8月の後半でした。
LINEで夫と話していたとき、彼女から連絡がきてご主人に全てばれた。
そっちに内容証明が届くかもって言われたそうです。
離婚されそうだ。
とにかく大変みたい、と。
ご主人、探偵をやとっていたようです。
その二日後に内容証明が夫宛に届きました。
不在通知が入っていたので、帰宅するなり郵便局に取りにいきました。
有名な弁護士事務所だったので、これは内容証明だなとすぐにわかりました。
で、帰宅して開封しました。
こんなに立て続けに色んなことが起きたのに、まだあったんです。
天地がひっくり返るようなことが。

内容証明には、相手ご主人から夫に対しての慰謝料請求にかかる理由が明記されていました。
読み進めていって、ある1行に目が釘付けになりました。

「請求者は不貞行為をはたらいた妻の相手住所が徒歩3分の近所であるということに心を痛めている」

住所が書いてありました。
うちが○○市△△3丁目だとしますよね。
相手のお家は○○市△△2丁目でした。
徒歩三分どころか、うちのマンションから目と鼻の先の住宅街です。
毎日車で通る道に面したところです。
ベランダから目視できるお家です。

先生、人間ってなんて強いんでしょうね。
わたしなんであのとき意識を失わないでいられたんだろうって不思議です。
母親だからなんですかね。
母は強しっていいますもんね。 

気が狂わなかったのが不思議でなりません。

もちろん夫に詰問しました。
夫は「俺だって最初は騙されていたんだ。N市って言ってたんだぞ」
「いつ知ったの?」
「5月、中旬くらいか。年だって嘘つかれた」
呆れました。
そして、全てが繋がりました。
なんで夫が帰宅しないのか。
毎日出かけていたのか。
こんなに近所だったからなんだ。
それじゃあ、ガストも○○も■■■も全部イザワエリカと一緒だったんだ。
終電過ぎて1時間以上も帰宅しなかったのも。
 
子どもたち、何にも食べていなかったのに、わたし家を飛び出しました。
内容証明に書いてある住所に行きました。
すぐに見つかりました。
Google mapで住所入れたら一発です。
こじんまりとした一軒家で、表札にはm.izawaとご主人のイニシアルと名字が刻んでありました。
真っ暗でした。
全ての部屋に明かりがついてなくて、わたし咄嗟にもうこの家には誰も住んでいないのではと思いました。
ポストに手を突っ込んでみましたが、ちらし類が詰まっている様子はなく、この住所で内容証明が送られているということは、住民票はここなんだと思いながら立ち去りました。
帰り道…といっても目の前に我が家のマンションがそびえ立っていますので、すぐなんですが。
本当に徒歩1分なんです。マンションエントランスから。
マンションの前でUさんに電話しました。
困った時はUさんに、が母との合い言葉でしたので。
Uさんはすぐにある人を紹介してくれて、そこにすぐに電話して弁護士を紹介してもらうようにと言いました。
そのあと母に電話しました。
母はその時は妊娠中絶以外は全て知っていましたので、すぐに弁護士を立てるように言われました。
慰謝料は常識的な相場の倍の金額でした。
減額交渉するにしても裁判するにしても、素人では駄目だと。
母は仕事の関係で訴訟などにも詳しかったので、とにかく弁護士にと繰り返していました。
そして一度帰宅し、寝室にこもりました。
子どもたちは夫とお風呂に入っていたようです。
Uさんに紹介してもらった方は何度か面識があった人だったので、挨拶もそこそこに事の経緯をかいつまんで話し、弁護士事務所を紹介されました。
ただ、もうこうなってしまったからには弁護士を立ててなんとかするしかないと、それだけでメモを取っていました。

お風呂から出てきた子どもたちに簡単な食べ物を与えて、寝かせました。

その晩は30分気絶しただけです。
色々考えて、ネットで調べまくって、とにかく早急に事をすすめないといけないと焦っていました。
翌日仕事を休んで弁護士事務所に行きました。

実は仕事もすごい忙しい時期で、休むのも本当は相当まずい日でした。
その週は夫の衝動買いの車の車庫証明を取りにいったり、駐車場の契約などでわたしが走り回っていました。
今思えばばかばかしいんですけど、慰謝料数百万請求されてて、それより少し安いぐらいの車を買うことになってて内金も入れてたんです。
そんな渦中で普通の感覚なら車はキャンセルですよね。
でも夫は買うと。
ここまで何もかも取られて車まで取られたらって言うんです。
仕事が頑張れないって。
わたし、もう頭がウニみたいになってて。
本当に疲れきって思考するということが出来ていませんでした。
車の件はとりあえず放置して、弁護士のS先生と面談に集中しました。
4月からの経緯をざっと話して。
先生はわたしにそこまでの仕打ちを受けていて離婚しないの? 不思議そうに言ってました。
イザワエリカへの請求、夫と相手ご主人との件を別件として扱うけれど、夫婦が二組なのでもしかしたら妻側への請求とリンクして話合いが出来るかもしれないと。
一度相手弁護士へ連絡をしてみるように言われました。
その反応を見て、正式依頼をすることになりました。
もちろん相手弁護士の反応はとりつく島もないって感じでした。
代理人でないと駄目の一点張りで。
まあわたしが請求をおこせる権利を有しているからとのことなんですが。
で、S先生に連絡して正式依頼をすると次回面談のアポを取りました。
その日、イザワエリカと夫がわたしの仕事中にランチをしたお肉屋さんで夕食でした。
色んな意味で笑えます。


本当に疲れて疲れて…その晩は気絶してしました。



翌朝、メールが来ていました。
イザワエリカでした。