ベランダの鉢植えの桜が 日ごとに2つ3つと花を咲かせ
人知れず満開になっていました。
誰が見ていても見ていなくてもちゃんと毎年変わらぬ姿。
・・・かなわないなぁと思います。

10年続けたお店の根っこの想いは
このさくらのように誰が見ていても見ていなくても
変わらずいること、でした。
つぼみのまま残した日も 静かに咲き続けた日も
芽の出ぬ時も 種を蒔けずに掌からみんなこぼしてしまった時も
いつでもあの場所で変わらず 
ちいさな灯りをともし続けることが出来ればそれでよかったのです。

12月22日さくらのみち最後の日 
少しも大袈裟ではなくて
私の人生のなかであんなにも晴れやかに
スポットライトを当ててもらった日はなかったです。

争奪戦のようにケーキとお菓子が売れていき
抱えきれぬほど頂いたものは
お花と手紙とプレゼントだけではなかったなと
改めて思っています。

手紙とメールの返事も プレゼントのお礼状も
誰にもなんにも返すことが出来ずにいますが
・・・感謝しています。
 

さくらのみち店主
森岡美智代