2006年03月15日

フタスジモンカゲロウを観察しよう

前回(ぜんかい)は飛行機ってなに? の作文だったね。作文を読んでみて。

作文
 飛行機は、翼・胴体・方向舵がある飛ぶ乗り物です。飛行機には、ジェット機・プロペラ機・水上飛行機・グライダーがあります。

ユウが作った紙飛行機にも、翼(つばさ)・胴体(どうたい)・方向舵(ほうこうだ)があったよね。
 「うん」

きょうは、フタスジモンカゲロウというムシを観察(かんさつ)して、毛(け)バリを作ってみよう。観察は、よく見て知ることだよ。
 「お父さんと山に行って、ケバリでヤマメをつった」

ユウが釣ったヤマメは大きかったね。
 「うん、このくらい(20センチ)あった」

それでは質問(しつもん)。
フタスジモンカゲロウは何からできていますか?
気がついたことを、ノートに書いて。

観察ノート

構成
 ハネ(4まい、大きいのと小さいの)
 アシ(6本、こん虫)
 ヒゲ
 ドウタイ(しまもよう)
 目
 色(きいろ)
 シッポ

よく観察したね。ヒゲは触角(しょっかく)で、シッポは尾(お)とかテールといわれているよ。
では、大きい→小さい順に作文にして。
作文
 フタスジモンカゲロウは黄色い虫です。大きい羽(はね)と小さい羽が4まいあり、どう体にはしまもようがあります。足が6本あるのでこん虫です。ほかに、目と触角と尾があります。 

それでは、フタスジモンカゲロウでとくに目だつのは?
 「羽と、どう体」

では羽をよく見て。何がある?
 「すじ」 

そう、筋(すじ)がある。足も触角も筋に似ているよね。
 「うん」

この筋を毛でまね、胴(どう)を釣バリにしたのが毛バリなんだよ。
「毛」の字が毛バリに似ていない?
 「すじとハリがある」

では、毛とハリで毛バリを作ってみようね。
 「それはなんの毛?」

ニワトリの首のうしろの毛だよ。毛とハリだけの毛バリでも釣れるんだよ。
 「ほんと?」

毛と鉤


写真の毛バリとはちがうけど、けっこう釣れるよ。よく観察するとね。
それでは、まとめをしよう。
飛行機を観察すると紙飛行機ができ、カゲロウを観察すると毛バリができることがわかった?
 「わかった}

では、きょうはここまで。

参考(さんこう)→  

 紙飛行機や毛バリを模型(もけい)とよぶと、ほんものを観察すると、いくつかのだいじなものである要素(ようそ)に分(わ)けることができます。そして、要素を組み立てて模型を作ることができます。

 観察→要素→組み立て→模型のながれは、絵を描(か)いたり、文を書いたりすることにもあてはまります。たとえばマンガの顔で目が大きいのは、目が顔のだいじな要素になっているからです。また、たとえば5−7−5からなる俳句(はいく)は、だいじな要素から構成される究極(きゅうきょく)の作文といえます。

 余談ですが、横浜から青森に向かって「奥の細道」を実際に歩いたことがあります。松島を見たときに、芭蕉の句ともいわれる「松島や ああ松島や 松島や」を実感しました。内陸部についている「奥の細道」をたどり、山中などを何日も歩き続けた末、目の前に初めて海が広がりました。海のある風景、そこが松島でした。




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