2007年05月11日

ふろの係り

 家の手つだいを作文に書いてみましょう。

 ユウは、家でどんな手つだいをしている?
 
毎日、おふろにおゆをいれている。

 ほかには?
 毎日でないけど、ゆかふきと、げんかんのそうじと、せんたく物をたたんだりしている。

 お母さんの、手つだいをしているんだね。
 そう。お母さんがよろこぶので。

 ユウは、えらいな。ふろの係(かか)りは、なにをするの。
 せんをして、スイッチをいれる。

 そうなんだ。ふろの係りをしていて、こんなことはなかった?
 こまったこと
 おもしろかったこと
 失敗したこと
 うれしかったこと
 ふしぎだと思ったこと
 たのしかったこと

 おもしろいことは、スイッチをいれると、たきみたいにおゆがでてくること。
 しっぱいしたのは、せんをしわすれて、おゆがなかったこと。ピピッとなったので、いくとわいてなかった。
 ふしぎだったことは、ふろのてんじょうに小さなハエがとまっていたこと。どこからきたか、ふしぎだった。

 ハエを図鑑(ずかん)でしらべてみよう。
 (図鑑をもってくる) こんなかんじのハエ。

 このハエが、せんのあなからでてくるのを見たよ。いまいないだろう。あなをそうじしたからだよ。
 しらなかった。

 ユウは、ふろでのできごとを作文に書きました。



    ふろの係り
                 ゆう
   ふろに、おゆをいれる係りになっている。
  ふろの穴にせんをして、スイッチをおすと、
  ドドー、ザザーとたきのようにおゆがでて
  くる。おゆがたまると、ピピッとブザーが
  なり、ふろにはいれる。たいしたことでは
  ないが、これが毎日のてつだいだ。
   しっぱいしたことがある。ブザーがなっ
  たので、はいりにいった。ところが、おゆ
  がない。せんをしわすれていたので、穴か
  らおゆがながれていた。ふろがわいていな
  いのに、ブザーがなるのはふしぎだ。でも、
  ブザーのおかげで、せんをしていないこと
  がわかった。
   ふろのてんじょうに、米つぶくらいの小
  さなハエがとまっていた。うすい茶色で、
  さされるとかゆくなる。ふろはしめきって
  いるが、このハエはどこからきたのだろう。
   おゆがながれる穴からハエがでてくるの
  を見た、と父がいっていた。穴の中には、
  水がたまっている。父が穴の中をそうじし
  てから、ハエはいなくなった。
   ふろの係りは、おゆをいれるだけでなく、
  そうじもだいじだと思った。




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