2009年11月

2009年11月28日

第33節 1-0 対ジュビロ磐田戦 かろうじて

1-0でなんとか勝点3をものにしましたが、
感想を言えば、よくもまあ、あの内容で勝てたなぁ。というのが正直な気持ちです。

前半22分の陽介のスルーパスの素晴らしさと、佐藤寿人の相手DFの裏に出る絶妙なタイミング。
サンフレッチェの必殺技が決まったという結果ではありますが。

この前半22分の得点のシーンまで、サンフレッチェはシュートも打てないという試合ぶり、
最初のシュートがこの得点で、その後のシュートはたった4本 (合計5本)という内容

明らかに、試合内容はジュビロの方が勝っていましたね。

相手のシュートは17本、怒涛の攻撃をなんとか凌いで、3試合連続で無失点に抑えることができました。
ジュビロの決定力のなさと、運LUCK(槙野の明らかなハンドを審判が見逃してくれた。など)に助けられたことが大きかったのですが・・・

サンフのチーム状態は、まさに満身創痍。
ストヤノフ、ミキッチの両外国人を欠き、高柳も調子が悪そうだし、今日の試合では森脇が膝を痛めて途中退場。

先発に、長期間、チームを離脱していた森崎浩司を起用するというチーム状態。
監督の試合後のコメントにもあるように、このチーム状態で、4位という順位にいるということは本当に素晴らしい。選手たちの頑張りには、本当に頭が下がる思いです。

さて、話題は変わって、浩司の復帰は、確かに嬉しいのですが、今日の試合を観る限り、コンディションはまだまだ。

こんな状態の選手が先発で起用されるということに対して、周りの選手(忠成、平繁など)はどんな思いを持ったのだろうか。

特に、忠成。
後半、浩司と交代して、後半7分に相手GKと一対一のシーンを外した後は、ボールの動きに合わせて上下運動を繰り返すだけ。
クサビのボールは収まらない。致命的なパスミスを繰り返す。はっきり言って完全に試合から消えていた。

今、存在感を監督に示さなければ、いつまでもチャンスは与えてもらえない。

これまでは、得点こそ決めていなかったけれど、その運動量でチーム全体を活性化させるという存在意義は示せていたのだか。今日の試合は動きもチグハグ、そして得点能力のなさを完全に露呈してしまった。(あのシーンは、決めてほしかった。)

忠成には、FW、トップ下のポジション争いに加わり、チームを活性化してもらいたかったのだが。浩司のコンディションが戻れば、このまま消え去るのか?

それとも最初の得点が決まれば、大きく変わるのか。
柏から活躍の場を求めてサンフに移籍し、人生、勝負の時。サッカー選手に与えられた時間は、そんなに長くない。頑張れ !


sakurai_k at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月21日

名古屋戦に向けて

11/21(土)の中国新聞の朝刊のメインは、代表から戻った佐藤寿人の記事ですが、

佐藤寿、エース魂点火 21日に名古屋戦(中国新聞09.11.21)


ここでは、電子版に載っていない記事を紹介すると

一つは「ストヤノフ欠場が濃厚 名古屋戦」という見出し
17日の朝刊では、復調して16日(水)の全体練習に参加という記事が出たストヤノフでしたが、翌日からは、また内転筋の痛みが現れ、別調整になったということ。
20日の前日練習もランニングだけで練習を終え、今日の名古屋戦は欠場が濃厚といった内容です。

ストヤノフは、全体練習に参加しては痛みがぶり返すということが続いていますね。
彼の闘争心、やる気が災いして、怪我が長引いているように思えます。
ブルガリア代表から帰国して、疲労が癒えないまま出場した9月12日の横浜戦もそうでしたが、本人も周囲も、もう少し体をいたわるということを学ばないといけません。
ここはじっくり静養して、後に引きずらないようにしてもらいたいものです。

二つ目の記事は、「ミキッチ2度目の手術」という見出し
ミキッチは、18日にドイツのミュンヘンで「鼠径部症候群」の2回目の手術を受けたという記事。
年明けのチームの始動には、間に合う見通しということです。
前回「開幕に間に合えば」という監督のコメントがありましたが、思ったよりも回復は早そうですね。

以上のように、今日の名古屋戦は両外国人選手を欠いて、サンフは試合に臨みそうです。

一方、ケネディ、ブルザノゾッチ、マギヌンと、強力な攻撃陣の擁する名古屋。
メンバー的には、非常に厳しいですが、今シーズンは、これだけ選手を怪我で欠いていても、現在の順位は広島7位、名古屋9位と、広島の方が上回っています。

残り3試合、現有戦力で頑張るしかありません。怪我人に無理はさせないこと。



sakurai_k at 06:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月17日

森崎兄弟が並んで・・・

今日(11/17)の朝、ねぼけ眼の私は、中国新聞を開いて「お〜っ」と喜びの声をあげてしまった。

ACLあきらめぬ 残り3戦、全勝期す(中国新聞09.11.17)

記事の内容は、残り3試合、最後まで諦めず3位以内を目指す。
ストヤノフも久しぶりに実戦練習に参加しましたよ。
といった内容ですが、

私が喜びの声をあげたのは、掲載された写真の左端の背景に写った2人の人物。
ストヤノフの後に森崎兄弟が並んで写っています !!!

電子版では、少しぼやけていますが、新聞の写真はもっと鮮明でした。

少し前から浩司もランニング程度の練習は始めているとは聞いていましたが、こうして双子が並んだ姿が見られるのは久しぶり。
普段から吉田の練習見学に行かれている人にとっては、珍しくもなんともない風景かもしれませんが。

私にとっては、しみじみと嬉しい記事でありました。
(写真だけで浩司の近況を伝える記事でないのが残念ですが。あまり騒がず、遠くから暖かく見守りましょうということでしょうか。)


sakurai_k at 22:34|PermalinkComments(1)TrackBack(0)

2009年11月14日

ストヤノフとミキッチ

今日の中国新聞の記事によりますと、ストヤノフは21日復帰に向け調整中、

こちらの記事は、電子版にも出ています。

ストヤノフ「出て勝つ」 21日復帰向け調整(09.11.14 中国新聞)
一方、ミキッチは「今季絶望 2度手術へ」との見出し。

こちらは電子版には出ていないので、記事を簡単に紹介しますと、

ミキッチは、鼠径部症候群の手術をドイツで受けるとのこと、今季の残り3試合の出場は絶望的。
ペトロビッチ監督は、「復帰する頃には、今季は終わっているだろう。来季のスタートに間に合ってほしい。」とのコメントを寄せている。

ここまで頑張ってきたサンフですが、夏の疲れがシーズン終盤にかかって、現れてきたのか怪我人が増えています。

中途半端にACLを狙うよりも、体調を見極めて、ストヤノフにも無理をさせないということもありかなと思います。



sakurai_k at 18:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年11月01日

天皇杯3回戦 対鳥栖戦 なんとも情けない試合

試合当日、広島市内は雲一つない快晴、10月下旬にしては暖かい小春日和、
試合前の入場待ちの間、広島スタジアム敷地内の芝生にビニールシートを広げ、
のんびりと、お弁当を食べていると、サッカー観戦には、試合開始前の待つ時間も楽しみの一つだよなと、しみじみ思った。

この日の試合は、結局、試合開始前の待つ時間だけの楽しみに終わったわけでありますが・・・

さて、試合ですが、
青山が欠場したため、空いたボランチのポジションを若い岡本で埋め、カズと中島のポジションを入れ替えて、カズがリベロ、岡本と中島のツーボランチという構成だった。

GKはレンタル元の鳥栖に敬意を表してか? 中林はお休みで佐藤アキを起用。
結果として、新しく入れた岡本、佐藤アキと、選手を起用した監督がこの試合の敗因。

まず、岡本だが、「いゃあ〜酷い、監督よく使うね」というのが感想。
なんと表現したらよいか。動きにメリハリがなく、ただ漂っているだけ、ボールのさばきもリズム感がなく、横に流すか、下げるだけ。
パスのスピードもノンビリした感じだし、一人、中盤でチームのリズムを崩すものだから、前半はディフェンスと前線が間延びしてしまい。鳥栖に押し込まれてしまった。

青山がボランチにいないと、チームはこんな状態になってしまうのか。
後半、岡本を李忠成に替えて、チームは蘇ったのだが・・・・

もう一つ、コンビを組むボランチも、何故、カズではなく、中島なのか。
カズのリベロは、もう観たくない。アホ監督。また、2年前を思い出したじゃないかっ(怒)

「負けたことをGKの佐藤昭大に責任を押し付けてはいけない。」
ペトロヴィッチ監督の試合後のコメントですが、
「佐藤昭大だけの責任だと思ってねーよ。おっさん。」と突っ込みを入れたくなりました。


次に、佐藤アキですが、最後の失点は、もうコメントする気にもならない。

1失点目も、一旦、シュートの方向とは逆にステップを踏んでいたし、
上手なGKが、きっちりポジションを取っていれば、失うことのない失点だったと思う。

失点のシーン以外でも、クロスボールに対する飛び出しの判断があいまいで、復帰前からの課題が、全然、克服されていない。

そして、なんと言っても、あのキック力はどうですか?
センターサークル付近で、ボールがおじぎする様な飛距離しかない。
高校生でも、あれより蹴る選手はゴロゴロいると思う。

まだ、怪我の影響が残っているのなら出場させるべきではないし、あれが精一杯ならば、プロのGKとしては失格。

最近は、どのチームにも、サンフレッチエはGKから繋いでくるという事、そして(中林も同じだが)サンフのGKはキック力がないという事が浸透してしまっており、サンフのゴールキックの時は、前線に人を残し、GKからディフェンスにパスをさせないようにしている。

そしてやむなく蹴るゴールキックがあの飛距離のボール、だいたいどこら辺に落下するかは相手にも分かっており、ヘッドの強い選手が待ち構えて、跳ね返すだけ。
この繰り返しで相手の波状攻撃が繰り返される。

そろそろGKの問題を真剣に考えてもらいたいもんです。

残念ながら、これで天皇杯は終了。
試合前に渡されたチラシには、「天皇杯4回戦11月14日13:00キックオフ。広島ビッグアーチ」とありますが、本当にあそこでやるの? 
広いスタンドに、大阪と鳥栖からきたわずかな観客。寒々とした風景が目に浮かびます。(鳥栖でやってあげればいいのに)

試合前の前座イベント「南観音小学校ブラスバントによる演奏」というのも、物悲しい。

南観音小学校ブラスバンド部は、大観衆の前で演奏を披露したかったでしょうに。
この小学生のためにも、3回戦は絶対に勝たなきゃいけなかったのにね。

馬鹿野郎たち、南観音小学校の皆さんの悲しみをしっかり受け止めろ!


sakurai_k at 04:55|PermalinkComments(1)TrackBack(0)