2006年03月17日

20060316 WBC韓国戦 1-2●


野球を見なくなって久しいが、久々に生中継で熱くなった。本当に悔しい敗戦。
負けた理由は簡単。韓国の方が考えて野球をしていたから。
「積極的な野球」と「考えるのを停止すること」は全く違う。
すべての状況でフルスイングすることがオフェンシブというのはあまりに幼稚な考え方。
その状況の中で、何が最も相手にダメージを与えるのかを常に考え、的確に実行することが「攻撃的」ということ。
イチローが悔しがっていた理由を正確に理解していた選手がどれだけいるのか?
個人批判しそうになるのを必死でこらえていたはず。

9回の西岡のホームランは出塁を目的としたヒッティングの結果なのでOK。
素晴らしいバッティングだった。
問題は、まず金城。フルスイング→凡退。
どういうプレーが韓国にダメージを与えるか、考えた形跡は伺えない。
次の松中。長打は狙えない→まずコンパクトなヒッティングで出塁。
松中は日本の中で考えた野球をしていた数少ない選手の一人。
4回にもヒットでチャンスを作ったが、今江の軽率なバッティングで潰された。
今江のミスはあのタッチプレーだけではない。

九回の裏、スコアは1-2、1死1塁、ランナーは代走の青木。もちろん俊足。
この状況で、なぜ代打が新井なのか?
青木なら外野を抜けばホームまで帰ってこれる。それで同点になるのだ。
なぜ国際経験のほとんどない長距離打者を選択するのか?
勝負強く、野球をよく知っているシェアなバッターこそがファーストチョイスのはず。
試合終了後、和田がイチローに次ぐ頻度でカメラに捕らえられていたのは、和田の涙が映像的においしかっただけではない。
テレビ局のディレクターの方が野球に通じているなんて…。
結局、新井、田村とブンブン振り回して万事休す。
甲子園で0-7で負けているチームが最後に思い出を作ろうとしているのかと思った。

王監督「韓国の執念が上回った」
そうでしょうか?私は「韓国の考える野球が上回った」ように見えました。
これでは同じ組み合わせで年に26試合を戦っても韓国が勝ち越すでしょう。

「報道ステーション」のスポーツコーナー、韓国が勝ったのは兵役免除などの特典を付けた国家ぐるみのバックアップがあったから、という内容。
若い人たちに「だから朝日はダメなんだよ!」と言われる理由がまだ分からないのか…。
あるいは若い人たちに「だから朝日はダメなんだよ!」と言われてることを知らないのかも。

この経験を日本に持って帰ってきて、とかよくやった、とかホントもういいです。
敗因の正確な分析をしないチームに、次のチャンスはない。
クリーンアップにホームランがなかった、なんて実は敗因になっていない。
まず、なぜクリーンアップにホームランがなかったのか、という分析があるべきだし、そこでブラッシュアップされたものこそが敗因としてあげられるべき。
そもそもどこのチームだって(日本よりずっと長打力のあるチームだって)簡単に長打なんか打てていない。
この大会のレベルは偶発的なことに頼って勝ち抜ける大会ではなかったのだ。
少なくとも、日本にとっては。

あと、韓国の「マウンドへの国旗立て」に関しては、相手にしないのが良いと思います。
韓国という国は、まだあのような幼い部分を留めている国なのだな、と思っておけばよい。

それにしても、嗚呼…。


sakuralemmon at 00:26│Comments(0)TrackBack(0)clip!スポーツ全般 

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