幕張本郷地区は消防団のない、「消防団空白地区」です。

消防団は、他に仕事を持ちながらも、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき参加し、活動を行うものです。...消防団は、他に仕事を持ちながらも、「自らの地域は自らで守る」という郷土愛護の精神に基づき参加し、活動を行うものです。

3.11を始め、大規模な災害発生時にも、消防団は災害防御や住民の避難支援など、大きな成果を上げております
消防団は、地域における防災の中核的存在として、地域住民の安全・安心確保の担い手となっています。

しかし、今、全国的に消防団員に減少が続き、千葉市においても団員の確保が大きな課題となっております。

このため、国は消防団への加入促進、処遇改善の施策を展開しております。

このような役割の中核となる消防団の実態を説明し、幕張本郷地区の防災について、皆様と意見交換をいたしました。


先日、千葉市の直下型地震のシュミレーション結果が公表されましたが、今こそ地域防災を住民の皆様が共有すべきと考えます。

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当日は、区長代理、防災対策課、消防局、消防団花見川方面隊長も列席されました。

0316、親子カフェ

会の呼びかけ人、おやこカフェの佐藤氏

0316反対意見

消防団は行政の要請を受けて、自治会が主導してやるべきという声もありました。率直な反対意見も伺うことができ、参考になりました。

しかし、3.11から6年が経過した今でも、自治会からそういった動きがあるとは聞いていません。

災害は明日、いや今起こるかもしれない。

私たち自身の、家族の、隣人の命・財産を守るために。
すなわち、地域のことは地域で守ることを実践するのが、幕張本郷消防団結成の至上の命題なのです。

誰がやるのか、どこが仕切るか、という形式に拘る必要性は、その命題の前には、まったく乏しいと考えます。

もちろん、自治会や、自主防災組織、避難所運営委員会や地域住民の皆さまと一致した行動があってのこと。
私たちは、そこは丁寧に説明申し上げ、ご理解を得、協力しあって防災の実をあげていかなくては、ならないと思います。

因みに、参加者の3割は10代後半~20歳でした。中心は30,40台の子育て世代です。シニア世代も大方ご理解をしてくださいました。シニアの方には、ぜひとも、参与として知恵を頂きたく思います。

課題は多いですが、とにかく、幕張本郷消防団設立準備委員会はキックオフ!

私たちは、スタートしました。走りながら、考えます。そして地域防災の中核を担って参ります。


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