2006年12月15日

佐藤佐吉演劇祭2006 公式レビュアー座談会

佐藤佐吉演劇祭2006 公式レビュアー座談会
2006年12月10日(日)22時、都内某所において佐藤佐吉演劇祭2006の公式レビュアーが3名、集められました。合わせて年間観劇本数1000本に迫ろうかというレビュアーのみなさまに、佐藤佐吉演劇祭2006の感想をざっくばらんに語っていただきました。
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2006年12月08日

吉田雅:ブラジル「恋人たち」レビュー

公募モニター 吉田雅:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月30日(木)19:30開演


この舞台には脚本があるのだろうか? と考えさせられた。それは、役者さんがその場で即興演劇をしているかのような臨場感が感じられたからだ。

恋人同士のように同棲している男女を中心に話が進んでいく。テンポのよい会話と、おおげさなリアクションで、つられるようにして思わず笑ってしまう。
ストーリーは正直いってよくわからなかったが、ディテールのひとつひとつがおもしろいので飽きずに楽しめた。最後にどう落とすのか、すこしハラハラしたが、うまくまとまっていたと思う。

2006年12月07日

結果発表

「10万円キャッシュバック」結果発表。

佐藤佐吉演劇祭2006の9作品を有料でご覧いただいた方全員で、10万円を山分けしていただく「10万円キャッシュバック」キャンペーンの、いよいよ結果を発表させていただきます。

挑戦者 21名
完走者 20名


おひとりさまあたり5000円のキャッシュバックになります。

最初に登録された方の中で、脱落者はたったひとりという結果は、王子小劇場にとっても驚きでした。

事前にいただいたアンケートでは、観劇経験豊富な方ばかりではなく、
「これから演劇通いをはじめたい」
といったような方も多くみうけられました。
参加者ほとんどの方に完走していただけたのは驚きでしたし、非常にうれしいことです。

王子小劇場はこれからも意欲的なプログラムを発表していきますので、ぜひまた足をお運びください。

2006年12月05日

公式レビュアーの座談会をアップします

いよいよ佐藤佐吉演劇祭2006も、本日のブラジル「恋人たち」千秋楽を持って終幕することとなりました。たくさんの方のご来場、ありがとうございます。

12月15日に、佐藤佐吉演劇祭2006を振り返る、公式レビュアー三名による座談会の模様をアップいたします。年間観劇本数200本を越える三人は、今回の演劇祭をどう観劇してくださったのでしょうか。ご期待下さい。

また、王子小劇場では、2006年12月20日(水)より2007年1月7日(日)まで、劇作家に焦点を当てた演劇祭「王子トリビュート」を開催します。第一回目は畑澤聖悟氏の作品を、三作品上演いたします。こちらもご期待下さい。
http://www.en-geki.com/tribute/

2006年12月04日

高野しのぶ:ブラジル「恋人たち」レビュー

公式レビュアー 高野しのぶ:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月29日(水)19:30開演


 佐藤佐吉演劇祭2006の9公演目、トリを飾るのは、ブラジリィー・アン・山田さんが作・演出されるブラジルです。私は2003年からたぶん欠かさず通っています。

 ブラジルの新作、そして小劇場的にはかなりの豪華キャストですので期待して初日に伺いました。残念ながら期待どおりの仕上がりは観られなかったのですが、2日目以降のうわさを聞く限りでは好評のようです。
 上演時間は約2時間。私は前の方の席をお勧めしたいですね、臨場感とスリルがたっぷりなので(笑)。
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かわひ_:ブラジル「恋人たち」レビュー

公式レビュアー かわひ_:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月29日(水)19:30開演


佐藤佐吉演劇祭の最後にふさわしい仕上がり。ブラジルらしい「笑い過
多に見えて、切ない話」は役者も安定して楽しめます。120分弱。

古い安アパートの部屋。同棲している男女、焼身自殺を図るが邪魔が
様々に入る。
アパートの他の住人、大家、配偶者、会社の人、何人かの来訪者。その
うちに転がり込んでいた女の背景が見えたり、転がり込まれた男に謎の
女の影が見えたり。
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2006年12月03日

佐藤一成:ブラジル「恋人たち」レビュー

公募モニター 佐藤一成:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年12月2日(土)14:00開演


久しぶりに、極上のドラマと出会った!
例えて言うなら、少し昔のコント55号やドリフターズの劇場を見ているような豪華な舞台である。
顔が歪むのでは?と思うほど、押し寄せてくる波のように度々、笑いに満ち足りた。

キッチンとワンルームにベットだけの、単身向けアパートの2階が舞台。簡素のきわみのこの舞台設定に登場する恋人たちの、その喜怒哀楽を最高レベルのテンションで描いていく・・・・・!

水道水のご馳走には笑わずにはいられなかった。確か・・・
「飲みもtのが無いんですけど水道水でいいですか?」
「けっこうです」
「遠慮しないでください」
「・・・・・・・」
帰るとき
「水道水、ご馳走様でした!」
このちょっと考えられないユーモアあふれる脚本に、逆にみずみずしさを感じてしまう。

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木元太朗:ブラジル「恋人たち」レビュー

公募モニター 木元太朗:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月30(木)19:30開演


演劇祭9作品目、最後を飾るのはブラジルです。初見。ですが、前から気になって気になって、観に行けなくて…な劇団です。今回観て、悔しさが増しました(泣) チラシには劇団主宰者含め、今注目な役者が並んでおります。


<以下、開演前までの情報を含みます>

生活感のある1Kなセット。菱形二つ、観客にWの字にせりだすような。下手に玄関、脇にキッチン。流しのとこに廊下(言葉の響きは通路って感じ)に面した窓。上手の部屋にはベッド。窓、外の景色は2階。向かいの建物のツルが。
窓の上、エアコンの脇にバファリン♪

当日パンフには団体の説明が入った「ごあいさつ」。初めての観客には親切な。プロデュース形式でメンバーも一期一会。観客と作品も。


<以下、ストーリーなど含みます>
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2006年12月01日

佐藤佑吉:ブラジル「恋人たち」レビュー

公募モニター 佐藤佑吉:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月29日(水)19:30開演


 おもしろくない。競馬で言うなら「穴党」の筆者には、このことがやや、おもしろくない。
 ブラジルの芝居そのものがではなく、本命が順当に横綱相撲をしてしまう波乱のないレース展開が、である。

 終わってみれば、この佐藤佐吉演劇祭も競馬と同じだったのかという気がする。同じ脚質の馬が揃うと、互いの特質をぶつけあって潰してしまう。逃げ/先行馬が前で時計を競い合い脚を擦り減らすと、ゴール前で差し/追い込み馬に直線一気でやられてしまう。逆に差し/追い込み馬が後方待機で牽制しあうと、まんまと逃げ馬の一人旅を許してしまう。
 寺山修司なら「競馬が演劇祭の比喩なのではない、演劇祭が競馬の比喩なのだ」と言うだろうか(いや、言わない)。

 今日これを見るまでは、リュカ.か無機王がこの演劇祭を制するのではないかと思っていた。しかしこの両者は、静かできめ細かな芝居という特質がかぶっていた。加えて、本来なら賑やかでブラジル寄りかと思われたチャリT企画が今回は会話劇寄りで、近似する脚質を持つライバルが減ったことも有利に働いたか。
 そんななかで今回のブラジルは、ラインナップ中で唯一、肉弾戦上等の覚悟を持った集団だった。この寒さのなか、汗をかきつつくんずほぐれつの芝居をしたのはここだけ。初見となった『ロマンティック海岸/科学ノトリコ』初演の印象を、筆者がいまだに引きずっていることもあろうが。

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HARU:ブラジル「恋人たち」レビュー

公募モニター HARU:ブラジル「恋人たち」レビュー
観劇日:2006年11月29日(水)19:30開演


初日観劇。開演10分前に劇場に着いたら、かなり埋まっていたので、椅子席最前列に座った。最前列の桟敷席からはちょっと観にくい感じ。椅子席からは観やすい。(開演ぎりぎりに来た人はサイドの補助席で、かなり観にくそうだったので、早めに行くことをおすすめします)
劇団初見。最初からテンポの早い芝居で、すぐにその世界に入ってしまった。
役者の個性をうまく活かした本だと思う。可笑しくて、でも哀しい人たち。意外に思ったラストまで2時間10分くらいだったが、ちっとも長く感じなかった。
時間があれば、もう一回観たいと思う、いいお芝居だった。

佐藤佐吉演劇祭2006とは
佐藤佐吉演劇祭2006
東京都北区にある小劇場、「王子小劇場」が企画運営する演劇祭。どこまでも続く物語の地図に、確実な足跡を残す9団体。ここから、現在の日本・東京の演劇が一望できる。
2006年10月4日〜12月5日開催。
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