宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2015年04月

宿坊を始めてから気づいた、その魅力とは・・・1

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今月に入って、二階の部屋を少し模様替えをしました。
鏡台を置いてみたのです。

二階の部屋には小さな鏡しかなかったので、やはり大きな鏡が欲しいなと
思っていました。

それでこの鏡台を置いてみることにした。
意外と部屋の雰囲気に合っているので、正解でした。

なかなか自分の気に入ったものに出会うことはありません。
あるときは、そのままスルーしたり。

でもこうして一品一品を自分で選んで揃えて行くと、それは個性になると思い
ます。

高価なものや新しいものが良いとは限らないのです。

宿坊を始めてから三年が経ちましたが、庫裡の部屋の中はその間ずっと変わ
り続けています。
僕は毎日見ているので、その変化には気づきませんが、それでも開業当時の
写真と比べたら、大きく変わっているでしょう。

実は、これって宿坊を始めてから気づいた、宿坊を始める魅力の一つです。
自分のためだけなら、ここまではしないですね。

何が欲しいという事では無く、でもずっと町に出かけたら、いろんなものを見て
周っています。
その中で、気に入った物を見つけたときだけ、購入を検討します。
そして宿坊の中に居場所を見つけられたら、そのとき購入します。

今回の鏡台もそんな感じでした。

決して鏡台を探していた訳ではありません。
でも購入を決めたら、置く場所をイメージし、敷物と座布団も選びます。

そしてこの部屋の一角もこれでイメージが変わりました。

あまりお金をかけることができません、だからこそ余計にもの選びが楽しくなり
ます。
お金を出してサッと買ってしまえば、それは楽しみではなくなる様な気がして
います。

ホテルや旅館と違うので、自分の好みで自分の好きな様に、そして自分のペー
スでできるのがいいのです。

現在の僕の一番の趣味は、この宿坊の部屋のイメージを考えること。

最初から揃えていたものから本当に大きく変わりました。

自分の気に入ったものを手に入れるのだけれど、それは自分のものではありま
せん。

でもたとえばゴルフとかと違って、そのまま消えて行くわけでもありません。
予算のない私のとっては、うってつけの趣味だと言えるかもしれない。

これから一年後そして10年後、少しづつ変えて行っても、結果的に大きく変わっ
ていることでしょう。

それを見るのも、自分にとっての楽しみなのです。


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宿坊の風呂から夕陽を眺める!

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今日はGW前、一気に気温が上がり、30℃近くにまでなった。

朝晩はまだ少し寒い感じもするのだが、昼間は半袖で良いくらいになる。

あまり一気に上がり過ぎても、身体がついて行きにくい。
最近まで、寒いなと言ってたのに、もうこんな状態です。

ちょっと庭の草取りをしてたら、夕陽が沈むところでした。
今の時期、谷の裾野のちょうど真ん中に夕日が沈んで行く。

彼岸よりも今くらいの方が、真西って感じがします。

若桜谷の中でも、この宿坊周辺は山が開けていて、西に開けた谷になっている。
そのおかげで、太陽がすぐに沈むという事はない。

西側に最後までゆっくりと沈んで行くのです。

夕焼けの空も眩しいくらいだった。

宿坊の風呂から見た夕陽です。

これからの時期は、肌寒さもなくなって、風呂から外の景色を眺めることができる
ようになります。

青空や星空もいい、でも青空から次第に夕陽になって行くところの景色は何物に
も替えがたいのです。

まさに、「この世の極楽」って感じがします。

それもお風呂に入っていれば、なおさらですね。

実は、宿坊の楽しみはこんなところにもあります。


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未来の住職塾の松江クラスに行ってきた!

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今日は松江で、未来の住職塾が開催された。

松江では初めての開催です。

朝6時前にお寺を出て、松江駅でスタバで時間をつぶし、9時過ぎに会場に
到着いたしました。

塾長の松本さんに、お久しぶりにお会い致しました。
私が一人目だったようですが、笑顔でお迎えいただきました。

事務局の松﨑さんとお二人で、今日は進行される様です。

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松本さんの印象は、いつもクール、でも話の内容はホットですね。

宿坊を始めてからの3年間は、とにかく宿坊を軌道に乗せようと思っていた
ので、お寺にいることが多かったですね。

でも3年経って、そろそろ外に出て見た方がいいなと感じる様になった。
時代の流れとギャップが出ていても、気づかないかも知れないから。

今のお寺を取り巻く環境は、少しの時間でも大きく変化する可能性がありま
す。
自分のペースは変わりませんが、時代を感じておくことも大切でしょう。

松本さんのお話しは、とても参考になります。
内容もさることながら、話の進め方など、今日はそこも注意して聞いていま
した。

あと5回の講義がありますが、その中で、できるだけ吸収して行きたいもの
です。

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今日は、講義の後は懇親会。

こちらも大いに盛り上がっておりました!


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風薫る新緑の季節・・・今日は連研です!

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風薫る新緑の季節。

今日はそんな穏やかな日曜日、鳥取因幡組の連研が智頭の光専寺さんで
開催されました。

今日は全12回の10回目、あと5月と6月の2回で第8期の連研も終了です。

6月の修了式の会場は、光澤寺になります。

午後には公開講座が開催され、未来の住職塾を主宰する松本紹圭氏の
講演があります。

お寺を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。

でもこの連研は、熱心なご門徒さんたちが、浄土真宗のみ教えを学ばれます。

言わば浄土真宗本願寺派の活動のバロメーターとなる地域ごとの研修会な
のです。

この活動は、地域によって様々です。

それだけに熱心にやっているかやっていないかで、その地域の力も分かると
いうことですね。

私の所属する鳥取因幡組は、真ん中よりも少し上くらいではないかと思って
います。

浄土真宗の寺院が少ない地域にしては、熱心な活動状況でしょう。

毎月一回、日曜日に開催されています。
今回の参加者約40名の方々が、ほとんど欠席もなく、修了される予定です。

こんな姿を見ていたら、とてもお寺が衰退しているとはとても思えません。

第8期が終われば、第9期の開催準備に入ります。

私の執行部の役員の任期も今年度までですので、連研担当も今回で終了
です。

でも、これからもずっと続いて欲しいですね。

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人も現象の一部であると考える・・・

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宿坊の正面に山が広がっている。

遠くもなく近すぎもせず、高すぎず、かといって低くもない。
言えばちょうど良い加減なのです。

山の名前は遠見山と言います。

宿坊に泊まられた方は、この景色になぜか安心されるのです。

自然の風景と山里の風景が、心に落ち着きを与えてくれる。

今の季節は桜が散って、GWに向けて新緑が映える季節。

山々にも新緑の勢いが増して来ました。

この頃は、山の自然林と人工林がハッキリわかる様になります。

新緑の部分は自然林、人工林は濃い緑のままです。

人工林は、ある意味、人のエゴで出来上がったものです。
自然とは言え、人工なのだという事にお気づきでしょうか。

所詮、人の手の加わったものは、たとえ木々と言えども人工林なのです。

それは考え方によっては、ダムや道路と一緒。

でもここでちょっと考えてみてください。

人間は自然かどうかという事です。

人間はこの地球に生れたときから、自然の一部であるのだという事。

いつも人は、自分を違う枠で見ようとします。
一番顕著な例が、「宇宙には宇宙人が存在するか?」という質問です。

地球に住んでいる人間がいるのですから、答えは宇宙人はいるのは自明
の理ですね。

それと一緒で、人間も地球上の自然の一部になるのです。

そう考えると、人間が作ったものも自然の一部になるという事になります。

ダムや道路も、自然の一部なのですね。

そう考えてみると、そこにどの様な意味があるかを考えるとき、意識が変わ
るのではないでしょうか。

一度、謙虚に考えてみた方が良いのかも知れません。

人間が自然の一部であるとするなら、人間の存在自体も、宇宙の現象の
一部であるということでしょう。

所詮、私たち人間も現象にすぎません。

そこまで至るとき、「色即是空 空即是色」の意味も、何となく分かって来る
のではないでしょうか。

そんなことを新緑を見ながら、つらつらと・・・。


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宗派の問題点は・・・、過疎化寺院対策は?

宗派の枠組みは、先ず本山があり、全国を教区と言うブロックに分け、
さらにブロックの中に組(そ)という活動単位があります。

私の寺院が所属している組は、鳥取因幡組といって鳥取県東部地区の
19ヶ寺が所属している。

そこで私は3年前より副組長を担当し、研修担当でもあります。
また教区のビハーラ担当でもある。

その3年間で感じることはたくさんあります。

一つには、宗派の活動と各寺院の活動とがマッチングしていないこと。
さらには活動徹底されておらず、様々な組織に分散していて、宗派の
動きがよく分からないこと。

さらには、過疎化寺院の対応が急務なはずなのに、そこには一切支援
策と言うものは打ち出されていない。
これは、過疎地に寺院を大量に抱えている本願寺派として、一体どうい
う考えなのか全く理解に苦しみます。

ある僧侶から聞いた話では、過疎地寺院の相談を本山にしたら、「東京
で開教使をしたらどうですか?」と言われたという。
これにはさすがに、あきれてものが言えませんね。

その地に残って、何とかしたいと思っている僧侶の志を全く理解してい
ないのですね。
なぜなら、これからは過疎地の寺院でも、東京の人たちを振り向かせる
ことができるからです。
そんなことにも気づかずに都市開教ばかりに目が向いている。
過疎地の寺院がなくなれば、宗派そのものが危ういことに気づいてい
ないですね。
有力寺院の話しばかり聞いていて、問題意識がないからこんなことに
なるのでしょう。

活動の中心となっている実践運動は、まったく機能していないと言って
良いでしょう。
なぜなら、言われなくても取り組んでいる寺院や僧侶は、さっさと独自で
取り組んでいるからです。
今さら動きの遅い宗派の活動に関わることはありません。
逆に取り組んでいない寺院は、全く関心がありません。

組織が大きいという事もあって、動きづらいという事もあるでしょう。
でも、最近他宗派の動きが一気に活発になってきたと思います。
従来であれば、本願寺派より保守的であったのですが、ここにきてかな
り展開が早まっている。

積極的に外部の力を取り入れようとしています。

さらに今年は、災害ボランティアとか原発問題をクローズアップしてきた。
なにかまったく意味が分かりません。

そんなことは宗派がやることではないと感じています。

災害ボランティアは、積極的に取り組んでいるところを支援し、ネットワー
クを作っておけばよいだけです。
宗派が関わると、動きが遅くなるだけです。
さらには、原発問題こそ宗派が関わるべき問題ではありません。
それは個人的に活動すれば良いのです。
私は原発問題には触れることが無い、なぜって、それはそれぞれによっ
て立場が違うからです。
それぞれによって立場が違うものに、宗派が色を付けるべきではないと
思っています。
それは個人個人で考えて行けばよい問題で、個人個人で発言して行け
ば良いだけです。
宗派は政党ではありません。

そんなことよりもっとやるべきことがたくさんあるでしょう。

おそらく、現在の宗派には考える力がなくなっているのだと感じます。
若手でリーダーシップを取れる人材がいないのでしょう。
ちょっと残念に思います。

従来の枠から抜け脱せず、さらには中途半端な外部コンサルティングに
頼っているからこんなことになるのだと思います。

そうこうしていると、地方の寺院はこの10年で疲弊してしまいます。
さらには本山離れが劇的に起こるでしょう。
なぜなら、自分たちで食べて行けないお寺なのに、本山ばかり向いて
行けるはずがないのです。

もっと現実を見据えて欲しい、これが全国の過疎地寺院の本当の言葉
だと思います。

お寺がなくなれば、宗派で取り組むボランティアも原発問題も、まったく
関係ないという事にお気づきなのでしょうか。

有力寺院三千ヶ寺あれば宗派は問題ないと思っているのでしょうか。
そうなったとき、本願寺派の力は1/10以下になるでしょう。

なぜなら熱心なご門徒さんは、残りの七千ヶ寺にいらっしゃるからです。
そして社会環境が変わったとき、動きが遅く展開力がないのが、有力
寺院三千ヶ寺だからです。

有力と思っている寺院ほど、体制が変わったときに没落も早いのです。
それは歴史が証明しています。

大乗仏教運動しかり、鎌倉仏教興隆しかり、明治維新の廃仏毀釈しか
りです。

そろそろ問題の本質に気づいて欲しいものです。




こころを癒し、自分を見つめる・・・そしてスイッチを入れ直す旅

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日常のなかで、様々なことがる。

それに流されていると、自分の進むべき方向が見えなくなったりすることがある。

そんなときは、先ず自分の心を休めてあげないといけない。

心を癒してあげる、そして自分自身を見つめて行きます。

そうすることで、自分のこれからの進む方向を微調整するのです。

生きていると、そんなときが必要だったりします。

宿坊に一人で来られ、ゆっくりと過ごされていた。

陽の当たる朝、縁側に座って本を読んだり、そんな時間は貴重です。

そんなとき行く場所は、あまり周りに人がいない方がいい。

周りに気を遣うことは心を落ちかせられなかったりする。

お経を読んだり、写経をしたり。
日常とは違い、心を整えて行きます。

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この宿坊には、そんな時間を自分のペースで組むことができます。

合わせることなく、時間が流れて行く。

そして、自分の心のスイッチを入れ直して行くのです。

そしてまた、日常に戻って行く。

日常は何も変わりません、でも少し自分の心が変わって行くのです。

すると、今まで見えなかったものに気づいたりします。

そしてそこから歩きだして行く。

とても大切なことですね。

今回はそんな旅だったのかなと感じました。


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宿坊のBARに、初めてお客様が・・・。

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オープンしている様な、していない様な。

そんな宿坊光澤寺にある、BAR MIDNAIGHT。

そこに初めてお客様が来られました。

ご家族でお越しになられ、ブログなのでBARの存在をご存知でした。

「ご住職、BARに行ってみたいですね」と言われる。

「おっ、いよいよこのBARも開店するときが来た!」って感じです。

BARと言っても本格的なものではりません。

寺務所を片付け、少しづつ部屋のレイアウトを変えたりして、それ風にして
みている。
つまり、ただ私の趣味の世界でしかありません。

8人程度は座ることができるし、周りを気にすることもない。

隠れ家にしなくても、最初から隠れ家のような場所ですね。

お子さんを寝かしつけて、BARの開店です。

夜の9時くらい、少し遅れて奥さんもお越しになられました。

少し心と身体を休める時間ができました。

一日中、子どもの世話でくたくたになっておられる様です。

宿坊に来られて、少しは楽にしていただけると有り難い。

今日のお酒は地元の銘酒「辨天娘」です。
奥様は飲まれないので、お茶をお出しする。

BARといっても、あるものをお出しするのでメニューはありません。

もし飲みたいお酒があれば、持込みでも構わない、そんな気楽な場所です。

やずブータン村のことや、宿坊のことをいろいろお話しする。

そんな話しの中からでも、自分自身に置き換えてみて、自分自身と向き合っ
てみる。

それだけでも心は変わってきますね。

次の日、「昨晩の話しで気持ちが楽になりました!」と仰られていた。

そう、BAR MIDNAIGHTは心を楽にして、また日常へと戻って行ける、そんな
場所なんだろうと思っている。


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ご家族で宿坊に・・・子どもものびのびと!

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休日を使って、親子四人で宿坊にお越しになられました。

1歳と3歳のお子さん、特に3歳のお子さんはやんちゃ盛り。
ひとときもじっとしておられません。

でもご家族四人一緒、そして宿坊は一組だけ。
周りを気にする必要はありません。

お子さんも、庫裡の廊下を駆け回っています。
境内に入ると、車も来ないし安全です。

気兼ねなくゆっくりと過ごすことができます。

たまにはこんな休日も良いかも知れませんね。

本堂でお勤めもします、焼香や読経。
お子さんも神妙な感じで焼香をする、読経のときは少しだけジッとしてます。

やっぱり、子どものときにお寺に行ったかどうかって結構大切なことです。
将来を考えると、お寺に行っておいた方が良いと思う。

奥さんも、少しだけ気を休めることができる。

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次の日は、若桜鉄道一駅だけのショートトリップ。

お子さんは列車が大好きです。
丹比駅までお送りし、若桜までの一駅間を列車に、若桜駅でお待ちします。

駅舎の前で写真を撮ろうとすると、たまたまそこに若桜鉄道の社長が通りか
かる。
一緒に記念撮影に応じてもらいました!

若桜鉄道の旅はこんなこともあります。

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そのあとは、若桜駅のすぐそばにある道の駅にお土産を買いに行きます。
地元のものが揃っていて、意外と楽しいですよ。

たくさんのお土産を買って、宿坊に戻ります。

一泊二日の旅ですが、宿坊と若桜鉄道を一緒に楽しめる旅となった。

お子さんも大満足な旅だったでしょう。


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場を開けば、その場が磨かれる!

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「場を開くことによって、その場が磨かれる」

これはときどき聞く言葉のように思います。
少し前、宿坊研究会の堀内克彦氏もこの言葉を使われていた。

何気なく通り過ぎることが多いのですが、自分自身がその言葉を受けとめ
られるとき、その意味をあらためて噛みしめるのです。

私が今居るお寺もそうだなと感じるのです。

私がお寺に戻ったときは、荒れ果てて誰も寄り付かないお寺になっていた。
かろうじて、村の方々が法要のとき訪れる程度。
でも、そのときは寂しさも感じながらも、仕方ないと思われていたことでしょう。

私は、先ずお寺をオープンな場にしようと考えた。
檀家さんに参って参ってと言っても、来られないものは来られないのです。

先ずはお寺という場を開こうとした。
でもどうすればよいのか分かりません。

ただその意識を持ち続けることが大切なのだと思います。

そして宿坊を始めることになりました。

誰も知らず、檀家さんも来ない、最寄りの駅で人に聞いてもお寺の存在さえ
知らないと言った状態。
もちろん観光地でもなく、過疎が進む町。

決して交通アクセスが良いわけではない。

でもその場を開く意志があれば、お寺は変わります。

少しずつでも人が来るようになると、先ず空気感に変化が現れる。
そして次に、本堂や庫裏をマメに掃除するようになる。

家具や置き物を少しずつ探しては置いて行く。
自分のイメージに近づけて行くのです。

「入りやすいお寺だな」と感じていただける様に、そして「また来たいな」と
思っていただける様に、常に考えています。

疲れた方にゆっくり休んでいただくためには、庫裡や寝室は清潔感が大事
です。
清潔感がなければ、その疲れにストレスを加えることになるから。

そして、一対一で向き合うことで、私自身も仏教や体験を振り返る機会と
なります。

場も磨かれ、そして私自身が磨かれることになります。

1年~3年、そして10年間その意識を持ち続ければ、自然とその磨かれ方
も違ってくるでしょう。

このノウハウは、自分で経験しなければ決して身に付かない。

いくら研修に行こうが、いくら教義を学ぼうが、それでは身に付かないので
す。

お寺は、場を開くことが苦手です。
自分の専門分野のことでさえいい加減にこなしているところが多い。
だから余計に場を開けない。

思い切って場を開くこと。

そこから変わることがたくさんあることに、今は気付きます。

自分自身が様々な経験をすることができる。

何といってもそれが一番の収穫なのです。



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宿坊に、坊主バー出現・・・それぞれの思いで過ごす宿坊!

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宿坊光澤寺に、バーが出現した!

いまどき、東京や京都にある「坊主バー」が静かな人気だという。
実際にお坊さんが働いていて、お客さんの話しを聞いてくれるらしい。

フェイスブックに載ってる写真を見たが、特別仏教的な雰囲気ではないが、
落ち着いた雰囲気の様だった。

それにあやかってと言うわけではない、ただ僕がBARという存在が好きな
だけです。

BARと言っても、ただ寺務所をバーと言ってるだけですが、それでも雰囲気
を出したいなと考え、名前を付けることにしたのです。

そう付ければ、部屋もそれふうのデザインに変わってくる。

まだまだイメージは十分ではないが、これからインテリアなど徐々に変えて
行こうと思っています。

でも、BARには僕がいるので、必然的に坊主バーになります。

こんな山の中の誰も知らない宿坊に、坊主バーがあったとは・・・。
そしてまだこのバーには、誰もお客さんが来ていません。

そんなこんなで、今宵は僕一人でグラスを傾けることにしました。

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さあこれから、BAR MIDNIGHTはどうなって行くのでしょうか。

自分ながらに興味があります。

宿坊をやっていての一番の楽しみは、自分でいろんなことをイメージしなが
ら、少しづつ作り上げて行くことです。

宿坊は、いろんな方々の拠り所となればいいと思っている。

仏教のこと、体験のこと、心のこと、いろんなことを楽しめる場所にしたいの
です。

そこにBARがあってもいいかなと思った。

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さて最初のお客様は、誰になるのでしょうか。

今のところ、カクテルは対応していませんよ。
そしてお酒は持込み自由ですので、お好きなお酒を持って来られてもいい。

宿坊の楽しみ方を、いろいろと考えている。

何となく泊まって、何となく過ごして行く。

そんな過ごし方もあるだろう・・・。


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新緑の季節・・・桜と入れ替わって

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先日まで桜が咲いていた。

今年の桜は、例年より早く開花したが、開花後に冷え込んだりしたので、最近
まで咲いていた。

その桜も、すっかり葉桜となる頃、周りの木々は新緑の頃になる。

一斉に芽吹き、あたりはすっかりと緑に包まれて行く。

この前までは枝だけだった木々に、緑が戻ってくる。

これがGW頃には、新緑も真っ盛りになり、徐々に濃い緑に変わって行く。

四季の自然の中に身を置いていると、季節の移ろいがはっきりと分かる。

そこには、いのちもあり無常もある。

すべてがその真理に包まれているのですね。

風が吹けば桶屋が儲かる・・・宿坊を始めれば〇〇

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「風が吹けば桶屋が儲かる!」というお噺があります。

人をおちょくったような内容でもあるが、縁起を説いたようでもある。

4月13日、東本願寺の同朋会館で開催された、宿坊スタートアップミーティ
ングに参加したときのこと。

主催者の堀内克彦氏から、何か参加者のための資料でもあれば、という
メッセージをいただいた。
いろいろ考えましたが、分りやすい方が良いと思って、簡単な資料を作りま
した。
でも簡単と言っても、見る人が見れば、とても興味深い資料だと思っています。

宗派の本山関係者の方も数名いらっしゃいましたが、西本願寺の関係者は
いなかったので、その内容は他宗派の方々だけが見られている。
西本願寺は、実践運動を推進していますが、目の前にそのヒントとなる資料が
あるのに、それには目もくれずですね、まさに灯台下暗しです。

さて話しを元に戻すと、何故この噺を持ち出したかというと、この資料を作って
いるとき、まさにそんな感じだなと思ったからです。

最初は何気ないキッカケから、そしてそこからつながる縁を感じたのです。
まったく関係ない事柄が、実はすべてがからみ合ってつながっているという事
に気づかされたのです。
分っていた様な気がしていますが、あらためて考えてみると面白いのです。

宿坊を始めようと思ったことから始まり、先週は東京のテレビ局が宿坊のロケ
に来られた。
宿坊を始めて丸三年が経つ、こんな何もない山間部のその中でも知られてい
ないお寺なのです。
もしかすると、私が会社を退職して戻らなければ、無住職寺院になっていた
可能性の高いお寺。

お寺を継がなかった兄の職場の同僚の方が、あるとき町の関係者を連れて
宿坊に来られた。
グリーンツーリズムの加入と、町の観光協会への加入を勧められた。
私も地元との関係を考えていたので、どちらも快く受け入れました。

そこから韓国の交流団と大阪府の野球少年団の受入の話しがつながる。
始めたばかりで、そんな人数を受け入れられるか不安だったが、何とかお引き
受けすることにした。

すると気を遣ってくれた町の関係者が、町の祭りのイベントの中でニコニコ動画
の中継があるという事で、宿坊のことを話す機会を1分間用意してくれたのです。
前の発表者が押して、私の出番はないと思っていましたが、何とか1分間だけ
発表の時間があった。

そこにたまたま居合わせた朝日新聞の記者が、後日私の取材に来たいと連絡
が入る。
そんなこともあるのかなと思っていたら、朝日新聞の鳥取版に紹介記事が載り、
それからラジオ番組の町の時間に、2回宿坊の紹介をさせていただく機会があ
った。
そんなことをしていたら、地元紙の日本海新聞が宿坊をカラーで紹介して下さり、
その記事を西本願寺の専門誌である本願寺新報に報告すると、取材に来てく
れるという。

そしてその記事が本願寺新報の一面トップ記事となって、宿坊紹介をしてくれた。

さらにはNHK鳥取放送局がニュース番組で、宿坊を特集してくれることになり、
宿坊雑誌の発行もたまたま宿坊開業の年に多かったので、先方から掲載の申し
入れが相次いだ。

次の年も、新聞や雑誌、そして地元テレビ局が何度も宿坊を取り上げてくれまし
た。

私が自分の努力で進めてきたかのような宿坊。
でもよく考えてみれば、周りがすべてお膳立てしてくれて、その流れに乗っていた
だけだと感じています。

その間にも様々な出会いや事柄があり、そしてこの一週間があった。

先週から、全国で最先端のお墓のプロデュースをされている方が、はるばる東京
から若桜鉄道に乗りに来られ、地元企業の新入社員研修を行い、東京のテレビ局
のロケがあり、SL撮影ツアーの方を受け入れ、SL走行も行われ、その間2回若桜
鉄道観光ガイドをし、京都の東本願寺に行って宿坊ミーティングに参加し、鳥取県
経済同友会の方々にお話しをさせていただく機会もあり、法事や納骨などの法務も
行い、年配の方をお車で春の因幡路をご案内する。

今回のこと一つ一つは、もし宿坊を始めていなければ、なかったことがほとんど。
でもそのきっかけは、ほんの小さなことからつながっていることばかり。

若桜鉄道の社長が昨年9月に公募で来られたときも、事前に宿坊に宿泊されたり
で、そこにもさまざまな出会いがある。
そのときも、たまたまこの辺りの宿泊施設が空いていなかったり、連絡がつかなか
ったから、特にこの宿坊を希望された訳ではありません。
もしこの宿坊に泊まっていなければ、私も観光ガイドもなければSLにも関わってい
なかったのかもしれない。

宿坊ミーティングの堀内氏にしてもそう、ちょっとしたきっかけばかりです。

でもやっぱり、宿坊を始めていなければここまで縁がつながることはなかった。

宿坊を始めれば・・・、〇〇。

とはそう言うことなのです。

考えていただけでは何も始まらない。

失敗するかどうかは関係ない、やってみるから失敗するのです。

宿坊も順風満帆に来たわけではなく、今でも悩みながらの連続です。

でも、お寺や私を取り巻く環境は大きく変わりました。

そこに一体、いくつの縁が重なっていることだろう。

それを考えるとき、縁起という事をあらためて考えてみる。

やはり縁起は他力なのだと・・・。

なるほど、自分ではない、他力でしかない。

他力によって私が流れているだけなのだと・・・。

自分の力で取り組み、自分の意志で決めてきた。

お寺に戻るのもそうだ。

でもたまたま、他力の流れの中にあった。

「そこに思いがあれば、仏様がちゃんと道を作ってくれる」と最近聞いた言葉。

やっぱりそうか・・・、そんなもんだな。

そう思えたら肩の力が抜ける、失敗しようが成功しようが、そんなことはどうでも
良い。

ただ自分のいのちを生きるだけ、ただそれだけなのだ。

どちらでも良いなら、自分の意志でちゃんと生きるのがいい。

後は他力の流れに任せれば良いのだな・・・。

自分でもがき苦しみ、自力で進んできた道、そこにちゃんと他力が働いているの
です。

それに気づけば良いだけのこと。



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過疎化寺院のこれから!

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現在、地方で過疎化が急速に進む中で、過疎化地域にある寺院がこれか
らどうして行くのか、様々な取り組みがなされている。

なされていると言っても、宗派全体という事ではありません。
なぜなら私が所属している宗派の本山は、全く何一つ対応していないから。

では誰がその取り組みをしているかというと、個々の寺院がという事です。
今さら本山の対応を待っている様では、お寺はとっくにダメになるでしょう。
それでは遅いのです。

ただ、宗派によっては積極的に取り組んでいるところもあります。
また、大きく舵を切ろうとしているところもある。

そう言った宗派は、その改革をやって行こうとする、若手の僧侶が中心に
います。
そこは一気に舵を切っている。

いかんせん私の宗派は、一番過疎化対策が求められている宗派なのに、
一番遅れていますね。

であるなら、自助努力でいち早く対応策を練って行かなくてはなりません。

今では、超宗派でそんな取り組みをしている所もあります。

ただ、お寺は一ヶ寺毎に事情が違うので、結局は自分で取り組まざるを
得ません。

お寺を継ぐ予定がなかった私は、どうしようかと考え始めた13年前くらい
から、ずっとお寺を取り巻く環境や社会の情報に目を向けてきた。
そしてどう取り組んで行くべきかを考え続けています。

お寺に戻ってからは、そこで起きている現実の問題も実際に直面してきた。

日本で先端を行っていると言われている寺院にも足を運び、そして先駆者
的な僧侶の方々の話しも聞いてきた。

これから一体お寺はどうなるのか。

これから自分の考えをまとめて行きたいと思います。


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やずブータン村に行こう!・・・野鳥の声を聞く。

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今日の朝、出かけようとすると、鳥の鳴き声が聞こえた。

特長のある啼き声だったので、キジだとすぐに分かりました。

啼き声のする田んぼの方を見ると、やっぱりそこにキジがいました。

鳥は警戒心が強いですが、今日はかなり近くで見ることができた。

実は、お寺の周辺は野鳥が集まる場所なのです。

おそらく山が近く、川や田んぼもあり、エサも見つけやすいからでしょうか。
それとも環境的に住みやすいのかも知れません。

そして、どうもこのお寺が、野鳥が移動するときの休憩場所になっている様
な気がします

宿坊に最近泊まられた方も、朝起きてから五種類の鳥の啼き声を聞きました、
と朝食のときに仰られていました。

実は宿坊から車で15分くらいのところにある、「ふるさとの森」には、日本でも
珍しい鳥がいたりで、全国から野鳥が好きな方々が、野鳥の啼き声を聞きに
来られるのです。

やずブータン村の風景って、そんな感じです。

野鳥が住みやすい場所なら、そこはきっと人にも優しい場所なのだと思う。


宿坊光澤寺のHPはこちら!

経済界の方々にお寺でお話しする

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今日は経済界の方々の例会が光澤寺で開催されました。

今月は、八頭町のご紹介ということで、最初に宿坊光澤寺にお越しになられ
ました。

地域おこしのことや若桜鉄道のことなどをお話しし、「こころの授業」のお話し
てみました。

鳥取県東部の経済界のトップの皆様に対してですが、正直に自分の思いを
お話しさせていただきました。

そのあとで、若桜鉄道沿線をバスで巡りながら、私が若桜鉄道観光ガイド風
にご案内しました。

ガイドのときに使っているハンドマイクを若桜鉄道さんにお借りしようと、若桜
鉄道に行くと山田社長から、グッズの販売の依頼が・・・。
さすが山田社長、経済界の皆さんへのアピールも忘れていません。

時間がなかったので、グッズセットを5個預かって行きました。
私のノルマは、とりあえず5個で1万円分かなと思っていました。

話しをさせていただいた最後に、グッズの紹介をした。

そのときに若桜鉄道の山田社長の言葉、グッズ購入はお布施であるという。
そこで、「鉄道ファンの間では、ローカル線のグッズを買うことを布施と言って
いるそうです。お寺へのお布施は結構ですから、若桜鉄道へお布施をお願い
します。」とご案内させていただいた。

すると、用意していた5個はあっという間に売り切れ。
さらに追加で10個売って下さっていた。

残りのセットを、どうお渡ししようかと考え山田社長にご連絡すると、「船岡駅
で車掌から受け取ることにしましょう」とのこと。
なるほど、それなら当日に皆さんにお渡しできます。

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午後6時前に船岡駅に着く列車を待ち受け、駅に停車中にグッズのセット
を受け取ることができました。

こんなことができるのも、ローカル線の良いところだな。

今日は、経済界の方々、そして八頭町の皆様とお話しする機会をいただき
有り難いご縁でした。

今回は、中学校の同級生が幹事をされていました。
八頭町の紹介という事で、私を選んでくださったのです。

とても有り難いことでした。

いろんな思いがつながる、そしてここから始まる新たな縁がある。

お寺の活性化に力を入れて行かなくてはいけない。

今は後ろを振り返る余裕はないのです!


光澤寺のHPはこちら!




若桜鉄道観光ガイドに思うこと

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若桜鉄道SL走行社会実験が行われた次の日。

若桜の町では、桜まつりが開催されていた。
若桜鉄道の車両は、この日は四両編成です。

ローカル線をこよなく愛する栗原さんがご乗車されていて、私と一緒に写真を
撮って下さっていた。

私が乗車するときはカメラを持って乗りますが、自分で自分を撮ることはでき
ないので、私のガイドの写真は少ないのです。
この写真は貴重な一枚となりました。

若桜鉄道の観光ガイドを始めて、まもなく6ヶ月が経ちます。

なかなか思う様なガイドができないのですが、住職ガイドとしてその役割を果た
して行きたいと思っています。

ガイドのときは、そのときそのときで乗客の方が違ってきます。

それぞれの思いで乗っておられるので、こちらの思いとすれ違うこともある。

一人静かに乗っておられる方もいらっしゃる。
そんなときは、騒がしい観光ガイドが邪魔だと思われる方もいるのです。

先日もそんな方が、ガイドの途中に突然怒りはじめました。

一旦ガイドは中止して、様子を見た。

でも、他の乗客の方がいらっしゃるので車中を周りお話しをすることにした。

すると県外から若桜鉄道に乗りに来られていた女性が、「とても楽しいです、
もっとガイドを聞きたい」と仰られた。

そう、お一人お一人が違う感想を持っておられるのです。

そして、怒っていた男性の元にも行き、お話しをしました。
すると、その男性は「SL走行のときは騒がしいから、わざわざ晴れて桜の
見頃を見計らってこの日を選んで来たんだ」と言われる。
とにかく騒がしいのが嫌いで、静かに乗りたいのだそうです。

そこで、観光ガイドの事情をお話しし、状況を分ってもらうようにした。
すると、「ガイドはしてもいい」と仰られた。

私は観光ガイドを再開しました。

その日はテレビロケもあったので、丹比駅でロケ隊と一緒に下車しました。

何とそのとき、その男性は両手を挙げて拍手して下さったのです。

ちょっと私も驚きましたが、嬉しくもありました。

いろんなことがある、もちろんトラブルもある。

でも、鉄道を愛して下さっているのだろうと感じた。

若桜鉄道観光ガイドにも、いろんなことがあります。
その中で、どうそれを育てて行くかが大切なのだと思います。
みんなガイドを聞きたいわけではないでしょう。

それでも若桜鉄道観光ガイドのファンを増やして行きたいのです。
いつか観光ガイド目当てで、車両が満席になるくらいにと思っています。

宿坊スタートアップミーティング開催される・・・全国寺社観光協会の支援

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東本願寺さんの同朋会館に行って来ました。

今日は、ここで堀内克彦氏の主催する「宿坊スタートアップミーティング」が
開催されるのです。

堀内氏とは、宿坊開設の年に、寺社コンと講演会をお願いしたご縁です。
今回お会いさせていただくのは、それ以来のことですが、久々に堀内さんの
お話しを聞くことができました。

現在、宿坊が注目を浴びているという。
国の支援も決まっている様です。

今日のミーティングには、様々な方が集まっておられました。
浄土真宗大谷派や日蓮宗の本山の方もいらっしゃいました。

過疎化に悩むお寺や、お寺をオープンにして行こうという取り組みなど、宿坊
に期待されることは多いのです。

全国寺社観光協会という国の支援団体の協賛もあって、これから宿坊という
存在が注目を浴びるかも知れません。

今日のミーティングでは、意外と宿坊開設へのハードルは高い様に感じた。
そう言う面では、私が宿坊を開設したタイミングは良かったのかも知れない。

各種の許可申請や設備投資が大変そうなのです。

私は、宿坊開設自体にはそれほど投資はしていません。
投資をしていたら、とても過疎化に悩むお寺では宿坊はできないでしょう。
そういったノウハウがこれからは必要になるかも知れません。

堀内さんの主催でもあるので、宿坊を始めて3年という期間の資料を作って
持参して行きました。
大した資料ではないけれど、何かのヒントになるのではと思っています。

宿坊と言うカテゴリーが認識されて行けば、もっと宿坊が魅力的なものになる
かも知れません。

宿坊光澤寺はまだまだ認識されていないと思っています。
でも今日参加されていた方々は、知っておられる方が多かった野が意外でした。
宿坊に興味のある方々の集まりであったという事もあるのでしょう。

先駆けではありませんが、やはり宿坊の魅力をもっとアピールできたらと思う。

そして聖地巡礼ではなくて、宿坊巡りの旅が行われる様になれば、お寺の魅力
ももっと出て来るでしょう。

今日は、国の支援もこれから入って来るということが分かりました。
そのためには、もっと活動を早めて行かなくてはならないかも知れません。

これからの一年が、今後のお寺と宿坊の展開に、大きな意味を持つのかも知
れないと感じられたミーティングでもありました。

こんな会なのに、お近くの西本願寺の方は誰も来ていなかったですね。
日蓮宗さんは東京から来られていたのに。

国の支援が決まっているのですが、情報を集められるかどうかって大切です。

疲弊している過疎に寺に対して、どうしようと考えているのでしょうか。


宿坊光澤寺のHPはこちら!

明日は東本願寺で宿坊スタートアップミーティング


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明日は、東本願寺の同朋会館を会場に、宿坊スタートアップミーティング
が開催される。

東本願寺でと言っても、主催は宿坊研究会の堀内克彦氏である。
そこに全国寺社観光協会が協賛しています。

堀内氏は、全国の宿坊やお寺を外部の人間として数多く見ておられる。
趣味か高じて宿坊研究会を始められ、今や各宗派から様々な依頼が
来ている、寺社活性化の第一人者でもあります。

東本願寺は、同朋会館をもっとオープンな場所とするために、宿坊開設
に取り組まれるという。
そのために今回のスタートアップミーティングの会場にもなっているので
しょう。

今回のミーティングは、そう言った意味では全くのオープンな会です。
たとえば他の宗派関係者も自由に参加できるのです。

私はちょうど3年前に宿坊を開設した。

そのとき堀内氏とご縁ができ、開設の年に宿坊で寺社コンと堀内氏の
講演会を開催した経緯があります。

そう言ったご縁もあって、今回のスタートアップミーティングに参加する
ことにしたのです。

私のお寺の宗派は本願寺派、つまり西本願寺。
今回のミーティングは宗派など関係ありません、でも同朋会館に行くの
は初めてです。

宿坊をすでに始めているという事もあって、参考資料を持って行こうと
思っています。
たいしたノウハウではありませんが、現在のお寺が越えられないヒントは
そこに詰まっていると感じています。
なぜなら、従来のお寺の固定観念をあっさりと外すことができるからです。

それを経験したら、そこに縛られていることが、いかに社会にとって損失
かということが分かります。
各宗派の本山の感覚でやっていても、社会に貢献するお寺などできる訳
がないということは明確です。

従来の感覚から抜け出せないから、いつまでも同じことでもがいている
だけなのでしょう。

そこに早く気付けば良いだけのことです。

単純な資料ですが、それに気づかれる人もいるはずです。

明日そこに来られた方々は、それに出会うことができます。

おそらく西本願寺の関係者は来ないでしょう。

未来の住職塾の塾長をしている松本紹圭氏は本願寺派の僧侶です。
でもその活動は宗派を問わない。
なぜなら一般社団法人の活動だからです。

その未来の住職塾を運営しているのは、「お寺の未来」と言う社団法人。
そこが現在、東本願寺のコンサルティングに関わって行かれるという。

現在の本山の動きは、東本願寺が外に向けて大きく舵を切ったという
ことでしょう。
それに引き替え、西本願寺は未だに浸透していない実践運動を続ける
という。
他宗派は一気に舵を切っているのですが、そこには目を向けようとし
ていません。
これでまた無駄な3年間を使ってしまうことになります。
そんなことやってるうちに、他宗派はずっと先に行ってしまうかもしれない。

今回の宿坊のノウハウでも、大したことなくても気づくか気づかないかで、
その差は歴然と出て来るでしょう。

またこれで、西本願寺は後れを取ることになるかも知れません。

自分達の持っている宗派内の可能性に気づかないで、それを他宗派が
ドンドン吸収しているのです。

2020年には全国寺社観光協会は、現在全国に500ある宿坊を、1000
軒にする目標を立てている。
東京オリンピックを機縁にした外国人観光客に、日本文化を知ってもらう
ための施策であるという。

今回の会場費も、全国寺社観光協会が協賛しているとのことです。
そしてそのミーティングは、すべての人にオープンになっているのです。

一応、私も3年間宿坊を経験しました。

その3年間は、お寺の活動だけやっていたのでは、一生かかっても到底
経験できないものばかりでした。

たとえば、ビハーラの研修を100回やってもできない様な経験です。

すぐ目の前にいらっしゃる、苦悩に満ちた方々の生の声を受け取るのです
から。

心の奥にある南無阿弥陀仏を受けとめる。

こんなことは教義を勉強しても、いくら法話を聞いても、それがいかに思考
の中だけで終わっているかということ。
それではまったく意味を持たないのです。

心の奥の南無阿弥陀仏を聞くことが大切なのだと。

宿坊の活動とはそう言うことなのだと、3年経った今やっと分りかけてきま
した。

でも、生きているうちにそれに気づけたのは、有り難いことでした。

明日は、私がお話しする機会があるかどうかは分りませんが、機会があれ
ば、とりあえず私の経験したことはすべてお出しして行くつもりです。

それは私が堀内氏に出会った意味だからです。


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若桜鉄道をSLが走る・・・みんな同じ夢を見た!

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今日は若桜鉄道SL走行社会実験の日。

朝10時、列車が丹比駅に入ってきた。
駅周辺は人だかり、たくさんの人が列車を取り囲んでいる。

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最後まで気になった天候も曇り、桜も急な冷え込みで今日まで花を咲かせ
ている。

DD16が牽引し、客車3両のあとにC12がいる。

昨年9月に公募で社長になった、山田社長の思いが一つ適った。
そしてその願いに、みんなが夢を見ることができた。

今日は、子どもからお年寄りまで、みんなが同じ夢をみることができたのだ。

そんなことは最近なかったなって思う。

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これだけの社会実験。

鳥取の活性化に大きく貢献するでしょう。

これだけのものが若桜谷にあることが、これで地元の人たちにも分った。
もしかすると、それが一番大きいのかも知れない。

地元を愛するってこと、皆が同じ夢を見ることが大切なんだと思う。

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それぞれの車両も、キレイに磨き上げられている。

ここに至るまでに、どれだけ多くの人たちの協力や支援があったことだろう。

これだけの人を巻き込めるもの、そんなに簡単にあるものじゃない。

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若桜鉄道をSLが走っているのは50年ぶり近くなるな。

その姿の迫力に感動しました。

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ここまでよく準備し、運行できたものだと思います。

若桜鉄道の山田社長、夢をありがとう!

心からそう思った。








宿坊光澤寺に東京からロケ体がやって来た!

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宿坊光澤寺にテレビのロケ体がやって来ました。

宿坊を始めてから丸3年が経ちました。

その間、お寺だけでは味わえない様々な経験をすることができました。

今まで、NHKさんを始めとして地元のテレビ局は、4回宿坊のロケに来られ
ました。

普通のお寺ではあり得ないことです。

よほどのことがあっても、お寺には取材やロケに来ないでしょう。
まして、そのお寺のことを紹介してくれること珍しい。

そして4年目に突入した宿坊に、東京からロケ隊がやって来ました。

まさか東京からこの宿坊にロケに来てくれるなど考えていませんでした。
さすがに私も、ちょっとビックリした。

歴史ある宿坊ならともかく、日も浅く無名の宿坊に来てくださるのです。

当初の予定を早め、かなり長い時間でのロケとなりました。

どんな映像になるのか分かりませんが、この宿坊に来ていただいただけ
でも有り難いことです。

若手の有名な芸人さんも来られてのロケ。

私自身、とても楽しい経験でした。

まだ放送日時は決まっていないそうですが、楽しみに待つことに。

こんな経験ができるのも、宿坊を始めたからだなと、あらためて感じる。

芸人さんとの絡みの多いロケでした。

かなりカットになるのでしょうが、4年目に入り宿坊の新たな展開を考え
ているときでしたので、いろんな意味で私にとって重要な出来事になり
ました。

私が有名な芸能人の方と絡むなんて、とても考えられないことです。

いよいよ、宿坊もさらに展開して行かなくてはと、心に思うことです。

新しい展開とは、さらにいろんな人たちの依り所となることです。


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山門前の枝垂れ桜

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山門前の枝垂れ桜。

4月9日、晴れの天気の中、満開になった。

やはり今年は例年より少し早い。

若桜鉄道のSL走行が、4月11日なので何とか沿線の桜が残っていて欲し
いのですが、今日の雨でちょっと厳しいかも知れません。

でも桜の楽しみは、花びらが散りかけの葉桜も美しいのです。

満開よりも散り始めたさくらに思いを寄せる方も、たくさんいます。

でも桜を見ると四季を感じることができる。

新年度、そして本格的な春。

そこにいろんな日本人の思いが込められる。

ここまで日本人の心を一斉に動かす花も、他にないだろう。

春を待ち望み、新しいスタートを予感させるからだろうか。


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企業の新入社員研修をお寺でやることの意義!

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今日は、地元鳥取市にある有力企業、日の丸産業株式会社さんの新入社員
研修を、お寺で開催しました。

「お寺で新入社員研修?」と思われたことでしょう。

確かに、今までは座禅等の体験研修はあったことでしょう。
でも丸一日、お寺で研修するというのは珍しいのではないかと思います。

それも決して厳しい修行系の研修ではありません。

今日の研修のテーマは、「こころの授業」です。

現代社会において、心の問題は大きなテーマとなっている。
にもかかわらず、学校教育や会社など、社会の中で心のことは置き去りにされ
ています。

心のことをちゃんと知っておいたほうが良いのです。

企業もこれからは、この分野に力を入れ来るはずです。

そのときに役立つのが仏教であったりするのです。

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先ず最初の研修は、「こころの授業」です。

心のこと、幸せのことなどをお話しします。

そして最初の体験として、「写経」です。

皆さん真剣に取り組んでおられます。
企業の方々がスーツ姿で体験している姿は、滅多に見ることはできません。
今日は、私も貴重な経験ができました。

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写経を終えると昼食になる。

今日は宿坊のイタリアン精進料理です。

お昼は、企業理念や仕事に関する考え方の講義から始めます。

その後は、眠くなるところですから、グループディスカッションを選びました。
役割分担を決めてもらい、テーマに基づいて2班に分かれてディスカッション
をします。
そして話し合いの後は、それぞれ発表に移ります。
そして別の班の方々、一人一人に質問をしていただきました。

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最後は皆で瞑想です。

今日は新入社員の方だけでなく、上司の方々も参加され、写経や瞑想など
の体験も、ご一緒されています。

朝9時過ぎから、夕方5時近くまで。

ほぼ丸一日を使っての研修でした。

これからは、心の研修に仏教が果たす役割は大きくなることでしょう。
まだまだこれから始まったばかり。

お寺や僧侶の大きなテーマとしても、企業研修は取り組んで行くべきものだ
と思っています。

さあ、来年に向けて、企業向けの研修の準備をして行かなくては・・・。


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メダカと火鉢

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昨日、鳥取市のお寺さんから火鉢を譲り受けてきました。

とても大きな火鉢で、家庭用ではなかったのでしょう。
昔は本堂の暖房と言えば、この火鉢だった。

時代が移り変わり、本堂の暖房もストーブからファンヒーター、そしてエアコン
へと変わってきている。

浄土真宗のお寺では、晩秋から冬にかけて報恩講と言う法要があります。
その法要には、この火鉢で暖を取っていたのだと思います。

大きな火鉢ですから、何所に置いて何に使おうかなと考えた。

お寺には、金魚とメダカと錦鯉がいる。

錦鯉にしようかメダカにしようか迷ったが、本堂の前に置くことにしたので、
結局は、睡蓮鉢にいるメダカを、この火鉢に移すことにしました。

メダカはあまり手を掛けなくてすむと言われています。
水も変えなくて良いくらいだそうです。

睡蓮鉢はかなり水も濁っていましたが、そのままでいいと聞いていた。

鉢の底に入れる藻の生えにくい石を買ってきて、洗って敷いて行く。
そこに水を入れて、睡蓮鉢からメダカを移しました。

とても綺麗な水なので、メダカも隠れようがないな。

広々とした火鉢の中で、自由に泳いでいる。

場所が変わって戸惑うというよりも、楽しそうにのびのびと言った感じです。

これからの季節、近所の保育所の園児たちもお寺に遊びにやって来ます。

これからはメダカを見やすくなる。
きっと喜んでくれるでしょう。

メダカを見てると見飽きない、ついつい癒されてしまうのです。

このメダカは、純粋なヤマトメダカだそうです。

春には卵を産むかもしれないので、そろそろ準備をしておいた方が良いか
も知れません。

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これでちょっと宿坊も春に向けて模様替え。

楽しみも増えて行きます。


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ご夫婦でゆっくり過ごすのも宿坊がいい!

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広島からご夫婦で宿坊にいらっしゃいました。

地域紹介のパンフレットをご覧になられて、一度イタリアン精進料理を食べに
行きたいと思われていたそうです。

「今回やっと念願がかないました!」と仰られていた。

宿坊に来られて、先ず作務衣に着替えられる。

体験にも興味津々といったご様子。
体験もできるだけしてみたい・・・、ということで、先ずは写経です。

奥様は初めての写経体験、とても楽しそうなのが印象的。

宿坊をワクワクしながら過ごしておられるような感じがしました。

写経の後は、夕方のお勤めと、休憩をはさんで瞑想を。

瞑想の時間はゆっくり取れなかったのですが、それでもスッと瞑想に入って行
かれていた。

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いつもお二人で、体験中もお互いをいつも感じ合っている様です。
とても仲の良いご夫婦、とても良い感じです。

翌朝は、お勤めから始まる。
今日のお経は「阿弥陀経」にしました。

お経を唱えてから、「阿弥陀経」のお話しをする。
興味深そうに聞いておられた。

普段はなかなか、こんな経験はできないでしょうから、できるだけゆっくりと
体験していただける様にしました。

朝食後は、絵手紙です。

私は、朝8時半からお参りが入っていたので、準備をして絵手紙の書き方を
少しお話しして出かけました。

絵手紙は初めてと言われていた。

午後にお参りから帰ると、坊守が絵手紙のことを早速に話してきた。

私の似顔絵も書いていただいていた様で、写真に撮っていると言っていた。

写真を見ると、確かに私の似顔絵だろうと感じた。
自分の顔って、意外と分からないものだ・・・。

坊守が、「特徴がよく似てる!」と言うので、そうなのだろうと思う。

お二人とも、とても絵心がおありで、初めてとは思えない、上手な絵でした。

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今回は、瞑想の時間がゆっくり取れなかったかな。

でも宿坊ではゆっくりお過ごしいただけたかなと思っています。

ご夫婦でゆっくり過ごし、仏教体験もじっくりしていただけます。

宿坊は、ご夫婦にもピッタリな場所なんだなと改めて感じたのです。

「また来ます!」と言われていた。


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若桜谷も桜の季節!

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今年も桜の季節になりました。

例年よりは少し早い様な気がします。

鳥取市内はすでに満開、若桜谷もかなり咲き始めています。

ここの風景は、若桜谷の中でもいちばん景色の美しいところです。

桜と菜の花、そして遠見山に八東川、そこに若桜鉄道の橋脚が架かる。

春の穏やかな山里の風景です。

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お寺の山門の枝垂れ桜も、三分咲きくらいになった。

枝垂れ桜は開花が少し遅いのですが、それでも今年は早い。

それだけ春の気候が暖かかったのでしょう。

普段の年ならそれで良いのですが、今年は今度の土曜日が若桜鉄道の
SL走行の日です。

天気は良さそうですが、桜の花がまだ残っているでしょうか。

全国から鉄道ファンが集まって来られるでしょう。

桜をバックにSL撮影が一番絵になるのでしょう、でも桜がなくても若桜谷は
十分に絵になる風景だと思っている。

あと一週間になりました。

もう秒読みですね!


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若桜鉄道男一人旅社会実験・・・男心を癒す旅!

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「若桜鉄道に乗りに行きます!」

そう言われたのは先月のこと。
そして昨日、本当に東京からお一人で、若桜鉄道に乗りに来られました。

4月11日に、若桜鉄道ではSL走行社会実験が行われる。

その前に、私は「若桜鉄道男一人旅社会実験」を敢行することにした。

男一人旅で、どこまで若桜鉄道で遊べるかってことを検証します。

空港から宿坊までレンタカーで来られた。

初めてお会いするので、宿坊で先ずはご挨拶。

そして15:16若桜駅発の列車に乗るために若桜駅へ!
お一人で若桜鉄道の旅を楽しんでいただく。

私は終点の郡家駅まで車で向かい、改札でお迎えすることに。

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列車を降り、乗ってきた若桜鉄道の列車を写真に撮っている。
そして改札口に歩いて来られるときの表情は、まるで少年の目の輝きその
ものです。

もう嬉しさが顔中にあふれています。
いい男の条件ですね!

郡家駅で出迎えた後は、今度は車で若桜鉄道沿線の駅を、今度は逆に巡
ります。

因幡船岡駅から隼駅へ。

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隼駅では、この何気ない田園風景にこころを癒される。

男の旅の醍醐味は、実はこんな何気ないところにあるのです。
心にジーンと響き渡る。

そしてSUZUKIのバイク、隼の思いに浸る。

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安部駅では、映画で寅さんが旅立ったホームに。
ここのホームもとても絵になる場所です。

さりげなく撮った写真、でも雰囲気がありますね。

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そして八東駅に着くと、なぜかそこにマドンナが登場します。
寅さんの映画ではありませんが、そんな偶然にも出会える場所なのでしょう。

一緒に記念撮影をしていただきました。
お二人とも笑顔が素敵です。

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途中、若手仏師の工房にお邪魔しました。

氏の目が輝く!

今ちょうど悩んでいたことへのヒントがここにあったのだと言う。
偶然と必然ってそんなものなのでしょう。

旅には、様々な出会いがあるのです。

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そして田んぼの中に簡易のホームだけがぽつんとある徳丸駅。

でも実は、この駅はとても私が好き場場所。

この何もないホームに線路がまっすぐに伸びる。
向こうの山の景色は、まだ雪が残る氷ノ山山系。

氏の姿も風景に溶け込み、まるで谷口ジローの世界に入って行ったかのよう
です。
「孤独のグルメ」か「遥かなる町へ」のイメージがそこに広がっている。

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夕陽に染まる丹比駅では、駅舎の柱のCARNEGIE社の刻印に目が留まる。

そして終点の若桜駅へと向かう。

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何とそこには、若桜鉄道の山田社長がいらっしゃいました。

社長室でなぜか社長と名刺交換。

何かお二人とも、とっても嬉しそうですね。
若桜鉄道に乗ると、こんなこともあったりしますよ!

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若桜駅のあとは、地元の造り酒屋さんを訪れ、地酒を仕入れる。
ここの太田酒造の銘酒「辨天娘」、地元の酒米おう力で作った吟醸酒。

この酒造場のお嬢さんは、何とマッサンで有名な竹鶴酒造の若女将です。

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そして最後は、男心を受けとめてくれる隠れ家の宿坊で。

他の人は誰もいない静かな宿坊で、日々の心の疲れをすべて流す。


どうでしょう!

こんな男一人旅もあります。

若桜鉄道と若桜谷は、あなたの疲れた心を、少年の心に戻してくれます。

行きたくなりませんか?



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こころにも花にも潤いが大切なのです

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今日は4月1日、新年度の始まりです。

昨日は体調がおかしくなるくらいの陽気でした。
桜の開花も一日で一気に進み、予定より早まった感がした。

花粉も飛び、PM2.5も・・・。

そんな次の日、朝から雨が降っていた。

しっとりとした雨、花を見ると潤いを感じたのです。

ちょっとだけ肌寒いくらい。

でも空気も木々も花も、その雨でゆっくりとその存在を潤している。

僕のこころも何となく、潤いを感じた。

やはり人って、こころに潤いが必要だな。

花も人も一緒なんだと思う。

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雨なので、心ウキウキという訳ではない。

でも心は落ち着いている。

現代社会は乾燥社会だ、環境も心も乾燥している。

その社会に潤いを与えること、どうしたらできるかな。

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仏教には慈雨という言葉がある。

まさに現代社会が必要としているのは、慈雨である。

仏教は心に潤いを与えるものなのでしょう。

そんなことを考えながら、現代社会に仏教をどう浸透させて行けばいいのか
を想う。

たぶん、そんなに難しくは無いはずだ。

今の私のテーマでもある。

たぶんそこにこれから進むべき道があるのだろう。


光澤寺のHPはこちら!

桜三月、また来て四月

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今日は、お昼のお客様の対応の後、鳥取の町に出かけた。

お寺さんが会館の建設に向けて、片付けをされている。
そこでもう使わないものを整理しておられるのだ。

お寺には様々なものがあります。
次代によって環境は変わっているのだが、使わなくなったといっても、おいそれ
と捨てることはできない。

それが何十年も、倉庫や押し入れにしまってあったりするのです。

それで宿坊をやっている私のお寺で使えそうなものがあると、声を掛けて下さる
のだ。

荷物を積んだ後、時間が少しあったので、お寺のお墓を見に行く。
墓地にも空いた土地がかなり目立つ。
でももう墓を増やすつもりはないのだそうだ。

納骨堂も作られ、今回は葬儀に対応するために会館を作られる。
次世代に向けたお寺作りをしっかりとされている。

私のお寺は、そんな資金もなければ、過疎化も進んでいるので、同じことはでき
ない。
今は、宿坊を中心としたお寺作りを、やっとしているといった状況です。

墓を通り抜け、お寺の裏へ出る。

そこには公園が広がっている。

何といきなり、桜が満開でした。

昨日までは三分咲きくらいだったけど、今日の陽気で一気に満開になったのだ。

ちょっと意表を突かれた感じで驚いた。

そのお寺を後にして、鳥取市内の桜の名所である袋川に周ってみた。

袋川は、唱歌の「ふるさと」のモデルの川とされています。

桜はかなり開花していたが、ここはまだ満開と言った感じではなかった。

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直線距離にして200Mくらいだと思いますが、それでも場所によって開花の速度
が違うんだな。

そんなことを思っていた。

でももう鳥取も、桜の花盛りになる。

この袋川土手も、花見客でいっぱいになるだろう。

でもちょっと天気が心配だ・・・。





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