以前も書きましたが・・・改めて自己紹介。
神奈川県は三浦半島の三崎の左官、“左菊(さきく)”の5代目で
ございます。鈴木 一史と言います。33歳になってしまいました。
左官の道に入ったのは18歳。先代の父親の死がきっかけでした。

アルバイトをしていたときに父親と一緒に仕事した事もありました。
ですが、それは仕事を知らない時代の事でした。

以前の記事“とある左官職人の今まで”でも書いた通り、世の中をもっと知りたいと、沢山の左官の親方から学ばせて頂きました。なもので、父親から左官を教わったとも思わず、
あまり父親の仕事と自分も比較する事も少なかった私でございます。

とまあ、長い前振りが終了したところで、本題に移ります。

先日、地元の大工の棟梁のお宅に伺いました。築20年経ったそうですが、この写真!!

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なんとも迫力のある玄関の佇まい。経年変化も綺麗だと感じました。
もちろん大工さんの仕事が凄い手の懲りようなのはもちろんなのですが。。。

驚いたのは、左官の壁。もちろん私の父親が手がけたもの。
仕事も、別に変わったものでもなく、当時はごく普通の新京壁といわれる、木粉系の繊維壁。なにも特別ではなく、何も趣向を凝らしたわけでもなく。ただ、普通にただただシンプルな壁。

私は、圧倒されてしまいました。

父親の仕事とあまり比較しないのですが。。。比較する意味もないのですが。。。負けですね。。。完敗。

考え・価値観などとインテリ振る私に、「経験」と言う、刀でばっさりやられた感じですね。「これが壁だ!文句あるか!!」と理不尽に圧倒してくる感じ?

嗚呼・・・・・頭で考えずに、そこにはコレだと教えてくれる、自然の必然性を感じられるような、爺左官になりたい。。。

経験には、勝てねぇよ、パパ。


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