2013年03月
韓国ドラマ/根の深い木
2013年03月30日
韓ドラ姉さんから借りた韓国ドラマDVD
『 根の深い木 〜世宗大王の誓い〜 』 全24話(2011年)
http://nenofukaiki.jp/
韓国で最も尊敬されている歴史上の人物、ハングルを作りあげた
朝鮮王朝4代王・世宗[セジョン] の治世を新たな視点でとらえたミステリー時代劇
(ベストセラー小説をドラマ化した作品で、最高視聴率27.3%)
民を愛する気さくな王の姿の裏で、自らの信念とそれを阻もうとする勢力との葛藤に苦悩する王
世宗(イ・ド)をハン・ソッキュが繊細な演技で表現&名優の貫禄を見せつけ、
もうひとりの主人公、世宗を父の敵として命を狙いながらも、世宗に信頼され、
謎の連続殺人事件の捜査やハングル創製事業を任されていくことになる武官、
カン・チェユン役を『チュノ〜推奴〜』で華麗なアクションと肉体美を披露したチャン・ヒョクが熱演
2011SBS演技大賞 6部門受賞
<大賞><10大スター賞>ハン・ソッキュ <プロデューサー賞>ソン・ジュンギ
<優秀賞>シン・セギョン <特別演技賞>ソン・オクス <最優秀作品賞>
4/3(水) 11:59〜1:00 テレビ大阪で放映されるようなので、ご興味ある方には朗報
http://www.tv-osaka.co.jp/onair/detail/2013/04/03/11/59/
(ストーリーを先に知りたくない方は、以下 あらすじ&登場人物 お読みにならないでください)
あらすじは…
1418年、譲位により朝鮮王朝4代王として世宗イ・ドが即位したが、
軍権を中心に実権は前王である太宗(テジョン)イ・バンウォンが握っていた。
王権強化のため有力な臣下をことごとく粛清してきたイ・バンウォンは、
イ・ドの義父であるシム・オンとその一家を反逆罪で処刑する。
シム家の使用人の息子のトルボクは、幼なじみのタムと逃げ出すが
途中で離ればなれになってしまう。
月日は流れ、1446年。
イ・ドが父を殺した張本人と思い込んでいたトルボクは、カン・チェユンと名を変えて、
イ・ドへの復讐を胸に武官として宮中に勤務する。
その頃、宮中では、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々に殺害される事件が起こっていた。
イ・ドから直々に事件捜査を任されたカン・チェユンは、
その過程で王権を牽制する秘密組織"密本"との闘争に巻き込まれる一方、
文字創製事業の中核を担う女官で、幼い頃の記憶により口がきけないというソイが、
タムであることに気付く…
<登場人物> 相関図
世宗[セジョン]/イ・ド
(青年時代:ソン・ジュンギ『トキメキ☆成均館スキャンダル』 ⇒ ハン・ソッキュ『シュリ』)
朝鮮王朝4代王。父王・太宗[テジョン] による血の粛清を目の当たりにして心に深い傷を負い、
父とは異なる王の姿を目指す。民を愛し、身分の低い者にも対等に接することを望む慈愛深い王。
民のために新たな文字を作ろうと極秘計画を立ち上げるが、
それを阻止しようとする勢力によって側近が次々と暗殺される
トルボク/カン・チェユン (チャン・ヒョク『チュノ〜推奴〜』)
世宗の義父であるシム・オンの家の奴婢トルボクは、父が無念の死を遂げた元凶が
国王であると思い込み、北方で武官として身を立て、師匠イ・バンジから武芸を伝授される。
カン・チェユンと名を変え、国王イ・ドへの復讐心を胸に兼司僕(キョムサボク)として王宮に入るが、
イ・ドから連続殺人事件の捜査を任される。
ソイ/タム (シン・セギョン『善徳女王』)
シム・オンの家の奴婢の娘で、トルボクの幼なじみ。シム家が反逆事件に巻き込まれた際に、
世宗[セジョン] の王妃・昭憲[ソホン]王后にかくまわれるが、口がきけなくなってしまう。
ソイと名を変えて広平大君[クァンピョンデグン]付きの女官になり、
イ・ドの文字創製事業の中核人物となる。一度目にしたものは何でも記憶できる能力を持つ。
ムヒュル (チョ・ジヌン)
世宗 イ・ド の護衛武官。イ・ドが最も信頼し、またイ・ドに最も忠誠を尽くす、腹心の中の腹心。
広平大君[クァンピョンデグン] (ソ・ジュニョン『悲しき恋歌』少年時代の主人公役)
世宗 イ・ドの五男。ソイを配下の女官に持ち、イ・ドの秘密組織の一員として、
文字創製計画に携わり、父が半生を捧げた事業を積極的に助けるが、
"密本(ミルボン)"の手にかかり命の危機にさらされてしまう。
カリオン (ユン・ジェムン『マイダス』)
泮村(パンチョン)に住み、食肉の加工を生業とする白丁(ペクチョン)。
都で随一の検死技術を持ち、世宗 イ・ド からも厚い信任を受ける。
泮村(パンチョン)とは…
高麗末から朝鮮王朝時代の国立大学に相当する成均館(ソンギュンガン)を中心に形成された村で、
主に成均館(ソンギュンガン)の奴婢として知られる泮民(パンミン)たちが住む
お気軽に見れるラブコメとは違って、ミステリー&アクションで、
しかも権力からんで無実の罪なのに反逆罪とか刀振り回し系ってことで、
しょっぱなから見ていて重さを感じて正直少々辛かった…
少年時代のトルボクを演じる チェ・サンウ君が眼力が凄すぎて、見ていて痛々しく…
(『マイダス』でもチャン・ヒョク演じるドヒョンの少年時代を演じていた)
チャン・ヒョク演じるトルボクにも復讐心と本来の優しさがあるからこそ痛々しく…
世宗 イ・ド の葛藤も(二重人格のような姿も)また痛々しくて…
危ないっ 急げ だまされるな
と、ハラハラしながら見ていたから、最終回は結末を予測していた通りで、辛いながらも
ようやく終わった… ようやくハラハラ感から解放される… と変な達成感がありました
にしても、ハングル文字に関しては、造るの(公布するの)大変だったんだろうなぁ〜と感心しました
(どの文字に対してもだろうけど)
朝鮮王朝4代王・世宗[セジョン] により1443年に考案され、
1446年に『訓民正音(フンミンジョンウム)』として公布されたハングルは、
発音をもとにした固有の文字体系で、字形も舌や口など発音器官の形状をかたどり、
それを組み合わせて文字を形成するなど、「世界で最も合理的な文字」といわれている
当時、文字の読み書きができるというのは、支配者階級が民を統治するための手段そのものであり、
支配者階級だけに許された特権であった時代に、
民でもわかりやすい文字を造りあげ頒布した王ってすごいなぁ〜
日本人の私でも28文字覚えれば、正しく発音できるかはともかく、一応は読めてしまえるのだから
『 根の深い木 〜世宗大王の誓い〜 』 全24話(2011年)
http://nenofukaiki.jp/
韓国で最も尊敬されている歴史上の人物、ハングルを作りあげた
朝鮮王朝4代王・世宗[セジョン] の治世を新たな視点でとらえたミステリー時代劇
(ベストセラー小説をドラマ化した作品で、最高視聴率27.3%)
民を愛する気さくな王の姿の裏で、自らの信念とそれを阻もうとする勢力との葛藤に苦悩する王
世宗(イ・ド)をハン・ソッキュが繊細な演技で表現&名優の貫禄を見せつけ、
もうひとりの主人公、世宗を父の敵として命を狙いながらも、世宗に信頼され、
謎の連続殺人事件の捜査やハングル創製事業を任されていくことになる武官、
カン・チェユン役を『チュノ〜推奴〜』で華麗なアクションと肉体美を披露したチャン・ヒョクが熱演
2011SBS演技大賞 6部門受賞
<大賞><10大スター賞>ハン・ソッキュ <プロデューサー賞>ソン・ジュンギ
<優秀賞>シン・セギョン <特別演技賞>ソン・オクス <最優秀作品賞>
4/3(水) 11:59〜1:00 テレビ大阪で放映されるようなので、ご興味ある方には朗報
http://www.tv-osaka.co.jp/onair/detail/2013/04/03/11/59/
(ストーリーを先に知りたくない方は、以下 あらすじ&登場人物 お読みにならないでください)
あらすじは…
1418年、譲位により朝鮮王朝4代王として世宗イ・ドが即位したが、
軍権を中心に実権は前王である太宗(テジョン)イ・バンウォンが握っていた。
王権強化のため有力な臣下をことごとく粛清してきたイ・バンウォンは、
イ・ドの義父であるシム・オンとその一家を反逆罪で処刑する。
シム家の使用人の息子のトルボクは、幼なじみのタムと逃げ出すが
途中で離ればなれになってしまう。
月日は流れ、1446年。
イ・ドが父を殺した張本人と思い込んでいたトルボクは、カン・チェユンと名を変えて、
イ・ドへの復讐を胸に武官として宮中に勤務する。
その頃、宮中では、イ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々に殺害される事件が起こっていた。
イ・ドから直々に事件捜査を任されたカン・チェユンは、
その過程で王権を牽制する秘密組織"密本"との闘争に巻き込まれる一方、
文字創製事業の中核を担う女官で、幼い頃の記憶により口がきけないというソイが、
タムであることに気付く…
<登場人物> 相関図
世宗[セジョン]/イ・ド
(青年時代:ソン・ジュンギ『トキメキ☆成均館スキャンダル』 ⇒ ハン・ソッキュ『シュリ』)
朝鮮王朝4代王。父王・太宗[テジョン] による血の粛清を目の当たりにして心に深い傷を負い、
父とは異なる王の姿を目指す。民を愛し、身分の低い者にも対等に接することを望む慈愛深い王。
民のために新たな文字を作ろうと極秘計画を立ち上げるが、
それを阻止しようとする勢力によって側近が次々と暗殺される
トルボク/カン・チェユン (チャン・ヒョク『チュノ〜推奴〜』)
世宗の義父であるシム・オンの家の奴婢トルボクは、父が無念の死を遂げた元凶が
国王であると思い込み、北方で武官として身を立て、師匠イ・バンジから武芸を伝授される。
カン・チェユンと名を変え、国王イ・ドへの復讐心を胸に兼司僕(キョムサボク)として王宮に入るが、
イ・ドから連続殺人事件の捜査を任される。
ソイ/タム (シン・セギョン『善徳女王』)
シム・オンの家の奴婢の娘で、トルボクの幼なじみ。シム家が反逆事件に巻き込まれた際に、
世宗[セジョン] の王妃・昭憲[ソホン]王后にかくまわれるが、口がきけなくなってしまう。
ソイと名を変えて広平大君[クァンピョンデグン]付きの女官になり、
イ・ドの文字創製事業の中核人物となる。一度目にしたものは何でも記憶できる能力を持つ。
ムヒュル (チョ・ジヌン)
世宗 イ・ド の護衛武官。イ・ドが最も信頼し、またイ・ドに最も忠誠を尽くす、腹心の中の腹心。
広平大君[クァンピョンデグン] (ソ・ジュニョン『悲しき恋歌』少年時代の主人公役)
世宗 イ・ドの五男。ソイを配下の女官に持ち、イ・ドの秘密組織の一員として、
文字創製計画に携わり、父が半生を捧げた事業を積極的に助けるが、
"密本(ミルボン)"の手にかかり命の危機にさらされてしまう。
カリオン (ユン・ジェムン『マイダス』)
泮村(パンチョン)に住み、食肉の加工を生業とする白丁(ペクチョン)。
都で随一の検死技術を持ち、世宗 イ・ド からも厚い信任を受ける。
泮村(パンチョン)とは…
高麗末から朝鮮王朝時代の国立大学に相当する成均館(ソンギュンガン)を中心に形成された村で、
主に成均館(ソンギュンガン)の奴婢として知られる泮民(パンミン)たちが住む
お気軽に見れるラブコメとは違って、ミステリー&アクションで、
しかも権力からんで無実の罪なのに反逆罪とか刀振り回し系ってことで、
しょっぱなから見ていて重さを感じて正直少々辛かった…
少年時代のトルボクを演じる チェ・サンウ君が眼力が凄すぎて、見ていて痛々しく…
(『マイダス』でもチャン・ヒョク演じるドヒョンの少年時代を演じていた)
チャン・ヒョク演じるトルボクにも復讐心と本来の優しさがあるからこそ痛々しく…
世宗 イ・ド の葛藤も(二重人格のような姿も)また痛々しくて…
危ないっ 急げ だまされるな
と、ハラハラしながら見ていたから、最終回は結末を予測していた通りで、辛いながらも
ようやく終わった… ようやくハラハラ感から解放される… と変な達成感がありました
にしても、ハングル文字に関しては、造るの(公布するの)大変だったんだろうなぁ〜と感心しました
(どの文字に対してもだろうけど)
朝鮮王朝4代王・世宗[セジョン] により1443年に考案され、
1446年に『訓民正音(フンミンジョンウム)』として公布されたハングルは、
発音をもとにした固有の文字体系で、字形も舌や口など発音器官の形状をかたどり、
それを組み合わせて文字を形成するなど、「世界で最も合理的な文字」といわれている
当時、文字の読み書きができるというのは、支配者階級が民を統治するための手段そのものであり、
支配者階級だけに許された特権であった時代に、
民でもわかりやすい文字を造りあげ頒布した王ってすごいなぁ〜
日本人の私でも28文字覚えれば、正しく発音できるかはともかく、一応は読めてしまえるのだから