2007年01月24日

福西特需

福西特需をフル活用し、成り上がりを目論む櫻檸檬です。
自分でもいい加減しつこいのではないかと思える”シリーズ・福西について考える”、第3夜です。

福西の加入で、これで優勝を狙える!という声が内外から遠き潮のように聞かれるようですが、その意見には賛成できませんね。むしろ、福西という今までにない色と実績を持った選手の加入は、東京を上昇させてくれる可能性と同じ量のリスクを東京にもたらしたと思います。まあ、チームが脱皮しようという時期に、それを可能にさせる力を持った選手がやってきたというだけで、別に福西には何の責もないんですが。

そんな中で浮間赤人さんの指摘は、なかなか正鵠を得ている。
すべて余計なお世話ですが。

引用させていただくと、

『ヒロミの好きな4−2−3−1を前提にすれば、
伊野波が押し付けられそうな左SBと、3の左と真ん中が手薄。
逆に1はワンチョペ・ルーカス・平山と豪華メンバー。
トップ下にはルーカス・馬場・栗澤、はみ出した梶山?ピンと来ませんね。
左サイドはノリカル・・・ですか?平川にぶっちぎられた伊野波には適性ないですよ。』


3の真ん中は憂太です。誰が何と言おうと今年はやってもらわないと。憂太と梶山がコンスタントに力を発揮してくれるのが実は一番の補強だったりします。左SBは、浄−フジ−池上が、コンディションに応じて起用される感じでしょうが、ここも補強はしておきたかったポイント。

問題は、左SH。開幕はとりあえずルーカスを左に入れるんじゃないかと想像。あるいは無難に憂太か、逆にイシを左に入れて比較的換えのきく右に徳永かノブゴールを入れるとか。規郎はまだ90分はキツイし、鈴木慎吾、坂本隊長と獲り逃がしたのは、アベユウキより痛かった。どっちかは獲れるという感触があったのかもしれないが、その前に阿部ちゃん、戸田をまとめて放出してしまったことは、ちょっと無策と呼ばれても仕方なんじゃないだろうか。

『山瀬とか村井とか羽生とか山岸とか強奪された方が、よっぽど恐ろしいですが、
この補強は、瓦斯のストロングポイントを更に強化したようなものです。』


ほら言われてるよ。

『いくら福西が浮いているからといって、とりあえず飛びついたような。』

というこの前段の指摘も然り。
昨年の平山同様、売ってたから買ってきただけなんじゃ?感は否めない移籍ですが、もちろん余計なお世話です。

開幕スタメンは、

     王 

ルー 馬場 石川 

  福西 梶山

浄 今野 エバ 徳永

     塩

ぐらいの感じか。モニの負傷は痛いけど、スタメンを選ぶ人は選択肢が一つ減って逆に楽になったかも。

ただ、昨年も試合に出られない選手がフラストレーションを抱えることが多かったようですが、ACLも代表リスクもさほど高くない東京が、ポジションによってはかなり人をダブつかせていることは、潜在的なリスクともいえるでしょう。

だって、

         王 
       (平山)
       (赤嶺)

   ルー  馬場  石川 
  (規郎) (梶山) (ノブ)
  (健児) (栗澤) (リチェ)
  (小澤)

     福西  今野
   (伊野波) (梶山)
    (浅利)

 浄  茂庭  エバ  徳永
(藤) (今野)(八田)(伊野波)
(池上)
        塩
       (土肥)


4−4−2でも、


       王  ルー
     (平山)(馬場)
     (赤嶺)(小澤)

馬場   福西  今野   石川
(ノリオ)(伊野波)(梶山) (ノブ)
(池上) (浅利)      (徳永)
(栗澤)           (リチェ)

 浄  茂庭   エバ   徳永   
(藤) (今野) (八田) (伊野波)
(池上)(伊野波)


こんなだよ?

今野、石川、梶山、伊野波のカテゴリ別代表召集(ついでに徳永も)を想定したとしても、明らかに中盤が多すぎる。何人かは来オフ現役が続けられるかどうかの瀬戸際にも立たされそうな気が…。起用を巡る軋轢が表面化しなければいいけど。そうかと思えば左SBやCBなど消耗の激しいポジションのバックアップは薄い。松尾と増嶋を出してしまった意味が分からん。

中学の進路希望調査票に「第一希望:暴走族 第二希望:暴走族 第三希望:暴走族」と書き殴った梶秋一氏@オメガトライブの如き4バック原理主義者であるところのろみひーなら、3バックは緊急時以外は採用しないだろう。が、本当にやるかどうか別として、守りを固めて決定力のある外国人FWに渡せば勝てるというサッカー(ワンチョペ獲得時のコメントより)なら3−5−2は定番だし、中盤のリソースを使い切るためにも、3バックは考えなくちゃいけないのかも。すげえ嫌だけど。

それより気になるのが、福西が磐田で行った会見での発言
原東京が目指すのは、全盛期の鹿島を上回る日本一のリアクションサッカーですよ!(たぶん)
昨年11月のアウェイでのジュビロは、当時多くの人が東京もこういうサッカーをやりたいんだよなぁ、と感じたであろうもの。これは少し気がかりだなぁ。


さすがに長くなりすぎたので整理すると、

〆鯒から指針がぶれ続けているチームで、既存の選手が戸惑っている中にいきなり大きな実績と自己主張(発言力と明確な指針)を持った選手が加入することには、チームに芯を入れてくれる可能性と、軸をさらに揺るがしてしまうリスクが等しく存在する。

⊃妖リソースが薄いポジションと厚過ぎるポジションのねじれは、シーズンを通じた重荷となる予感。うまく付き合っていかなければ。もしこの件をトピックの一つと考えて、皆に均等にチャンスを与えるヒロミ再起用に踏み切ったのなら、フロントは考えが深いんだか浅いんだか分からなくなる。いや、そんなことないな。それを問題と捉えていたのなら、最初からこんな編成しないだろうし(笑)

要するに、いいことばっかりじゃないな、ということ。
月並みですが。

今年も降格ラインを微妙に意識しつつ、一桁の順位とカップタイトルを目指す苦難のシーズンになりそう。そういう戦いの中で、救世主のように呼び戻したヒロミが苦境に立たされた時、我々はちゃんと支えていけるのか?ガーロのように手の平を返して叩き出すのか?

漠然と考えていた東京の06→07年問題が、寝耳に水の福西加入によって具体的な形になり、個人的にはいい機会となりましたです。

しかし、今野の移籍がいよいよ現実味を帯びてきた気が…。


sakuralemmon at 20:55│Comments(2)TrackBack(0)clip!FC東京 

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この記事へのコメント

1. Posted by SOCIO13385   2007年01月29日 22:26
5 4−2−3−1のフォーメーションで舵取りの2人に893と今チャンで異論はないですが2列目の真ん中はルーコンをキボン。ガロ政権時も2列目(1.5列目?)はよかたような気が?
2. Posted by 櫻檸檬   2007年01月30日 10:09
ルーカスのトップ下は普通にいいだろうとは思うのですが、それじゃ憂太をどうしようとか、逆に左サイドに誰を入れるかとかが問題になるんですよね…。

梶山も今野・福西との比較になると厳しいし、悩み多きメンバーになりました。

いっそ4−3−3に再チャレンジとか?

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