2009年06月05日

全体から部分へ説明

 つぎの文を読み、何が書かれているかすぐ分かるように、段落を追加してみましょう。

 タンポポの種子は、綿毛のかさを広げて風を待つ。このかさがかすかな風もとらえて種子をはこんでいく。着地すると種子をおおう細かなトゲが船の錨(いかり)のようにはたらいて、種子を地面につなぎ止めるのだ。
 果物(くだもの)が熟(う)れて甘(あま)くなるのも、植物の“領土拡大作戦”のひとつである。トリやサルなどの動物に食べさせて移動するやり方だ。消化されていない種子がフンと一緒(いっしょ)に出されて、やがてその場で芽を出す。
(読売新聞 2009年4月22日朝刊 「全国学力テスト 小学国語A」問題文より)

(ヒント) 動物とちがって植物は移動できません。植物は仲間を増(ふ)やすために、種子(しゅし: タネのこと)を移動(いどう: 場所を変えること)させ、そこから芽(め)が出るようにしています。種子を移動させる二つの方法(ほうほう)が書かれていますね。

答 え










答 え

(考え方)
 はじめに全体をまとめて説明し、つぎに二つの部分を説明しましょう。おおまかに分かったあと、こまかく分かるからです。

  AとBの方法がある。
  Aは…である。
  Bは…である。
(段落1)
(段落2)
(段落3)

答えの例
 植物が種子を移動させ仲間を増やすには二つの方法がある。一つは綿毛を利用し、もう一つは動物を利用する。
 タンポポの種子は、綿毛のかさを広げて風を待つ。このかさがかすかな風もとらえて種子をはこんでいく。着地すると種子をおおう細かなトゲが船の錨(いかり)のようにはたらいて、種子を地面につなぎ止めるのだ。
 果物(くだもの)が熟(う)れて甘(あま)くなるのも、植物の“領土拡大作戦”のひとつである。トリやサルなどの動物に食べさせて移動するやり方だ。消化されていない種子がフンと一緒(いっしょ)に出されて、やがてその場で芽を出す。





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