2009年10月15日
万歳!!世界一のヘタレ!!!!!!!その4
別に誰が決めたわけでもないけど、コレが終らないとハワイにいけない!!!!!!!
コレも荷造りのひとつか????
もう書かないって言ったけど、やっぱり気持ち悪い。
というか、なんだろうね、この強迫観念・・・。
てな訳で続きを行きますよ!!!!!!!!
ピンポーン
「チャーリー。」
明転すると玄関チャイムが鳴り、ジョージが買い物紙袋を抱えて入ってくる。
この瞬間、激しく萌えた。きっと普段こうなんだよな〜〜ってさ。
「大ちゃ〜〜ん。」
って名前を呼びながらずかずか入ってくる感じ。あぁ〜〜たまらんですよ!!!!(アホ)
そんな妄想の出来るこの芝居。そう言う意味でもおいしすぎる!!!!!!!!!!!!
で、そんなフラッと入って来たジョージの気配にチャーリーが登場。
ガニマタで頭に本を乗せて慎重に歩いて来る。
そんな様子が気になるジョージにチャーリーはモデルがこうして練習してるだろと説明。
「サイコーの女になるって覚悟を決めたからには・・・。」
って段々ガニマタから美しいモデル歩きに。
「どう?セクシーじゃねぇ?」
コレにはジョージ、思わず拍手。それに気を良くしたのか、とっとと頭の上の本を取ってドカッとソファに腰掛けるチャーリー。相変わらず男っぽい(笑)
で、そんなチャーリーが語りだした夢。
ブロードウェイで女優デビュー!!!
アレックスはあんなに自分を口説いてくるし、アーヴィングはマネージメントさせろって言ってくるしってな事で、
「オレ、イケると思うんだよ。」
と。
そして自分の書いた作品に自分が主演し、その映画に過去付き合ってた女を出すと。天国じゃね〜〜?ってウハウハのチャーリー。
で、もちろんそこでも恋に落ちると。
「やっぱりそれか!」
と思わずジョージも苦笑い。
しかし、もはや壮大な野望を抱いたチャーリーは止まらない。
ここでチャーリーのメチャメチャポジティブな歌が。コレも結構ポップな歌だったよ。
歌詞を見ると恐ろしくノーテンキな歌だけど(笑)
そんな歌を歌い終わったチャーリー
「どうよ!!この夢!!」
と誇らしげに。
「おぉぉぉ〜〜〜恐ろしく前向きな人生!!」
思わずジョージも唸る。
「どうせ女に生まれ変わったなら、そこいらにいる女みたいにはなりたくないんだ!」
と『そこいら』の時に会場を指差す紫吹さん。
は〜〜〜い、そこいらの女で〜〜〜す(笑)
「街でこんな女に会ったら男どもは振り向くだろ〜〜。」
「自信たっぷりだし。」
顔を突き出して
「化粧研究した。」
「見れば解るよ。」
ソファーに横倒しになって
「くびれはどーだ!」
「ぎゅっときゅっとしてるね〜〜〜。」
「洋服の着こなしは?」
「申し分な〜〜〜〜い。」
「ラスティやフラニーよりもイケてると思うぞ!」
「I think so〜〜〜〜!!」
「ジェニファーにだって勝ってる自信はある!!」
これには思わず言葉に詰まるジョージ。
「パパの財産で好き放題して、ジョージの事なんかこれっぽっちも理解してない、ワガママなバカ女!!」
ソファにドカッと座り吐き出すチャーリー。
「それに引き換え・・・。」
とジョージにアピールするように女声で近付いていくチャーリー。
「ジョージの才能を、誰よりも、信じる、心優しい・・・女だ。」
これに対して何も言わないジョージ。
「・・・?どうした?」
さらに黙ったままのジョージ。
「怒るなよ。怒るなって。」
男に戻り冗談の態でジョージに言うチャーリー。すると突然ジョージがポツリと。
「・・・大進歩だ。」
「大進歩ぉ???」
いきなりジョージがチャーリーの所にガバッと近寄り真剣な顔で、
「本当の女にしか言えない、チクチクと胸に刺さる言葉の数々。サイコーだよ、チャーリー!!!」
女特有の厭味に大興奮するジョージ。本物の女だ〜〜〜とかって大騒ぎ。
この天然男・・・。
正しくそのままの様子のヘタレ具合(笑)
そんなジョージの様子に思わずチャーリーのテンションも上がりジェニファーよりも自分の方がいいだろ?みたいなことを口走ると・・・
「ジェニファーとは、結婚するよ。」
と、一言漏らすジョージ。
「本当にこの世界を辞めるのか?」
真剣な表情で聞くチャーリーに、
「この世界にオレは求められてないんだよ・・・。」
と自嘲気味に笑うジョージ。そんなジョージを睨みつけるように見るチャーリー。
「この時計、覚えてる?」
とジョージが自分の腕時計を見せる。それは学生時代にチャーリーとジョージが一緒に貰った優秀者に渡される記念品の時計。
「君にとっては取るに足らない事だったかも知れないけど、この時計を見る度に、『オレは大丈夫、オレは大丈夫!』・・・って。」
ジョージにとっては心の拠り所だった事が解る。チャーリーと一緒に取った栄誉ある賞。その後チャーリーはどんどんと出世して、今では押しも押されぬ有名シナリオライター。そんなチャーリーにとってはたかが学生時代のそんな賞の事なんて忘れているかも知れないけれど、ジョージにとってはそれは大切な大切な思い出の品。そして自分の才能を信じる唯一のものだった。
「ま、本音を言えば、オレだって成功したかった。」
と明るく言うジョージ。でもその心の闇は深い。
「でも・・・その方法が・・・見つからなかった。」
自分の才能を信じなければ成功しないのかも知れない世界で、ジョージはあまりにも一般常識を持ちすぎていたのかもしれない。だからこそ、自分の一番の親友であるチャーリーがどんどんと自分の夢を実現させていく様をまるで自分の事のように喜んで、ある種、そこに自分自身を投影していたのかも知れないと思う。チャーリーの夢は自分の夢。チャーリーの成功が何よりも嬉しい。
そのくらいの心の近さを持った親友だったのかも知れないね。
そんなジョージの告白にまだまだこれからだと励ますチャーリー。
けれど、ジョージは既に自分の事に見極めをつけていた。
「問題は君の事さ。」
とチャーリーに話を振る。
さっき語ったチャーリーの夢。女優としてデビューするというもの。それは無理な話だった。
「君は自分を証明するものがない。戸籍がないものはエージェントに登録できない。」
ジョージの口から語られる現実問題。
「じゃあ、なにか!?オレは一生ここで、誰にも会わず、どこにもいけずに暮らせっていうのか!?」
「そうは言ってない。もっと君に合った仕事を探せばいいんだ。」
と励ますジョージ。
「オレはなんで女なんだ!!」
とソファーに踏ん反り返り、大股を開いて喚くチャーリー。その脚をレディーなんだから・・・と閉じてやるジョージ。
そんなジョージがふと時計にめをやり、
「ジェニファーとの約束があるから、じゃあ、またな。」
とチャーリーの脚から手を離し立ち上がると、またしてもカパっと脚を開くチャーリー。
「あの小娘のところに行くのか?親友が人生に悩んでるんだぞ?」
踏ん反り返ったまま言うチャーリーの脚を溜息をついて閉じなおしてあげながら、
「ごぉ〜めぇ〜んって。」
と立ち上がろうと手を離すと、また開く脚。
「また明日来るから。」
そう言ってまた閉じてやる。がジョージが手を離した途端にまた開く。
「ヤダヤダヤダヤダ!!いじわる!!」
ジロリとジョージを睨んでチャーリーが言う。すると女声で、
「ヒドイ!!・・・ジョージ、ヒドイ!!ヒドイ、ヒドイ!!」
シナを作って言うチャーリーに・・・
「チャーリー・・・。アーヴィングみたいで気持ち悪い。」
一蹴するジョージ。
「じゃあな。」
と言って、閉じたチャーリーの脚をポンポンと叩き、そのまま出て行こうとするジョージ。もちろんチャーリーの脚はまたも開いたまま。
そんなチャーリーが突如、
「あ!!見つけちゃった。ピッタリの仕事。」
ニヤリと言う。その言葉にジョージが振り返って尋ねると、
「コールガール!」
「こぉるがぁる!?」
「そ!アレなら戸籍はいらないし、オレにピッタリだと思わね?」
チャーリーの理論はこう。今まで男として生きてきた時もたくさんの女と付き合ってきた自分は、精力的にも心情的にも女に代わったところで何も変わりはしない。だったら男をとっかえひっかえするのだって簡単だろうと。コレぞ、天職と言うわけだ。
これには大反対のジョージ。「お前、何言ってんだよ!!」ってたしなめモード。
が、そんな事はお構いなしのチャーリー
「ライト、カモ〜〜〜ン!!」
の声にピンクのスポットライトがチャーリーを照らす。そして「ハ〜イ、お兄さん。アタシと遊ばない?」とジョージを誘って・・・歌がスタート。
この歌が凄いのよ・・・。
マジで盤が出たら聞いて欲しい(笑)
紫吹さん、この曲では女性バージョンの声で歌いますが、いつの間にか舞台袖から出てきたSMファッションのダンサー、そのうちの一人、下手端の人だけ男性。この人がヒロに息を吹きかけたりするのよ(爆笑)
やっぱりか!!!やっぱり、そっちもありか!!!みたいな(笑)
この曲、最初はチャーリーがジョージを口説くように机の上に押し倒してみたりとかなりやられっぱなしのジョージ。ヤメロって!!って抗ってはいるものの、チャーリーの勢いに押されっぱなし。
やっとチャーリーの手から逃れてソファーに膝を抱えて丸まってるところに、男性ダンサーのアピールが(笑)
も〜〜〜笑ったね。
ヒロ、貞操の危機!!って感じ(笑)
コレを見てた金髪は何を考えたのか・・・そっちが激しく知りたいよ。
で、ほぼ女性声で歌ってる紫吹さん。ラストのサビ前に思いっきりドスのきいた声で「ハァイ!!」と合いの手を入れるんだけど、それがものすごくおかしいし、男前!!!!!!!!!!!!!(爆笑)
コレはきっと入るから是非、聞いてくれ。
男前だぞ〜〜〜〜(笑)
そんな歌が終わった後、すっかりコールガールに一直線なチャーリーが、男を落とすのにはチークダンスが必要だとジョージにダンスレッスンの相手をしろと言う。
今までは男だったチャーリー。こんなダンス、勝手に女のほうからくっついてくるんだろう、手を置く場所すら解らない。
「おい、リードしてくれ、リード!」
とジョージを引き寄せる。が、まるで抱きついてるのか圧し掛かってるのか解らないくらいのグデグデぶりのチャーリー。ジョージの脚とをヒールで踏んだり。それを全部ジョージのせいに。
「へったくそだなぁ〜。」
このセリフを聞いたジョージ、口を尖らせたように、
「そんな事ないよぉー、ちゃんとやれば!」
「ちゃんとやれよ!!」
するとチャーリーにツカツカっと近付いてきて、チャーリーの手を取り、
「こうでしょ、こうでしょ。」
と片手づつ手の置き場所を教えてあげる。で、身体を近づけようとすると・・・
「ヒールで踏むなって。」
もはやお約束の状態。チャーリーがジョージの脚を(笑)
気を取り直して少しくっつくと、
「おぉぉぉぉぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!」
いきなり大声を上げてチャーリーから離れるジョージ。
「今度はなんだよ。」
呆れたチャーリーがジョージに聞くと、
「・・・胸、あるんだ。結構大きいし。」
ジョージのこの言葉に自分の胸を凝視し、両手で揺さ振って見せて、
「触ってみるか?」
「いいの!?」
ガニマタで胸をゆさゆささせながら近付いてくるチャーリー。その胸に視線が釘付けになったまま微妙に手の出るジョージ。が、我に返り、
「バカいってんじゃないよ〜〜!!」
と怒る。ところが・・・
「お前、今、本気で触る気だっただろ。」
と紫吹さんに突っ込まれ・・・ちょっと!!と指で少しのアピールを繰り返すヒロ。
これには会場爆笑。ヒロもかわいいんだな〜〜も〜〜〜。男の子って感じ(笑)
多分紫吹さんがやらしい感じじゃないから良いのかもね。あけっぴろげって言うかさ、いやらしさがないんだよね。まさに男が女になってしまった感じ。こんなものついてんだぜ!てな雰囲気なのよ。
多分こういうやり取りがホントに男同士の親友に見えるってとこなのかも知れないね。
まぁ、そんなアドリブも通過して、チークダンスのレッスンに。
「こうして、こうして、ヒールで踏むなって。」
とお決まりのコースを通り、いざレッスン。
「委ねて〜〜委ねて〜〜〜。」
と繰り返すジョージ。が、コレは完全に委ねるってい言うか・・・ぶら下がった状態って言った方が良いんじゃないの???っていうチャーリーの様子。それが段々普通になっていく。
「ジョージ、うまいなぁ〜。」
感心したチャーリーの声。
「そうだろ?オレは下手じゃない。」
やたらキメキメで言うヒロにちょっと笑う。
「お前にこんな才能があったなんてな〜〜。」
とチャーリーも関心。ふとチャーリーが、
「ジョージ、こんな近くで顔を見るなんて初めてだなぁ。」
と感慨深げ。が、何を見ていたかというと・・・。
「この小じわ、結構可愛いんだな〜。」
「あ、解る?結構人気あんだよ。」
と誇らしげなジョージ。
も〜〜〜バカすぎて可愛いぞ!!!!!!!!!!!!
「いち・・・にぃ・・・さん・・・」
「数えるなって、皺、増えるだろ?やめなさい!やめなさいって!!」
数を数え続けるチャーリーとダンスをしながら何とか顔を背けようとするジョージ。が、その次の瞬間、
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
甲高い叫び声を上げて固まるジョージ。
「ジョージ・・・!!」
「ジェニファー・・・。」
入口に立っていたジェニファーを発見する。
チャーリーも顔だけ返してジェニファーを確認。
「ハ〜イ!ジェニファーちゃんだっけ?」
男声でご挨拶。
「ミセスチャーリー・・・。ご主人が亡くなったのに、随分と楽しそうね。」
ジェニファーの厭味に女声で応戦。
「そうなのぉ。ジョージがいてくれるから楽しーのぉー。」
「いつまで抱き合ってるつもりなの!!」
「一生!!」
完全に楽しんでるチャーリー。わざとジョージとくっついて仲良しアピール。これに慌てたジョージ。ゴメンゴメン!!と平謝りするが、
「コレには、訳が!!!・・・・・理由は言えないけど・・・。」
「理由は言えないけど、私達訳アリなのぉ〜。」
さらに調子にのるチャーリー。
「チャーリー!!うるさい!!」
怒られたチャーリー
「私のジョージが言うなら、口チャック!ジィィ〜〜〜っ。」
と口チャックを閉めるマネをする。
「オヤジかよ!!」
負けてないジェニファーがそれを見て突っ込む。が、そんな事で負けるチャーリーではない。
「お姉さんよ、オホホホ!!」
そんな女同士のやり取りを繰り広げ、愛想をつかしたジェニファーが出て行くのを追いかけるジョージ。
部屋には一人チャーリーだけが残される。
初日はそんな2人を追いかけようとする素振りを見せたチャーリー。が楽日は出て行った後も、口チャック、ジィィィ〜〜〜っ、お姉さんよオホホホと繰り返して会場内を沸かせていた。
そんなチャーリーだが、ソファーに戻ろうとすると慣れないヒールに躓き、むかついたようにヒールを脱ぐ。その脱いだヒールを片方、思いっきり投げつけ、向ける場所のない感情に苛立つ。じっと自分の感情と向き合うようなチャーリー。もう片方も投げつけようとして、けれど諦めたように軽く後ろへ放り投げる。そのままソファにドカッと腰をかけ、自分の感情を持て余すように闇を見つめたまま暗転になる。
は〜〜〜い、やっと1幕目終了だよ〜〜〜〜(泣)
長いだろ・・・長いんだよ!!!!
って言うかあらすじと化して来たけどいいのか?????
コレより20分間の休憩。
アタシは2ヶ月くらい休むかな〜〜〜(爆笑)