2007年09月06日

スエツグ

最近、某クライントPRESSのHさんに
「太った」「メタボ」「冬瓜」と屈辱的な
言葉を浴びせられ、いよいよ決心し
スポーツクラブに入隊、いや入会。
お金をかけてうまいもんくって、
お金をかけて飲んで、
お金をかけて痩せて・・・。意味ないよなぁ。

まずは体重やら体脂肪率やらの計測。
僕の担当になったのは
いかにもスポーツマンといったまだ若造。
25歳くらいかな。
さわやかなオーラだしまくりの嫌味な野郎だ。
陸上の末続にちょっと似ているので
ココロの中で「スエツグ」と呼ぶことにした。

スエツグの口調はなぜか優越感いっぱいだった。
僕の脂肪や体の筋肉量を小バカにしていた(ような気がする)

「いったい普段どういう生活してるんですか?」

機械がはじき出した体重などが印刷された紙を見ながら
目を合わせず僕に聞いた。
ちょっとカチンと来たけど、大人として我慢だ。

「まぁ旨いもん食べて、旨い酒を飲んでの繰り返しですかね。
接待が多い仕事なんでねぇ」

ワザとに少しへりくだった感じ、かつ、少し自慢をこめて
言ってやった。

「へぇ」

1へぇで片付けられた。
この野郎、ちょっとだけ筋肉が俺よりあるからって偉そうに。
腕立て伏せの数は負けるけど
「年間に観ている映画の数」なら負けないぞ。
と変な対抗意識を密かに燃やしていた。
そして機械に乗っただけのこの時点で
僕は大量の汗をかいていた。

そして実践。スエツグは
さまざなま最新鋭のマシーンの使い方を
僕に教えた。
僕が使い終える度に
「どーですか?気持ちいいでしょう?」
とか「そろそろつらくなってきたでしょう?」
とか「はい、キーーープ」とか
嫌味な声を耳元でささやく。

近いよ。近い。
ウザイよ。ウザイ。スエツグめ。
お前みたいなやつが
地元開催の世界陸上でケイレン起こしたりするんだよっ。

「女性が男性を見るとき、最初に見るのは、胸板の厚さですからね」
スエツグは僕に同意を求めてきた。
頭の回転とトークだけで生きてきた僕は
「じゃあ、さぞかしモテるんじゃないですか?」
少し嫌味を込めて言ってみた。
「そうでもないですよ」
初めてスエツグは弱気になった。
「六本木にいいガールズバーがあるから紹介してやるよ。」
ココロの中で言ってみた。
初めてスエツグをリードした気がした。

そしてスエツグは背筋を鍛えるマシーンの
見本をみせていた時、真顔で言った。

「僕の背中の筋肉を触ってみてください」
「え?」
「ほら触って!肩と肩の間の三角形のところ」
「え、いや、あの」
「早く!」
「どこですか?」
「もっと下」
「え?」
「そこじゃない、もっと上!」
「・・・」
「そう!そこ!そこ!」
「・・・」
「もっと強く押してみて!」
「・・・」
「どーですか?」
「・・・」

文化系(今は夜遊び系)代表の僕の指先は
体育会系代表のスエツグの筋肉を
やさしくタッチし続けた。
僕は指先に全神経を集中させ
昔読んだマンガの記憶を辿り、北斗神拳の秘効を突くようにPUSHした。
スエツグはびくともしなかった。

その感触と温もりは今も指先に残っています。

なんだか悔しい気持ちが残ったので
ラーメンを食べて帰りました。

家に帰ってから体重を量ると
1キロ減ってました。

スエツグやるじゃん。

という訳でお酒の量を減らそうと思ってます。




sakotayo at 03:24│Comments(3)TrackBack(0)clip!

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この記事へのコメント

1. Posted by pizza   2007年09月06日 23:58
お酒の量を減らしたら
skyさんじゃなくなってしまいますよ。
2. Posted by CLEAR   2007年09月08日 12:31
メンズエステにも申し込んだ!
10回で30万弱!本気です
3. Posted by おごじょ   2007年09月09日 00:15
スエツグ紹介文(?)、すごいおもしろい!
さっすがー。やっぱ文才あるね。←上から目線

メンズエステ高っ!やっぱ一番は食生活ですよ。
外食しないよう毎晩ご飯作ちゃるから、エステ代プリーズ!

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