うちのサイトは2006年開設。となると開設してからもう13年になるのだけど、13年も経つと周りの環境は色々変わる。特に個人サイト周辺はここ10年で大きく変わりました。HTMLがHTML5になった事、スマートフォンからのアクセスが5割を越えた事。そして、かつての個人サイトの世界自体が斜陽になった事。
 サイトをこれからも続ける為にはこれらの時局に対応していかないといけない。というわけで具体的に行なったのは下記4つ。

・サイトの常時SSL化
・twitterへの復帰
・サイトのページ数削減
・HTMLコード書き直し(HTML5化とレスポンシブデザイン化)

 HTMLコード書き直しが一番の大仕事でした。で、まだ書き換えが終わっていないページもあるのだけど。メインどころのページは終わりました。では順番に説明していきましょー。


■サイトの常時SSL化(2018年7月)
 まあ、これは急いでやらなくてもいいっちゃいいんだけど。商業サイトでもまだやってない所あるし。でも何れやらないといけなくなるなら、さっさとやってしまおうなんて話。対応自体は簡単でレンタルサーバーの設定を変えるだけ。
 常時SSL化には問題は二つあって、一つはアドレスが「http:~」から「https:~」に変わる事。これによって、はてなブックマークの数が引き継がれなかったり、google検索に影響がでたりするのだけど、まあ私のサイトは弱小サイトだからあまり関係ない笑。
 もう一つは古いブラウザからサイトが見れなくなる事。まあ、でも古いブラウザからのアクセスは極少数ですからね。
 というわけでこれは一日で対応完了


■twitterへの復帰(2018年5月)
 これは自分の中で凄い迷いました。復帰するかしないか。そう、復帰なんですよね。2008年に実はtwitterやってたわけ。5ヶ月くらいだったと思います。でもやめちゃったってわけ。
 当時はやめてもサイト運営的には問題無かったんです。でも今は違う。twitterのアカウントがどーしても必要になった理由は3つ。

1.サイト更新時のお知らせ
 サイトを更新したとき、うちでいえば「個人ニュースサイト史を書きました~」とかですね。このとき、昔であればサイトを巡回してくれている人がいて、その人が自分のサイトで「Sakurabaさんがまた何か書きましたよ~」とお知らせしてくれたわけ。そうすると個人ニュースサイト達がリンクを貼っていただけるので、これによってウェブに私の記事が広がっていき、多数に読まれる事になる。
 これが今はサイトを巡回してくれる人が殆どいない。個人ニュースサイト界隈は壊滅状態。このような状況の中では、自分が自分の力でサイト更新を世に通知していかねばならない。その為にはtwitterアカウントが必須ってわけ。でないと折角書いたのに全くアクセスがないなんて事になっちゃいますからね。

2.サイトが突然消えたときの連絡手段
 サイトが予告無く突然消えた、なんて事を経験した人はそれほど多くはないでしょう。でも、私は経験してるんですよね、6年前に。忍者の無料ホームページサービスを使っていたのですが予告無く削除された。その後で届いたメールには規約違反だと書いてましたが詳細は教えてくれないんです。昨年調べた感じだと、同時期に忍者の無料ホームページサービスを使っていてやはり違反で消されたサイトが幾つもありました。まあ、なにかあったのでしょうね。同時期に幾つもあったという事は機械的な何かの判定にひっかかったのでしょう。
 で、サイトを別のサーバーに復活させたのだけど、ここで一つ問題が。「サイトを復活させましたよー」とみんなにお知らせする手段が私にはありませんでした。こういう時にtwitterアカウントがあれば告知できるってワケです

3.実生活との関係
 サイト開設から13年、13年ですよ。開設当時は若かった私もいい年になりました。この年になってもサイト運営を続けるというのは、簡単な事ではないです。で、周りから「実利を獲ないサイト運営なんて辞めろ」と言われたときに、twitterのフォロワー数が多ければ、それを見せて黙らせる事ができると考えました。でも、twitter復帰して一ヶ月でついたフォロワー数は30。この数字では戦えないので個人ニュースサイト史を公開したときに「ちょっと事情があってもう少しフォロワーの数字が欲しい」と言ったわけ。これで500まで増やしましたけど、500程度では黙らせれるかどうかは微妙ですね笑。正直サイトのコンテンツレベルから言えば1000はあっていいと思ってます。まあでもtwitterではあまり呟きませんからね、私。500でも仕方ないことですね。フォローしていただけた方々には感謝しております

 そんなこんなでまあ、twitter復帰の理由は一言でいうとリスクヘッジです。サイトに何かあったときに、それに紐づくSNSアカウントがあれば被害を小さくできるという事。これ意外と大事。私は、時間を費やし、人の心を惑わせるtwitterはそんなに好きなわけではありません。だから10年復帰しなかった。だいたい私には呟くネタがあまりありません笑。でもサイトを継続する為にはやはりtwitterが必要。また、twitterの拡散力と情報の速さは認めないといけません。従ってtwitterに復帰したという事は自分の考えを変えたという事です。ここには自分なりの葛藤がありました。


■サイトのページ数削減(2018年8月~11月)
 これは次にやる「HTMLコード書き直し」の下準備。サイトのページ数を63ページから29ページにまで減らしました。この29ページの中でも実際に今も保守しているページ数は13。例えば「ラグナロクオンラインの歴史」は計14ページありましたけど、これを1ページに纏めたりしました。
 ページ数はアクセス数の事を考えれば、本当は多いほうがいいです。うちの長文コンテンツといえば「個人ニュースサイト史 」「テキストサイトの歴史」「ウェブ文化から見たラグナロクオンラインの歴史」ですが、これは各々1ページずつ計3ページ。でも最近のサイトだとこの文章量なら計30~60ページ程度に分割すると思います。そうしたらアクセス数が10~20倍、、、にはならないものの、5倍程度にはなります。実際、14ページを1ページ化した「ラグナロクオンラインの歴史」はアクセス数が5分の1程度になってます。
 それでもページ数を極力減らしたのはサイトの保守に関する労力を減らしたいからです。ページ数が多いと、少しサイトのデザイン変えようとしただけでも結構な労力になりますからね。アクセス数が少なくてもコンテンツの内容で勝負できるうちのサイトだからできる事でもあるかもしれません。


HTMLコード書き直し(HTML5化とレスポンシブデザイン化)(2018年11月~2019年3月)
 まあ、まだ一部は終わっていないのだけど、メインどころのページは終わりました。これが一番大変でした。うちのサイトは先に書いたとおり2006年開設。で、私はその前に別なサイトを2つやっていて一番古いのは2003年。そのサイトを立ち上げるときにHTMLを学びました。ただ、学んだといっても本を読んだのではなく、他人が書いたコードを見て、てきとーにいじってサイトを作ってました。当時の私は学生でしたがCやC++で結構プログラムを書いていたので、「わざわざHTMLの勉強なんてしねーよ笑」と舐めてたワケ。で、結果すごい汚いソースコードのサイトが出来た。cssも一応使ってはいたけど、理解は全然していなかった。デザインはtableレイアウトに頼りっぱなし。当時はこれでよかった。
 駄菓子菓子、PCよりもスマートフォンからのアクセスの方が多い現在。スマートフォンでうちのサイトをみたらデザインが崩れる崩れる。特にtableレイアウトに頼ってた部分の崩れが酷かった
 で、2016年にはその事に気がついていたのだけど、気がつかない事にしていた。だってスマートフォン対応をするとなると全ページでソースコード書き直しになるから面倒なんだもん。あと、うちのサイトは文章量がハンパないから、ちゃんと読む人はPCで読むだろうという考えもあった。スマートフォンからのアクセスは気にしてなかったんですね。
 でも最近はスマートフォンの比率がさらに上がり、PCは使われなくなってきたという実態を踏まえ考えを変えた。重い腰をあげてソースコードの書き直しを行なう事にしました。

 ソースコードの書き直しを行なうにあたり、最初は「MovableType」「WordPress」といったコンテンツ管理システムを使おうと思いました。駄菓子菓子、うちが使っているサーバーのサービスではこれらを使えない。。。ええ、さくらのサービスの内、料金が一番安いのを使ってますからね
 なので、サービスを料金が高いものに変えればいいのだけど、ここでふと「この際だからHTMLを勉強してソースコードを手書きしよう」と思いました。そうなったら先ずは勉強よね、と本を購入。買ったのは「スラスラわかるHTML&CSSのきほん」。これは喫茶店のサイトを実際に作りながら学びましょうというものです。基本的な事しか書かれていない本ですが、逆に言うと余計な事が書かれていない。個人サイトならこれで十分と言えるとてもいい本です。これを3日くらいかけて一通り読みました。
 勉強をした後は実際にコード書き直しですが、ここで問題が。私の使っているエディターはTTTEditorというものなのですが、これ2003年辺りを最後に開発が止まっていてHTML5対応がされていない。例えばこのエディタでタグを打とうとすると大文字になる。HTML5は小文字なんですよね。で、「スラスラわかるHTML&CSSのきほん」の付録CDには秀丸がついてました。まあ、秀丸は王道よね、と思いつつ、どうも私には使いづらい。私のマウス捌きと秀丸が合わなくて・・・。長年使ってきたTTTEditorとは違いすぎる。で、他のエディターを探して「ez-HTML」にしました。これはHTML専門のエディタで、使いやすいのは勿論の事、リンクウェアなんです。つまり無料(だけどその代わりサイトからリンクを貼って宣伝してね)って事。これは助かりました。
 さてついにソースコード書き直しですが、まあ、めんどくさかった。今のサイトデザインをほぼ維持しつつtableレイアウトを排除し、レスポンシブデザインにするというのは、言うのは簡単だけどめんどくさい。前準備としてページ数を減らしたとはいえ、1ページあたりの文章量がヤバイので、それのコードを書き換えるのは大変でした。機械的に置き換えれればよかったのだけど、それは一部分しか出来なかった。特に「個人サイトが多めなインターネットの歴史年表」はそれ1ページだけで10休日くらい投入しました・・・
 アイマスMADのページはまだ書き直ししてないのだけど、これはそもそも文章自体を書き直す予定なので今はそのままにしています。



 というわけで、サイトの老朽化対応をやりました。年が経つと色々変えないといけない部分が出てきます。最近でいうと『かーずSP』さんがサイトデザインの変更をやってました。うんぐらさんも去年やってましたね。

 継続って、1年2年の話なら同じ事を続けてればいい。それでも難しい事だから継続は力なりという言葉があるのでしょうけど、これが5年、10年となると「同じ事を続けてても同じ事が続けられない」ですね。同じ事を続ける為に変えなければならない。サイト運営を続ける為に色々な事を変えていく。


 変える・・・という事でいうと、最近はサイトを運営し続けるにあたって「どれを変えるのか、どれを変えずに貫くのか」についてよく考えています。twitterに復帰したというのは自分の考えを変えた部分です。

 サイトの運営を続ける為に、色んなものを変えていかないといけない。それは先に挙げたソースコードやデザインといったシステム的な部分もそう。そしてサイト運営に対する考え方もそう。そして変えてはいけない部分も存在する。

 かーずさんはサイトデザインを変更した時に「人間が精査して、ある程度以上の価値がある情報をお届けするニーズは、今もあると信じている」と書いてました。これが彼の変えない部分なのでしょう。これを継続する為に他の部分は変えていくのでしょう。これは私が「本当に価値のあるものを作り、何年経っても残すべきサイトにする」と言っているのと似ているのかもしれません。


 若い頃は、サイトを立ち上げたばかりの頃は、あまり考える事なく突っ走ってましたけど、今は考えて色々迷いながらサイト運営をしています。