宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2015年03月

カメラのキタムラ鳥取駅南店へ行こう!・・・若桜鉄道写真展

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今日、同級生が店長をしている「カメラのキタムラ鳥取駅南店」に行ってみた。

少し前、若桜鉄道のSL走行実験の話しをしていて、せっかくの機会にお店
でも何かしたいと言っていた。

なぜなら、鉄道ファンはカメラ愛好家の人が多いからです。

写真家の人は、その被写体に鉄道を撮られる人も多いでしょう。

やっぱりカメラ店は、地域密着がいいと思う。
そうするとお店に来られたお客さんと、いろんな話題でもりあ盛り上がれます。
季節ごとで趣向を変えて行けば、お店に行く楽しみもできます。

カメラのキタムラは、全国チェーンのお店なので、ディスプレイは自由にでき
ないのでしょう。
店長もなかなか難しいなと言っていた。

それでも地元を愛する気持ちは強い。
さらには、若桜鉄道を45年ぶりにSLが走るのである。

「何とかしよう!」との思いでしょう、4月1日から一か月間、お店の正面の壁
一面を使って「若桜鉄道SL試験運行記念写真展」を開催することにしたそう
です。

何と思い切ったことをするのでしょうか。

これって実は簡単な様で、とても難しいことなのだそうです。

カメラのキタムラの店舗では、おそらく非常に珍しいケースなのだと思います。
店長もよくぞ決意されたものです!

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店内の壁いっぱいに鉄道の写真が並んでいます。

これだけあると、壮観ですね。

懐かしい若桜鉄道のSLの写真が並んでいます。

このお店は、店長の人柄か、鳥取のカメラ愛好家の方や撮り鉄ファンの方々
が訪れるお店なのです。

店長が声を掛けると、たくさんの写真のネガやデータが集まったそうです。

4月1日に向けて、準備を着々と進めておられます。
卒業や入学シーズンで忙しい時期でしょう、その心意気に感謝です。

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展示コーナーでは、貴重なコレクションの数々も展示される様です。

全国の鉄道ファン、写真愛好家、カメラのキタムラファンの皆様、ぜひこの
機会に、カメラのキタムラ鳥取駅南店に行ってみてください。

そして店長と写真談義に花を咲かせてください!

よろしくお願いします。



BUDDHA ROOM と BAR ・・・ 4年目の宿坊

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BUDDHA ROOM と BAR

相反するような場所、でもそこが安らぎの空間になればいいと思っています。

そして実は、そこはOFFICEでもあるのです。

その空間に仏様もいらっしゃる。

昼間はゆっくりと本を読んでもいい。

宿坊の中に、様々な空間を作り出したいのです。

談話室もあり、本棚もあり、本堂がある。

そことはまた違う空間です。

もうすぐ4月になる。

宿坊もこれで、まる3年が経つ。

常に進化し続けて行きたいと思っています。

おそらくこれから全国的に、お寺が宿坊を始めることになるでしょう。

現在は、そんな気運が高まっている。

お寺再生の一つの手段でもあるのです。

古い宿坊は多いけど、2000年以降にできた宿坊は数少ない。

宿坊を始めたのは、まだ宿坊が注目を浴びる少し前でした。

特別な場所でもなく、観光地でもない。

ただ田舎の普通のお寺で始めた宿坊。

そんな気安さも良かったのかも知れません。

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でも、お越しいただいたお客様に満足して帰っていただきたいという思いは
常にあります。

もちろん誰もがそうではないでしょう。

でも少なくとも、自分たちは常にその気持ちでいることが大切だと思っている。

特に体験などは、お客様と一緒に体験することで、自分自身も気づかされる
ことが多かったと思います。

気を遣わずに過ごせて、でも心をゆっくりと落ち着けることができる。

そしてまた日常でスタートして行ける。

なんな場所を目指しています。

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夕食の後、少し飲みたいと思えば、この部屋でグラスを傾けることができます。

ただメニューはありません。

そのときそのときの、思いのまま。

これがこの宿坊のスタイルでもあります。

コーヒーやお茶でもいいのです。


4年目の宿坊です、これからどんな展開になって行くか、自分でも分からない。

分からないことが楽しいのですね、人生って。


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若桜鉄道SL走行社会実験まであと2週間!

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若桜鉄道にも、やっと春が来ました。

今日は若桜鉄道の観光ガイドの日です。

SL走行社会実験まで丁度2週間となった。

ガイドのときは、若桜駅までまず行来ます。
8:29発の鳥取行に乗り込み、折り返しで鳥取駅で9:45発の若桜谷観光号
になります。

若桜駅を出発する前に、山田社長と北内氏のツーショット。
これから2週間でどこまで追い込めるかですね。

おそらく、やるべきことはまだ山ほどあるでしょう。
でもここまで来たら、やり切るしかありませんね。

当日のことは誰にも予想はできないけど、きっと盛大な社会実験になること
でしょう。

山田社長の笑顔は余裕の笑顔かな?

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途中で郡家駅に十数分間待ち合わせで停車します。

先日新築オープンしたばかりの郡家駅の駅舎です。
立派な木造の建物ですが、さてこれをどこまで有効利用できるかがポイント。

室内も十分に広いので、若桜鉄道の観光拠点としての役割をしっかりと果た
して欲しいものです。

青空に綺麗に映える駅舎ですね。

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今日の若桜谷観光号は、春の陽気もあってか賑やかな車内でした。

米子からは鉄道少年団の皆さんも来られていて、今日は若桜駅の清掃奉仕
活動だそうです。

ガイドのときにご紹介したら、皆さんとても嬉しそうでした。

東京や神奈川、愛知からも若桜鉄道に乗りに来られていました。

ある方は、鳥取の友人を訪ねて来られていたそうですが、この若桜谷観光号
に乗ってみてと勧められたそうです。

地元でもこんな感じで紹介されて行けば、若桜鉄道の魅力もアップするでしょう。

今年の4月からも観光ガイドは続きます。

さあ今年こそが本番です。

未来の住職塾 第四期へ往く!

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「未来の住職塾」という塾があります。

東大卒の僧侶、松本紹圭氏が主宰する、僧侶やお寺を対象とした私塾です。
こちらも東大卒の井出悦郎氏と一緒に運営している。

企業コンサルティングならぬお寺コンサルティングなのでしょう。

企業のコンサルティングの手法を取り入れ、さらにそこにお寺の持つ本質的
な聖なる部分と、お寺の可能性を見出して行く。

そんなふうに思っています。

従来は、本山中心の研修会が開かれている程度で、超宗派でのこの様な
セミナーは今までなかったのではないか。

どちらかと言うと、教義中心だったり、宗派の運動的なものが中心だったの
でしょう。

私は、松本氏のことは10年以上前から知っており、どの様な動きをされるの
か興味深く見ていました。
初めてお会いしたのは、昨年の春のことですから、約一年前ですね。

そこからは、「やずブータン村まつり」にパネリストのお一人としてご出席いた
だいたり、宗派の行事に講師としておいでいただいたり。

そんなご縁から、第四期に私も参加することになった。

第一期目が始まるときも知っていましたが、未来の・・・ということで、私には
もう関係ないなと思っていました。

もう若くもないし・・・、自分の方向性は、自分で見出すものとも考えていた。

またお寺に入ったばかりであったり、宿坊を始めたりで、どちらかと言うと、
このお寺にどうして人に来てもらうかを中心に動いていた。
イベントも毎年数回行ってたりもした。

ではなぜ今回参加してみようかと思ったか。

一つには、第四回目という事で、主宰者であるお二人のイメージもかなり進展
したのではないかという事があります。
一回目や二回目は、エネルギーが充満していたでしょうが、それだと私には
ちょっと関係ないかなと思っていました。

四期くらいになると、参加者も落ち着いてきて、また主催者側も様々な情報や
ノウハウを持たれているだろうと考えました。

さらには、昨年松本氏との接点が多く、私自身がお世話になったこともあります。

もう一つのポイントは、宿坊を始めてから、自分のお寺を中心に活動し、ここに
人を集めることを第一に考えていた。
それも3年が過ぎて、様々な出会いやイベントを通して、感じたことが多々あり
ました。

そこで今年は、もう一度外に向かって出かけてみようと思ったのです。

お寺を取り巻く環境や、僧侶やお寺もこの3年間で大きく変わった。
自分のイメージしているものとズレてはいないだろうか、さらに若者の中に入っ
て、もう一度イメージを更新しておきたいとも思いました。

いつの間にか自己満足の領域に入っていたとしたなら、それはまずい。

そんな思いが重なって、今回は松江クラスの参加します。

松本さんとの出会いも、今回のことにつながっている。

であるなら、それの乗っかってみることも大切な様な気がしたのです。

これから一年後を目指して、ビジネス業界へ展開して行きたいことがあります。
それは仏教そのものをビジネス業界へ売り込むのです。

その方法も、今回の未来の住職塾に期待していることでもあります。
逆に今回は、ちょうど良いタイミングだったのかも知れません。

4月から計六回。

一回一回が、私の勝負でもあります。


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宿坊BAR MIDNIGHTプレオープン

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一瞬の寒の戻りがあった後、春が一気に進んで行きました。

庫裡にあるOffice、昨年の夏からものであふれていて、足の踏み場もない
くらいになっていた。

かろうじて私と坊守が、それぞれ机で作業するくらい。

中々片付けることもできずにいて、今回やっと片付けに入った。

と言うのも、宿坊を始めた頃から考えていたのですが、宿坊にBARを作り
たいと考えていたのです。

もうとにかく捨てることを重視、久々の断捨離でした!

もちろんBARと言っても実際に営業する訳じゃないけど、昔からBARと言う
響きが好きだった。

最近は、東京や大阪に坊主バーと言うのが流行っているらしい。

でも、この「BAR MIDNIGHT」はそれらとは一線を画します。
僧侶がいるのは一緒だが、ここは何て言っても本物のお寺だから!

ここは寺務所でもあるので、OFFICE BARでもあります。

宿坊に来られた方が、夕食の後、ちょっと雰囲気を変えて飲みたいとか、
ちょっとゆっくりしたいとか、そんなときにBARは開店します。

なのでメニューなどはありません。

そのときそのとき、あるものと思いつきで。

OFFICEでもあり、BUDDHA ROOMでもあり、BARでもある。
更には応接室でもあり、MEETING ROOMでも。

そう、ここは何でも受け入れてくれる部屋なのです。

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宿坊の機能を増やして行くことが大切だと思っています。

思いがけないこともあればいい。

小さな宿坊ですが、各部屋毎にそれぞれ個性的な部屋を作って行く。

これも宿坊を始めることの楽しみなのです。

自分が楽しくなければ、宿坊なんてできないでしょう。

出来得るなら、趣味と楽しみに実益がついて来れば、尚いい。

この実益はまだまだ先になりそうですが。

お客様と一緒に楽しめたら、これに越したことはないですね。

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いつもはMY ROOMにいるピー子も、この部屋にはたまに下りてきます。



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なごり雪

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毎年、彼岸の頃までに春らしい季節がやって来ます。

そして彼岸を過ぎる頃に、また一気に冷え込むのです。

その頃、一気に寒波が来て雪が降ったりします。

これを、この地方では「彼岸の小鳥殺し」と言うのだそうです。

気候が緩んで油断してた小鳥たちが、急な寒波襲来で死んでしまうということ。

今年も、天気予報を見ると今日がそうかなと感じていました。

お昼過ぎ、雨が雪交じりになった。

でも、それほど急激な冷え込みでもなかった。

今日の雪は、どちらかと言うと「なごり雪」かなって思った。

春の訪れを前に、冬が最後のお別れにやって来る。

また冬まで会えないね!

そんな言葉が聞こえてくるのです。

みんな早く春になって欲しいと思っている。

でも、冬もその役割を果たしているのです。

淡い雪を見ながら、ちょっと寂しくなった。


また冬に・・・、そう話しかけた。


明日からは、一気に春の陽気になって行く。


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「いのちの大地に樹つ」・・・日本海新聞 「潮流」

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3月23日の日本海新聞のコラム「潮流」。

毎月23日には、私のコラムが掲載されます。
昨年の10月から始まって、今回で6回目です。
今年の9月まで、12回掲載して頂けることになっています。

この「潮流」は、多くの方々が書かれています。

その中で、私はテーマと内容を、毎月考えながら。
次のテーマは何がいいかなと考え、先ずはテーマを決める。

テーマを決めると、イメージを膨らませ原稿に落とし込む。
そして決められた枠に収まる様に、内容を削り取って行くと言う作業になる。

単発のものはあっても、これだけ続けて原稿を書くことは少ないので、私自身
の思いや情報発信には、とても役立っています。

特に今は、お寺や仏教のことだけでなく、宿坊のことや「やずブータン村」のこと。
さらには若桜鉄道観光ガイドなど、発信したいことがたくさんあります。

そのときそのとき、自分が一番語りたいことを書く。
だいたいが、テーマを決めれば一気に書き切ることが多いですね。
それは自分の中のイメージを言葉にするという事。

ときどき、「読んでますよ!」と声を掛けていただくこともあります。

また、これを読まれて宿坊を訪ねて来られる方もいらっしゃる。

今回のテーマは、「いのちの大地に樹つ」です。

いのちの根源を見つめて行く、つまり仏教における八正道の実践の、「正見」に
付いて書いたものです。

今回の内容は、かなり仏教的な立場から書いたものになりました。

ちょっと難しかったかも知れませんが、テロや災害、痛ましい事件が起こる中で、
いのちと言うものをしっかりと見つめることが大切ではないかと感じました。

「潮流」を書き始めて、やっと半分です。
これからの半分で、もっと自分の思いを伝えて行けたらと思っています。


「鳥取実業倶楽部」で、お寺の未来をお話しする!

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3月23日、鳥取商工会議所に出かけました。

僧侶の私としては、普段はあまり用のないところ、実業者の方々の場所です。

今日は、ここで講演の機会をいただいたのです。

内容は、「鳥取実業倶楽部」の定例勉強会。
鳥取地区の有力企業の経営者の方々や、金融・証券関係の方々の集まりです。

なぜそんなところに、一僧侶が招かれるのか。
もちろんそこには、様々なご縁がつながっているのですが、確かに従来ですと
場違いって感じかも知れません。

私も僧侶として、僧侶の格好でお話しをさせていただきました。

今日のテーマは、「お寺が変われば日本が変わる ~お寺と仏教から地方活性
化の可能性を探る~ 」です。

大げさなテーマではありますが、先がない末端寺院が、これかr次世代へどう引き
継いで行くのかが、その内容です。

ご出席されている皆さんも、その内容と格好に、ちょっと驚かれたかも知れません。

話しのペース配分も、中々思う様には行きませんでしたが、1時間と言う枠の中で
何とかお話しすることができました。

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お寺の置かれた現状、そしてこれからの展開。

社会におけるお寺の役割など。

終わってから、少しの質問があり、食事中も話しかけて下さったりで、多少は
興味を持っていただけたのかも知れません。

これからは、お寺もビジネス界と接点を持つことが重要だと思っています。
何も仏教の話しだけで行く必要はない。

一年後を目指して、ビジネス向けの研修ができる様に準備をして行くつもり
です。

現代は、心の時代。

心のケアと、仏教的な教えをベースにしたセミナーを考えています。

これからのお寺の一つのあり方だと思っています。


ただいつも、講演を終えて感じること。

「どうだったのかなあ?」

これだけは、いつも心が揺れ動くとき。



写経で「正信偈」を書く!

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宿坊での人気の体験に、「写経」があります。

通常は「般若心経」を選ばれる方が多いですね。

でも浄土真宗のお寺であるので、浄土真宗で唱えられるお経を書きたいと
希望される方もいらっしゃいます。

そのときは「重誓偈」をお書きいただいている。

どちらにしても、写経を始める前は、これからお書きいただく経典を一緒に
読誦するところから始まります。

意味がすべて分かる訳ではないでしょう、ただそこにある真理やみ教えを
謙虚に受け止めるという、お心が大切なのだと思います。

宿坊では、これ以外に「正信偈」もご用意しています。

こちらは、親鸞聖人の説かれたみ教えになります。
浄土真宗で一番馴染みの深いものでしょう。

ただ何しろ長い。

普通に唱えても20分程度かかります。

「般若心経」の6倍くらいの長さではないでしょうか。

これを宿坊に来られて仕上げるとなると、おそらく10時間と言った感じで
しょうか。

さすがに今まで、「正信偈」に挑戦された方はいません。

もし挑戦してみたいという方がいらっしゃれば、ご用意はしております。

もちろん一回だけで仕上げる必要もありません。
日帰り体験でも宿泊でも、数回に分けてお書きになられても構わないです。

いつの日か、「正信偈」にチャレンジしてみようという方が、きっと来られる
でしょう。

楽しみにお待ちしています。


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過疎地寺院よ立ち上がれ!

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全国には約75,000の寺院があるという。

ただそれは寺院の数と言うだけで、個々のお寺によって事情はすべて違う。

お寺だけで十分に食べて行けるお寺となれば、おそらく半分もないでしょう。
もしかすると1/3くらいなのかも知れません。

ただ各宗派の中心は、その中でも有力寺院なので、お寺改革などあり得ない。
なぜなら、今のお寺の制度やあり方が、変わって欲しくないお寺だからです。

檀家数の減少によって、成り立たなくなっているお寺は、おそらく全国にたくさ
んあるでしょう。

でもお寺は自助努力しかない。

誰も助けてはくれないのです。

では、今のままの制度で良いのかと言うと、それでは、ただ座して死を待つの
みである。

現行のお寺の制度が、本来の仏教から見るとどうかと言えば、かなり疑問です。
でもその枠から外れることはできないと、ある意味強迫観念の様になっている
のではないかとも感じます。

そろそろお寺や僧侶も立ち上がっても良いのではないだろうか。

それは新しい仕組みや価値観を創出して行くことです。

従来の日本のお寺の在り方では、お寺として成り立たないのであれば、それは
自分達で変えて行くしかないのです。

でもだれもそれを手助けはしてくれない。

ただ時代や社会は後押ししてくれるでしょう。

そろそろ、日本の志ある僧侶の皆さん、立ち上がっても良い頃ですね。




里帰りでプチ同窓会・・・宿坊を体験する!

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お彼岸に里帰りする。

そんなとき宿坊でプチ同窓会もいいなと思った。

宿坊は一組だけですから、周りを気にしないでいい。

さらには、子どもと一緒でも大丈夫。

ゆっくりと友人たちと話しができます。

お昼も食べられて、さらにはプチ仏教体験もできます。

これって結構、贅沢な時間だと思います。

そしてまた、普通に日常に戻って行ける。

日常と非日常の境をそれほど意識しなくて済みます。

でも、宿坊は完全な非日常の空間でもあります。

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懐かしさの中に、今の自分を見つめ、そしてリフレッシュする。

スイッチを軽く入れ直すってかんじでしょうか。

そんな時間があってもいいですね。


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「こころの授業」・・・八東中学校特別授業

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                                   (高橋氏撮影)

今日は特別授業を私が卒業した八東中学校で。

今年の3月で廃校になる母校、そこで特別イベントの八東中学校大卒業式が
行われました。

私は午後からの2時間目を担当、「こころの授業」をテーマにお話ししました。

私がイメージしている「やずブータン村」、そして八東町を重ね合わせての授業
でした。

今日のイベントは天候に恵まれ、たくさんの人が訪れていました。

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お店も出ていて、賑やかだった。

授業に人が来るのかな、などと思いながらも教室へ。

たとえ生徒がひとりでも、熱い授業をしようと思っていました。

周りも気を遣ってくれたのでしょう、始まった頃は少し空席もありましたが、
途中では、ほぼ満席になっていた。

こころをテーマにした授業。
実は今、学校で必要なのは「こころの授業」ではないだろうか。
そんなことを思っている。

学校の教育の中で、こころをテーマにした授業はあまり聞いたことが無い。

そろそろ日本の学校も、心のことを生徒に教えておくべきではないかと思う。
問題が起こる前に、心の作用を理解しておくことも大切だろう。

授業は、心のお話しの後、ブータンの小学校で実施されている瞑想を体験。

その後は、八東町の風景とブータンの風景の写真を交互に映し出しながら、
故郷のイメージをみんなに知っていただく様にした。

30分間と言う短い時間の中でしたが、少しは感じてもらえたでしょうか。

私も特別授業とは言え、母校の教壇に立つ機会を与えていただいて、感謝
しています。

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会場には若桜鉄道の山田社長や、日本海テレビの松岡アナウンサー、そし
て先週同窓会で一緒だった友人にも会うことができました。

なかなか楽しい八東中学校大卒業式でした。

何もなく廃校になるより、こんなイベントがあって良かったと思います。


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卒業旅行と母娘二人旅・・・鳥取宿坊へ!

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卒業旅行、社会人になる前に宿坊に行っておきたかった。
そう仰られていました。

そしてお母さんとの、母と娘の二人旅。

鹿児島から鳥取へ、二泊三日の旅行。
友だちに鳥取に行くと言ったら、「なんで鳥取?」と言う反応だったそうです。

でも、ゆっくりとするには鳥取は良いところです。

そして宿坊は、体験も自由にできるので、時間を持て余すことがありません。

先ずは、体験と周辺散策のスケジュールを組みます。

体験は、写経・瞑想・絵手紙・朝夕のおつとめ・そして作法に仏教のお話し。
これでも二泊三日なら、じっくりと取り組めます。

周辺散策は、ローカル線の若桜鉄道一駅の旅。
そして雪の残る氷ノ山へ。

こんなにたくさんの雪を見たのは、生まれて初めてだそうです。
家の屋根に積もった雪を見て驚いていた、まだ1m以上残っていたのです。

社会人になる前には、作法もちゃんと基本を切っておいた方が良い。

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でも食事もゆっくりできるし、朝もご希望は7時半からお勤めです。

せっかくですから、いろんなお経を一緒に唱えました。

お風呂の脱衣所には、キリンがいます。
何故かメガネをかけてました。

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お二人とも初めての鳥取。

何となく風景が違うのか、外国に来たような感覚もあったそうです。
でも実家に帰って来たような気もする。

仏教のお話しも、熱心に聞いておられました。

夕食や朝食、そしてお昼にお出しした手打ちうどん。

食事が全部とても美味しかったと言っていただいた。

お二人でゆっくり過ごすことができる。
道中や宿坊でも、たくさんお話しができたでしょう。

ちょうど良い時間の感覚。
帰り際には、「まだ帰りたくないな」、そんな感じ。


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お二人で、充実した時間を過ごせたでしょう。

もしかすると、お母さんも卒業旅行なのかも知れませんね。

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こんな旅もあるなと思った。

見ていても、とても楽しそうに過ごしておられます。

きっとたくさんの思い出が残ったことでしょう。

社会人になって、「立派になる前にも、必ずまた来ます」と嬉しい言葉もあり
ました。

そうそう、また気楽においで下さい。

お待ちしています。


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企業の新入社員研修を宿坊で!

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ある企業の方が宿坊に食事に来られた。

たまたま春からスタートする企画があり、その打合せを兼ねてでした。
その中で、宿坊の体験の内容や、宿坊に研修に来られる方々の話しをして
いたら、宿坊で新入社員研修をしてみてはどうかと言う話しになった。

今まで宿坊では、様々なグループや団体、学校関係等、多くの研修会を開催
してきました。

ただ企業向けの研修会はあまり頭にありませんでした。
研修内容を打合せしていると、宿坊で一日ゆっくりと研修するのも、現代社会
の中では大切なことだと感じました。

こんな内容の研修なら対応可能ですよと提案すると、企業の方々も「それはい
い!」と仰っていただきました。

早速4月の新入社員研修の一日を使って、宿坊での新入社員研修が実施さ
れることとなりました。

このことは思いがけないことでしたが、お寺や宿坊にとって大きな可能性を秘
めていると感じました。

幸いにも、私は45歳まである大手企業の東京本社に勤務していたことがあり
ます。
マネージャーであったこともあり、そのときの経験も活かすことができる。
さらには、現代は「心の時代」とも言われています。

そう言った面では、お寺や宿坊での体験は、企業の方々にとっても重要なポ
イントになるでしょう。
これからは、心のサポートも企業にとって大きな役割となります。
そのときにお寺とタイアップしておけば、一つの対応策ともなる。

体験内容は、瞑想・写経・作法・心の法話・グループディスカッション・など、
様々な心の問題に対応できるものが揃っている。
特に、現代の若者にはとても仏教の人気が高い。

そう言った面からも、これからの企業研修は、お寺の利用価値が高い。
そしてお寺の存在価値を大きく高めてくれます。

それには、僧侶自身、お寺自体が、企業の要求に十分に応えられるだけのも
のを、準備しておく必要があります。

今回の経験を活かして、これからは企業向け研修会を企画して行くのも面白
いなと思っています。


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母娘二人旅・・・宿坊を訪ねて!

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今日は、鹿児島から母娘さんが宿坊にお越しになられました。

娘さんは今年大学を卒業して、4月から社会人になられます。
以前から気になっていた宿坊を訪ねようと思われ、お母さんもご一緒に。

社会人になられる前に、いろいろと体験をしてみたいと仰られていました。

気温も一気に上昇し、すっかりと春真っ盛り。

鳥取駅までお迎えに上がり、宿坊にやって来ました。

先ずは2泊3日のスケジュールをお二人と確認する。
鳥取は初めてとのこと、体験や観光スポットなど、できるだけご希望に添える
様にスケジューリングしました。

最初の体験は、先ずは写経から。

今日は暖かい日でしたので、本堂での写経をご希望でした。

お経を唱え、ゆっくりと心を落ち着けてから始めます。

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暖房も必要ないくらいの日差し、始めた頃はまだ明るかった。

ゆっくりと丁寧に書かれていたのが印象的です。

でも終わる頃には、すっかり日も沈んで、周りは真っ暗に。

「とても良い時間を過ごせました」と仰られていた。

静寂の中、心の静けさを感じられたのかも知れません。

また、母と娘の二人きり、そんな時間も大切な時間だったのでしょう。

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明日は、朝のお経を唱え、朝食の後は、瞑想を体験していただきます。
社会人は様々なストレスもあるでしょう。

心を整える方法を知っておくのは重要だと思っています。

その後は若桜鉄道に乗って、氷ノ山スキー場に雪を見に行く予定。

お昼は手打ちうどん、そして午後からは絵手紙と瞑想です。

できるだけゆっくりと、そしてできるだけたくさんのことを体験していただきたい
ですね。


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春の訪れ・・・紅梅と金魚

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お寺に春の訪れを感じるとき。

春の空気は2月に感じることができます。
でもそこからも、まだまだ寒かったり、雪も降る。

春の訪れは、やはり中庭に紅梅が花開く頃でしょうか。
空気もだいぶん穏やかになり、晴れるとかなり気温も上がってきます。

「梅は咲いたか、桜はまだかいな」

と言う様に、そろそろ桜も近いなと感じさせる。

昨日から暖かく穏やかな日が続いています。

紅梅も花を咲かせている。

同じ中庭にある池の金魚も、泳ぎが活発になってきます。

氷の下でじっと春を待っていますが、池の水が緩むと、嬉しそうに泳ぎだす。

普段は隠れてることが多い、白い金魚も元気に泳いでいました。

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まだ寒さの戻りはあるでしょう、でも季節を聞かれると、春と確実に言える
頃になって来ました。


廃校の前に中学の同窓会・・・笑顔が広がる。

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今年の3月で、八東中学校が統合により廃校になる。

そう言えば中学校を卒業してから、中学の同窓会は一度もしていないな。

お正月明けに友人と飲んでいてそんな話しになった。

じゃあ、廃校の前にみんなで集まろうか!

でも、飲みの席の話しなので、遅々として進んでいなかった。

正式に皆に案内を配布したのは、2週間前くらい。
県外に出ている人にまでは、中々案内できませんでした。

それでも、約1/3の35名が集合してくれました。

会場は宿坊光澤寺。

久しぶりと言うか、卒業以来って人もいます。

髪が薄くなったり、お腹が出たり。

でも印象はそれほど変わっていないな。

鳥取の有名企業の社長になっている人も何人かいます。
マスターズ陸上で日本一になった人もいる。

みんなそれぞれ。

でもこれからは、みんなあと5年で還暦になる。

そろそろみんなが、また集まっても良いのではないかと思っていた。

楽しいひとときである・・・、が。

当の私が、彼岸前の日曜日。

お参りが重なったのです。

さすがに本業を優先せざるを得ない。

朝8時半から法事と逮夜参り、その後、満中陰法要が入っていた。

1時に同窓会の開始だったが、満中陰法要と納骨を終えると、そのまま葬儀
に向かいました。

昼からの葬儀を終えると、火葬へと同伴し読経を上げる。
実は昼から納骨も入っていたのだが、葬儀がずれ込んで、そちらに遅れなが
も直接向かうことに。

お寺に帰って、みんなに挨拶できたのが3時でした。

でも4時からは還骨と初七日法要に出かけないといけません。

それでも3時からの1時間は、みんなの顔を見ることができた。

ゆっくり話しはできなかったけど、久しぶりに見る同級生はいいもんだな。

みんなも、本当に楽しそうに話しをしている。

やっぱり集まって良かったなと感じました。




若桜鉄道の今日の風景・・・過去を掘り起こす町おこしより、今あるものをいかに活かすかが大事。

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今朝は、小雨降るあいにくの天気でしたが、若桜鉄道の観光ガイドに行って
来ました。

もうすぐ春休みですが、まだ冬が完全に抜け切っていない若桜谷。

それでも土曜日にもかかわらず、お客様が乗っていました。

9:45に鳥取駅を出発してから、郡家駅まではJR区間なので、お客さんに
話しかけます。

最初は、部活に行かれるカワイイお二人。
「何をやってるの?」と聞くと、何と野球部の女子マネージャーでした。
高校野球の強豪校ですが、私の後輩でもあります。

「僕が八頭高校の軟式野球部を作ったんだよ」と言うと、ちょっと驚かれて
いました。

「若桜鉄道で恋物語はありましたか?」と聞いてみる、「いやっ、ないですよ」
との答え。
きっと今年は何かあるかも知れませんね。

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続いては、二家族で若桜鉄道に乗っておられたグループ。
お声掛けすると、初の若桜鉄道だそうです。
「子どもと一緒に乗りに来ました!」

子どもたちが列車内を楽しそうに周っていた。
こんな風景も、若桜鉄道の良いところですね。

観光ガイドを聞いて、若桜鉄道のファンが増えてくれるといいな。

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窓の外の景色を見て、とっても嬉しそうにしていたのが印象的。

家族連れのお客さんが、もっともっと増えること期待です。

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途中の駅からは、八東中学校の生徒さんが乗って来ました。

「この四月からは中学校が変わるね」と言うと、ちょっとはにかんで、寂しそう
な感じがした。

「八東中学校大卒業式では授業をするんだよ」と、言ってみると、予想外に
「知っています」ということもあったりで、今日はちょっと楽しいガイドでした。

こんな風景をちゃんと残して行かないと、町は寂しくなるばかりです。
なぜ、ちゃんと大切な所にお金を投資しないのか。

地方創生や町おこしの不思議な所です。

不必要な歴史館や民俗館を建てるくらいなら、中途半端な施設を改修する
くらいなら、もっと有効活用できる投資に回すべきです。

将来性もなく、対外的にもまったく興味も持たれない施設のなんと多いことか。

若桜鉄道の将来を見越して、今こそ集中投資しておくべきなのです。
そのために他の町おこしの投資は、ここに集中させても良いくらいです。

なぜなら、そこからあらゆる若桜谷の観光と町おこしが始まるからです。
若桜鉄道がなくなって、町おこしや活性化などないという事に、みなさんそろ
そろ気づくべき時ですね。

終わってからでは遅いのです。

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紅梅の花開く宿坊で、中ノ郷公民館の方々が研修に来られました。

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寒の戻りから三日、お寺の周りの雪も、春の雪らしくあっという間に融けた。

それでも朝の冷え込みは厳しく、お泊りの方と一緒に唱えた、朝のお勤めは
本堂の気温が0℃の中でした。

昼前には気温も少し緩み、中庭の紅梅もちょっと花開いてきました。

そんな中、鳥取市の中ノ郷公民館の方々が宿坊に。

総勢27名、貸し切りバスをチャーターして来られました。

公民館活動の一環で、昨年より鳥取市の公民館の活動の方々が、研修に良く
来られます。

今日の皆さんのご希望は法話です。

法話の内容は、地域から考える今、そして、いのちのこと。

予定時間を少しオーバーし、1時間15分くらいの法話になりましたが、皆さん
が熱心にお聞きくださり、とても有り難いご縁でした。

地域のこと、いのちのこと、宿坊のこと、お寺のこと。
皆さんにも身近なことなので、聞きやすかったのかも知れません。
もちろん、そこに仏教のことを絡めて行きます。

宿坊に来られた方々のことや、昨年いらっしゃった河野義行さんのお話しも
交えて行きます。

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お昼は、準備を皆さんにも配膳を手伝っていただき、イタリアン精進料理を
お出しします。

27人分なので、調理が大変でしたが、予想外にスムーズに行きました。
これも皆様のご協力のおかげです。

お帰りの際には記念撮影もし、山門の鐘を撞いて行かれる方もいらっしゃい
ました。

皆さん、終始笑顔で、本当に楽しそうにしておられました。

今日は男性陣もいらっしゃったのですが、とってもいい感じです。

最後はバスまでお見送りし、手を振りました。

皆さんもバスから手を振って下さり、なんか嬉しかったですね。

またいつかお越しになられる事、お待ちしています。


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「日本風景街道」の取り組みについて考える

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「日本風景街道」という取り組みが、国土交通省を中心になされている。

そんなお話しで、鳥取県地方振興局の方々が、宿坊にお越しになられました。

地方活性化では、様々な取り組みがなされています。

宿坊は国道29号線沿線にあります。
この国道は、姫路市から鳥取市へと通じている道ですが、時代の波に乗り遅
れた結果、交通の動脈から外れてしまっています。

その分、沿線の開発が遅れている現状がある。

ただそれに依ってのメリットも実は発生しているのです。

日本国中、自動車道や高速道路の整備が進み、交通アクセスが非常によく
なりました。
それによって、道路の高架によってコンクリートの道路が日本の原風景をなく
して行ったのも事実です。

この若桜谷は、取り残された分だけ、自動車道が通ることはなかった。
そして日本の山里の原風景が残ることになった。

今度はそれを有効に使えば良いのです。

昭和の日本の原風景をそのまま残すエリア。
そこにローカル線の若桜鉄道が走る。

SLが走れば、その情景は郷愁を誘うだろう。

そこに一つ一つ、コンテンツを育て上げて行く。

そんな面白さがあります。

いろいろお話しをしていると、私の抱いているイメージとほぼ重なりました。

沿線の宿として、積極的に協力をして行きたいと思います。

癒しの郷であり、心の故郷を、若桜谷に創る。

特別な景色やコンテンツは必要ありません。

自然のままが一番のコンテンツです。

そこに小規模でも魅力的なものを、一つ一つ増やして行けば、きっとそこ
は、人気の街道となることでしょう。

外国人にとっても、日本の魅力的な農山村をアピールできると思っています。


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春の雪

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昨日は、今年一番の寒波襲来だった。

昼の12時過ぎ、国道の温度計を見ると、-2℃を表示していた。

大寒の時期でも、昼間の気温がマイナスになることはない。

春の季節が来て、これほどのまでの寒波が来るのは珍しい。

昨晩は、鳥取に出かけていて、夜に帰る途中。

鳥取の街から、八頭のあるお寺まで、路面はずっとアイスバーンだった。

春の日差しの中での、突然の寒波だった。

でも、やっぱり春の雪。

今日の朝は冷え込んだが、昼ごろには日差しが出てきた。

水分の多い雪は、気温の低い中でも解け出して行く。

今日は、午後からお客様が二組来られた。

お一組は、広島から来られていて、途中の雪道が心配でしたが、無事に予定
通りに来られました。

夕方には、雪もあまり影響のない状況になっていた。

冬の時期と違い、一日一日で気候が目まぐるしく移り変わる。

やはり、春のなのだと感じるところでもある。



逮夜参り

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今日は、六七日の逮夜参り。

氷雨の降る、3月の寒い夜でした。

初七日から始まり、六七日までお参りする。

そしてその次の週が、四十九日の満中陰法要となる。

お葬儀が終わってから四十九日までお参りが続きます。

ご親族にとっては、ある意味大変かも知れません。

でもこの逮夜参りにはいろんな意味がある。

一番は、ご家族やご親族にとって、いのちをしっかりと受け止める大切な
意味があります。

そして大切な方をしっかりと見送るという、心のケジメになる。
いのちにケジメがなければ、そのいのちは寂しいのです。

そして心を支えて行く、グリーフケアの意味もある。

さらには、仏教や浄土真宗にみ教えに触れるという事も大切です。
お経を唱えるということもあります。

毎回、経本を持って行って、皆に今日は度のお経を読むか、最初に必ず
伝えます。

六七日のお勤めは、「十二礼・らいはいのうた」、「正信偈」、法話と御文章、
最後に「しんらんさま」を唱和する。

これで約50分くらいかかります。

今回は、毎週月曜日の夜7時からでした。

唱えるお経も工夫し、法話も毎回興味をもってもらえそうなテーマを考えて
行く。

今日は、仏様の意味や阿弥陀如来、そして南無阿弥陀仏のことを、いのち
と関連づけてお話ししました。

お子さんもいらっしゃるし、80代の方もいらっしゃる。

それぞれに届く言葉、でもお子さんにはたとえ難しい言葉があっても、その場
を共有しているという、大切な思いが残るのです。

法話の時間は、10分から15分の間の必ず納める。

でなければ、どんな良い話しでも、皆さん疲れてしまうのです。

その時間の中で、どれだけ感じ取ってもらえるかが勝負です。

もちろん、現代的な内容も盛り込む必要もあります。
あとは地域的な話題も。

そうすることで、お参りの皆さんもイメージしやすくなるのと、退屈しないです
みます。

様々な年代の方々、宗派の違う方々、仏教や仏事に興味のない方々。
いろんな方がそこにいらっしゃいます。

この逮夜参りが、僧侶にとって重要な実践の場となります。

お布施をいただきながらも、自分自身の実践の場を提供していただいている。
お育ていただく場であるのは、間違いない。

僧侶として、この場を使わなければ、大きな損失でもあるのです。


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イギリスとムスリムの方は初めてでした!

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今日、お昼に宿坊に来られたラヒムさん。

私は午前中は法事に出かけていて、ちょっと帰りが遅くなりました。

予約のときに絵手紙をご希望だったので、焦っていたのですが、山門で帰ら
れる間際にお会いすることができました。

ラヒムさんは、イギリス人でムスリムの方とお伺いしておりました。

もちろん昼食もそれに合わせて準備をしています。

宿坊に来られるのが遅れられていたそうで、お昼を食べると急いで集合場所
に向かわなければならなかったとのこと。

少しだけお話しすることができました。

お寺がとても美しいと喜んでおられた、そして料理もとても美味しかったと。

「やずブータンまつり」をやっていて、昨年はブータン、今年はベトナム、来年
はイスラームを知るがテーマですとお話しした。

この宿坊に来られた、10ヵ国目の方ですとお伝えすると、うれしそうに笑って
おられた。

一瞬の時間でしたが、うちとけた時間を味わうことができました。

ムスリムの方が来られたのも、ラヒムさんが初めてです。

これからはムスリムの方も日本に多く訪れるだろう。

日本人ももっと、イスラームのことを知っておいた方が良いと思っています。

料理についても、ハラルをよく調べ、できる限り希望に沿ったものにしたい
ですね。

いずれは、アジア各国の料理を出せるようにしてみたいと思っています。

現在は、家庭料理、精進料理(和とイタリアン)、ブータン料理、ベトナム料理
くらいです。
あとは、中華料理を入れられるかどうかって感じです。

ロシア・タイ・韓国・インド・トルコを加えると、アジアのかなりの料理の割合を
カバーできるでしょう。

そうすると、10回くらい「やずブータン村まつり」をやれば何とかなるでしょう
か。

もうちょっと頑張ってみましょう。


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今、宿坊が注目されている・・・宿坊スタートアップミーティング

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今、宿坊が注目を浴びている。

と言われても、ピンとこないでしょう。

宿坊自体が、宿泊施設としてはマイナーな存在ですから。

私が、このお寺で宿坊を始めますと檀家さんに伝えたとき、ほとんどの方は
無関心というか、宿坊という事を理解されていなかった。

よほどのお参り好きかお寺好きって感じになるのでしょうか。

それが今や宿坊が注目を集める様になってきた。

私自身が始めてから、それほど感じたことはありません。
でも、こんな何もない山里の、それも何の特徴もないお寺に、全国から訪れ
て来られる人がいます。

日帰りでも、様々なグループの方が来られる。

少なくとも、宿坊をやっていなければ、絶対に来られなかったであろう人たち
です。

その宿坊をこよなく愛し、宿坊を語らせるとこの人っていう方がいる。

宿坊研究会の堀内克彦氏である。

趣味が高じて脱サラまでした人です。

今度、京都の東本願寺で、宿坊を開きたい方へ向けた、宿坊スタートアップ
ミーティングを開催されるという。

宿坊を始めて一年目のとき、寺社コンと講演会でお呼びしたことがあります。

堀内氏のブログでも、宿坊光澤寺をご紹介していただいたこともあります。


http://syukubo-blog.com/2015/02/22/7397

http://syukubo-blog.com/2013/08/22/1660

2000年以降にできた宿坊は少ない。
私が知っている限りは、秩父にある大陽寺と光澤寺の二ヶ所です。

私のところは、まだまだ知られていませんが、それでも新しいスタイルの宿坊
として、従来のないものを追求しています。

それが、何となく時代に合ってきたといった感じがします。

こころを落ち着かせたいとき、何かに悩んだとき。
新しく気持ちを切り替えスタートしたいとき。

そんなとき、ひとりで出かけられるところがあったらいい。

そして一人でも、体験や話しがゆっくりできるところ。

それがキーワードだと思います。

もちろんグループでもいい。

宿坊スタートアップミーティングには、私と坊守も参加させていただく予定です。

皆さんからきっと多くの刺激を得ることができるでしょう。

さて、宿坊は衰退するお寺を救うことになるのでしょうか。


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東風吹かば・・・お寺の紅梅も花を咲かせる

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東風吹かば 匂いおこせよ梅の花 主無しとて 春を忘るな

お寺の中庭にある紅梅も、やっと花を咲かせました。

春を忘れてはいなかった様です。

山里の春はまだ寒い日が続きますが、それでも空気は春を感じます。

宿坊も春の準備をして行こうかなと思っている。

冬から春は、寒暖の差が激しいので、なかなか春本番と言う訳にはなりません。

でも、装いは春にしておかないといけません。

あっという間に春になってしまいますから。

境内の落ち葉は片付けたので、これからは中庭の整理。

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若桜鉄道も、SL運行まであと一か月になった。

沿線も春の雰囲気が出てきました。

雪ももう峠を越えました。

彼岸の頃に、また冷え込んで春の雪が降ることがありますが、もうそれほど
積もることはありません。

あっという間に溶けてしまう。

なごり雪も、もうすぐだな。

季節の変わり目・・・葬儀のあれこれ

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2月から3月に入る。

春の陽気だったり、寒い雨だったり、気温の変動も大きい。

三寒四温という様に、気圧の変化もあるのでしょう。

私がお寺に入ってからは、私のお寺では葬儀は少なかった。

高齢化時代なので、葬儀が多そうに思われるかも知れないが、過疎化で元々
の人口が大幅に減っているのです。

葬儀がなければ、もちろん法事の件数も減ります。
何といっても、お寺の収入は葬儀を基準に成り立っているという事です。

いくらお寺活性化と言っても、自分のお寺の収入がなければ、そんなこと言って
る場いいではないという事になります。

今、様々な活動をしているお寺は、それなりに収入が安定している所でしょう。

私のお寺は、私が戻ったときは、すでにお寺の収入では生活できないということ
が早々と分りました。

減少し、そしてお寺から距離のある檀家。
あと何年食いつなげるかと言うレベルではない。

現状の延長線の絵が描けないのなら、業態を変えて行くしか先はないと考えた。

話しは逸れましたが、そんな3月になって、葬儀の連絡が続きました。

田舎では、葬儀は村の総事になる。
以前なら、親戚でなくても仕事を休んで葬儀の手伝いをするという、しきたりでし
た。
さらには、村八分という言葉もありますが、なぜ八分かというと、葬儀と火事は
除くという言う意味ですね。

それが葬儀会館が近くにできるにしたがって、自宅での葬儀が減り、村の総事
ではなくなることが多くなりました。

それによって、参列者の数も減って来る。

この田舎でも、最近は葬儀の形態が大きく変わりつつあります。

自宅で葬儀を行うときは、村の方々が葬送の行列を組む習慣が残っていて、幡
を準備して行きます。

これを竹で作った竿に結んで先頭を歩いて行くのです。

そんな風景も、もう見ることが無くなるかも知れませんね。

でも、葬儀の業態が変わって行くのであれば、お寺としても新たな提案をして
行けるときでもあります。

葬儀は個々の感覚によって変わって来るので、お寺独自の提案もできる様に
なって行きます。

時代の変化の中で、どんな提案ができるのか。
それぞれのお寺の存在が試されるときでもあります。


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倉吉の町中で考える町おこし・・・まちの里山資本主義

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3月1日、雨の降りしきる中を、倉吉へと出かけてきました。

お世話になっている鳥取環境大学の浅川研究室が主催されている、
「第三回 れきまち研究会」へ参加するためです。

卒業生の研究発表や、倉吉の町中で町おこしをされている天野さん
の発表やトークの後、短い時間でしたが「まちの里山資本主義」の
ディスカッションに参加いたしました。

倉吉の町は歴史ある古い町です。
鳥取の小京都と言われるところもあって、町並保存活動や町おこしが
盛んだというイメージがありました。

ただ、実際にその町の中の暮らしについては、倉吉市の町中であって
も、八頭や若桜の山の中であっても、大きな差はないなと感じた。

高齢化や独居化、さらには空き家問題など、抱えているものは同じ。
鳥取市でも、町の中は空洞化が進んでいると言う。

私も、他地域のお話しを聞く機会は少ないので、いろいろ感じる部分も
多かったですね。

環境大学の学生さんの研究発表も、なかなか興味深いものでした。

やはり、いろんなところの問題点や課題、そしてその取り組みなども参考
にして行くことも大切だ。

その活動の中に入ってみて、初めて分かることが多いと思う。

苦労や失敗事例や、実際の取り組みなど、そこに行かなければ分から
ないでしょう。

横並びではなく、自分たちのアイデンティティーをしっかりと見極めると
いう事が大切なのだと思います。

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今回の会場は、なんと倉吉の町中にあるビニールハウスでした。

三十五日(五七日)の法話

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三月に入って、今日はもう完全に春です。

まだまだ朝晩は寒かったりしますが、空の景色が春になりました。

今日夜、三十五日の逮夜にお参りした。
そのときの夜空は、完全に春の空だった。

今までは、冬の中に暖かい日もあるといった感じ。
これからは、春の中に寒さが戻って来るのです。


もうそろそろ宿坊も、春の準備に掛る。
境内の落ち葉はほとんど拾ったので、これからは内部の方です。
現在、図書室を作る準備をしていますが、中々片付きません。


今日のお参り、三十五日は、逮夜参りの中で一番大切な法要とされています。
昔でしたら、三十五日には閻魔大王の前に出て、裁きを受ける日とされていた。
生前の良い行いと悪い行いを秤に掛けるのだ。

こんな話しを聞いて、子どもたちは行いに自制心を持って行ったのでしょう。

今日の法要では、その様なお話しから入って行きます。
年配の方も子どもたちもいる、両方に聞いてもらわないといけません。
それには閻魔様の話しがいい。
ちょっと怖く、ちょっと面白く。

初七日から四十九日まで、最初は長く感じます。
三十五日くらいが一番長いと思われるのでしょう。

なので、三十五日を大切なお参りにしているのだと思います。
中だるみしないように・・・。

そして亡くなられてから一か月経つ。
寂しさを実感として感じる頃でもある。

法話にも工夫が必要だ。
閻魔様のお話しをした後は、いのちの話し。
いのちとは、いのちの根源とは、人は死んだあとはどうなるのか。

そんなお話しです。

仏様を感じてもらいたい、お年寄りにも子どもたちにも。

そんなお話しをしました。

来週、六七日をお勤めすると、その次は四十九日の法要になる。

過ぎてみると、誰もが早かったと感じるのです。

今日のお勤めは、「重誓偈」のあと「正信偈・行譜」、皆でお茶をいただいたあと、
法話と御文章。最後は「しんらんさま」を合唱です。

これでしめて1時間のお参りです。

夜7時からですから、仕事帰りだったり夕食がまだだったり。

村の方々も参って来られます。

他宗派の方もいます、なのでお勤めのときは経本を皆さんに配ります。
最近では、お子さんが配ってくれるようになりました。

いい感じです。


光澤寺のHPはこちら!





八東中学校大卒業式・・・2限の授業を始めます!

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私が通った八東中学校。

今年の3月で、統合により閉校になります。

それを機に、20代の若者たちが「八東中学校大卒業式」と題して、イベントを
開催する。

卒業生全員と、全く関係人も、すべてが対象の大卒業式、午前中からいろんな
イベントが続くそうです。

屋台もたくさん出て、多くの人でにぎわいそうですね。

中学校がなくなるのは寂しいけれど、こうやって皆が集まる機会を作るのも、
またいいことなのかも知れない。

そんな中、私に特別授業の講師役が周って来ました。

卒業生の中から四人が授業を受け持つらしい。

一人30分と短い時間ですが、それだけ濃い授業になるでしょう。

午後からも体育館では、イベントが開催されます。

私の授業もいいけれど、そちらもぜひご覧になってください。

私の授業は、一人でも参加があれば講義しますので。

皆さまのご出席をお待ちしています。


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でも、これだけのイベントを開催するのも大変でしょう。

成功をお祈りしています。



観光ガイドデー・・・今日は山田社長をマークする!

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今日も行って来ました、若桜鉄道観光ガイド!

観光ガイドが始まって、4ヶ月が経とうとしています。
秋から冬を通って、春が近いなって感じます。

でも、僕がガイドする日は、何故か前の晩に雪が降り、晴れた朝が多いのです。

若桜駅に着くと、先ず構内の写真を撮ります。

雪が一面にあって、まさに朝日が昇ろうとしているとき。
いつも同じ列車なので、同じ景色になってしまう。

特別な美しい風景なのだが、似た写真なので同じ写真を使っている様に見える
かも知れないな。

という事で、今日は若桜鉄道の山田社長にスポット当てようと、マークしていま
した。

今日は若桜駅から一緒に乗りこみました。
いでたちは作業着、まずまず似合っていますね。

そして、ガイドの備品をチェックして、行きは郡家駅までガイドの打合せをします。

郡家駅では、列車の看板を掛け替える。

鳥取からの帰り、つまり若桜谷観光号になると、途中から乗ってきた鳥取環境
大学の若手ガイドを励ましています。

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今日は、郡家駅から安部駅までが私の担当。

そこまでの鳥取駅から郡家駅までは、JR区間なのでガイドはできない。
そのときはお客様一人一人に話しかけます。

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郡家駅からは、山田社長は営業をされています。

休日出勤にも関わらず、忙しそうですね。

私は、郡家駅から安部駅まで、周辺の案内や若桜鉄道の案内。
適当に駅にまつわる歌を入れながら、お話しをしました。

必ず、わざわざ若桜鉄道に乗りに来られた方がいらっしゃいますので、沿線
の紹介をして行きます。

今回でガイドも10回目となりました。

これからの課題は、お客さんを巻き込んでのトークが要るなって思っている。

車内販売も、できれば毎回欲しいので、ガイドが交代でやっても面白い。

やはり、若桜鉄道のガイドも、まだまだ成長しなくてはいけないと思う。

ガイドだけでお客さんをいっぱいにできる日が来るまでは・・・。








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