2008年11月
昼間は大阪府高校生物教育研究会の生徒研究発表会があり、同時進行でアジア生物学教育協議会隔年会議AABEのエクスカーション対応があった。約60人のアジア各国からの参加者。彼らに向けて博物館の教育プログラムについて話をしてくれとのこと。で、博物館のミッションに関するパワポをてきとーに英訳して、勢いで話した。ええ頑張って15分にまとめましたとも。こちらとしても意外にリアクションがよかったので楽しかったです。でも疲れた。
学校のこけをタイでも応用したいとか言い出すおばちゃんがいたり。タイの山岳地帯みたいにすごいところではうーん、本格的なパラタクソノミスト養成になっちゃうねー。
その他西日本博物館ネットワークの打合せとか、質問対応とか、あれこれで、あれもこれもできずに終わった。
来月のinaxギャラリーの展示準備はだいたい夜中や通勤中に進めるのが常。でこのところ種名などのキャプションの準備をしているのだが、ショウゲンジをどうしようか、ちょっと困ってしまった。ショウゲンジは国内の図鑑ではほとんどRozites属に分類されている。つばが膜質な点などをキーとして比較的古くからCortinarius(フウセンタケ)属と区別されてきた。が、このところCortinarius属に再統合する動きがあるという。
wikipediaなどに系統研究の結果だとされているが、根拠としている文献はこれだろう。オープンアクセスのようだ。
http://www.mycologia.org/cgi/content/full/94/4/620
Rozites属は系統的まとまりがなく、属は人為的認識の産物だ、というのが結論のようだが、分類的取り扱いを明言しているわけではない。もともとのFriesの見解に従って戻せばいいだけだからreconbinationは特にいらない、といえばそれまでなのだけど、モノグラフレベルで再編を結論づけしたものがあるのだろうか。根拠文献が明示できないと、学名の変更はなかなか広がらない。日本のイッポンシメジ属の各種をRhodophyllusからEntolomaへ移すのも同様だった。
まあ、Rozitesの定義はしっかりしているし、使っていけない、というわけではない。だれの定義に従って学名を使っていると明記し、どういう観点でその学名を使っているのかがはっきりしていればそれでいい。
先ほどの論文の結論は、Rozites属ほかは多系統になるので定義を見直し、縮小すべきだが、そうすると残るCortinariusの方が多系統になってしまうのでみんなCortinariusに戻すべきというもの。分類的な取り扱いとしては理解できる。が、分類の結果を使う生態屋としてはCortinariusは属として大きすぎるのでもう少し分割する方向へ進んでほしいとは思う。先の論文の結論に即して言えば多系統になってしまうCortinarius属の定義の側にも問題があるのではないか。でもこの系統樹を踏まえて、さらに東アジアの種群も視野に入れて、多系統にならないように分割していくのは・・・そう簡単でもないのだろうなあ。
でもCortinariusにまとめるのは若干抵抗がある。今回は上記のようなことを知りつつRozitesで行こうかな。
分類学上の扱いに精通していないため、誤解や情報不足があればご指摘ください。
wikipediaなどに系統研究の結果だとされているが、根拠としている文献はこれだろう。オープンアクセスのようだ。
http://www.mycologia.org/cgi/content/full/94/4/620
Rozites属は系統的まとまりがなく、属は人為的認識の産物だ、というのが結論のようだが、分類的取り扱いを明言しているわけではない。もともとのFriesの見解に従って戻せばいいだけだからreconbinationは特にいらない、といえばそれまでなのだけど、モノグラフレベルで再編を結論づけしたものがあるのだろうか。根拠文献が明示できないと、学名の変更はなかなか広がらない。日本のイッポンシメジ属の各種をRhodophyllusからEntolomaへ移すのも同様だった。
まあ、Rozitesの定義はしっかりしているし、使っていけない、というわけではない。だれの定義に従って学名を使っていると明記し、どういう観点でその学名を使っているのかがはっきりしていればそれでいい。
先ほどの論文の結論は、Rozites属ほかは多系統になるので定義を見直し、縮小すべきだが、そうすると残るCortinariusの方が多系統になってしまうのでみんなCortinariusに戻すべきというもの。分類的な取り扱いとしては理解できる。が、分類の結果を使う生態屋としてはCortinariusは属として大きすぎるのでもう少し分割する方向へ進んでほしいとは思う。先の論文の結論に即して言えば多系統になってしまうCortinarius属の定義の側にも問題があるのではないか。でもこの系統樹を踏まえて、さらに東アジアの種群も視野に入れて、多系統にならないように分割していくのは・・・そう簡単でもないのだろうなあ。
でもCortinariusにまとめるのは若干抵抗がある。今回は上記のようなことを知りつつRozitesで行こうかな。
分類学上の扱いに精通していないため、誤解や情報不足があればご指摘ください。
先日、大阪市立図書館へ古い統計を調べに立ち寄った。
その際に、入り口でふと手に取ったのがこれ
http://www.oml.city.osaka.jp/net/guide.html
タイトルだけを眺めていても
なるほど図書館ではさまざまな調べ物をする人がいて、しかもどうやって調べていいのか分からないものは多いのだろうなあ、と思わせるものだ。
内容もpdfで読めるようになっているが、前提として図書館に来ればこうやって調べられるよ、というもの。だからgoogleで検索してみようとか、ってないようではない。
しかし、図書館で例えば自分が写真を撮った植物を図鑑で調べてみたい、というひとはいるはず。実際にはそういう質問はこっちへふられているのだ、とはおもうけど、そういうガイドもあってもいいのになあ、と思う。
質問対応をしていて感じるが、帰化植物や栽培植物を「原色日本植物図鑑」や「日本の野生植物」で探そうとしている人は意外に多い。たぶん、どんな図鑑をみるべきなのか、というガイドがまず必要なんだと思う。
ちょっとだけさわりを書いてみると、以下のような感じ
植物の調べ方
■自分で採った植物を調べたい
調べたい植物はどんな場所で見た(採った)ものですか?
・森林や造成されていない草原など:「原色日本植物図鑑」(保育社)や「日本の野生植物」(平凡社)などの図鑑を探しましょう
・屋久島以南であれば、「日本の野生植物」をあたるといいでしょう。これらの図鑑はもともと日本に生えていた野生植物しか載せていません。
・公園や造成地・校庭などの雑草:帰化植物の可能性があります、その場合には上記の図鑑には載っていなく、「原色日本帰化植物図鑑」や「日本の帰化植物」をあたる必要があります。まずは新 校庭の雑草 (野外観察ハンドブック)
(全国農村教育協会)や「人里の植物 1 (1) (カラー自然ガイド 2)
・(2)」などをあたってみることをおすすめします。
・花壇や花屋で売られている花
園芸植物は、日本以外の世界各地の植物が持ち込まれ、改良されています。このため、しばしば載っている図鑑を探すのから大変です。国内に流通している園芸植物を網羅的に扱っているものとしては日本花名鑑〈1〉2001‐2002
やhttps://affiliate.amazon.co.jp/gp/associates/network/build-links/individual/simple-get-html.html?ie=UTF8&assoc%5Fss%5Fref=http%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2Fgp%2Fproduct%2F4093051011%3Fie%3DUTF8%26ref%255F%3Dsr%255F1%255F1%26s%3Dbooks%26qid%3D1227107656%26sr%3D1-1&asin=4093051011&parentASIN=4093051011(6冊組、または2冊+索引の縮刷版もあり)を探すのがよいでしょう。簡単には四季別 花屋さんの花カラー図鑑
など主なもののみが載っている図鑑をまず利用してみるのも手です
■本などで出てきた海外の植物について知りたい
世界有用植物事典
や植物の世界 全15巻セット
などの索引で探してみましょう。利用や毒性なども比較的詳しく載っています。
■植物の名前の由来を調べたい
牧野新日本植物図鑑
が比較的詳しいです。巻末には主な学名の意味が分かる辞書もついています。
■自分で調べてよく分からないとき
園芸植物:みどりの相談所などに聞いてみましょう
野生のものや一般的でないものなど:大阪市立自然史博物館に聞いてみましょう。
相談の前に、一度電話して相談して訪問の日を決めてください。実物(押し葉でもok)があると、スムーズに調べられます。葉っぱ一枚よりは一枝、実のないものよりは実のある状態の方が解明できる可能性が高まります。
・・・
とまあ、こんな感じで書いていくことになるかなあ。
その際に、入り口でふと手に取ったのがこれ
http://www.oml.city.osaka.jp/net/guide.html
タイトルだけを眺めていても
なるほど図書館ではさまざまな調べ物をする人がいて、しかもどうやって調べていいのか分からないものは多いのだろうなあ、と思わせるものだ。
内容もpdfで読めるようになっているが、前提として図書館に来ればこうやって調べられるよ、というもの。だからgoogleで検索してみようとか、ってないようではない。
しかし、図書館で例えば自分が写真を撮った植物を図鑑で調べてみたい、というひとはいるはず。実際にはそういう質問はこっちへふられているのだ、とはおもうけど、そういうガイドもあってもいいのになあ、と思う。
質問対応をしていて感じるが、帰化植物や栽培植物を「原色日本植物図鑑」や「日本の野生植物」で探そうとしている人は意外に多い。たぶん、どんな図鑑をみるべきなのか、というガイドがまず必要なんだと思う。
ちょっとだけさわりを書いてみると、以下のような感じ
植物の調べ方
■自分で採った植物を調べたい
調べたい植物はどんな場所で見た(採った)ものですか?
・森林や造成されていない草原など:「原色日本植物図鑑」(保育社)や「日本の野生植物」(平凡社)などの図鑑を探しましょう
・屋久島以南であれば、「日本の野生植物」をあたるといいでしょう。これらの図鑑はもともと日本に生えていた野生植物しか載せていません。
・公園や造成地・校庭などの雑草:帰化植物の可能性があります、その場合には上記の図鑑には載っていなく、「原色日本帰化植物図鑑」や「日本の帰化植物」をあたる必要があります。まずは新 校庭の雑草 (野外観察ハンドブック)
(全国農村教育協会)や「人里の植物 1 (1) (カラー自然ガイド 2)
・(2)」などをあたってみることをおすすめします。
・花壇や花屋で売られている花
園芸植物は、日本以外の世界各地の植物が持ち込まれ、改良されています。このため、しばしば載っている図鑑を探すのから大変です。国内に流通している園芸植物を網羅的に扱っているものとしては日本花名鑑〈1〉2001‐2002
など主なもののみが載っている図鑑をまず利用してみるのも手です
■本などで出てきた海外の植物について知りたい
世界有用植物事典
■植物の名前の由来を調べたい
牧野新日本植物図鑑
■自分で調べてよく分からないとき
園芸植物:みどりの相談所などに聞いてみましょう
野生のものや一般的でないものなど:大阪市立自然史博物館に聞いてみましょう。
相談の前に、一度電話して相談して訪問の日を決めてください。実物(押し葉でもok)があると、スムーズに調べられます。葉っぱ一枚よりは一枝、実のないものよりは実のある状態の方が解明できる可能性が高まります。
・・・
とまあ、こんな感じで書いていくことになるかなあ。
未だ、抱えている大物原稿に手こずっている。進まないために現実逃避で、他の仕事がいくつか片付いてしまった。事務的な仕事が進まないのがザンネンなところだが、現実逃避のドライビングパワーはなかなかのもので、ちょっとしたいたずら(予備実験)にまで手を出す始末。コケの保水力、はどのくらいなのか。倒木上のコケは、特に倒木後進をする針葉樹にとっては重要な発芽床だ。それがどのくらいの保水力を持つのか・・・。当然のことながら実生には影響を持つだろう。
倒木上のコケとエゾマツ実生の生残に関しては飯島さんらの論文
http://ci.nii.ac.jp/naid/110006279083/
があるが、こうしたコケの高さの違いは、どのような種が群落をつくるのか、の結果だ。
ということで、実際にコケがどのくらいの水分を保持するのか、ちょっと試してみた。例えば、フジハイゴケは、乾燥したコケ(風乾)1gあたり、なんと10g近い水が留められる。もちろんこの水はコケ自身も利用するために刻々と減っていくのだが、こうした水を蓄えられる量、減っていく速度は種ごとに違うのだろうか。気になるところだ。
実際の所今日あたりからは現実逃避の暇もない、フェスモードに突入していくことになるのだが。
今週末は関西文化の日なのだが、かんさい自然フェスタ2008
について書くのをすっかりさぼっていた。
新生関西自然保護機構の可能性を占うイベントになるのだが、出展者だけでなく、シンポジウムはかなり充実している。詳しくはこちらのページをみてほしい
http://www.omnh.net/whatsnew/2008/11/post_1.html
親子で楽しむもよし、明日のヒントを探すもよし。せっかくの無料開放日、いろいろに博物館をお楽しみください。
そうこうするうちに、告知しなければいけないこともたまっているのでいくつか
「考えるキノコ 展 -摩訶不思議ワールド-」
12月11日(木)ギャラリー大阪から開催
http://www.inax.co.jp/company/news/2008/070_culture_1110_308.html
行きがかり上どっぷりと絡んでいます。ええ、予行演習兼PRの場となるはず。
しっかし間に合うのかね。
うちの凍結乾燥標本がたくさん並ぶ予定です。
「考えるキノコ 展 -摩訶不思議ワールド-」
12月11日(木)ギャラリー大阪から開催
http://www.inax.co.jp/company/news/2008/070_culture_1110_308.html
行きがかり上どっぷりと絡んでいます。ええ、予行演習兼PRの場となるはず。
しっかし間に合うのかね。
うちの凍結乾燥標本がたくさん並ぶ予定です。
このところ相変わらず原稿に追われている。ある原稿からの逃避のために、やはり締め切りが迫ってたり過ぎていたりする別の原稿に手を付ける、さらにそのまた逃避でべつの・・、で時々もとに立ち返るという状態でなかなかblogにまでたどり着かないのだった。今日は、ここにも書きたい非常に重要なことをしてきたのだけれど、もうちょっとだけ寝かしておくべきだろうと考え、やめておく。無事にことが成就した時には、改めてご報告したい。
さて、前置きはさておき、写真は先日訪れた大阪の最高峰、金剛山。確かに大阪府か最高地点はここにあるのだが、金剛山の山頂というか葛城神社というかブナ林の大部分は奈良県側にある。
この写真は大阪府側、ロープウエー駅近くの展望台からのものだ。第一印象としては、クリ、ミズキが多いなあ、という感じだ。
岩湧山同様、大和葛城にも草地が維持されていた。このあたりの半自然草原のことは山戸さんらによっても研究されている。
http://ci.nii.ac.jp/cinii/servlet/Kensaku?DOCID=110004305203
しかし一方で、かつて草地で、森林へと回復した部分についてどのような植生になっているのか、きちんとした調査はあまりないように思う。チェジュで見たことや北上山地などの事例を考えると、このクリ・ミズキ林こそが、かつての草地から回復した森なのではないか、という印象を強めている。
根拠は社寺林域のブナ林との植生の違いの激しさ、アカガシなどを欠いていること、シャクナゲなどのオープンな環境に生える灌木が多いこと、などだ。
はげ山に近い草地的利用=>アカマツ・クリ林=>クリの胴枯れ=>アカマツの松枯れ=>コナラ林=>ナラ枯れ
↑今ここ
という流れのように思う。かつての利用に関する資料は若干ありそうに思う。後は変化だ。さあ、これをどう実際にあとづける?
今後のためにメモしておこう。
■展示できるコンテンツをダウンロードしてローカルに置いておける場合の展示端末の作り方
マウスで操作させることを想定していますが、タッチパネルでもほぼ同様。(右クリックの心配がないだけ)
・本体はマックでもウインでも、まあ、そう古くないものを。
・FireFoxをダウンロードしてインストール(エクスプローラーのセキュリティをいじるよりは楽。エクスプローラーにもkioskモードはある。exploler5.5までならこの方が楽かも。)
表示したいコンテンツをスタートページに設定する。
画面解像度など一通りの設定をして
・アドオンでR-kioskをインストール
このR-kioskはブラウザ操作以外のコントロールを受け付けなくなるので、インストール時は注意を。ただしウインドーキーは聞くのでこれでタスクバーを呼び出してFireFoxを落とすなどのコントロールはできる。外すにはFireFoxをセーフモードで起動しないとだめ。FireFoxの設定を調整したい(あるいはこのアドオンを外したい)と思うときももセーフモードで。入れたが最後外せん、という事態にならないように気をつけて。
・右クリックされないように、右のクリックボタンの裏に細工。後でちゃんと外せるように。
・スタートアップにFireFoxを指定。
・BIOSで朝何時にコンピューターが起きるのか指定。また夕方何時にシャットダウンするのかをタスクで指定。
・お客さんがほっといたら初期画面に戻るように、
http://www.openspc2.org/reibun/javascript/link/014/index.html
などでコンテンツに細工。動画を見せる、などのシステムの場合、操作しない時間がコンテンツの長さより長くなるように調整しましょう。
・本体とキーボードを隠す。できればセキュリティ対策も。
このほかにもLimited Explorerなどがあります。
http://www31.ocn.ne.jp/~nks/
私も別な端末では使っています。お好みでどうぞ。
■いくつかのURL を自動巡回してみせる
一定時間でいくつかのサイトをスライドショーのようにして見せたい、というニーズはときどきある。
今回はこれを使いました。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se401257.html
初期の画面サイズ、表示時間、ループ表示、など細かい起動オプションが設定できます。
本体やキーボードマウスを隠して、画面だけでリアルタイムの情報を見せたい時には有効。今回の特別展「地震展2008」ではリアルタイム地震情報を表示しています。
自分が管理しているサイトを、朝起動時に一通りチェックする、なんて用途にも使えるかも、と思ってます。
■展示できるコンテンツをダウンロードしてローカルに置いておける場合の展示端末の作り方
マウスで操作させることを想定していますが、タッチパネルでもほぼ同様。(右クリックの心配がないだけ)
・本体はマックでもウインでも、まあ、そう古くないものを。
・FireFoxをダウンロードしてインストール(エクスプローラーのセキュリティをいじるよりは楽。エクスプローラーにもkioskモードはある。exploler5.5までならこの方が楽かも。)
表示したいコンテンツをスタートページに設定する。
画面解像度など一通りの設定をして
・アドオンでR-kioskをインストール
このR-kioskはブラウザ操作以外のコントロールを受け付けなくなるので、インストール時は注意を。ただしウインドーキーは聞くのでこれでタスクバーを呼び出してFireFoxを落とすなどのコントロールはできる。外すにはFireFoxをセーフモードで起動しないとだめ。FireFoxの設定を調整したい(あるいはこのアドオンを外したい)と思うときももセーフモードで。入れたが最後外せん、という事態にならないように気をつけて。
・右クリックされないように、右のクリックボタンの裏に細工。後でちゃんと外せるように。
・スタートアップにFireFoxを指定。
・BIOSで朝何時にコンピューターが起きるのか指定。また夕方何時にシャットダウンするのかをタスクで指定。
・お客さんがほっといたら初期画面に戻るように、
http://www.openspc2.org/reibun/javascript/link/014/index.html
などでコンテンツに細工。動画を見せる、などのシステムの場合、操作しない時間がコンテンツの長さより長くなるように調整しましょう。
・本体とキーボードを隠す。できればセキュリティ対策も。
このほかにもLimited Explorerなどがあります。
http://www31.ocn.ne.jp/~nks/
私も別な端末では使っています。お好みでどうぞ。
■いくつかのURL を自動巡回してみせる
一定時間でいくつかのサイトをスライドショーのようにして見せたい、というニーズはときどきある。
今回はこれを使いました。
http://www.vector.co.jp/soft/winnt/net/se401257.html
初期の画面サイズ、表示時間、ループ表示、など細かい起動オプションが設定できます。
本体やキーボードマウスを隠して、画面だけでリアルタイムの情報を見せたい時には有効。今回の特別展「地震展2008」ではリアルタイム地震情報を表示しています。
自分が管理しているサイトを、朝起動時に一通りチェックする、なんて用途にも使えるかも、と思ってます。
科研費申請、頼まれ原稿、振ってわいた原稿、締め切りをすぎてる原稿などなどであまり見通しがついていないが、それでもいろいろと起こる。地震展の展示物はフラッシュ上での右クリックでドツボにはまることがわかり、対応を検討。html上の右クリック無効化対策ではフラッシュには聞かないのだった。やむなく、右クリックボタンに詰め物をして物理的に対策。これが一番いいかも。一方タッチパネルマシンもおかしくなった。ほかのマシンにつないで見るとうごくのでPC側のcomポートの不調と判明。Hピー社(伏せ字になっていないって?)のマシンは熱暴走でか、前にも何回かこの症状が出ている。センドバックかなあ。
ちょっとだけ映写係をした地震メカニズムの話は良くわかったが、こちらの頭もボーっとしてしまい写真の草の同定がとっさにできなかった。
後で電話します、といったとたんに思い出す。ハゼラン、スベリヒユ科だ。スベリヒユの果実のイメージってできてなかったのが原因。でも葉を見ればツルナ科とかそのあたりを疑ってしかるべき。私も熱暴走してたのかなあ。
この機械、本来はドライフルーツやビーフジャーキーを家庭でつくるためのもの。先日、科博のHさんと一緒のフィールドで、使っているのを拝見し、アメリカではキノコ標本用にも人気と聞き、物欲が刺激されてしまったわけだ。とはいえなかなかよさそうだ。大きさは少し大きめの炊飯器といった感じ。温度は30度くらいから最大70度超まで変えられる。熱風が上から下へ吹き下され、これならキノコが蒸れて煮えることはなさそうだ。消費電力700ワット、ということで温風ヒーター並み。そこそこパワフルだ(が、ブレーカーには気をつけるべきだろう)。
ただ、やはりドライフルーツ用なので高さは3から5cmくらいのものが限界のようだ。大型のイグチなどはスライスしてから乾燥、となりそうだ。素早く乾かすためにも、標本を分けるためにも、学術標本用にはかえってその方が良いかもしれない。最大のネックポイントは価格か。国内輸入代理店で6ヶ月保証とすれば3万円以上かかる(ただし、amazon.comで調べると70ドル弱だ。それこそ円高でかなり安く買える)。温風ヒーターとレンジパネルや段ボールで自作すれば2000円ほどでできる。ただ、5段の棚板の処理能力、上からの温風の評価、既製品の安心感はあるだろう。
リュックに入れて、とまでコンパクトではないが、車に入れて宿のコンセントで
といった採集行きには重宝しそうだ。
近日中に使用レポートをアップしたい、と思っているのでお待ちあれ。
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