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 24時間TVが終わった。欽ちゃんは残念ながら時間内にはゴールできず・・。

 私は天邪鬼。基本的にこんな感動の押し売り的策略は大嫌い。「ここが泣くところですよぉ!」という製作側の聞こえぬ声が逆に怒りに変わってしまうのだ。

 タッキーのドラマも崇高なストーリーの割には演出が幼稚で呆れ笑い。学芸会を見てるようだ。

 そう。私は性格が悪いのです。


 でも泣けるんだよな。知ってても「策」にはまってしまう愚か者。





 否定はしません。たった1日の番組で億単位の寄付が寄せられると言うことは決して無くすべきじゃない番組だ。

 TVという最強メディアの一番良い行動だと思う。

 あれを見ちゃうと、街頭で「宜しくお願いしま〜す!」とやっている地道な募金が偽善とさえ映ってしまう・・。




 「感動チャンネル」なんてあって良いと思いませんか?一日中困っている人たちの特集を放映して募金を募る・・。

 結構、人間ってのは本能的に感動や善行を欲するもので、それを狙えばそれ自体でひとつの形が出来上がると思うのだけど・・。スポンサーは製作費用を負担、それだけでも社会貢献になる。

 動機が不純かもしれないけど、良く考えると結局みんなそうだ。

 全くの献身的ボランティアなんてありえない(と思う)。

 自己陶酔、自己満足、偽善、外見、世間体・・・多くは何かしら何らかの思惑があり、それを悟られないようにするのが「美」でもある。

 でも、良いことや誰かを助けるのは裏表なく心地よい。これも本能だろう。

 それなら別に、動機云々は関係なく「やること」を悪という人はいないはずだ。



 困っている人がいる。

 困っている状況を広く伝える。

 助けたい人がいる。

 でも助け方が分からない。助ける方法によって自分の満足感をもっともっと高めたい。


 こんな需給の関係を結びつける何かがあっても良いと思うのだ。


 ふと、自分の足元を見つめるとまたいつもの生活に戻る。駅前でやっている募金には目もくれず、ひたすら先へ急ぐ。
 電車内で狸寝入りすることもある。気が向いたら老人に席を譲って、気持ちよくなることを求めたりもする。
 痴漢を捕まえて正義感を満たしたこともある。でも被害者はいつの間にかその場から立ち去り、怒りにも似た感情や恥ずかしさに立ちすくんだっけ・・。

 ボランティア精神って何なのだろう。

 強制するものでもないのに無いと非難される。周りにアピールしたくなるものでもあるが、見せないのが「美徳」ともされる・・。

 う〜ん、不思議だ。




 

 

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