2013年04月12日

御意って宇宙を手に入れよう!!

と言うことで、行ってまいりましたよ、銀英伝。

とりあえずのほとばしりをちょっと書きましたが、この辺で感想をば・・・。

もちろんネタバレ満載、毒吐きまくりなのでご用心を。

って言うか真実だからもうどうしようもないわな(爆笑)




ちょっとね、先日も書いたが、最前列の為舞台全部を把握できず、見れてないところが、というか見えなかった部分がたくさんあるので、次に見に行った時にはもうちょっとちゃんと内容も解って納得できるところもあるかもなんだけども・・・。

もう後数日しかないから今から見に行く人で内容が全く理解不明の方のためにかる〜〜く内容説明を・・・。

見終わった方でも内容がいまいちの方にちょっとでも解ってもらえたら嬉しいな〜なんて・・・。

なんだかんだ言って、第一章、第二章と見に行ったさくらですよ。

まぁ、ここの人は第一章の話からの方が解りやすかろう。

お話は第一章で言うところの後半部分から。

皇帝が亡くなって、長谷川さんね(笑)その後の展開から。

今回の舞台は帝国、同盟が同じ時間軸の中で互いに話が進んでいくのね。

まぁ、言うて見れば、その頃同盟は?みたいな感じ。

もちろん帝国からの攻撃なんかもあったりするわけでその辺は上手いこと両軍の対比を見せてたと思うよ。

なのでより臨場感があったのでは?

っと・・・内容ですな。

皇帝崩御ということは、既にラインハルトとヤンの初戦となったアスターテ星域会戦は終わってるわけですよ。

という事はオベ様がラインハルトの元に来て、「いささか苦しい立場に立たされております。」と義眼を取り出したシーンは終了済み。

でもってイゼルローン要塞もすでに同盟のもの。

同盟側としてはヤンの親友、ラップはもう戦死済み。

同盟編を見に行った方はお解かりかも知れんが、追悼式典は既に終了してます。

ジェシカの「あなたは今どこに居ます?」が終わってるのね(笑)

この辺のくだり、時間がなかったけど、やってほしかったなと思うわ。

それがないからトリューニヒトがいまいち浮かばれん人だった・・・。

個人的には憂国騎士団とかもみたいんだけどなぁ〜〜(笑)

あの鼻歌!!!(爆笑)

是非、リアルで見たいわ〜〜〜〜。

って・・・また話が脱線・・・。

ちゃんと順序だててお話します・・・。

とにかく帝国と同盟の間で大きな戦争が終わって、まぁこれがイゼルローン要塞を同盟に奪われたことで収束してるんだけど、そんなところで帝国側は皇帝が亡くなり同盟に構ってばっかりはいられなくなったというのが正直なところ。

今回のお話「内乱」はそれぞれの国の内政戦争についてのお話。

帝国側は旧貴族とラインハルト達による皇帝擁立の派閥争い。

同盟はそれに巻き込まれるというか、その間に帝国に侵攻してこないようにと巧妙に廻らされたラインハルトの策略により軍事クーデターが起こるというもの。

これが同じ時間軸の中で行われるのね。

まずは帝国側からザザッと・・・。

帝国の動きとしては第一章でもおなじみのようにブラウンシュバイクと対立するリヒテンラーデ&ラインハルト。

これがもちろんリヒテンラーデはほとんど出てこず、ラインハルト陣営のみで話が展開です。

なので最後にいきなりリヒテンラーデって言われて、なんだそれ?って思った方もいるかも知れないが、ラインハルトはブラウンシュバイクと対抗してたリヒテンラーデと手を組んで皇帝を擁立したんだよね。

で、皇帝を擁立できなかったブラウンシュバイク達がその実権を取り返そうと起こったのがガイエスブルクでの戦いだったり、最終的にはあのヴェスターラントの虐殺だったりするわけさ。

ラインハルトの方はほとんどリヒテンラーデは形だけと言う感じだったので、ほとんどラインハルトが対ブラウンシュバイクを担うんだけど、一方のブラウンシュバイクの方はたくさんの旧貴族の寄せ集め連合軍みたいな感じなのね。

だからお互い手を組んでても・・・って感じなの。

その中で一番幅をきかせてたのがブラウンシュバイクって事。

で、もちろん彼らはラインハルトに匹敵するだけの戦略的手腕を持ってないわけですよ。

そこで担ぎ出されたのが最終的に同盟に亡命するメルカッツってわけなの。

メルカッツって言う人は別にラインハルトを敵対視ししてたわけじゃなく、どちらかと言うとラインハルトの才能を認めていた人なんだけど、自分は長い事ゴールデンバウム王朝に組してきたから・・・と言うこの人なりの仁義のような心持でこの要請に応じる訳ですよ。

そこでメルカッツがブラウンシュバイクに出した条件って言うのが軍事の事は全部自分に任せて、必ずその命令を聞いてほしいというものだったんだけど・・・そんな事はどこ吹く風、好き勝手な事をし出すブラウンシュバイク達はもちろん統制もとれておらず、自ら破滅の道へ突き進むわけ。

それが結果としてヴェスターラントのような残虐な行いを招いたりするわけなのね。

その辺は第一章のレポを見ていただければ詳しく説明してた・・・かな?

で、ヴェスタータントの件があってブラウンシュバイクはアンスバッハの勧めで自害するでしょ?

その後アンスバッハがブラウンシュバイクのなきがらを手に降伏してきたんだが、それはラインハルトの命を狙う為で、そんなアンスバッハの刃にキルヒアイスが倒れると。

一方ブラウンシュバイクの要請とは言え敗残の将となったメルカッツは責任を取って自害しようとするんだけど、そこを部下であるシュナイダーに同盟へ亡命する道を勧められるというもの。

ここまでが第一章で描かれたところだよね。

第一章ではその後落ち込むラインハルトが時間の関係か、復活するシーンはあまり描かれず、宇宙を手に入れると豪語して終わるという感じだったんだけど、実はここ、オベ様の見せ場だったんだよね〜〜。

キルヒアイスの死に自失呆然となっているラインハルトに戦いという精気を与えたのがオベ様なのさ。

もちろんラインハルトだけじゃなく幕僚達もキルヒアイスの死とラインハルトの状態にどうする事も出来ずただ時間だけを浪費していたところにオベ様が現れて、雁首並べてる割には何にも解決してねーぜ的な事をぶちかまし、キルヒアイスを殺した人物を捕まえると言い出すのだよ。

もちろん実行犯はブラウンシュバイクの意思を次いだアンスバッハで、既に自害してるわけで、周りは何を言ってるんだ?って感じなんだけど。

それに対しオベ様はラインハルトが、キルヒアイスがあんな小物に殺された事を認められないのだと告げる。

もちろんこれは自分のせいでもあるわけで、ヴェスターラントの件で仲たがいをしていたキルヒアイスに今まで持たせていた特別待遇をやめた途端にこれだからね〜。

そういう意味でも自責の念でいっぱいなんですよ。

一種の倒錯的な考え方なんだけど、とても大きな力によって殺されたんじゃないと納得出来ないというか、自分の中の後悔を消しきれない気持ちなんだよね。

その為にこそ大きな敵が必要と言うか。

そこにオベ様はつけ込み、キルヒアイスを殺したのはリヒテンラーデという事にしてしまえと。

ラインハルトが政権を手にするためにいずれは邪魔になるリヒテンラーデ。

手を組んだとは言えそれは建前上のもの、いずれは始末しなければならないと考えていたんだよね。

もちろんこれはラインハルトもね。

それをオベ様は逆手にとって、一気に粛清と言う名の排斥をすると言う事を決定。

キルヒアイスの死をも戦略の一つとしてしまうその非情ぶりに双璧をはじめとする他幕僚から非難が。

それでもオベ様はそれを一瞥しただけで他に何か策が?と言うドSっぷり(笑)

結局みんなそれが最善の策だと解っていながら、それでもオベ様のそのやりようにますます嫌悪感を募らせる・・・と言うのがこの辺のくだり。

ここでラインハルト陣営の大体のポジションが決まるというのがキルヒアイスの死なんだよね。

ほんとはとっても大事なところ。

結局オベ様の策通り、物事は進み、ラインハルトは戦うことでのみ自分を立ち直らせることに成功する。

が・・・もちろん傷は深く、孤独と戦い、この後もラインハルトの心の中には常にキルヒアイスがあり続けるという事になるわけですよ。

結局ラインハルトが縋ったのがキルヒアイスと約束した「宇宙を手に入れる」と言うもの。

これが今後のラインハルトを突き動かしていく原動力になるのです。

・・・全然解らん説明だな、これ・・・。

やっぱりこの話を端折って説明するのは難しい・・・。

まぁ、詳しい事はおいおいね。

で、同盟ですよ。

同盟はすでにヤンが難攻不落のイゼルローンを落としたことで国民的英雄になっている。

と言うのもここに行きつくまでの戦いであまりにも多くの者が死んで、何かそういう希望のようなものにすがりたいという人々の思いや、多くの人の死をくらますために英雄を祀り上げるという政治的な見解もあっての事なんだけど。

もちろんヤンにはそんな思惑はこれっぽちもない。

と言うか、同盟の人の事についてちょっと触れておかなければいけないかしら?

ヤンと言うのがこの物語のもう一人の主人公と言っていいのかな?

ラインハルトと相対する同盟軍のホープとでも言いますか。

とは言え、本人は歴史家になりたかったという極めて軍人向きではないタイプ。

軍事学校に入ったのもタダで大好きな歴史が学べるからと言う理由。

射撃も下手だし、運動も苦手。

おおよそ実践向きじゃないヤンなんだけど、歴史を多く学んだからなのか、その洞察力はハンパない。

そして常に一つの真理の裏にはもう一つの相反する心理が存在すると、一方ではそれが正義でも裏側から見ればそれが悪にもなりうるという事を常に考えている人。

だから軍人でありながら誰よりも軍人を嫌っているのもヤン。

軍人は人を殺す道具でしかないって考えてる。そんなものは出来ればない方がいいとも。

なのでいつだって軍人を辞めたがってる。

夢は年金で暮らす事。

それなのに次々と戦績を重ねていくヤンはミラクル・ヤンとかマジシャン・ヤンとか呼ばれてる。

と言うのも彼の戦略が軍人的には理解出来ないようなものが多いから。

逃げる事を恥とも思わないし、せっかく手に入れたイゼルローン要塞だって惜しげもなく手放したりする。

もちろん後の為にいろいろ布石をしておく事も忘れないけど(笑)

国家の為にと死んで行く軍人が多い中、しかもそれを他人にまで強要するものだっているのに、ヤンは自分が生き延びる事を考えようって言っちゃう人。

実は先の話だけど、ヤンは退役する。

それだって本当にあっさりと。

ラインハルトと比べると本当に真逆と言ってもいいと思う。

で、そんなヤンが法律によって養う事になったのがユリアン・ミンツ。

この子は家事全般がお得意で、無精のヤンのお家をあっという間にきれいにしちゃった人(笑)

ヤンの考え方をとても心酔していてヤンの思惑とは反対にヤンのような軍人になりたいと考える。

ユリアンはヤンとは正反対でなんでもそつなくこなす優秀な子。

素直でいい子だと周りからの評判もいい。

ヤンを支えるもう一人はフレデリカ・グリーンヒル。

記憶力抜群の情報処理能力に長けた人。

何故かヤンに一目惚れし(笑)軍人を目指し、ヤンの副官になる。

料理の腕前は・・・だけど女性らしい柔らかい雰囲気の人ですよ。

ヤンとは7歳も歳の差があるのよ。もちろんヤンのが年上です。

お次はローゼンリッターのシェーンコップ。

もともとは帝国の人なんだが、幼い時に亡命し同盟へ。

白兵戦でめちゃめちゃ強いんだよ、この人。

ローゼンリッター(薔薇の騎士団)の連隊長です。

ローゼンリッターって言うのはその名前を聞いただけで誰もが震え上がるという白兵戦最強部隊。

もちろんその腕前だけじゃなくて戦略とかもかなりキレる人。

しかもかなりの美男子。とはいっても30代後半くらいなんだよね。

銀英伝の中の3大色男の一人♪

このシェーンコップと、同盟軍のポプラン、帝国のロイエンタールが女性好きと言うか・・・

確かにシェーンコップとポプランに関しては女性好きなんだけど、ロイエンタールは女の方から寄ってくるというか・・・。

この3人の戦績は誰に軍配が上がるのかは不明(笑)

ポプランが明るいイタリア系ナンパ師だとしたら、ロイエンタールはクール、シェーンコップはちょい悪オヤジ風に描かれてるんだよね。

そして同盟軍には多いけど、この人もかなりの毒舌家。

シニカルでいつも何となく斜に構えてる感じの人。

ヤンにも何度も独裁者になる事をけしかけたりしてるしね。

まぁ、それもヤンの性格を解った上での事なんだろうけどね。

そしてもう一人の色男、ポプラン。

この人は単座式戦闘艇「スパルタニアン」のパイロット。

冗談大好き、いつも明るいナンパ野郎(笑)

でも空戦の腕前は随一。

舞台で見るように軍服も着崩してたりとなかなかの不良っぷり。

もちろんこの人も毒舌家。

でも基本、同盟の毒舌家は明るい毒舌家。

だからあの雰囲気なんだろうけどね。

で、このポプランとコンビを組む撃墜王なのがイワン・コーネフ。

この人はポプランとは打って変わって淡々とした人。

クロスワードパズルが趣味で、今回の舞台でもずっと手に持ってるよね(笑)

もちろん例に漏れず毒舌家(笑)

ざっと主要な人物はこんな感じかね。

また随分と長くなってしまった・・・スマンです・・・。

で、やっとここから同盟側のお話ですが、今回の同盟側の流れはどちらかと言うと受け身に回らざるを得ない展開。

と言うのも帝国側の内乱中に侵攻してきてほしくないラインハルトの策略によって同盟内部で軍事クーデターが起こるというもの。

そのクーデターのトップがフレデリカの父親、ドワイト・グリーンヒルなんだよね。

グリーンヒル父は自ら進んでトップになったわけではなく、誰かが立たねばならないのなら・・・と半ば血気盛んな者たちを収める人が必要だという気持ちからならざるを得なかったというのが本音。

グリーンヒル父としてはヤンの事は認めているし、なんなら娘の・・・と思ってるくらいだから。

しかもヤンの副官として娘がいる訳で、自分がその立場になれば娘の立場も・・・と考えないはずがない。

そんなすべての事を解っていて立たざるを得なかったグリーンヒル父の悲しさたるや・・・。

もちろんヤンだってやるせなさでいっぱいですよ。

どうして同じ同盟軍同士で戦わなきゃならないのかと。

しかもヤンはこれがラインハルトの策略であると見抜いていて、首都ハイネセンから遠く離れたイゼルローンに赴任しているヤンは事前に自分の信頼する上官、ビュコックだけにはクーデターが起こるであろう事を告げる。

ビュコックもヤンの言葉を受けてクーデター阻止に働きかけるが、一足間に合わず、クーデターは起こり、自らも拘禁されてしまう。

そんなクーデターの中で犠牲となって亡くなって行く人の一人がジェシカ。

ジェシカはヤンとその親友ラップが学生時代の時に知り合った幼馴染であり、親友ラップの婚約者なんだよね。

ヤンとラインハルトが初めて対戦したアスターテ星域会戦でラップは亡くなったの。

そこからジェシカは反戦運動を始め、議員となるんだけど、それを快く思わない人に狙われたり、最終的にはこのクーデターの最中に平和集会を開くんだけど、そこに乗り込んできたクリスチアン大佐に銃で顔を殴られまくり、撲殺される。

これに怒り暴動を起こした民衆を多数撃ち殺す。

このあまりにも悲惨な出来事にクーデター派は民衆から見放され、とうとう最後の決断を下したヤンに首都ハイネセンを守護する12個からなる自動防衛人工衛星アルテミスの首飾りをすべて破壊される。

そこで初めてこのクーデター自体がラインハルトの策略よるものと暴露したリンチはグリーンヒル父を撃ち殺し、自らも撃ち殺されてクーデターは終焉を迎える。

その頃帝国も内乱が終了し、メルカッツがヤンを頼って亡命してくる。

ざっとこんな感じで両国の内乱が入り乱れて繰り広げられるのが今回の舞台なのですよ。

細かいいろんな事件があったりもするけど、大まかにいうとこんな感じ。

全然説明出来てなくて申し訳ない・・・。

舞台の感想に一つも触れてないが・・・(苦)

だいぶ長くなったので一旦切りますが・・・少しはお役に立てたかしら・・・。

と言うか、詳しい人が見たらいい加減な事言ってんな!!って思われるかも・・・。

かなり大雑把なので詳しくは小説をちゃんと読んでくれ!!って言いたいんだけど、やっぱりいきなりがっつりって言うのは大変だよね。

でも舞台を見て何となくイメージが掴めた方は入りやすいと思うんだけど・・・。

取りあえず駆け足でここまで・・・。

中途半端ですみません・・・。

言いたいことはたくさんあるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!









sakurajun9tion at 00:32│Comments(0) ヒロ王子・プリンス大ちゃん | Hiro's 舞台

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