2008年02月06日
ヒロ源氏 ネタバレ解禁!!!!!!!
さて、千秋楽も無事、終了した事だし、ネタバレOKですね!!!!!!!!
準備はいいかい??????
オ〜ライ!!!!!!!!!!!!!(笑)
今回の舞台、まずは客層が・・・・
明らかに名取裕子さんのファンである年配組みと、ヒロのファンである若輩組、劇場内は異様な集団です(笑)
今回、何故かさくらは諸事情あって、初日は関係者席に(笑)4日は2列目ドセンターっていう神席になりました!!!!!!!!
これが、近い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも前の人2人がいなかったため、舞台側から見たら実質1列目のような恐ろしい席です!!!!!!!!
一瞬ね、その2席に金髪の人が来ないかしら〜〜〜って期待もしましたけど(アホ)
1列目のドセンターで愛する人を見守る金髪・・・・考えただけで萌えます(アホ)
きっと、途中で乱入してもいいって席ですよね(爆笑)
もう、名取裕子には任せておけん!!!!!みたいな??????(爆笑)
しかし、今回の舞台、結論から言いますと・・・・・・
まんま、ヒロと大ちゃんじゃんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
もう、夕顔が初日から大ちゃんに見えて仕方がない!!!!!!!!!
ついでに六条の御息所も(爆笑)
名取さんではなく、大ちゃんに脳内で変換して見ると、アラ不思議!!!!!!
すんなり話が頭の中に入ってきますよ〜〜〜〜〜〜(アホ)
先日も撃沈する前に書いたが、オープニングはヒロのナレーションから。
「窯変源氏物語・・・。」って始まるんだけど、もう、この瞬間からニヤケ顔(笑)
声だけでイける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だって暗闇の中にヒロの声ですよ!!!!!!!!!!
正しく接近エリアな感じの響き方!!!!!!!!!!!!!!!
あぁ〜〜〜〜も〜〜〜〜〜ヒロ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!(死)
今回の舞台、ヒロの直衣姿を想像していましたが、それはヒロ日記で早くも玉砕・・・・・。
直衣を着ないなんて、じゃあ、どうやるのさ!!!!!って思ってたけど、どうやら、設定は大正時代のサロン。
まぁ、いわゆるボンボンどもが集まって源氏物語を読んでいくって言う設定らしいよ。
なのでヒロも普通にジャケット。
今回はボンボン??の為なのか、茶色の揃いでした。中のベストが赤茶、外はいわゆる茶色でしたよ。
しかし、侮るなかれ!!!!!!!!!
ヒロ、ストリップ劇場開催!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
これがね〜〜〜〜どんどん脱いでいくのよ〜〜〜〜〜!!!!!!!
もう会場内の変態腐女子を炙り出していこうとでもいうような・・・・(死)
ナレあけの明転で最初は舞踊家の方が舞台センターで踊ります。
これがね〜〜〜色っぽいのよ!!!!!!
男の人なんだけど、空気が違う!!!!!!!!!!!!
私、結構この人出てくると目を奪われてしまいました。
そして舞台上手には三味線2本とお琴でした。
踊りを踊っている間に、ヒロ登場!!!!!!!!!!!!!
下手から駆け込んでくるんですけど、ネクタイを結んでなくて慌ててって感じが萌え〜〜〜〜!!!!!!
踊りが終わると他のお二方と一緒に満面の笑みで拍手なんかしちゃって、可愛いんだよ、もう!!!!!!!!!!
そしてコロスの方々があの有名な源氏物語の冒頭を朗読してお話が始まります。
コロスの方は全部で5人。内、男性が一人でした。
みんな真っ黒な衣装で、出番は殆どありませんでした。
私的にはこのコロスの使い方がいまいちだったような気が・・・・。
なんかね、周りが動きのキレイな人が多い中で、ちょっとな〜〜〜〜って感じだったの。
多分日舞とか踊りとかちょっとはやってる人たちなのかも知れないんだけど、太刀打ちできないくらい。
名取さんは言うまでもなく、一応ヒロもオーラを放っていたので余計に目立っちゃったのかな???
後は音の性もあるかもね。
あんな「和」の中でそう言う役割を担うにしては、ね。
スイマセン、生意気言って・・・・・。
まぁ、そんなことはおいといて、本編ですよ!!!!!
話はヒロが殆ど引っ張っていくような感じで進みます。
この橋本源氏事態が光源氏目線でかかれているせいもあるけど、その役割がはっきり分かれていきます。
最初はサロンでみんなが本を読んでいくような格好で進んでいくんだけど、ある段階を超えると、その話の中に入り込んでいくって言うつくり。
なので、舞台下手側に小さなテーブルとイス、テーブルの上には何本かのボトルとグラスが置いてあります。
時折それを飲んでたりするんだよね。
あ、休憩してる!みたいな(笑)
そしてとうとう名取裕子さんが登場。
夕顔の話になって初めて登場します。
黒の長い裾を引きずって、恐らく十二単の見立てになってるんだろうけど、シンプルな、マダム風な衣装です。
アレを見たとき何故か江戸川乱歩の黒蜥蜴を思い出した(アホ)
名取裕子さんは夕顔、その女房の右近、そして六条の御息所を演じ分けていきます。
ヒロが光源氏、もう一人惟光役の人がいて、大体はこの3人で話を進めていきます。
橋本源氏のいいところは、光源氏がヘタレな事!!!!!!!
私は一番最初にこの話を読んだ時に衝撃を受けましたよ。
だって大体の話は女性目線で、光源氏は類い稀なる美貌と気品に溢れてる。
女の方がそれにクラクラするのが大抵の話。
光源氏は恋の駆け引きを華麗に楽しむっていうのが今まで私が見てきた源氏物語だったからさ。
それがこの橋本源氏は全然違うのさ。
光源氏も結構必死!!!!!
人間くさいヘタレ度合いがなんか新鮮だったんだよね。
それをヘタレのヒロが演じる。
これは偶然なの?????って言うめぐり合わせですよ!!!!!!!!!!
そして舞台の上のヒロ源氏は私の期待を裏切らないヘタレっぷり!!!!!!!!!!!!!!
ステキです!!!!!!!!!
この話をヒロに振ってくれてありがとう!!!!!!!!!!!!!!!(感涙)
話の筋はまんま小説を読んでるので、興味を持たれた方は小説を読んでもらった方がいいかも。
ホントに何も脚色なく小説そのままだったよ。
ヒロもあの長くて難解な言葉の数々を殆ど淀みなく読みすすめていきます。
もちろんノーミスって訳には行かないけど、あの長さだし、ヒロだしね(笑)
でも、普通に考えてもあのくらいのミスは仕方がないと思うくらいの健闘ぶり!!!!!!!!!!!!
ヒロ、あんた頑張ったよ!!!!!!!!!!!!!!
このところ難解な芝居からコメディからいろんな事に取り組んできた成果がここに出てた感じがするよ。
中でも1年前の動物園物語に出たことと、ジャックブレルの存在は大きかったんじゃないかな。
役は17歳。そんな青年期を全く違和感なく演じてみせるヒロにまたしてもホレボレ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
なんか硬い話ばっかりになってしまったので、ここらできちっと舞台のヒロの話を(笑)
とにかく終始かっこいい!!!!!!!!!!!!!!!!!
惚れた欲目か??????(アホ)
はっきり言って普段のお前だろ!!!!!っていうくらい違和感なさ過ぎ!!!!!!!!!
夕顔の事も最初、自分が気にするほどの女でもないとか言っちゃって(笑)
もう、どこ行ってもモテル男の典型のようなセリフがワンサと出てくるんですよ(笑)
それなのに気付くと本気になっちゃったり(爆笑)
まんまヒロじゃん!!!!!!!!!
これを大ちゃんとの関係に当てはめてみると、マジで2人の日常ですよ!!!!!!!!
その可愛らしさを笑っているうちに本気になっちゃったって???????(爆笑)
そしてやっぱりヒロって所作がキレイ!!!!!!!!!!
なんだろうね〜おおらかに育てられた人の屈託のなさっていうか、そう言うものが動きにも出るのかな?
もうね、どんなに目の前に名取裕子が来ようと、舞台端にいるヒロをガン見!!!!!!!!!!!!!
初日は話もちゃんと見たかったし、割といろいろ見ましたけど、4日はヒロのみ!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一人だけ顔の向きが違う!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
しかし、2列目はいかんよ・・・・・ヒロが視線をこっちに向けてくれない・・・・(泣)
むしろ初日の6列目くらいの方がヒロと目が合った!!!!!!!!!!!!
たくさん合った!!!!!!!!!!!!!!!!!!(気のせい)
だが、ここで諦めてはいかん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
舞台の中央?部分に2段ほどの階段があるんだけど、そこに腰掛けて俯くと・・・・・・。
見よ!!!!!ドセンの威力!!!!!!!!!!!!!!!!!!
特に後半、夕顔が死んでからはうなだれるシーンが多いので視線がこっちを行ったり来たりするわけですよ!!!!!!!!!!!!
そこですかさず、アピール!!!!!!!!!!!!!!!!
私、思いっきりアナタの語りに感動してます!!!!な感じにヒロを潤んだ目で見つめます(爆笑)
幸か不幸か、私の周りは割とおとなしい感じの人が多くて・・・・。
ここぞとばかりにヒロアピールです!!!!!!!!!!!!!!!(必死)
いや、芝居見に来てこんな事してるのは間違ってると解ってますけど・・・・。
でもね、舞台に乗ってると、お客さんがこっちの感情にシンクロしてくれてる事が物凄く嬉しかったりするんだよね。それでテンションも上がる!!!!!!!!!!!
そうすると、その人の方ばっかり見ちゃうんだよね〜〜〜〜。
だって、そう言う人がいると、自分も乗りやすくなるしさ。
だ・か・ら!
ヒロ、こっちを見て!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ぬほどアピールです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
そのかいあって、後半はかなりこっちに視線がきましたよ〜〜〜〜〜(アホ)
ま、普通に演出上の問題だったのかもしれないけど、そんな事はこの際関係ないから!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
そうそう、ヒロのストリップ劇場は最初着ていたジャケットを脱ぐところから始まります。
場面転換の意味もあったのか、序盤の調度ヒロが光源氏の役になるあたりくらいにまずジャケットを脱いで、白いシャツにベストという出で立ちに・・・・。
こういう格好も似合うよ〜〜〜〜〜
っていうか男前だから何着ても似合うけど!!!!!!!!!!!
そして、前半、休憩まではこのままの格好で。
前半部分は夕顔が死んでしまうところまで、光源氏が呆然としたまま終わります。
最後のセリフは、たしか、「〜惟光を待った。」だったから、小説を読んでる方は解るかも。
私もこれから買おうかな〜〜〜〜〜。
前半は結構盛りだくさん。ここまでで役2時間。
ヒロのたらしっぷりを堪能できます。
私は結構泣けたな。特に初日。
物語の随所に源氏の独白が入るんだけど、その中でも特に好きなのが、本当の自分というものについて語っているところ。
確か・・・・「私は欲しい。」で始まるモノローグですな。
要約すると、みんなが自分の事を光源氏と憧憬の眼差しで見るけれども、誰一人として本当の自分というものを見てくれない。そんな中この夕顔だけはありのままの自分を受け入れてくれるというような内容。
そして最後に、こんな自分が嫌いなのだ・・・・ポツリともらすんですよ。
この気持ち、すごい切ない・・・・。
また、ヒロの言い方が・・・・・・・。
きゅんとなりましたよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
人間の中にある暗い部分をきちっと表現しようとしているこの作品に、ヒロのキャラがはまっていたと思うよ。
ヒロもね、割と周りからは明るい人って認識で見られてそうだけど、実はネガティブな部分とかを持っているからあんなにステキなんだよね。
そういう意味でもはまり役ではないでしょうか??????
前半で一番萌えたのは、「ずるいよ」っていうセリフ。
夕顔との逢瀬で自分をさらけ出したのに、いっこうに何も語らない夕顔に「君の事を教えてよ。」って言うくだりがあるんだけど、その最後に「君も教えてくれなきゃ・・・・そんなのずるいよ。」っていうところがあるんだけど、もうコレが可愛いのなんのって!!!!!!!!!!(死)
もう、もう、もう〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!
結局夕顔は自分の素性を明かさず、逃げていくんだけど、その様がまさに大ちゃん!!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
もう、2人でやったらいいよ!!!!!!!!!!!!!!
しかし、この男、絵になる・・・・。
ホント、なにやらしても絵になる男だな〜〜〜〜〜。
名取さんと寄り添って座ってたりするんだけど、あのいつぞやの、ベストにも入ってる毛布にくるまってるって言ったあの写真のポーズですよ。
遠くの空を見上げるような姿勢で座るヒロの絵になる事!!!!!!!!!!!
もちろんそれに寄り添う人は、勝手に金髪に変換されてますけれども(爆笑)
あぁ〜〜〜〜〜可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!
案外、光源氏もこんな感じだったのかもしれないな〜〜〜。
一応モデルになったといわれる人はいるけれど、完全に実在したわけではないから、ヒロでもいいよね。
とにかく、前半はそれでもまだキラキラした源氏が拝めるんですけど、夕顔が死んでしまってからの後半はそのヘタレ具合が一層増していきます。
六条の御息所が生霊となって現れるシーンは、名取さんがセリフを、生霊となった姿を舞で表現するんだけど、コレがまた美しい!!!!!!!!!!!!
ホントに生霊みたいにスゥーと動くのよ。
やっぱりああいう型の決まった伝統ってすごいね〜〜〜〜〜〜。
美しいくらいに怖いってこういうことなのかも知れないな・・・・。
そんな六条の御息所の山場も過ぎて、夕顔が死んだところで一旦休憩。
いや〜〜〜〜長いな〜〜〜〜〜。
こっちも一旦休憩(笑)