2006年05月02日

「北風と太陽」を読む

今日の作文構成ゲームは、イソップの「北風と太陽」を読んで、どのような構成になっているか調べてみよう。この話は知っている?
 「うん、知ってる」

では、お父さんが読むので、よく聞いて。(本を読む)
こんどはユウが大きな声で読んで。
 「北風と太陽が、どっちが力がつよいかといって争(あらそ)いました。・・・」

では、この話はどのような質問に答えていますか?
 「北風と太陽のどっちが強いか」

そのとおり。だから題名も「北風と太陽(のどっちが強いか)」になっているんだね。
では、その答えは?
 「太陽」

なぜ、太陽が強かったの?
 「北風は人間の着物をぬがせられなかったから」

そうだね。では因果関係(いんがかんけい)で、くわしくまとめてみようね。因果関係は、「○○すると、□□する。」という原因→結果のつながりだったね。
 「うん」

北風がはげしくふくと、人間はどうなった?順に書いていって。
 「はげしくふいた→着物をおさえた」
 「ますますふきつけた→ますます寒がってほかの着物を着こんだ」

けっきょく、北風はどうだったの?
 「北風はむりにおしつけて、着物をぬがせられなかった」

では、太陽がじわじわてらすと?
 「じわじわてらした→着物をぬいだ」
 「もっと光を強くした→あつさにがまんできず、着物をぬいで川にはいった」
 「太陽は、自分から着物をぬぐようにできた」

北風と太陽

では、ノートを見ながら構成を作ってみようね。
構成
問い:北風と太陽のどっちが強いか?
答え:太陽が強い
理由:
 太陽は着物をぬがすことができた
  あつくして、自分からぬぐようにできた
 北風は着物をぬがすことができなかった 
  ふきつけて、むりにぬがせようとした
  かえって着物を着こんだ

では、構成を作文に書いてね。
作文
北風と太陽
 北風と太陽では、太陽が強いです。 太陽は人間の着物をぬがすことができましたが、北風はできませんでした。というのは、太陽はあつくして、自分からぬぐようにできました。いっぽう、北風はふきつけて、むりにぬがせようとしましたが、人間はかえって着物を着こみました。

よくできたね。この作文は、話のだいじなところを短くまとめたので要約(ようやく)になるよ。
ところで、ユウの書いた表(写真)から、北風と太陽が反対のものからできていることがわかるよ(図)。太陽の暑い・自分から・脱ぐ・強いと、北風の寒い・おしつけ・着る・弱いが反対だね。
 「うん」

本を読むときに、因果関係や反対の関係をとらえてみることを覚えておこう。

 北風
 寒い
 おしつけ
 (強制)
 着る
 弱い
←→
←→
←→
←→
←→
←→
 太陽
 暑い
 自分から
 (自発)
 脱ぐ
 強い

勉強も教えられるより、自分から学ぶほうが身につく、といえそうだね。
ユウが自分からすすんでいろんなことをするのを、お父さんはあたたかく見まもってあげるよ。
では、ここまでにしよう。

参考文献:
河野与一編訳:イソップのお話−北風と太陽,岩波少年文庫.




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