2020年06月26日

『タテタカコ ライブ2020「疫病退散 音楽場守護」』@ ミュージックタウン音市場

■タテタカコ ライブ2020「疫病退散 音楽場守護」に行ってきました。
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久しぶりのコザ。
久しぶりのミュージックタウン。
久しぶりのタテさん。
久しぶりの音楽ライブ。

2020年4月から、桜坂劇場を運営する株式会社クランクが、ミュージックタウン音市場の指定管理をすることになったからタテさんという人選は当然の人選のようにも思えちゃうけど、もしもまたコロナちゃんが旅をはじめて、感染者が増えちゃったら県を跨ぐ移動の制限がいつ出てもおかしくない状況なわけで。
そんな中、県外からタテさんを呼んで、再スタートを切るという決断は実はすごいですよね。
まだまだ今月来月のイベントが延期だったり中止だったりの発表が次から次に出てきてる今ですから。

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生で音楽を楽しむのって素晴らしいものです。
久しぶりだったこともあってか、そう思わずにはいられない2時間ちょっとでした。
タテさんの鍵盤と歌声、element of the momentの中村亮さんのドラムだけが広すぎるミュージックタウンに響きわたり、ソーシャルディスタンスを取って、1100人のキャパに100人だけのお客さんの一人として観ているという贅沢な時間でした。

コロナちゃんのご乱心で3ヶ月以上この広くて大きな箱は空っぽだったわけで。
ライブを観てると言うよりは空っぽだった空間に再び音を注ぎ込んでいく儀式を観てるようだった。
そういう意味でもタテタカコさんから再びミュージックタウンが動き出したというのは神事にも似た光景だったんです。
色々こみ上げてボロボロ泣いちゃうんじゃないかと思っていたけど、圧倒的な美しさにただただ見とれていた。
いや、久しぶりにライブで聴いた「心細い時にうたう歌」にホントはちょっと泣いてた。
震災後もそうだったし、コロナ中も何度かこの歌を口ずさんでいたから。
音楽ってやっぱりすごくて尊い。
ライブってやっぱりすごくて尊い。
改めて感じずにはいられなかった。

まだ、スタートです。
0から、いいえ、かなりのマイナスからの再スタート。
これからの音楽をライブハウスで観るという文化はどうなっていくのか。
ミュージックタウンのやり方でこれからどうコロナちゃんと付き合っていくのか。
まだまだ見えてこないところの方が多いけれどとりあえず動き出したという喜びと安堵が大きいです。
タテさんと中村さんが響かせた音楽はきっとこのミュージックタウンを、沖縄を、日本を守護してくれるんじゃないかと思わせられました。
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■ここであの時みたいにギュウギュウにモッシュしながらマキシマムザホルモンとか観れる日がちゃんと来るのかなー…。
なんて思っちゃうと不安になったり悲しくなったりもするけど、それでも進むを選んだライブハウスやミュージシャンと一緒に僕らも進んでみるしかないんだろうなー。
ゴールはどこなんだろう。

今日のヘッドフォンミュージック:僕らが旅に出る理由/小沢健二


sakuramakoto at 23:09│Comments(0) 音楽 | ライブ

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