yoruichi

先日、地元左官組合の記念誌作成事業で、私にも、
記事作成の依頼を頂きました。

実を言うと、左官業界は厳しく、組合でも希望を持って仕事を
している人が多くはないらしい。
ちょっと悲しい現実です。

そんなことで、記事を書きながら色々と振り返ってみました。

私は父親が他界した18才で左官になりました。
夢も希望もなく、「やらなくては!」の義務感からスタート。
叔父に鍛えられながら、何とかある程度の仕事を
学んだもの、ここ三浦の田舎町の価値観は狭く、
行き詰まりを感じていました。
24歳頃でしょうか。

そこでインターネットから知り合った左官の親方に、
教えを請い、そこで、無限に広がる左官の可能性に触れました。

その後、このブログでも書かせていただいてます、
榎本さんに出会うことになりました。

榎本さんは、土壁の名人。現役はとっくに引退したものの、
名人の境地におられる方。最初は会話にもならないくらいの
次元の違いに圧倒されました。
その後、久住さんの現場を紹介して頂きました。

業界をひっぱてきたカリスマ左官の久住さん。
私が24歳の頃、人からの噂と、雑誌をみてから、僕のあこがれでもあり、
いつか現場に参加したいと思ってました。
それが実現したものの、そこでもまた、次元の違いに奈落の
底まで落とされた感じでした。

その後も沢山の左官職人と出会い、色々教えて頂き、
刺激をもらって、今日の私があります。

驚くことに、地元の業界のもっている価値観とは全く違って、
活き活きと、楽しくてしょうがないといった、
左官職人ばかりでした。

いつの間にか、その影響を受けて私も、
アホみたいに、前向きに突き進んでいるのかも知れません。

そうやって知りあった左官さんの共通することは、
“工夫”をする知恵者であることかもしれません。

材料を自分で作り、微妙な変化をつけて、
鮮やかな色彩を生んだり、土の出す素材感を活かしたり。
自由なんですね。

左官の本質は、素材を組み合わせて、壁を作ること。
その空間に最も適した壁を、生み出せることですね。

そういったことを味わえないと、楽しくなくなるのかもしれません。
自然と戯れて、壁塗ってお客さんに喜んでもらう。
これが楽しい訳がないですもの。

いくつもの縁を重ねて、ここまでこれたこと。
また、左官の自由さに気付かせて頂いた、榎本さん、久住さん。
只々感謝いたします。

そして、これからも、無限に広がる左官の可能性に
身を委ねて生きていこうと思います。


doragon

最近、泥だんごもこんなことになってしまいました。
ね!自由でしょ?

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