2013年11月27日

第2回アイドル楽曲大賞2013・サクラマコトの投票

■今年もやってきました。
楽曲大賞の季節。
まずはアイドル楽曲大賞です。
untitled

早速、私、サクラマコトの2013年の投票です。
まずはメジャーアイドル楽曲部門
1位・寺田朱里・ROLLY「アナコンダ・ラヴ」2.5pt
2位・Negicco「アイドルばかり聴かないで」2.5pt
3位・ライムベリー「世界中にアイラブユー」2.5pt
4位・トミタ栞「スキスキップ」1.5pt
5位・SCANDAL 「STANDARD」1pt


1位・寺田朱里・ROLLY「アナコンダ・ラヴ」2.5pt
NHK 大!天才てれびくん MTK the 17th
(キッズ)
日本コロムビア
2013-03-06


収録
詞・曲:ROLLY、編曲:永井ルイ、ROLLYというジャングルブッダの鉄壁コンビがMTKのために作った怪曲。
まさにジャングルブッダの続きをやってるような面白さがあります。
いや、 寺田朱里&ROLLY&永井ルイで第2期ジャングルブッダをやって欲しいくらいです。
テレビ戦士(昨年度卒業)の中では歌が下手キャラだった寺田朱里ちゃんですが下手だからこそ活きるものがあるというアイドルソングの醍醐味が味わえるのも高ポイントです。


2位・Negicco「アイドルばかり聴かないで」2.5pt
アイドルばかり聴かないで
Negicco
T-Palette Records
2013-05-29


収録
今年、この曲は絶対はずせないエポックメーキングな1曲ですよね。
渋谷系世代のアイドル、小西康陽プロデュースということで渋谷系世代の僕は期待に胸を弾ませて聴きました。
小西康陽得意のアイドルがアイドルについて歌うというメタ視点がたまりません。
楽曲に定評のあるアイドルに「アイドルばかり聴かないで!」と歌わせるという小西康陽のひねくれたいじわる感が炸裂ですね。
宇多丸さんいうところのS気質のプロデューサーの実力発揮ですね。
最後の「Negiccoにしてね」のサゲまで完璧です。


3位・ライムベリー「世界中にアイラブユー」2.5pt
R.O.D./世界中にアイラブユー
ライムベリー
T-Palette Records
2013-03-20


収録
アイドルがやる意味のあるヒップホップというかアイドルじゃないと成立しないヒップホップだと思うんですよね。
例えば両A面の1曲目「R.O.D.」も素晴らしいわけですが男のラッパーがこのトラックでラップしても絶対はまるんですよ。
でも、「世界中にアイラブユー」のピアノの入ったチャップリンの映画のバックに流れてそうな軽快で愉快なトラックはアイドル以外じゃしっくりいかないと思うわけです。
それこそスチャダラパーとかリップスライムでもちょっとかわいさ過多の気がするんです。
HALCALIやリリスクならいける気がしますがライムベリーくらい幼くて拙い声の方がモアベターですよね。
ヒップホップ史的にもエポックメイキングな1曲だと思います。


4位・トミタ栞「スキスキップ」1.5pt


収録
どうしても楽曲としての新しさに惹かれる傾向があるのですがこの曲は例外。
天性の声のすばらしさ(決してうまいではない)でド直球のオーソドックスがここまで新鮮に響いてくるかという曲。
精度が高いとベタが一周して新しさになるというM-1 2005のブラックマヨネーズの漫才みたいな現象です。
歌手・トミタ栞はもっと注目されるべきです!

5位・SCANDAL 「STANDARD」1pt
STANDARD (初回生産限定盤)(DVD付)
SCANDAL
エピックレコードジャパン
2013-10-02


収録
中田ヤスタカがSCANDALをプロデュースというとんでもない組み合わせの「OVER DRIVE」が思いのほかいまいちピンとこなくてアルバムもあまり期待していなかったんですが最後の最後、自作・セルフプロデュースのアルバムタイトル曲が超炸裂していて完全にやられちゃいました。
格好よさとかわいさとユーモアとのバランスがこれだけうまく取れるんだから次くらいフルセルフプロデュースでアルバムとか作ってほしいなー。
ミニアルバムでもいいから。


続いてインディーズ/地方アイドル楽曲部門

1位・せのしすたぁ「アイドルなんてなっちゃダメ! ゼッタイ!」 3.5pt
2位・タルトタタン「某ちゃん」2.5pt
3位・リンダIII世「未来世紀eZ zoo」2.5pt
4位・hy4_4yh「ティッケー大作戦! 〜YAVAY」1pt
5位・RYUTist「哲学するのだ」0.5pt


1位・せのしすたぁ「アイドルなんてなっちゃダメ! ゼッタイ!」 3.5pt


収録
Negiccoの「アイドルばかり聴かないで」の続編というかアンサーソングというか。
アイドルが云う「イジメ、ダメ! ゼッタイ!」も悪くないけどアイドルが「アイドルなんてなっちゃダメ! ゼッタイ!」と歌い踊るシニカルさに痺れてしまいました。
もちろん、テーマの斬新さをぼけさせない楽曲のよさによるところも大きいですがね。
「アイドルばかり聴かないで」と「アイドルなんてなっちゃダメ! ゼッタイ!」の2曲が2013年に出たというのはアイドルブーム真っ只中の今だからこそ重要なのだと。


2位・タルトタタン「某ちゃん」2.5pt
グーテンベルクの銀河系(生産限定盤)
タルトタタン
EMISSION ENTERTAINMENT
2013-10-23


収録
今年のジャニーズ楽曲大賞なら間違いなくSMAPの「JOY!!!」をあげるんだけど「JOY!!!」もこの曲も赤い公園の津野米咲の提供曲。
正直、赤い公園の曲にはどれもぴんと来ないんだけどアイドルへの提供曲にはどれもドンはまりしてます。
ロックよりポップセンスの強い人なんでしょうね。
来年はベイビーレイズへの楽曲提供なんてニュースもあるので楽しみですね。

3位・リンダIII世「未来世紀eZ zoo」2.5pt
未来世紀EZ ZOO [DVD]
リンダIII世
クライムミュージックエンターテインメント
2013-04-24


収録
「頭のおかしいトラック、幼い声、カタコト」ってこんなの反則ですよ!
すごいパーティー感があるのにどこか在日ブラジリアンの憂いみたいな哀愁も漂ってくる。
アイドル好きはもちろん音楽好きの一部の間でも話題になったわけですがもっと一般層にまで浸食して「カンナムスタイル」とか「PARTY ROCK ANTHEM 」くらいの一大ブームになってもおかしくなかった曲だと思います。
その辺は地方アイドルだと楽曲でいきなりドカンとが難しいんだということですよね。


4位・hy4_4yh「ティッケー大作戦! 〜YAVAY」1pt


収録
歌詞にもあるとおり「速くてアガって最高でしょ!速くて格好良くて最高でしょ!」、これに尽きると思います。
ファンコットとアイドルの融合は昨年の9nineもありましたがhy4_4yhはファンコット濃度120%でやりきってるのがすごいですよね。
もうファンコットというジャンルと心中する覚悟みたいなね。
何よりhy4_4yhの底抜けの明るさ(というか狂人ぐあい)が南国のファンコットと云うジャンルと合いすぎてるんですよね。
まさに相思相愛、「やっと会えたね」状態ですね。


5位・RYUTist「哲学するのだ」0.5pt
CD-003

収録
この曲は曲より歌詞がとにかく素晴らしいです。
まずアイドルにしては小難しい感じの歌詞を歌ってサビ前で「なんちって」「嘘うそ難しく言ったった」とおちゃらけて十代らしい悩みを羅列するサビへ行く流れがホント巧いですね。
〆の「子供はコドモなりに さあ哲学するのだ」のフックは完璧だと思います。
十代のかわいらしい女の子の反抗ソングという感じですね。
これを子供っぽさの強いRYUTistのボーカルで歌われると何ともいえない味わいの化学反応が起きています。

一応次点を書いておくと
サマーライオン/アイドリング!!!、使ってポートフォリオ/私立恵比寿中学、冬へと走りだすお!/ でんぱ組.inc、 だいじょばない/Perfume、キラーチューン/ひめキュンフルーツ缶、パンピナッ!/ Prizmmy☆、インベーダーインベーダー/きゃりーぱみゅぱみゅ、友達より大事な人/剛力彩芽、Don't Stop The Music feat. 森高千里/tofubeats、世界は教室だけじゃない/吉木りさ、チョッパー☆チョッパー/アップアップガールズ(仮)、SWEET ESCAPE/ゆるめるモ!
というところですね。
完全に今年はメジャーアイドル楽曲部門とインディーズ/地方アイドル楽曲部門の楽曲の水準の差が大きくなってきてる気がします。
メジャー側がアイドルに力を入れて楽曲製作陣にメジャーアーティストをバンバン起用するようになってる一方コンピューターでチャチャチャっと作ったようなトラックの地方アイドルも乱立してるわけでね。
もちろん楽曲に力を入れてる地方アイドルもいるけどお金を使えるメジャーには勝てないですよね。
そこを革新性のあるアイデアを投入した楽曲で突破するインディーズ/地方アイドルがもっと出てきてくれたらと願います。

続きましてはアルバム部門

1位・ももいろクローバーZ『5TH DIMENSION』3pt
2位・『NHK 大!天才てれびくん MTK the 17th』1.5pt
3位・トミタ栞『トミタ栞』1.5pt


1位・ももいろクローバーZ『5TH DIMENSION』3pt


ブレイクしてまさに国民的アイドルになった今、正直ここまで音楽的にマジな作品を届けてくれるとは思ってませんでした。
桃黒亭一門名義、UFI名義の曲はもちろん超キラーチューン「サンタさん」からタイアップ曲「BIONIC CHERRY」 「LOST CHILD」「DNA狂詩曲」「みてみて☆こっちっち」「Wee-Tee-Wee-Tee」まで全部はずしてアルバムとしてのコンセプトを大事にする姿勢に感服です。
アイドルでもこういうコンセプトのしっかりしたアルバムはSPEEDとかPerfumeとかは炉プロの一部の作品でもあるんだけどあくまで伊秩弘将、中田ヤスタカ、つんく♂といったコンポーザーは一人に絞っているんですよね。
今作はほぼ全曲コンポーザーが違うのにこのまとまり。
イアン・パートン、ヒャダイン、相対性理論、布袋とシングルで聴いていた時はその都度、ぶっ飛んでいて革新性をまとっていた4曲がきれいにアルバムのパーツとして機能している見事さですよね。
特にテーマ的にもかなり特殊な「労働讃歌」が歌詞にいたるまでまるでシングルとしてリリースされた2011年11月以前からアルバムのコンセプトを決めて創っていたかのようにはまっているのは不思議を通り越して脅威ですね。
このアルバムを聴いているとパッとエヴァンゲリオンの場面が脳裏に浮かぶ瞬間があるんですよね。
初っ端の「カルミナ・ブラーナ」によるところももちろんあるんですが、明るい曲もあるのにどこか陰を感じさせるアルバムだからでしょうね。
およそアイドルのアルバムらしからぬ不穏な空気をはらんでいるんですよね。
1stは震災直後、暗くなってないでバカになって明るくいきましょう!的なアルバムだったと思うんです。
辛くても、ももクロを聴いてみんなバカになって〔どうか諦めず希望をその胸に〕だったと。
2ndはあれから1年たって今こそ震災に向き合え!的なアルバムだと思うのです。
だからこそ「生きること」「働くこと」「輪廻」「進化」というテーマがすんなりはまったのかと。
震災後、アイドルが出来る「頑張ろう」の向こう側を提示したアルバムですよね。

2位・『NHK 大!天才てれびくん MTK the 17th』1.5pt
NHK 大!天才てれびくん MTK the 17th
(キッズ)
日本コロムビア
2013-03-06


今年はomodakaのオープニングテーマまでCD用のロングバージョンを収録ですからね。
どの曲もいい感じなんですが特にエイプリルズ作の曲を岡田結実(ますだおかだ岡田の娘ちゃん)が歌う「ハイフライングガール」、高浪慶太郎作の浅賀玲音、長谷川ニイナのデュエット曲「空と海と光」、元シンバルズ沖井礼二作の曲を浅賀玲音が歌う「世界のからくりと僕のゆびさき」、ROLLY作の曲を寺田朱里とROLLYのデュエットで歌う「アナコンダラヴ」辺りが特にお勧めです。
もっといえばブックレット最終ページの参加ミュージシャン一覧を眺めてるだけでわくわくできます。
ギターにウルフルケイスケが参加してたり、完全にバックがエイプリルズだったりサンボマスターだったり、コーラスに清浦夏実の名前があったりとかね。
手の届かないテレビの中の子たちが日々成長していくのを毎日眺められて音楽的に信用できる人たちが作った素晴らしい曲を歌っているってこれこそ楽曲派アイドルソングの理想な気がしています。
いろんなタイプの曲が詰まったポップソング集としてもかなりオススメできる一枚ですね。

3位・トミタ栞『トミタ栞』1.5pt


この容姿でsakusakuの司会やってる女の子という情報から期待する100点の歌声で驚いてしまいました。
真っすぐで少し少年性を帯びた女の子な声でホントイイ歌声ですね。
ジブリアニメとか細田守アニメ主題歌に合いそうな歌声ですね。
川村結花、常田真太郎、大貫亜美、たむらぱんと作曲家陣に比べて異常に作詞家陣が豪華なんですがトミタ栞ちゃんが作詞した「HAPPY TIME」の詞がよいです。
別にうまい詞ではないんだけど純真に少し背伸びしてる言葉選びにキュンキュンしちゃいます。
この純真すぎる詞がまっすぐな歌声とジャストフィットしちゃってるのね。
ちょっとでもうまく歌おう感のある娘が歌ってたら青さが目立ってこそばゆい感じになってたと思うんです。
トミタ栞、かなり楽しみな逸材です。
次点は
タルトタタン『グーテンベルクの銀河系 〜The Gutenberg Galaxy〜』
Prizmmy☆『TAKE OFF!』
Perfume『LEVEL3』
きゃりーぱみゅぱみゅ『なんだこれくしょん』
アップアップガールズ(仮) 『ファーストアルバム(仮)』
コピンク*『コピンクス! メロディーズ 〜star chart〜』

という感じ。

最後に推し箱部門。
去年はCDリリースのなかったラッキーカラーズがノミネートされてないわけで…。
後藤郁は相変わらず大好きだし、佐藤ミケーラ倭子が気になりまくってるわけでアイドリングNEOという選択肢もあるわけですが箱となるとやっぱり
アイドリング!!!でお願いします!!!

来年は1月についに2人になったラッキーカラーズのニューシングルも出るし、今年よりもっとたくさんいいアイドルソングに出逢えるといいなー。

■沖国祭行ってきました。
元気でチャラくて最高でした。

今日のヘッドフォンミュージック:僕に彼女ができたんだ/SHISHAMO

sakuramakoto at 05:04│Comments(0)TrackBack(0)音楽 | アイドル

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔