2007年04月11日

「川あそび」を見なおす

 「川あそび」の作文を見なおします。14ある文のうち12の文が、「・・・た」という過去(かこ)の形で終わっているからです。

 ユウ、「川あそび」の作文だよ。文の終わで、「・・・た」がつくところを線をひいてごらん。










   川あそび
                  ゆう
   土曜日に、おじいちゃんと妹と
川に行った
  あつかったが、川の水はこおりのようにつめ
  たかった
   そこで魚をとった。手でつかまえようとす
  ると、魚がはねたりした。金色でまんなかが
  黒い魚や、小さい魚をとった。石をどけると
  エビを見つけた。コンクリートブロックのと
  ころには、エビのたまごがあった。ゴカイも
  たくさんいた。妹はカニをつかまえた。でも
  手からおちて、カニは土にもぐってしまった
   その夜は、おじいちゃんの家にとまった
  魚は、おじいちゃんの家においてきた。げん
  きでいてくれるといい。また行ったとき、川
  であそびたい。


 「・・・た」がついていないのはどれ?
 「いい」と「あそびたい」。

 この二つは現在(げんざい)だね。「川に行った」から「家においてきた」までは過去がつづいている。
 では、「川に行った」から「家においてきた」のあいだを、現在の形にしてみるとどうなる?
 「る」がつづく。

 たしかに、そうだね。「小さい魚をとる」を「小さい魚をすくう」になおせると、「る」がへるよ。










   川あそび
                  ゆう
   土曜日に、おじいちゃんと妹と川に
行った
  あつかったが、川の水はこおりのように
つめ
  
たい
   そこで魚を
とる。手でつかまえようとする
  と、魚が
はねる。金色でまんなかが黒い魚や、
  小さい魚を
すくう。石をどけるとエビを見つ
  ける
。コンクリートブロックのところには、
  エビのたまごが
ある。ゴカイもたくさんいる
  妹はカニを
つかまえる。でも手からおちて、
  カニは土に
もぐってしまう
   その夜は、おじいちゃんの家にとまる。魚
  は、おじいちゃんの家に
おいてきた。げんき
  でいてくれるといい。また行ったとき、川で
  あそびたい。


(参考)
 
場面(ばめん)ごとのこまかい段落(だんらく)にして、段落のはじめの文を過去、とちゅうを現在にすることもできます。










   川あそび
                  ゆう
   土曜日に、おじいちゃんと妹と川に
行った
  あつかったが、川の水はこおりのように
つめ
  
たい
   そこで魚を
とった。手でつかまえようとす
  ると、魚が
はねる。金色でまんなかが黒い魚
  や、小さい魚を
すくう
   石をどけるとエビを
見つけたコンクーリ
  ートブロックのところには、エビのたまごが
  
ある。ゴカイもたくさんいる
   妹がカニを
つかまえた。でも手からおちて、
  カニは土に
もぐってしまう
   その夜は、おじいちゃんの家に
とまった
  魚は、おじいちゃんの家に
おいてきた。げん
  きでいてくれるといい。また行ったとき、川
  であそびたい。


参考文献(さんこうぶんけん)
中学からの作文・論文: 文末から時空をこえて



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