被害を拡大しているのではないでしょうか。

 あの時きちんと間違いを認めさせなかったツケが回ってきているのです。ここできっちりケジメをつけましょう。あの福島第一原発事故の加害責任を認めさせる裁判の判決が迫っています。ぜひご注目ください。


東電刑事裁判 判決言渡し

  • 日時2019年9月19日(木)13:15開廷
  • 場所東京地裁104号法廷

*11時頃〜12時頃の間に地裁前行動を行います!

*公判終了後に裁判報告会を行います!

  • 日時:同日、閉廷後
  • 会場:弁護士会館2階講堂 クレオBC
     住所:千代田区霞が関1-1-3(地下鉄丸ノ内線・日比谷線・千代田線「霞ヶ関駅」B1-b出口 直結)
  • お問合せ:福島原発刑事訴訟支援団
     HP:https://shien-dan.org/fukushima-event-20190919/


sakatakouei at 10:44 
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September 12, 2019

20190919-22yasudajumpei 「イラクの人々のために、危険を冒して現地入りをする市民がいることを、日本は誇りに思うべきだ

 2004年、日本人3人がイラクで人質となった事件。あのとき日本中で人質バッシングが盛り上がり、「自己責任」というキラーフレーズが爆発的な効き目を発していたとき、アメリカのパウエル国務長官はこう発言しました。

 「すべての人が危険地域に入るリスクを理解しなければならない。そのリスクを誰も引き受けなくなれば、世界は前に進まなくなってしまう。彼らが危険を冒して人質になっても、それを責めて良いわけではない。私たちは『あなたは危険を冒した、あなたのせいだ』とは言えない。私たちに彼らを安全に取り戻すため、全力を尽くし、あらゆることをする義務がある」

 しかしその後も中東で日本人が拘束されるたび、人質への攻撃は止むことがありませんでした。それはジャーナリストに対してもそうでした。PCの前でぬくぬくと過ごす匿名者たちは、危険な地域へ足を運ぶ取材行為をまるで迷惑な趣味のように非難しました。彼らのもたらす情報が、日本の国益にどれほど貢献しているかも知らずに。

 2015年から3年もの間、イラクで拘束されていた安田純平さんが、岡山県各地で講演します。


ジャーナリスト安田純平 岡山講演会

20190919-22yasudajumpei02 解放からもうすぐ1年というこのタイミングで、ジャーナリスト安田純平氏に一人の人間として、今だからこそ伝えたい事をお話し頂きます。様々な報道がありました。あの時、本当は何があったのか?報道だけでは分からなかったこと、見えてくる真実、その先にある平和。『あの時見たもの』と題して、本人取材の映像を交えて貴重なお話を伺います。きっと今まで知らなかったことに気付かされるでしょう。その時あなたは何を思いますか?

  • 西大寺会場
    2019年9月19日(木)18:30〜20:30
    @岡山市西大寺 体験学習施設百花プラザ会議室
    お問合せ:蝦名(090-4964-4147)
  • 井原会場
    9月20日(金)18:30〜20:30
    @井原市地場産業振興センター5階大会議室
    お問合せ:杉本(090-8583-1024)
  • 吉備中央会場
    9月21日(土)14:30〜16:30
    @加茂川庁舎横 環境改善センター
    お問合せ:宿と喫茶 Komori no Tsukinoshita(050-5576-7858)
  • 真庭会場
    9月22日(日)16:30〜18:30
    @真庭市落合振興局 落合総合センター2階多目的室
    お問合せ:梶岡(090-6418-6378)
  • 講師安田純平さん(ジャーナリスト)
  • 入場料:1600円(小学生以下無料)
  • 主催:Komori no Tsukinoshita


sakatakouei at 19:59 
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September 09, 2019

20190911hotroom ある海外ドラマで、高齢の女性が親戚のゲイの人に「なぜそうなったの?」と質問するシーンがありました。「どうしてゲイを選んだの?」と。聞かれたほうは「生物学的なことだから」と答えたのですが、女性のほうは「それはあなたたちがそう思いたいだけでしょ」と言うのでした。

 LGBTという言葉が比較的市民権を得て、いろんなところで理解もされつつあるとは思いますが、一方で「なぜ異性を好きにならずにわざわざ同性愛を選ぶのか?」という素朴な疑問を持っている人も大勢いるように思います。もしかしたら支援者の中にも誤解や思い込みをしている人が少なからずいるかもしれません。

 セクシュアルマイノリティ(性的少数者)の当事者運動の走りといえる原ミナ汰さんが出演するDVDをみんなで視聴し、疑問や意見を交換し合う学習会が開催されます。気軽にご参加ください。 


DVDによる学習会&意見交換
セクシュアルマイノリティ
性的指向・性自認のリテラシーを高め適切な対応を

  • 日時2019年9月11日(水)18:30〜
  • 会場福山市市民参画センター
     住所:福山市本町1-35
  • DVD出演講師原ミナ汰さん(「NPO法人共生社会をつくるセクシュアルマイノリティ支援全国ネットワーク」代表理事)
  • 参加費無料
  • 主催・お問合せ:NPO法人ホッとるーむふくやま
     TEL:080-3127-4375


sakatakouei at 11:30 
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September 08, 2019

20190916kitamuratoshikosan たぶん、子育てで悩まない親はほとんどいないんじゃないかと思います。子どもは大人の思う通りには行動しません(思う通りに行動していたらそのほうが怖い)。親はイライラしたり、自分の言い方が悪いのかと自己嫌悪したり、時には子育ての修行から逃げたくなったりします。また、そこに周囲の関係者が参戦してきたりして、さらに一筋縄ではいかなくなることもあります。

 そんなとき、どうすればいいんでしょうか? 親なら子どものためにもっと頑張らないといけないのでしょうか?

 福山市神辺町で子育てひろば「もこルーム」を運営するNPO法人こどもステーションが、北村年子さんを招いてお話し会をします。子どもに関わるすべての人に、ご参加をおすすめします。


ま、いっか」と力をぬいて
子どもとわたしの幸せを育む
〜お話と自己尊重ワーク〜

  • 日時2019年9月16日(月・祝)13:00〜16:00
  • 場所福山市かんなべ市民交流センター
     住所:福山市神辺町川北1151-1
  • 講師北村年子さん(ノンフィクションライター、自己尊重トレーニング・トレーナー、ホームレス問題の授業づくり全国ネット代表理事)
  • 参加費事前予約500円当日600円
  • 定員:90名
  • 託児:1000円(定員あり/要事前申込)
  • 主催・お問合せ・申込:NPO法人こどもステーション
     TEL&FAX:084-965-6625
     メール:info◆kodomostation.or.jp(◆→@)
     HP:http://kodomostation.or.jp/


sakatakouei at 14:01 
行事案内 | DV・ジェンダー・子ども

September 06, 2019

20190921tanada 高校生時代に竹原市のハチの干潟の保全活動をおこない、現在は三原市内で有機農業を営んでいる岡田和樹さんが、「棚田の学校」を始めます。

 川で遊び、土を触り、自分で収穫した野菜を食べる。どんな幼児教育や習い事よりも、子どもにとって必要だし、何より楽しい体験だと私は思います。先祖代々から綿々と受け継がれてきた土地と知恵を次世代につなげるために奮闘する岡田さんの活動を、ぜひ知ってください。そしてよければ身近な子どもたちをお誘いいただければと思います。


棚田の学校 一、
(たなだのがっこう はじまり)
みて ふれて たべて うけつぐ よみがえれ 棚田

 小泉町加古区、小さな谷に古墳時代の古墳や江戸時代の大きな石積みが残り、大昔からずっと人の暮らしが息づいてきました。その谷の奥に、風呂ヶ迫という地があります。そこには放棄された棚田があり、開発されようとしていました。その棚田を、絵本つくりのアーサー・ビナードさんと受け継ぎました。
 受け継いだ三十三枚の棚田で、親から子へとつづいてきた暮らしをひも解きながら、種のこと、食べ物のこと、昔のひとの知恵や生き方のこと、それから小さな生き物たちにふれて、原体験をつんでいく学校です。

  • 日時2019年9月21日(土)9:00〜17:00(8:30受付)
    ※雨天延期
  • 場所瀬戸ふるさと農園 集合
  • 対象:小学生くらい(未就学児要相談)
  • 参加費4000円(昼食・保険込み)
    ※事前に電話で予約してください
  • 主催・お問合せ:棚田の学校
     住所:三原市小泉町4850
     TEL:080-3882-2372(岡田)

<時間割>

  • 9時 はじまりの会
  • 10時 在来野菜収穫・稲穂かんさつ
  • 11時 田んぼの源流さわのぼり
  • 12時 昼食・源流そうめん流し
  • 13時 本の会・お昼寝(小さい子)
  • 14時 棚田たんけん
  • 16時 平家大根の種まき
  • 17時 おわりの会


sakatakouei at 10:38 
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September 05, 2019

20190915onomichi 検察がいったん不起訴にした東電幹部を市民の力で差し戻し、検察審査会で強制起訴となった「東京電力刑事裁判」の判決が、9月19日(木)に言い渡されます。あれだけの大事故を起こし、福島県をはじめ東日本各地に放射能をばらまいた東京電力が、何の罪にも問われないなんて許されません。

 この判決日を前に、尾道で恒例の「さよなら原発 歌声パレード」を開催します。原発事故を繰り返さないために、原発をなくすために、何度でも声をあげましょう。


第25回
さよなら原発 歌声パレードinおのみち

  • 日時2019年9月15日(日)13:30〜16:00
  • 場所JR尾道駅前
  • 内容:集会(尾道駅前)+パレード(駅前芝生広場〜海岸通り〜駅前芝生広場)
    *雨天の場合は、アーケードがある商店街を往復します。
  • 呼びかけ・お問合せ
    フクシマから考える一歩の会
     TEL:090-2002-8667(小林)
    原発震災を考える福山市民の会
     TEL:090-9115-3317(坂田)
    命と未来を考える会・三原
     TEL:0848-66-3592(坂本)
    ひなの会
     TEL:090-1336-4757(信恵)


sakatakouei at 18:04 
行事案内 | 環境

September 02, 2019

 今日9月2日が2学期の始業式という学校が多いのではないでしょうか。2学期から不登校になったというケースをよく聞きます。不登校についてはだいぶ認知されてきたとはいえ、まだまだ「学校には行くべき」という圧も強いかなと思います。

 私の中学・高校時代は(だいたい1990年代です)、「登校拒否」という言い方が「不登校」に修正されつつある頃でした。例に漏れず思春期を迎えた私は、おかしな校則や体罰に怒りを覚え、子どもなりにあれこれ試行錯誤していたものでした。その過程で、とある塾と出会います。そこに集まった人々は、自分たちのことをあえて「登校拒否」と呼び、学校システムへの反逆として中学や高校に行かない道を選択していました。私は「不登校」も「登校拒否」もしていませんでしたが、ある時期からときどきその塾に入り浸るようになります。

 塾長は非常に風変わりな人で、唐突に哲学や人類学を語り出す変人でした。私にもしばしば哲学の命題のようなことをふっかけてきました。

塾長「なぁ、日本語にはなくて英語にはある概念ってなんだと思う?」
私「が、概念?」
塾長「それはね、ビーだよ」
私「ビー?(AじゃなくてBということ??)」
塾長「そう、beだ。英語では『I am.』で文が成り立つだろ?」
私「はぁ(あ、be動詞のことね)」
塾長「しかし日本語は、『私は・である』では文が成り立たない。『私は〇〇である』というふうに、必ず何かしらの肩書きが必要になる。つまり日本語においては、自分が何者かを表す肩書きがなければ、自分が存在しないのと同じことになるんだよ」
私「ほ、ほう」
塾長「君ね、登校拒否というのは、この肩書きを拒否するということなんだ。『私は〇〇学校の生徒です』という肩書きを持たないまま、この世界に存在してみせるということなんだ。だからね、登校拒否は日本語に対する挑戦なんだよ!」
私「な、なるほど…」

 そのときはよく分かりませんでしたが、今となっては実に鋭い指摘と思えるその分析は、現在の不登校の子どもたちの苦しみを理解するのにも役に立つでしょう。海外ではよく分かりませんが、少なくとも日本では「子どもたちの世界」における学校の存在感がかなり大きいと思います。そのため「学校に行かない」という事態は、その子が存在しないのと同じぐらい重大なことになり得ます。そうであれば、不登校を選ばざるを得ない子どもたちにとって、学校に行くことも、学校に行かないことも、どちらも自分を苦しめてしまうかもしれません。

 もしそうであれば、もっと「学校」の存在感を小さくすることを考えなければならないでしょう。学校以外に大切な場所を持っている子であれば、不登校を選ぶに至ったとしてもその苦しみは相対的に小さくなるはずです。また、たとえ学校に行き続けるとしても、精神的なバッファができるんじゃないかと思います。

 そのためには、大人がもっと余裕を持って自分の世界を生きることも必要でしょうね。学校にすべてを押し付けないで済む社会を作るには、大人たちにもっと「ゆとり」がなければなりません。長時間労働や貧困などの問題は、こういうところにも関わってくると思います。

 とはいえすぐに社会が変化するわけではないというのも分かっています。なので、とにかく今、不登校を選ぶに至った当事者には、「学校が人生の全てじゃないよ」ということを伝えたいと思います。



sakatakouei at 17:32 
雑談 | DV・ジェンダー・子ども
「蒼生舎」(そうせいしゃ)とは?
■「蒼生舎」は、市民活動・まちづくりを支援する市民SOHOです。

■「蒼生舎」は、広島県福山市を拠点に事業を展開しています。

■「蒼生舎」へのご連絡は、下記までメールをください。
 Eメール: soseisha@mx52.tiki.ne.jp
ギャラリー
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  • 伏見町、三之丸、AREA INN FUSHIMICHO… 福山の街が面白くなりつつある
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  • 10/2(水)写真家・高橋美香さんから聞く「パレスチナのちいさないとなみ」@府中
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  • 9/19(木)〜22(日)岡山県内4か所で安田純平さん講演会
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  • 9/11(水)DVDによる学習会「セクシュアルマイノリティ」@福山
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