2009年10月15日

万歳!!世界一のヘタレ!!!!!!!その5

そんな訳でさらに続き。

休憩明からだよ〜〜〜。

 

 

ピンポーンとチャイムが鳴り、ジョージヒロが紙袋を持って登場

「チャーリー、コーヒーにオレンジ、ビールを買ってきたぞ〜〜〜〜昼だぞ〜〜〜起きろ〜〜〜。」

イイ!!!!!!!!!!!!!

このシチュエーション、激しくいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(感涙)

もうね、2人の日常だわ〜〜〜(ウットリ)

だってさ、コレってまんまスタジオに来た時のヒロっぽくね?????

で、さらに紙袋を置いてテーブルの上にあったアルコールに気が付き、

「昨日も飲んだな〜。」

と呟いて

「起きろ〜〜〜〜〜〜〜!!」

ってさ。

あぁぁぁ・・・ほ〜〜らどんどんここがスタジオに見えてきた〜〜〜〜(アホ)

寝室のドアに向かって何度も起きろと叫んでおいて、ふと、

「ホントに寝ぼすけだな〜〜。あ!女になったから『寝ぼ姫』か。」

なんてさ。どこまでかわいいんだよ、この男!!!!!!!!!!!!!!!!

こんな事をぼそぼそと言いながら窓を開けて空気を入れ替えたりしながら、かいがいしくお片付をしていくジョージ。するとソファーの上にチャーリーの着ていた服が・・・。

慌ててその服を取り上げあたりを確認するジョージ。

「消えたのか・・・け・・・消されたのか!?」

どこにもチャーリーの影はない。

「チャァリィィィィィィーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

と真っ青になって部屋をバタバタとチャーリーを探して歩くと突然鳴り出す携帯電話。

慌ててそれを取るジョージだけど・・・。

コレね、初日の時はそんなじゃなかったんだけど、楽日はパワーアップしてたよ。

携帯電話をズボンのケツのポケットに入れてるんだけど、それを取ろうとグルグルグルグル。まるで犬が自分の尻尾を追いかけてぐるぐる回ってるみたいになってた(笑)

で、やっと取り出した第一声。

「はい。」

落ち着き払って渋い声(笑)

今までわ〜きゃ〜言ってたのにね。

かかってきた電話はチャーリーから。ここで舞台下手前方に紫吹さんが登場。ヒロは寝室前の階段付近に。

どこにいるんだ、勝手に出歩くなと注意をするジョージ。

そんなジョージにチャーリーは、言いつけを守ってコールガールは止めたし、退屈なんだものと街にお散歩。

すっかり女らしくなったチャーリー。どこからどう見てもステキなレディですわ。そんなチャーリーから女らしく告げられる言葉。

「心まで女になったって・・・解るの。

私、自分のこと普通に「私」って言えてるのよ。語尾も普通に女言葉になっちゃってるの。」

と可愛らしくしゃがみ込んで言う。そんなチャーリーに

「チャーリーは昔から努力家だからね。」

と頓珍漢な応えを返すジョージ。

そんなジョージにチャーリーは

「ねぇ・・・私のこと、好き?」

と。かなり意味深に言われたのに、全く親友に対するそれと変わらないジョージは

「あぁ好きだよ。」

と。

「もう一度、言って・・・。」

これにはちょっと感じるところがあったのか、それともただ単に恥かしかっただけなのか、ちょっぴり詰まりながら・・・

「・・・すき、だよ。」

あぁぁぁ〜〜〜〜ヒロが可愛い!!!!!!!!!!!!!!!!!

って思ってると紫吹さんが・・・ぐへへへと笑い出す。

「オレのこと、好きなの?え?男が男を好きって、なぁ、オイ!」

とすっかり男のチャーリー。

「からかったな、このやろう!!」

とジョージもちょっと気恥ずかしさに怒る。

とにかく迎えに行くから帰って来いと言い張るジョージに、全く取り合わないチャーリー。

「これからエステに行ってきま〜〜〜す!!」

と女言葉でご機嫌に告げる。

「エステ〜〜〜!?」

とジョージの叫びも虚しく携帯を閉じたチャーリーは浮かれた足取りではけて行く。

が、初日もそうだったが、携帯電話を落としまくる紫吹さん。

初日はチョコチョコだったけど、楽日は閉じる瞬間にスコーンと舞台のセンターまで携帯を飛ばした。

コレには本人も笑ってたよ。

 

 

そんなこんなで所変わって・・・当のエステ。

バスローブ姿のラスティが椅子に座っているところにフラニーが登場。

お互いの姿を見つけて早速毒舌の応酬。

「新聞に写った貴方の顔、醜すぎて〜〜〜同情するわ〜〜〜。」

「貴方が売ったってもっぱらの噂よ!!」

ザ・女のいがみ合いって感じのところに、

「しつれいしま〜〜〜〜す!」

とやってきたのはアーヴィング。これまたバスローブ姿に頭にヘアバンドを巻いての登場。コレが似合うから凄い(笑)

「あ〜エステってやっぱりサイコー!」

と2人の間に座ると、

「ここは女用よ!!」

とフラニーに。

「男じゃないもん!!」

「男でしょ!!」

「男じゃないもん!!」

さらに立ち上がってポーズを決めて、

「男じゃないもんっっ!!」

コレには呆れて「ハイハイ・・・。」と投げやりな返事を。

すると嬉しそうに・・・そしてアレはなんだったのか未だに謎だが、「しゃらららら〜〜。」とか言いながら美しく椅子に座りなおした(笑)

こういう動きがたまらなくキレイで、しかもおかしいのよね〜〜〜この人。

この役、やっぱりはまり役だわ。

アーヴィングを挟んで両脇に座った二人。と、フラニーがアーヴィングに、

「ねぇ、チャーリーって、一体彼女、何人いたのぉ?」

コレにはラスティも興味津々。が、

「知らないわよ。だって数えたらきりがないんだもの。」

としれっというアーヴィング。そんなにいたのかとショックを受ける二人を冷ややかに見つめ、

「どうしてあんな奴をみんなが好きになるのか・・・気が知れないわ!」

と言い放つ。

この言葉をきっかけに第2主題ともいえるんじゃないか?な曲に突入。

♪チャーリーチャーリー〜〜〜。

カーテンコールでもかかったこの曲。まさにポップな大介サウンド全開です。

でね、この曲は心置きなく小林さんに集中!!!!!!!!!!!!!!!

いつもはヒロがいたらヒロ、もしくは目の行ってしまう紫吹さん、そして小林さんとどこを見ていいのか解らないくらいなんだけど、ここでは小林さんだけだから、思いっきりガン見!!!!!!!

あぁ〜〜〜美しい!!!!!!!

とにかくこの人の立ち振る舞いが恐ろしいほど美しいのよ。

だってただ椅子に腰掛けてるだけなのに、つま先までピンと伸びてるし、脚はちゃんと斜めに美しいラインを保ってるしさ。

踊ってる時だってそれは同じ。

ほんと踊りを極めた人は違うよね〜〜〜(ウットリ)

ダンスのステップ自体は全然難しいものじゃないんだけどさ、その中で、移動の時とかに小林さんだけアラベスクしたり、最後座る時もオープンピルエットしてから座ったりと、とにかくステキすぎる!!!!!!!

途中小林さんがセンターで三角形の布陣で踊るところがあるんだけど、ホントに別物よ。あぁ〜〜この人、ホントにキレイ!!!!!!!!!

そんな贅沢なダンスパートを堪能した後、また女同士の会話が。

内容はジョージのこと。

「でも、理解できないのがジョージとの関係よね〜〜〜〜。」

「あの人、地味じゃな〜〜〜〜〜い?」

「私も思った!!!」

さすがターゲットが別に出来ると結託するのが女ならでは。ここではしばし意気投合してます。

どうやらチャーリーとのデート中にジョージの名前が出るだけでしらけるとか、どうしてあんな才能のないやつがチャーリーと付き合ってるのかとか、とっとと仕事を変えればいいのにとか。

そんな会話をしてるところにチャーリーが登場。それに気付いたアーヴィングが声をかけると、驚いたのは2人。

ちょっとミセスチャーリーって何よと。

「あら?言ってなかった?言ってなかったわよね〜〜。」

とあっけらかんと言うアーヴィング。

そんな様子を見てチャーリーが

「隣、いいかしら?」

と空いてる席を指差し、

「センターだけど。」

と堂々と真ん中の席に座る。チャーリーの奥さんが出てきたという事で戦々恐々とする2人。

「貴方がラスティよねぇ?」

とラスティを見つめて、

「新聞と違ってとってもきれい。そりゃあ旦那さんも嫉妬してチャーリーを撃つわよねぇ?」

とチクリ。そんなミセスチャーリーの口から生前のチャーリーのことを聞かせて欲しいと言われ口篭もる二人。さらに衝撃の発言が。

「実は、日記が出てきまして・・・彼の遺作として『スキャンダル』というタイトルで出版しようと思ってますの。」

コレには驚いた二人、何とかして止めたいが・・・

「売れる!!!その本、絶対に売れるわ〜〜〜。マネージメントはこの私に。」

とアーヴィングが名乗りをあげてしまう。

「映画になるかしら?」

「なるわよ!!」

「その時は、チャーリーの親友のジョージに、監督をやってもらおうと思ってますの。」

「ジョージに?もっと、他にもいい監督は・・・。」

「ゼッテージョージ!!!!!!!!!!」

男言葉で凄みを利かせるチャーリー。その後不意に女らしく。

「あぁ〜皆さんとお話して・・・疲れちゃった。」

と椅子にコテンと。

その様子を見た3人は「ちょいちょいちょいちょい〜〜〜」と慌てた様子で舞台からはけて行く。

それを片目を開けて盗み見ていたチャーリー。3人がいなくなると

「面白くなってきたぁ!!」

とスキップしながらはけて行く。

 

 

暗転があけると今度はチャーリー宅。

エプロン姿のジョージヒロとソファに踏ん反り返るジェニファーの姿。

「コレはどういうわけ!?もしやと思って来てみれば、一人で留守番してるし、かいがいしく掃除してるし、しかもエプロンまでしてるし!!」

しょぼんと立つジョージにさらに追い討ちをかけるジェニファー。

「パパは本当は実業家と結婚させたかったけど、映画監督でもいいって、パパの会社に就職させてあげるって。そんなパパが来るのにこんな所で何やってんのよ!!」

どうやら結婚の話が本格化してきて、顔合わせをする事になっていたらしいジョージ。もごもごと口篭もっていると、

「なぁに?言いたい事があるならはっきり言えば!!」

と睨まれる。そんな険悪な状態の中に怒涛のように入ってくる3人。

「お邪魔するわよ!!」

とジェニファーを突き飛ばし、ジョージに日記のありかを聞き出そうとする。さんざんやいやい言われ、

「オレは何にも知りませんって!!」

と言うと、

「ホント、使えない子ね〜。」

とジョージを解放し、寝室へと日記を探しに行く3人。さんざん存在を無視されたジェニファー、とうとう怒って、

「私と結婚する気あるの!?ないの!?」

とジョージに詰め寄る。

「ジェニファー・・・。」

応えに困るジョージの向こうから、

「止めちゃいなさいよ、そんな結婚。」

とチャーリーが現れる。

「何を言い出すんだよ、チャーリー!!」

と慌てるジョージをよそにチャーリーとジェニファーの身長差込みの言い合いが始まる。

お互いを見下そうとするが背の低いジェニファーはジャンプしないと見下せない。そんなおかしなやりあいをしつつ、話は核心へ。

「ジェニファー、貴方はどんな結婚を望んでいるのかしら?」

「それはもちろん幸せに決まってるじゃない!!」

と乙女モード全開。

「ジョージはいつも私の事を愛してくれてて、休日は2人して寝坊して、ランチを2人で作る!!」

そう言いながらピョン!とジョージの膝の上に乗るジェニファー。

「サイッコー!!!!」

とジョージもお惚気モード。

ここからが凄い。

サウンドの魔術師?DAのSE??歌ではないな、アレはリズムにあわせてセリフを言っていくんだけど、コレがいやに頭に残る(笑)

結婚を夢見るジェニファーと、既に既婚組のラスティとフラニーの合いの手。

あまあまな理想を語るジェニファーに、

「それは理想よジェニファー」と言ってみたり、

「朝起きて、キス!帰ってきてもキス!」

「お子ちゃま、お子ちゃま。」

「仕事中にも連絡して欲しい!!」

「何故何故何故何故???」

「私が洗濯してる事も知って欲しい!!」

とにかくこれでもかっていうくらいデロ甘な理想を語るジェニファー。

「朝起きてキス、帰ってきてもキス!

いっつも愛してくれる。私を幸せにしてくれる!!それが私の結婚!!」

「サイッコー!!!!!」

バカヒロ・・・・。

このノーテンキ、どうにかならんのか・・・。

そんな状況を打ち破るチャーリーの一言。

「ワガママね。」

「そんな事ない!!私のどこがワガママなのよ!!」

「私を幸せにしてくれる?あははは。」

とバカにするチャーリー。

「それが男の義務でしょ!」

「じゃあ、女の義務は何?貴方はジョージを幸せにしてあげないの。」

「するに決まってんじゃないの!!」

「ジェニファー、貴方の結婚は自分の事ばかりなのね。要求しすぎよ!!」

激しく火花を飛び散らす2人。

「いい加減にしてくれよ!!」

耐え切れず叫ぶジョージ。が、この声にさっきの3人が部屋に戻ってくる。

「ミセスチャーリー!!」

ドドドド!!と押し寄せる3人。原稿はどこかと詰め寄る。その状況を楽しむチャーリー。

「アーヴィングに任せるわ。」

最終的にそう告げる。そんな状況に耐えられなくなったジェニファー、いきなり帰ると言いだす。それを追いかけるジョージ。しかしここでもアーヴィングに引き止められ、ジョージが監督としてチャーリーの遺作の映画を撮る事を告げられる。

これに驚くジョージとジェニファー。しかしそんな映画を作られたらたまらない二人はジョージに日記の所有権を譲るように迫る。

「いくらならいいの!?1億!!」

とフラニーが言えば

「2億!!」

とラスティ。そんな事より

「映画!!」

と手をこまねくアーヴィング。そしてさらに

「結婚!!」

と詰め寄るジェニファー。

「一億と私!!!」

「2億!!」

「映画!!」

「結婚!!」

「ジョージ・・・ジョージ、ジョージ!!」

迫り来るたくさんの思惑に耐え切れなくなったジョージ。「あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」と大声を上げて逃げるように寝室へ。それを追いかける4人。

そんな状況をニマニマと見ていたチャーリー。

「そうだ、今のうち!!」

と実はソファーのクッションの下に隠してあった日記を取り出す。

「この日記の権利を・・・親友のジョージに、進呈する。映画にしてくれ・・・。」

と書き足す。

「誰にもジョージをバカにさせない!!」

と決意を固めたところに・・・

「ミセスチャーリー。」

と入ってきたのはアレックス。

この前とは打って変わって真剣な様子で、これまでの事を償いたいと告げる。自分がチャーリーを撃った事によって淋しい思いをさせてしまっていると。高価な毛皮でも宝石でも何でも言ってくれと。

が、それはアレックスの手だと突っぱねるチャーリー。自分はそんな女じゃないと殴りかかるが、腕力は既に女のもの。その事に戸惑う。

そんなチャーリーにアレックスは自分の総てを投げ打ってでも、償いがしたいと再度告げる。

その言葉にチャーリーはひとつの条件を出す。

「彼の遺作を映画にして欲しいの。監督はジョージで。」

数々のヒットを飛ばしてきたアレックス。アレックスの手にかかればどんなものでもヒット間違いなしと言われている彼に、ジョージを監督として使って欲しいというチャーリー。これでジョージも一流の仲間入りを果たせると。

が、そんなチャーリーの言葉に首を横に振るアレックス。

「それは無理です。」

「何故!?」

「この日記には、私の妻、ラスティの事も書いてあるんですよね?・・・無理です。」

この言葉に食らいつくチャーリー。何でもすると言ったはずと。

が、どんなに言っても首を縦には振らないアレックス。とうとう折れたのはチャーリーだった。

「アレから・・・ラスティとはどうしたのよ。」

と話を向けると、アレックスは今までの自分を振り返って言う。

「彼女はいつもこうだったんだ。あの家でいつも一人だった。」

淋しい彼女、そんな時にチャーリーが・・・と、自分の行動を悔いる。ラスティを浮気に走らせたのは本当は何も構ってやらなかった自分だったのだと。

そんな独白からアレックスの歌に繋がる。これが金髪渾身の3連曲、一発目、噂のM-10だ。

是非劇盤が出たら聞いて欲しい。

ここからの曲についてはCDを素直に聞いて欲しいので、多くを語らない事にします。

そんな歌の最中、出てきていた他の面子。もちろんラスティもいる。階段の上からみんながラスティとアレックスを見つめる。

歌い終わったアレックスは

「彼女の名誉のためにも、そのお願いは受けられません。」

ときっぱりと断わる。

が、そんなアレックスの態度に逆上するチャーリー。

「貴方がチャーリーを撃ったのよ!!私を一人にさせたのよ!!この映画を撮りなさいよ!!!」

と手にしていた日記を押し付ける。が、それをアレックスが受け取る事はなく、ポトリと地面に落ちる。

「ごめんなさい。それだけは出来ません。」

そう深々と頭を下げると部屋から出て行こうとする。

「アレックス!!」

そんな彼を引き止めたのはラスティの一言。

「・・・ラスティ。」

振り返り階段の上にいるラスティを見る。唇を噛み締めていたラスティがゆっくり口を開く。

「・・・台所は、キレイにしているの?」

「荒れ放題だ。」

「トイレは・・・?バスは?」

「汚くて目も当てられない。」

「洗濯物は・・・どうしてるの?」

「もう、パンツの代えもない。」

目に涙を浮かべるラスティ。だが、それ以上何も言えなくなる。

そんなラスティを一度しっかり見つめた後、再び出て行こうとするアレックス。

「ちょっと!!」

声をかけたのはアーヴィング。

隣で立ち尽くしたままのラスティをそっと促し、アレックスのいる階下へと。

向き合う2人。口を開いたのはラスティだった。

「私は・・・貴方をうらぎ・・・っ。」

「スマン、ラスティ!!許してくれ。」

潔く頭を下げるアレックスに弾かれたように抱きつくラスティ。

それをしっかりと抱きとめるアレックスの姿にみんなの顔に笑顔が戻る。

そんな様子にジョージが突然、落ちたままだった日記を拾い、ラスティに手渡す。

「ラスティ、こんなもの、燃やしちゃいなよ。」

突然のジョージの行動にビックリしながらもお礼を言うラスティ。

が、その日記をチャーリーが奪い、

「ジョージ!!これで映画を撮るのよ!!これで貴方も一流監督の仲間入りよ!!」

とページを捲り、

「ほら、これ!!この日記を親友のジョージに進呈する。映画にしてくれ。」

「チャーリー・・・。」

「貴方の親友のチャーリーの遺言よ!映画にして、ジョージ!!」

「チャーリー・・・。」

「アーヴィング、マネージメントは貴方に任せる。OKだったわよね?」

矢継ぎ早にそう告げるチャーリーにとうとうジョージが、

「いい加減にしろ!!」

本気の怒号。

「何が日記だ!!そんなものは最近君が暇に任せて書いたものだろ!!君は詐欺師か!いつからこんな奴に成り下がった!!」

最近のチャーリーの様子を随分と女らしく、人として成長したと思っていたジョージはまさに怒り心頭。そんなチャーリーの行動に、

「どこまで落ちれば気が済むんだ!!」

しかし、コレにも負けてないチャーリー。

「誰の為にやったと思ってんのよ!!」

「僕の為にやったって言うのか!!」

「えぇ、そうよ!!貴方のためよ!!」

「そんな事頼んでなんかいない!!」

「頼まれてないけど、あなた、このまま三流の映画監督のままでいいの!?」

「犠牲的精神ってやつか!!」

「素直になんなさいよ。ホントはやりたいんでしょ!!」

チャーリーのこの言葉に、ジョージが押し殺したような声で言う。

「お前が男ならぶん殴ってやりたいよ。」

「あら、遠慮しないでやりなさいよ。あんたなんかに負けないわよ!」

と言ってビンタを食らわせるチャーリー。

「イデッ!!」

思いっきり横っ面をはったおされたジョージ。いきなりチャーリーを担ぎ上げて殴りあいのケンカに。

「うぉぉぉ〜〜も〜〜あったまきた!!も〜許さないぞ!!」

ボカボカとやりあう二人におろおろする周り。

「オイ!ジョージ!!」

とうとうアレックスが止めに入る。

「いくら親友の奥さんだからって、ちょっとやりすぎじゃないか?」

「おぉぉぉぉ!」

みんながいっせいに頷く。

「ねぇ、この2人、あやしくなぁい?」

「おぉぉぉぉ!!」

その言葉に喚くジェニファー。

「やっぱりそうなんだ!!」

「そうよ!!」

勝ち誇ったように言うチャーリーに二の句の継げないジョージ。

「ジョージのこと、パパに頼んだのよ。」

「あぁ、感謝してるよ。」

「貧乏から脱出させてあげようと思ったのよ!!それなのに、私を裏切ったのね!!もういい!!」

そう言って出て行くジェニファーを呼び止めようとするジョージ。

「ジェニファー!!ジェニファー!!」

と2,3歩追いかけて、何故かその足がぱったりと止まる。

それを見ていたアレックスとアーヴィングがしきりに追いかけろとジョージをたきつけるが、一歩も動こうとしないジョージ。仕方がね〜なとシビレを切らした2人がジェニファーを追いかけてはけて行く。

部屋の中はシンと静まり返り、中央に立ち尽くしたままのジョージ、俯いて茫然としている。

そんな中、無造作に落とされていたチャーリーの日記を手にしたラスティ。パラパラとページを捲り・・・

「チャーリーの文字だわ・・・。」

ポツリと漏らす。その言葉に覗き込むフラニー。

「ホントだ・・・。チャーリーがここに・・・。」

しばらく日記を眺めていた2人。おもむろにその日記を閉じるとチャーリーの目の前にそっと差し出す。

「コレは貴方のものよ。」

にっこりと微笑んで、自分はもう大丈夫だと告げるラスティ。そしてその後ろには頷くフラニーも。

チャーリーの事を語りだす二人。そんな中フラニーが言った言葉。

「チャーリーは女を誘惑する事にかけてはチャンピオンだったと思う。でも、人を愛する事が出来ない男だと思っていた。けれど・・・貴方を愛してたのね。まるで自分を愛するように貴方を・・・。」

そう言って笑う。

差し出した日記を示してラスティも

「ここには彼の総てがつまってる。だからコレは貴方のもの・・・。」

と。

この言葉に心を打たれたチャーリー。

「どうしてそんなに優しいのよ・・・。」

と困惑したようにその場を後にしようとするが、ふと振り返りそっとラスティを抱きしめる。すると・・・

「あぁ!!チャーリーに抱きしめられてるみたい・・・。」

うっとりと告げる。

「私も抱かせて!!」

とフラニーが興奮気味に。困惑したままフラニーを抱きしめるチャーリー。

「あ〜〜ホントだ。チャーリーに抱かれてるみたい・・・。」

結局2人ともを両手に抱きしめ、困惑したままのチャーリーをよそに、かつてのチャーリーとの記憶に涙する2人。

「あぁ〜〜!!チャーリー!!」

そんな様子をジョージは後ろから微笑ましく見守っていた。

・・・暗転。

 



sakurajun9tion at 11:04│Comments(0) ヒロ王子・プリンス大ちゃん | Hiro's 舞台

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
QRコード
QRコード
Archives
livedoor 天気