サザエさん 塞

カツオ 亦野

ワカメ まこ

波平 大沼

ふね 霞

マスオ 末原

タラちゃん 初美

たま 池田

花沢さん 玄(花沢→花澤→花澤香菜)

かみなりさん 久保



咲「暇だしちょっと見てみようっと」


塞「誠子!あんたまたお菓子つまみぐいしたでしょ!」

(何で私がサザエさん役なんだろう。名前が似てるってだけだよね。別に私がおばさんっぽいとかそういう意味はないといいなあ)

誠子「誤解だよー」

誠子(髪型だけで役を決めるのはやめて欲しいな)

塞「そんなこと言ってると塞ぐよ!ほら捉まえた」

誠子「相変わらず姉さんは野蛮だなあ。せっかく三副露しても塞がれたらどうしようもないよ」

塞「誰のせいでこんなことになってると思ってるのよ。今日こそはちゃんとお父さんに叱ってもらいますからね!」

誠子「またか……」

霞「どうしたんだい二人とも、また喧嘩して」

塞「母さん、また誠子がお菓子をつまみぐいしたの」

(何かお母さんって呼ばれるのすごく嫌なんだけど。にしても私より小鍛治プロとか熊倉さんとかいると思うんだけど……)

霞「あんたたちも年がら年中そんなことしてて、飽きないねえ」

初美「おばあちゃん!」

霞「あ”あ”?」

初美「す、素が出てますよー。演技に集中してください」

霞「こほん、あらあら、どうしたのかしらはっちゃん」

初美「誠子兄ちゃんだけお菓子食べててずるいです」

霞「あれはいけないことなのよ。だからはっちゃんもまねしちゃいけないの」

初美「分かりましたですよおばあちゃん」

(いちいちうざい子ね)

初美(いくらおばあちゃんって言っても怒られない……役得ですよー)


塞「……というわけでお父さん、また誠子が勝手にお菓子食べたの」

大沼「……馬鹿門」

訳:ばっかもーん!

誠子「ごめんなさいお父さん!」

大沼「……」

訳:わしは守備率の高さに定評があったのに何でこんな鳴き麻雀をするやつが生まれてきたのか。三副露なんて絶対認めん

誠子「それは今関係ないよね」

池田「みゃーお」

誠子「まあよく分かんないけど野球してきまーす」

玄「い”~そ”~の”~く”~ん”」


咲「うわっ花澤ボイスで花沢さんの声を再現しようとしてなんか……」


(私花沢さんと何の絡みもないよね)

誠子「うえ、松実さん」

玄「どこ行くの磯野君」

誠子「野球してくるだけだよ」

玄「がんばって~磯野君」

誠子「お、何かうまい具合にボールが芯に当たった。いけ、ホームラン」

ガシャーン


咲「あ、お決まりの展開だ」


末原(たまたま通りかかった)「あ、こんなところにグローブ落ちてる。誰のやろ」

久保「池田ァ!じゃなかった、末原ァ!」

末原「あ、私違うんです」

久保「その手につけたグローブは何だァ!」

末原「これはたまたま落ちてたのを拾っただけで……」

末原(メゲるわ。ていうか何で私がマスオさん役やねん)

誠子「ふー、誰か違う人が怒られてくれて良かった」

久保「全く、あのリーチは何だァ!三回も追っかけリーチに振り込んだんだからおかしいと思えァ!」

末原「すいません、本当すいません」

誠子「ってあれは恭子兄さん!?どうしよう、今出て行けば怒られるけど、恭子兄さんに罪を隠しておくわけには……」


咲「どうするんだろ。でもゴールデンタイムのアニメだから結局自ら名乗り出ていい話風に終わるんだろうな」


まこ「ん、あそこにいるのはお兄ちゃん、でお兄ちゃんが見てるのは……」

まこ「お兄ちゃん、失望したわ。まさか恭子兄さんに罪を着せるなんて」

誠子「ち、違うんだワカメ!私は今名乗り出ようと思ってたんだ」

まこ(何でわしだけ元の役名で呼ばれるんじゃろ)

まこ「お兄ちゃんなんて知らない」

誠子「ち、違うんだワカメ。あ、すいません恭子兄さん、やったの私なんです」

久保「亦野ァ!やったんならさっさと名乗りでないか!」


咲「あちゃー、やっちゃったかこれは」


そして夕飯のシーン

大沼「馬鹿門」

訳:ばっかもーん!

誠子「すいませんでした」

恭子「まあまあ、誠子ちゃんもわざとじゃなかったんだし、許してあげてや」

霞「全く、誠子には困ったものだわ」

塞「あらやだ、街中でうわさになってた、久保さんに怒れてた大人の人って恭子さんだったの?」

恭子「あれ、もしかして塞……」

塞「ごめーん、誰だかわからないからうわさしちゃった」

霞「塞まで……本当に困った兄弟ですこと」


翌日

誠子「……」

玄「何してんの磯野君」

誠子「誰かが悪いことをしてばれるのを待ってるの」

玄「???」

誠子「それで私が罪をかぶれば、昨日のことをちゃらに出来る」

玄「いや、悪いことしてる人見たら止めなさいよ」

誠子「そうだね。でもずっと見てて気づいたんだけど、悪いことしてる人ってそんなにいないんだね」

玄「そりゃあねえ。でも磯野君がそんなに悩んでるんなら協力してあげる」

誠子「そりゃあどうも」


玄「あ、塞さーん、どうしたの?」

塞「どうしよう松実さん、自販機の下に百円落としちゃったの」

(もうこのそそっかしいキャラ嫌だ)

玄「ほら磯野君、出番だよ。ここで百円拾ってあげればちゃらになるかも」

誠子「よーし見てろよ姉さん、私が拾うからなあ。とりゃ!お、あと少しあと少しで手が届く……」(自販機の下に手を突っ込んでいる)

玄「私が押してあげる……」

誠子「痛い痛い痛いけど届いた!届いたよ姉さん、はい百円!」

塞「あ、計算ミスだった。やっぱり全額あったみたい」

誠子「そんなのってないよ……あ、でもこの百円は」

塞「ちゃんと交番に届けてね」

誠子「がーん」




咲「相変わらずサエさんはそそっかしいなあ」


カン