過日、コンフォルトという雑誌社様の主催で、建築家と左官の出会いの“場”を提供する
というコンセプトのもと、第一回“てしお会”が開催されました。

意外と、建築家さんと左官さんとの接点が生まれにくいそうで、そういった状況を打破すべく
開催されたこの、てしお会。私も参加してきました。

この会の開催に先当たって、自分の施工した写真などのデータをまとめて送ったのですが、
なんかその作業をしていたら、自分でも「よくやってきたな。。。。」なんて感慨深くなりました(笑)

そんな自分の自己紹介やら過去の現場などをお話して(まるでお見合いのよう(笑))二次会
へと会場は移動。

お酒をのみながら、熱く語る設計側と施工側。

愛用の鏝を持ってきて、紹介などなど・・・
あっと言う間に時間は過ぎ去りました。

tesio


私としては・・・最近の悩みの種、「デザイン」について、ひとつ気付きがありました。

震災によって、家を失ってしまった方々の精神的なダメージ。
それは、今迄の過去の痕跡を消し去られてしまったかのよう。
アイデンティティが揺らいでしまう為に、不安な日々を過ごされているとの事。

生活をしていく上で、積み上げて行く。この作業はとても大切だと、
仕事でも生活でも思う。

デザインはそんな役割も担っているようだ。
生活を一変するマイホーム計画。
逆に言えば、痕跡をすべて消し去る作業でもあり得る。
だとすると、デザインがその両者をつなぐ役割もある。そう考えました。

今、古民家や、古い建具。なにか「懐かしさ」を求める風潮が強くなってきている。
また、自然界に直線などなく、柔らかな曲線で構成される空間もしかり。
どこかに、懐かしさを求め安心を手に入れる気運と、
発展しすぎた社会に閉塞感が生まれだしたと推測します。

明るい事が素晴らしいとされてきた戦後。蛍光灯で隅々まで明るくする。
今となっては、エネルギーの観点からも、文化という観点からも、
影を生み出すほんのりと明るい照明。これももてはやされている。

土壁もしかり。機能的な事も大切な要素ですが、なにか自然との繋がりを求め、
安心を得たいと言う欲求から、見直されてきたような気がします。

デザインをただの、遊び心だと感じていた、薄っぺらな私(笑)
今回のこのてしお会に参加して、とても重要な要素だと気付きました。
また、参加したいです。ありがとうございました。





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