2015年08月02日

『我如古ファンクラブ葬儀執行』@ G-shelter

■ついにこの日が来てしまったという感じですね。
メジャーに行けなかったら解散という『MAJOR or DIE!!!』宣言をし(勝手に)、見事にDIEしてしまった(勝手に)、人騒がせで迷惑だけど憎めない我如古ファンクラブくんのお葬式です。
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お客さんも黒い服着てる人が多くて気持ち重い空気がG-shelterを覆っていた。

入場すると祭壇が設けられていて、線香の匂いが立ち込めていた。(火災報知機鳴らないかちょっと心配してた)
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いつもの衣装ではなくシックな喪服スタイル&NOサングラス(色なしメガネor裸眼)で4人が登場。
1号黒澤による挨拶、式の進行の説明、永原真夏氏、ギターウルフ・セイジ氏、N'夙川BOYS・マーヤ氏からの弔辞が終わり、いよいよ最後のライブがスタートです。
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我如古G-shelter時代に生まれた我如古ソング4曲(我如古で生きる、立ち上がれ我如古、我如古秘宝館、我如古畳店)をいきなり叩き込んできました。
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全体的に我如古時代の曲が多いセットリストでしたね。
「君はSEX&FRIEND」での恒例のアレも無事喘ぎ納に成功しましたし、何げに1番大好きな「空手ギャル」も最後に観れたし、「我如古の祭りだよ」でぶち上がったり…。
でもやっぱり、今夜の我如古ファンクラブは息をしていなかったんですよね。
僕らは我如古ファンクラブがギリギリの精神状態の中でライブにぶつかっていたのを観て楽しんでいたんだなーと気付かされました。
当然、我如古ファンクラブは対バン相手を、デッカイ箱を、場違いなイベントを、ファンばかりじゃない観客をいつでもぶっ殺しにかかってたんだなーと。
今回の闘うもののなくなった状態でのライブじゃやっぱり今まで観てきた異常なまでの熱量と空回るほどのフルスロットルは出せないのが我如古ファンクラブなんだろうなーと。
そう考えると『MAJOR or DIE!!!』も必然だったのかなーとも思えちゃうよね。
何か闘うものが必要だったのだと。
息をしてない状態での「見苦しいほど愛したい」はどこか空虚でから回っていてほんと見苦しかった。
終わりが近づいていることの苦しさも加わってホント苦しかった。
そして最後は自らに「勃起したまま死んでくれ」と告げ「僕は死んでもいい」と強がりながら終わっていった。
まだすべての欲望を吐き出してないだろうし、満ち足りてもないだろうに強がって。

最後にメンバーが1人ずつ挨拶。
新たな道を進むもの、
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音楽で生きていくと誓ったもの、
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毎日つらいこと色々あるけど、一生懸命生きろと説教するもの、
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我如古は青春だった、歳とっても青春できるぞと説くもの、
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と、そりぁホロッとくるさ。

これで終わらないのが我如古らしさですよね。
柩を表まで担いで出て、霊柩車(a.k.a.黒澤カー)に乗せて、みんなで出棺を見送るという謎の儀式で本当に幕が下りたのでした。
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中国人観光客が何事か!って眺めてたのが面白かったですねー。

何げに沖縄県内であったライブには8割以上観に行ってたので寂しさはとか喪失感はかなりのもんですよ。
バンドもアイドルも突然無くなっちゃうものだ。
今年は我如古もセバヌもアイドリング!!!も終わってしまった。
あるうちにしっかり応援しとかなきゃなと。

次会えるのは三回忌かな?
いっそのこと12年後、十三回忌でというのが面白いかもですねw。

我如古ファンクラブ葬儀セットリスト
1.我如古で生きる
2.立ち上がれ我如古
3.我如古秘宝館
4.我如古畳店
5.空手ギャル
6.パンツの穴
7.メガネっ娘一番
8.君はSEX&FRIEND
9.湿地帯を突き抜けろ
10.我如古の祭りだよ
11.見苦しいほど愛したい
12.我如コール
13.勃起したまま死んでくれ
14.僕は死んでもいい
15.我如古のテーマ


■永遠に我如古ファンクラブ25 号のサクラマコトです。
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今日のヘッドフォンミュージック:アシダマナダヨ/十影

sakuramakoto at 23:54│Comments(0)TrackBack(0)

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