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ゲームを始める前段階での情報によると、「ヒットしちゃうかも?」と想定したターゲットは70~80cmクラスのヒラマサ。

ストラクチャーも何もない砂地であれば、普段ライトショアジギングで使っているPE1号のバランスタックルで、時間をかけて丁寧にやれば獲る自信のあるターゲットだ。
 
ところが、ポイントは周りにケーソンが敷き詰められた堤防であり、瀬に突っ込む習性のあるヒラマサが相手となることを考えると、ドラグを強めに設定したやや強引なやり取りが不可欠だと思われた。

相手の突込みによってケーソンの角にラインが触れると、「ブレイク必至」となることが想定されたからである。
 
そこで、普段は堤防等で使用する機会が少ないC3 Shore11を持ち出し、PEライン2号でバランスタックルを組んだ。

使用するルアーは、16cmのダイビングペンシルである。
 
釣りに行く時間の無い歯がゆい日々が続く中、ようやく捻出した貴重な時間を有意義にしようと思い、C3 Shore11のベンドを上手く活かしながら、水面に浮かんだダイビングペンシルの「ダイブ~浮上」を丁寧に繰り返していると、期待通りに水面が炸裂。

少し間をおいて、手元に衝撃が伝わった。
 
間髪入れず大振りなフッキングを3~4回加え、ロッドをベンドさせた状態で水平方向に倒して、これまたC3 Shore11ならではのトルクフルなプレッシャーをかけながら、相手を潜らせないようなやり取りを心掛ける。

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※ファイト時の画像は、ヒラマサが浮ききってからのランディング直前のカット(ロッドが縦方向に向いています)。
 
程なくして釣友が差し出すネットに収まったのは、「ベイト食っとるなぁ~!」といった感じでコンディション抜群のヒラマサ。
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豆ヒラクラスが多い時期にしては、「良型」と言っても良い、またC3 Shore11ならではの特性を活かして獲ったと言っても過言ではない、とても嬉しい一尾である。 
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【タックル】
■ロッド:C3 Shore11 / Bouz Production
■リール:スピニングリール5000番台
■ライン:PEライン2号
■リーダー:ナイロンリーダー40lbクラス
■ルアー:ダイビングペンシル16cm48g(フローティングタイプ)
■フック:カルティバST-56 #1/0
※リーダーとルアーの接続には、Bouz Ring200lbクラスを使用。
■ドラグ値を2.5kgに設定(ドラグチェッカーを使用)