宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2015年06月

遠い記憶が風の様に心を通り過ぎて行く

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日曜日の公開講座を終えて、会場で皆さんをお見送りしたあと、私はお参り
に出掛けました。

お参りから戻ると、遠くからお越しのお二人がいらっしゃり、そこには鳥取環境
大学の小林副学長さんがゼミ生と一緒にお越しになられていました。

お久しぶりだったのと、お客様と一緒にお話しされていたのが、良かったです
ね。
いろんなつながりがあるのですね。

お客様をお見送りしたあと、公開講座でご講師の松本氏の送迎をお願いして
いた若手の僧侶の方と、久しぶりに鳥取でお酒を酌み交わしました。
鳥取の夜、プライベートで出かけたのは何年振りかな?

ついつい夜遅くなってしまい、坊守に迎えに来てもらったのは真夜中過ぎです。
お寺に戻ってお風呂入ったり、そうこうしているうちに朝6時過ぎには松江に
行くため、また坊守に鳥取駅まで送ってもらう。

松江では未来の住職塾への出席でしたが、危うく松江を通り過ごして遠くまで
行くところでした。

講義の後、懇親会が始まるまでの時間、久しぶりに松江の街を散策してみた。

この街は、私が35歳~40歳までKDDIの支店長を過ごした街でもあります。
私がいたオフィスや毎晩のように飲み明かした御手船場の飲み屋街、そして
私が当時住んでいた大橋川沿いのマンション。

15年前の日曜日、私はそこの部屋にいたかも知れない。

歩いていると、ふっと遠い記憶が私の心の中を風の様に通り過ぎて行った
様な気がしました。

ちょっと懐かしい様な、遠い記憶の中から風が吹いてきたような感覚。

もしかして、谷口ジローの世界観ってこんな感じかも知れないなと思いながら。

ちょっと感覚が時間軸の中に取り込まれて交差していた様です。

懇親会の会場に着いたら、また元の感覚に戻って行きました。



松本紹圭氏が語る「生きる意味」・・・公開講座を開催

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6月28日 浄土真宗本願寺派鳥取因幡組の「公開講座」を光澤寺で開催
致しました。

講師は、未来の住職塾塾長の松本紹圭氏です。

昨年来、松本さんと関わることが多かったのですが、今回はご無理をお願い
しました。

それは講演のテーマが、「生きる意味 ~幸せとは~」だったからです。

普段はお寺の未来について語られることが多いでしょうから、こんなテーマ
で話されるのは珍しいと思います。

私がこのテーマをお願いしたのですが、松本さんがどの様にとらえているの
か、とても興味がありました。

会場には、第8期の連研を修了された皆さん。
今回の公開講座は、連研の修了式にあわせた講座でもあります。

連研の締めくくりに、皆さんにいろいろ感じて欲しいとの思いもありました。

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会場には多くの方々にお越しいただきました。

浄土真宗のご門徒さんが中心ですが、その他にも一般の方々も多く参加し
ていただいております。

遠くは奈良や福山から来られた方、鳥取環境大学の学生さん、介護や医療
に従事される方など、年齢も10代~80代と様々です。

松本さんの話しも興味深いものでした。

内容的には少し難しい部分もありましたが、それでも松本さんが考えること
が分かるとともに、自分が感じているものとの整合性を取って行くのも面白
かったですね。

今週はご活躍されていらっしゃる方々のお話しを聞く機会が多かったですね。

特に先週は私が担当した研修会や講座が続きました。

ちょっとクールダウンしようかな。


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メダカが生まれた!

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宿坊には、ヤマトメダカがいます。

昨年、メダカをたくさん持って来ていただきました。
どうして良いか分からなかったけど、とにかくホームセンターで睡蓮鉢を買って
きて、メダカを放しました。

メダカって本当に元気で、水を変えなくてもずっと元気で泳いでいます。

エサも一日一回くらい、だけどよく食べます。
昨年メダカを持って来ていただいてから、ほとんど死んでいません。

今年になっては、鳥取市内のお寺さんから、昔本堂で使っていた大きな火鉢
をいただいた。
それにメダカを移しましたが、広くなってメダカたちはさらに元気いっぱいです。

五月ごろには子供を産むと聞いていたので、産卵用の浮きを買ってきて火鉢
に入れておきました。
すると、一週間くらいでちっちゃな卵が付いていました。

おっ、産卵してる!

少しおいてから、卵の付いた浮きを火鉢から、空いていた睡蓮鉢に移してみた。
孵化すると、稚魚は食べられてしまうことがあるそうだ。

なので孵化させるのは、鉢を変えた方が良いと思ったから。

移してから、少し経っても孵化した様子がない。
卵も黒っぽくなっていて、もしかしてもう孵化しないのかなあと思っていたとき、
一昨日の朝、睡蓮鉢を除くと、本当にちっちゃな稚魚が泳いでいるのが分った。

それも、よく見ればたくさん泳いでいます。

こんなことでも、結構感動します。

このまま、この睡蓮鉢で大きくなってくれるでしょう。

本当にメダカって手間が掛らないので助かっています。

そしてやっぱり小さいので、見ていても癒されます。


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熱中症や蚊と闘いながら、研修会と公開講座の準備!

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昨日の研修会を終えて、今日は一日スケジュールを空けていました。

というのも、今度の28日の日曜日、光澤寺で第8期連研の修了式を行い、
午後からは「公開講座」を開催するので、その準備のためです。

通常は、他のお寺さんでしたらご門徒さんたちがその準備を手伝います。
でも私のお寺には組織が全くないので、いつも準備は坊守と二人でやること
になります。

宿坊をやっているので、それでも境内や本堂は掃除していますが、最近は
一気に草木も伸びたりして、このままではさすがに無理かな。

それで天気の良いこの日に、一気に境内と中庭の掃除をすることにしました。

先ずは木々の選定から入ります。
夏に向けて、スッキリとしなくてはいけないのですが、普段は中々そこまで手
が回りません。

お寺中の木を剪定するとなると、これだけでも結構大変。
次は、切った葉や枝や笹などを集めて周ります。
そして夏の暑さに生い茂った草木を抜き取る作業に入る。

今日は30℃を超え空気も湿って暑苦しい、その上に蚊が出てきます。

草は細かく、境内の砂利の間に細かく生えているので、一本一本抜き取る作業
は骨が折れます。

朝から始めた作業は、何とか夕方の5時過ぎに終わりました。

熱中症になるかも、と思いながらの作業でした。

さすがに坊守も疲れ切っていたので、夕食は鳥取市内に出て食べることに。
ついでに日曜日のお茶やお菓子も買って来ました。

日曜日は何とかなるでしょうか?

今週は、大きな研修会や講座が二件入っていました。

鳥取因幡組の副組長として、会計兼研修担当でもあるので、ご講師の手配
から調整や会場との打ち合わせ。
さらには自分のお寺の準備もあります。

今回の二回の講演は、私が希望したご講師においでいただくことができました。

最初の講座は、女性僧侶として注目度NO.1の英月さん。
そして次の講座は若手僧侶として注目度NO.1の松本紹圭氏。

たまたまお二人とも、浄土真宗の僧侶でもあります。

そのお二人のお話しを一週間のうちに、それも地元で聞くことができるなんて
本当は難しいことだと思います。
とにかくお忙しいお二人ですから、スケジュールを押さえるだけで大変です。

実は私にとって、今回の研修はこのお二人の二部構成になっているのです。
このお二人のお話しを聞くことによって、現在の日本仏教の最先端のお話しを
聞くことができるからです。

それも研修会的な内容ではなく、仏教のど真ん中をテーマにしています。

そういうこともあって、お迎えする側としても、精一杯準備をしています。

ご講師、そして参加者の皆さんをお迎えするために。


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実践運動僧侶研修会・・・ご講師は英月さんです!

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6月24日 浄土真宗本願寺派鳥取ブロックの実践運動僧侶研修会でした。

ご講師は、現在ご活躍中の英月さんです。

同じ浄土真宗でも宗派が違います、従来ならあまりなかった事かも知れない。
でも親鸞聖人のみ教えに学ぶということは同じです。

研修は、僧侶研修会という名前ですが、参加はオープンにしています。
今回は、ご門徒さん以外の方の参加や、車椅子での参加の方もいらっしゃ
った。
こんなこともなかったなと思いつつ、会場寺院の方々にも大変お世話になり
ました。

会場には130名~140名の方々が、お集まりになられました。
これも本当に有り難いことでした。

今回の研修は、ご講師の選定から依頼、そして案内文作成から会場の段取り
を私が担当して準備を致しました。

ご講師の英月さんは、とてもお忙しい方ですから、講演の調整でも大変お世話
になりました。

実は2年前に、光澤寺においでいただいたのですが、そのときのイメージとは
かなり変わっていました。
『正信偈』の本を出版されたことがあるかも知れませんし、数多くの講演をこな
されておられることもあるでしょう。

でもその話しの思いきりと覚悟が、相当違ってきたのかなとも感じました。

私はいづれ、日本の女性僧侶を代表する存在になられるのだと思っています。

今回の研修では、ご講師の著作の販売も行いました。
本を仕入れた分はすべてこちらで買い取る前提で30冊を頼みました。
本当は50冊と言いたいところでしたが、そのときはまだ参加人数が確定して
いないときでした。

参加人数が多かったので、後で販売すると大変そうだなと感じ、会の前に30
冊限定で販売すると、5分で完売してしまいました。
本当はもっと買いたい人がいらっしゃったかも知れませんが、本にサインをし
ていただく様にお願いをしていましたので、ギリギリの冊数でした。

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本にサインをしていただく皆さんの表情は、とても真剣でもあり楽しそうでも
ありました。

今日の研修にご参加していただいた皆さん、会場寺院の関係者の皆さん、
ご講師の皆さん、寺院関係者の皆さん、本当に有り難うございました。

私としては、無事に終えられたこと、感謝しております。




初夏の宿坊を堪能する 其二、・・・一人鳥取を楽しむ!

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ご主人がウルトラマラソンに出場するため、隠岐の島に行かれていた。

お一人になられた奥様はどうされるのかな?

先ず次の日の午前中は、写経を体験していただきました。
仏様の前でゆっくりとお経に向かわれる。

丁寧に一文字一文字書かれていたのが印象的です。

書き終わられた経典は、とても丁寧で綺麗な字でした。

ご主人を鳥取駅までお送りしている間、日帰り体験の方々が来られています。
地元のお茶の会の皆さま。

こちらの皆さまも、お着物を着られていたりで、落ち着かれた方々でした。
お茶の後にイタリアン精進料理を召し上がっていただき、食後は先日テレビ
東京で放映された「宿坊澤部」の宿坊光澤寺の番組を二週間分見ていただき
ました。

地元の八東もたくさん映っていたので、皆さん楽しそうに過ごされていた。

奥様は、お昼過ぎから周辺を散策に出かけて行かれました。

田植えの終わった田んぼや水路、カエルや魚のいる川。
そんなところをゆっくりと散策されたようです。

元々、外国をお一人で旅されるのがお好きなのだそうです。
特にイギリスにはお住まいになられていたそう、旅の楽しみ方を知っておられ
るのですね。

鳥取は初めてとのことで、楽しんで過ごされていました。

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夕食はイタリアン精進料理、その後は次の日のスケジュールを一緒に話し
ました。
なにぶん鳥取は初めてとのことで、どこが良いか私たちも考えます。

天候にもよるのですが、天気予報は中国地方各地が荒れ模様と言っていた。

ところが次の日の朝は、見事に晴れ上がる。
「実は主人と私は、晴れ男と晴れ女なんです」、「でもさすがに今回はその
ジンクスが破れるかなと思いました」。

と仰られていましたが何のその、朝から見事に晴れ上がりました。

岩屋堂や若桜宿をご案内し、その後は若桜鉄道で鳥取まで行き、鳥取を
一日散策される。

麒麟獅子のループバスに乗って、とても楽しかったそうです。

鳥取でもゆっくりと味わって旅をすれば、外国を旅しているように楽しめる。
お話ししていて、そんなことを感じました。

鳥取や若桜谷を一泊二日でゆっくり楽しむこともできるのですね。

東京の方にそんなことを教えていただきました。

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私たちも、お客様と話しをさせていただいて、逆に若桜谷や鳥取の魅力を
教えていただくことも多いのです。

何も無いからではなくて、こんなに魅力がたくさんあるってことですね。

今回もたくさん、そんなことを感じさせられましたし、さらに地元に自信を持つ
こともできました。


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初夏の宿坊を堪能する 其一、・・・男は旅立つ?

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6月のある日、東京からご夫妻が宿坊にやって来られました。

鳥取駅までお迎えに行くと、そこには素敵なお二人がお待ちでした。

初日はお二人で宿坊に泊まられ、次の日の朝、ご主人は旅立たれます。

どこに行かれたかというと、何と隠岐の島で開催されるウルトラマラソンに
出場されるのだそうです。

ウルトラマラソンは、何と100Km走るのです。

そんなマラソンがあることさえ知らなかった。

おまけについ先日、三浦半島でのウルトラマラソンにも出られています。

まるでマラソンの川内選手の様でもある。

隠岐の島の宿舎は満室で、奥様はこの宿坊に泊まってゆっくりされることに
されるのだそうです。

次の日の午前中、ご主人を鳥取駅までお送りしました。

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きっと楽しいウルトラマラソンになることでしょう。

奥様がお泊りの日は、両日とも日帰り体験の団体さんが来られることになって
いました。

田舎の自然を楽しんでいただき、さらには体験もしていただきたい。

そんなことを考えながら、スケジュールをイメージして行きます。

ご主人が旅立って、お一人になられた奥様。
初夏の宿坊を堪能していただく様に、私たちは思いを巡らせます。


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「ローカル鉄道・地域づくり大学」視察ツアー、宿坊に!

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ローカル鉄道・地域づくり大学の視察ツアーの皆さんが、21日の午後宿坊
にやって来られました。

今回のツアーは、若桜鉄道現地視察だそうです。

私は詳しいことはよく分からなかったけど、若桜鉄道と地域活性化をテーマ
にした話しと瞑想体験で、約2時間とにかくやってみようって感じです。

若桜鉄道の山田社長や北内さんも同行して来られています。

ご参加されている皆さんがどの様な方か分からないのですが、とにかく若桜
鉄道のこと、八頭町や若桜谷のこと、観光ガイドのこと、宿坊のことなどいろ
いろお話しさせていただきました。

お話しの後は、皆さんに瞑想を体験していただきました。

みなさんの反応は、いつもの通り分からないのですが、お寺を出るとき写真
を撮らしていただくと、こちらを向いてくださり手を振っておられたのが印象
的です。

少しでも多くに方々に八頭や若桜鉄道を知っていただき、全国に応援団を
広げて行くことは、将来的に大きな財産になるでしょう。

何もしなければ、ただのローカル線でしかなくなってしまう。

この日は、午前中に宿泊のお客様を若桜にご案内し、若桜駅から鳥取駅ま
で若桜鉄道にお乗せしました。
お昼には、若桜の町の婦人会の皆さまが若桜鉄道に乗って宿坊に。
そのあとが、この皆さんで若桜鉄道で移動です。

一日が若桜鉄道づくしでした。

私や宿坊が、少しでも若桜鉄道や地域のお役に立てたなら、それは有り難い
ことですね。

これからも、できることはやって行きたいと思っています。


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若桜の婦人会の皆さんが宿坊に!

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今日は、若桜町にある西町婦人会の皆さんが宿坊にお越しになられました。

若桜から宿坊の最寄の丹比駅までは往復若桜鉄道をご利用です。

朝方、宿坊のお客様を若桜の町をご案内していた。
そのとき若桜駅で皆さんとお会いしました。

そのまま宿坊に戻り、皆さんをお迎えいたしました。

地域活性化のお話しをさせていただき、その後はイタリアン精進料理。

絵手紙体験をしていただく予定でしたが、時間の関係で体験は持ち越しと
なりました。
申し訳ございませんでした。

でもお話しのときも皆さん真剣に聞いてくださり、笑いが絶えず楽しくお過ごし
になられていました。

これなら、これから若桜の町もきっと活性化されるなと感じました。

こんなにお若くて元気な皆さんがいらっしゃるのですから。

やっぱり若桜の町は魅力的なのだと、あらためて感じた次第。

午後から、他のグループがいらっしゃったので、ゆっくりとお話しができませ
んでしたが、次回またぜひお越しください。

そのときは、いろんなお話しをお聞きしたいですね!


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宿坊でゆっくりと写経体験をする。

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宿坊での写経体験。

本堂での写経を希望される方が多い、お一人でもゆっくりと写経ができます。

仏さまに見守られながら、心をゆっくりと整えて行く。

とても贅沢な時間、他の宿坊やお寺では、なかなか味わえないこと。

写経を始めるとき、仏教の話しを聞き、これから写す経典をご一緒に読誦する。

集中力が増して行くけど、心は解きほぐされて行きます。

周りの音は自然の音だけ。

ここだけ時間がとまっているかのようです。

写経体験できるお寺はありますが、これほどゆっくりと向き合える場所はなか
なかないかも知れません。

ときには、こんな体験をしてみるのもいい。

写経の時間は人によって違いますが、おおよそ1時間半くらいかかります。

その時間がとても贅沢な時間になります。

一度宿坊で写経をしてみてはいかがでしょう。


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手打ちうどんとお経・・・宿坊の一日

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今日、日帰り体験にお一人の女性の方が来られました。

昨年の春先、何度か続けて来られていました。
それから一年以上経っている。

「お元気にしておられるのかなあ」と思っていました。

いろいろお話しをお伺いしていると、その一年の間にいろんなことがあった
様です。

思った通りに行かないのが人生だけど、本当に人それぞれ多くのものを抱
えながら生きてるのだということを、いつも感じます。

少し笑いながら話せる様になられたのでしょうか。

今日のお昼のご希望は「手打ちうどん」です。

うどんはお好きな様ですが、「本当に美味しい手打ちうどんです」と仰って
いただきました。

「こんなに深い味の出汁には出会えませんね、アゲもふわふわで、とても
美味しいです」とも。

この方はとても繊細な感覚を持っておられます。
木々や草木や花などの自然のエネルギーを感じ取られる。
食材などは、見て感じるだけで新鮮さがすぐに分かるのだそうです。

食材についてもそう、新鮮さや農薬や化学調味料を使っているかなど、
敏感に感じられるのです。

手打ちうどんは、天然の食材のみを使用しています。
出汁も手間が掛っているので、お店のうどん屋さんではこんなことはでき
ないでしょう。
手間とコストがかかり過ぎるからです。

うどんも打ちたて、切りたて、茹でたてをそのまますぐにお出ししています。

宿坊では、私の趣味でやっている様なものだから。

ロケに来られた、ハライチの澤部さんも、「うどん記録更新しました!」と
仰っておられました(笑)。

そしてこの方の一番の目的は、お経を感じることです。
唱えるというよりも、波動を感じ取られるのです。

お経にも、自分に合うお経と合わないお経があります。
同じおお経でも、その節回しによっても合う合わないがある。

自分に合うお経を聞くと、気分が良い状態が数日続くのだそうです。

やっぱりお経って力があるなって感じます。

それを受けとめる感覚が自分にあるかどうか・・・、これって大切なこと。
現代人は感覚が鈍くなっていますから、メッセージをキャッチできない。

そんなことをお話ししながら、ゆっくりとお過ごしされていました。

きっと心が落ち着かれたことでしょう。

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昨日、蕾だった睡蓮が今日は鮮やかな赤色の花を咲かせていました。
『阿弥陀経』の、赤色赤光・・・の一節を思い浮かべる。


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睡蓮の蕾・・・一々のはなのなかよりは。

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池に睡蓮の蕾が顔をのぞかせています。

昨年までは、睡蓮の華は一年に一輪だけでした。
今年はこれで二輪目となります。

池の中には、三輪目が準備中。

今は池の中は、睡蓮の華と蓮の葉、そして金魚やメダカ、アメンボウも共存
しています。

これって『阿弥陀経』の世界観なのですね。

すべてのものが、それぞれの「いのち」のままに輝きを放つ。
そしてすべての存在が、お互いを認め合う。

すべての存在が調和した世界があるのです。
それが阿弥陀如来の浄土、極楽浄土です。

お寺の山号である池中山は、『阿弥陀経』の一節、「池中蓮華」からとられて
います。

「一々のはなのなかよりは 三十六百千億の 光明てらしてほがらかに
                              いたらぬところはさらになし」

親鸞聖人の「浄土和讃 讃阿弥陀仏偈」にこの歌があります。

まさにこの世界観が、池中山光澤寺の名前の由来となっているのです。

親鸞聖人の思われる、極楽浄土のすがたをあらわしています。


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「仏教思想のゼロ・ポイント」と「寺院消滅」、話題の二冊。

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今日、二冊の本が届きました。

一冊は「仏教思想のゼロポイント(悟りとは何か)」と、「寺院消滅(あなたの
菩提寺がなくなる)」です。

今話題性の高い本ですが、テーマとしては目新しさはない。

たとえば10年前、東京で勤めていた会社を退職し、仏教の世界に身を置い
た。
そのとき感じたことは、「お寺が無くなるな」ということと、「日本仏教は仏教の
本質から外れていることを平気でやっている」ということでした。

それから10年が過ぎても、その思いは一向に解決しない。

というよりも、その思いは日増しに強くなって行きます。

そんなときに目にしたのが、これらの本です。

日本の仏教が抱えている問題点がここにあるだろうと思う。

「寺院消滅」にサクッと目を通して見ましたが、目新しさはない。
今までさんざん語り尽くされているものでもあります。

ただ、それらのことを意識していない僧侶にとっては、目新しく感じるかも知
れません。

私の場合は、お寺に入ったときからその危機感と向き合い続けています。
檀家の支援もなく、お寺離れや過疎化は進み、生活はできない状態から自分
の退職金を削って僧侶をやっています。

それを言ったところで何も始まらない。

要は自助努力しかないのです。

寺院消滅の事例を重ねただけで、それ以上に感じるところはありません。
何となくタイトルが強烈なだけで、消滅の証拠集めにすぎません。

それでどうした!ってことですね。

ただ全国の事例を見て行くことは参考になるかも知れません。
読みながらも、自分も落ち込んだりするかも・・・。

消滅事例の羅列、もしくは成功事例の羅列。
どちらも参考にはなりません。

それは、あまりに個々のお寺を取り巻く環境が違い過ぎるからです。

「仏教思想のゼロ・ポイント」は、仏教の本来の目的を明確にするものでは
ないかと思っています。
まだ読んでいないので何とも言えませんが。

日本の仏教は、仏教の本質から大きく乖離している。
それが分っているせいか、宗派間ではまったくお互いを無視する。
さらには自分の宗派の教義にのみ特化する。

そして仏教の本質から外れていることには、気づいて気づかないふりをす
る。
檀家には本当のことを言わなければ、誰も分かりはしない・・・。

こんな感じで、日本仏教は千年以上やり過ごしてきた。
最初はこれが仏教だという、思い込みで成立している日本仏教。

でも最近は、情報が入り乱れてきている。
そろそろ本当の仏教を見つめて行こうよ、という流れがあるのかも知れま
せん。

さてこれからの展開はどうなるでしょうか?

興味は尽きません。








「滝を見てみたい!」と言われて、滝に行く!

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宿坊に来られたお客さん、「滝に行ってみたい」と仰られていた。

なぜ滝なのかはよく分からないけど、鳥取で有名な滝といえば雨滝。
日本の滝百選にも選ばれています。

でもそう言えば、隠れ名所の滝があったなと思った。

以前テレビで見たことがある、それはこの宿坊紹介のときと同じ番組だった
ので記憶していました。

場所は若桜町でここからも近い。

聞いたこともなく、行ったという人も聞いたことが無い、まさに隠れ名所の滝。

場所はテレビでおおよそ分っていたので、とにかくその村まで行ってみること
にした。

でもそこには看板も無く滝という文字さえ見えない。
村の人に聞けばいいだろう的な感覚、でも人がいらっしゃった。

早速、車を停めて滝のことを聞いてみた。
滝は分かるが道を教えるのは難しいと思われたのか、「お爺さんを呼んでき
ます」。

そしてお爺さんが来られて、滝までの道を教えて下さいました。

後は教えられた道を、お客様と一緒に進む。

あまり滝という所に行ったことが無いのですが、こっちかなと思う道を進んで
行きました。

滝までの道はそれほど遠くありませんが、観光地になっていないので道も
分りにくい。
もちろん標識などありません。

途中で道がよく分からなくなるのですが、何とくこっちかなと思って進むと、そ
れらしき道があったりする。

沢に着き、岩つたいに上って行くと、大きな岩を削ってできた様な滝が見え
てきた。

大きくはないけど、とても味わいのある素晴らしい滝です。

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もちろん水も清流で気持ち良い。

周辺にはマイナスイオンが充満していて、心に潤いが感じられます。

こんな近くに、こんな場所があったんだなって感じた。

滝つぼまでも意外と歩きやすい岩場が続いています。

夏休みは、子どもたちの遊び場だっただろうな。

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滝には行ったことがあるけど、観光地化された滝が多かったので、こんな
誰も知らない様な滝に来たのは初めて。

心も身体もリフレッシュすることができました。

お客さんも、とても喜んでおられました。

今まで滝ってことを考えたことが無かったので、たまにはいいなって感じです。

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この滝は、それほど大きくはないけど、滝の上部は見えないけど3段くらい
の滝が続いています。

それも岩を削ってできた滝です。

それを上から見ることができるのもいいです。

ただ、帰り際に感じたことは、滝までの道を知っていればいいけど、知らない
と結構危ないところがあることに気づきました。

間違って違う所を歩くと、沢の岩場に落ちてしまうこともあるかも知れません。
それはとても危険ですね。

滝に行く途中は気付かなかっただけに、何となくホッとしたのです。

危険な場所さえ気をつければ、道や集落からも近いので、滝に触れるには
とても良い場所ですよ。


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公民館で「生きる!」についてお話しさせていただく。

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この前の土曜日、八頭町にある公民館でお話しさせていただく機会があり
ました。

普段はあまりご縁のないところですが、総会の前に30分程度お話しをさせ
ていただいた。

テーマは何にしようかなと思い、その研修の内容も踏まえ「生きる!」をテー
マに選びました。
これなら研修の内容と大きく外れないだろうと思った。

さらには僧侶であるので、僧侶の服装で出かけました。

宗教者としての立場でのお話しというイメージも出したかったから。
宗教者としては、宗派ではなく仏教者として。
宗派にこだわるとお話しができなくなりますし、聞かれている方にも違和感
があるでしょう。

ただ仏教的な立場でお話しすると、いのちとか心のことが素直に受け取れ
ます。

そんなこともあって、「いのち」や「こころ」のお話しと中心として、「生きる!」
ということをお話しさせていただいた。

30分間という時間もあるし、ほとんどが初めて会う方です。
そても地域の公民館という点もあって、どうだったかな?

と思ったりもします、感想を聞くことはないですから。

でも、この様な機会をいただくのは有り難いことです。

宗派を超えた仏教のお話しをするのは宿坊では当たり前です。

それを「いのち」や「こころ」につなげて行くのが、これからのテーマですから。


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話題のブックカフェに行ってみる!

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今日は鳥取市に新しくできた、話題のブックカフェに行ってみた。

開店がスタバと同じ日だったり、開店資金にクラウドファンディングを使った
りで、何かと話題だったのです。

今日の夕方のテレビニュース、everyでも紹介されていました。

本好きである私としては、一度覗いてみたかったのです。

最近は、若者が町おこしをすると言うだけでも、鳥取では結構話題になりま
す。

「写真を撮ってもいいですか」とお聞きし、ネットの載せても良いと言う確認
もしました。
店内も写させていただいたので。

なかなか厳しい経営だろうとも思います、でも話題性もあって頑張っておら
れるのだろうと思います。

お店も多くの方々が、改装を手伝っておられました。
日本の一つの流れになっている様にも思います。

でも街中で、最近は周辺にもカフェがかなりできています。
すぐ近くには、カレーで有名なベニ屋さんもあります。

やはり、何か特長がないとカフェの経営は厳しいと思います。

それで「ホンバコ」というブックカフェのカテゴリーで勝負されたのかな。
鳥取の本好きの方々が協力され支援されている。

ただ、話題性が高いとそれだけ周りが見る目も厳しくなるでしょう。

特に「ホンバコ」という名前を付けているのですから。
市や県も近くに大きな図書館があります。
そことの違いをどう出して行くのかってことになります。

さらには、街の本屋で全国的に有名な定有堂書店さんも近い。

鳥取という地域は、本に関しては結構目が肥えた方が多いと思います。

私の宿坊は、お寺ということもあって、仏教や宗教、いのちや心などの専門
分野を中心に本棚を作っています。
それも自分が読みたいか、興味のある本ばかり。

お店に行ってみた印象は、頑張ってるなということ。
でも、結構肝心なところが抜けてるかなと。

お金をかけるとかは大変だけど、お金をかけなくてもできることがたくさん。
あれだけ話題になって多くの人たちが周りにいるのに、なぜアドバイスしない
のかと感じた。
少しの手間と心がけでできること。

もったいないなと感じたのです。

それでなくてもスタバができたり、周りにもたくさんカフェがある。

二度目はいいか、と思われたら厳しい。
また行ってみたいと思ってもらわないと。

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店内はそれなりに雰囲気はありますし、ゆっくりと過ごすことはできそうです。

さらに二階には大きなテーブルとハンモックがあったりします。

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二階は誰もいなくて貸切状態。

ハンモックで少しくつろいでみました。
なかなか寝心地はいいです。

ただお店の名前になっている「ホンバコ」。

何となくですが、あまり本のへの愛着が感じられない。
本好きなので余計にそう感じたのかも知れません。

すべて寄付によって本を集めているのだと思います。
それだけにバラバラ、いらなくなった本や読まない本を持ってきたって感じが
漂っていました。

もちろん全部がそうではありません、でも全体的にはそんな感じ。

もしかすると店主は本好きではないのかも知れません。

ブックカフェなら、自分が読みたい本を探して、ゆっくりと読みたいでしょう。
だからお店に来るのだと思います。

もしくは店主や店員と本の話しをしたり。

でなければブックカフェにならない。

もう一つは情報発信。
お店のこともお客さんにちゃんと伝えた方が良いと思う。

僕たちは初めて行ったお店。
でも何も普通のカフェと変わらないし、逆にカフェならメニューが極端に少ない。

では何を目的にそのお店に行くのか。

コンセプトが何となく分かりづらいのです。

話題性が高いだけに、これからどんな方向に行くのか興味はあります。

これからに期待って感じです。









風のマルシェ&野外音楽堂 ~ 夢を見てみる!

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今日は雨です。

夕方から食事会の予定が入っていますが、それまではフリーです。

午後から、若桜鉄道の隼駅前にある「風のマルシェ」に行ってみることに。

ここには地元での採れたて野菜を売ってる。
ちょっとオシャレな野菜もあったり、地元の農産物の加工品も売ってたり。

小さなスペースですが、結構楽しめます。

お店には、看板娘がお二人。

このお二人とお話しできるのもいいですね。

私はシャイなので、なかなかお話しするのは得意ではない。
でも居心地は良いです。

小物も売ってたりで、いい感じ。
野菜と小物を買いました。

その後は、その隼駅からほど近い竹林公園に行ってみました。

それはこれから夢を見るためです。

夢にはいろんな夢があります、でも適えなくてもいい夢もあるのです。
夢がある間は、それをずっと楽しめるってことです。

たとえば旅行に行くとする、すると旅行に行くまでが楽しかったりする。
人生も旅だと思えばいい、遠い先でもいいから夢を持ってみる。

するとそれまではずっと旅行に行くまでの気分を楽しめます。

僕は、ときには20年~30年くらいの夢を見ます。
その頃は死んでるかもしれません、なので実現しなくたっていい。
死ぬまで夢を見続けることができたら、その人生は楽しくなる。

適うかかなわないかは、それほど僕にとって問題ではありません。

もちろん夢にはまっていることもない。
なぜなら旅行にすべてを賭ける訳ではないから。

あくまでも人生を楽しむコツの様なものです。

でも夢を見る以上は、その夢に近づいて行こうとする意識が働きます。
すると自然に実現できてたりするのです。

それは自分の力だけではないもの。

そう人生は他力の流れに乗ってしまえばいいのです。
たとえば、「いのち」なら仏様に任せてしまう。

なぜって、「いのち」は自分ではどうしようもないことだから。

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今日、僕が夢を見に行ったのは、竹林公園内にある野外音楽堂。
実は竹林公園って、野外音楽堂でもあるのです。

この広々と整備された芝生の公園。
そこにステージ作られています。

周りは自然に囲まれたロケーション。
こんな場所は、なかなかありません。

若桜鉄道の隼駅からだって、歩いて30分程度でしょうか。

それほど人里離れた場所ではない。

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ここでどんな野外コンサートをしてみようか?

日比谷・上野・つま恋、そしてWOODSTOCK・・・。
いろんな思いがそこに巡ります。

こんな整備された芝生の野外音楽堂がある。

それをどう使うかは、企画次第で面白いことになります。

それはただの僕の夢です。

それでいい・・・、いつかここにビートルズが来るかも知れない!

そう言うことなのです。







突然の訃報、そして友引・・・。

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もちろん、訃報はいつも突然です。

私のお寺では、亡くなられると真夜中でも電話がかかってきます。
一般的に言う枕経、浄土真宗では臨終勤行をお勤めするため。

夜の10時以降に掛って来る電話は、訃報であることが多い。

今でも一瞬、ドキッとします。

何かな?と同時に、どなたかな?と思ってしまう。

最近は、宿泊の問い合わせもあるので、訃報ばかりではないのですが。

今回の電話は、まだ六十代の方でした。
お寺のこともご尽力くださっていた方。

お病気だとは知っていたが、お元気そうだったのにと感じました。

家に戻られる時間にお参りさせていただいた。

ご親族が集まられていた。

臨終勤行は『仏説阿弥陀経』、そして御文章とお話しをさせていただきます。

その後は、故人のことを確認させていただき、これからの予定をご遺族の
方と打合せして行きます。

今回は、友引に掛っていました。
浄土真宗では友引を問わないとしています。

ただ、火葬場が友引に休みになるときがある。
さらにご近所の方々がお手伝いされるので、やはりご遺族はその日は避け
たいと思われます。

私は、そこには一切口をはさみません。
もちろん私の都合も兼ね合せてですが、友引でも葬儀をと言われれば、何も
言わずにお受けします。
友引は避けたいと仰られれば、それもそのまま。
六曜のことは考えず、ただご遺族の仰られる日で検討します。

お葬儀ですから、教義も大切ですがご遺族の方々のお心も大切です。

少し暑いくらいですが、天候に恵まれた通夜とお葬儀でした。

悲しみを抱えておられる方々に、さらなる心配事を作る必要はない。
田舎ではよく感じることなのですが、どなたか亡くなられると、それが続くこと
があるのです。

もちろん、たまたまですが、そこに意味を持たせない方が良いのです。

臨終勤行を終えると、私は必ず頭を剃髪にします。
いつも剃髪ですが、そのまま少し伸びている。

なのでバリカンを入れ、カミソリで剃りあげます。

その方が、私自身の心が落ち着くから。
さらには仏法を説くものの態度として、当たり前のことだと思っています。

それは自力でも他力でもなく、僧とか俗とかという問いでもない。
ただ、葬儀を執り行うものとしての心持ちの問題だと思っています。

それが私の流儀。

少なくとも剃髪をしていて、見苦しいと思われることは一切ないでしょう。

最近は、浄土真宗の僧侶の方でも剃髪の方が増えてきました。

浄土真宗の教義だけでなく、仏教を大切にされている方は、剃髪の方が
多いように感じます。

ただそんなふうに感じているだけですが。


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鳥取ブロックの研修会に、英月さんをお呼びします!

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             (写真は光澤寺においでいただいたときのものです)

6月24日(水)午後1時30分~

浄土真宗本願寺派鳥取ブロックの研修会に、英月さんをお呼びしています。

英月さんは、真宗佛光寺派の布教使で、京都の大行寺の副住職。
テレビやマスコミでもご活躍されています。

名古屋のカルチャーセンターでは、連続6回の講義に100名の方々で会場
がいっぱいになるほどだそうです。

その活動は、浄土真宗だけにとどまらず、宗派を超えさらにはビジネス界ま
でも広がっています。

今や、女性僧侶では人気NO.1かも知れませんね。

そのお人柄はとても気さくで、毎月の写経会は人気だそうです。

お若い頃は、35回のお見合いをすべて断り、その影響で耳が聞こえなくなっ
て、サンフランシスコに逃亡されたという逸話の持ち主。

10年の時を経て、お寺を継がれるために帰国されています。

そんな英月さんを鳥取にお呼びすることができました。

会場は、光澤寺ではありません、鳥取市鹿野町にある光輪寺さんです。

なかなかこの様な機会はないと思います。

テーマは、最近の著作のタイトルでもあります。

「親鸞聖人『正信偈』に学ぶ 
    ~あなたがあなたのままで輝くほんの少しの心がけ~」

ただし会場準備の関係上、当日の自由参加はできませんのでご注意ください。

当日は会場にて、著作の販売も行い、サインもいただ得る様に準備しており
ます。

私が研修担当をしておりますので、ご紹介させていただきました。
一人でも多くのご参加をお待ちしております。


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仏さまにつつまれるって、こんなこと?

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宿坊にお越しになられた、ビハーラ24期のみなさん。

絵本の「ぐりとぐら」作りが大きな目的でした。
ご講師役の山田さんは、いろんな活動をされるとともに、人形作りもすごい。

ビハーラって実践が大切なんだけど、ここにいらっしゃる4人の方は、研修
を受ける前からすでに実践をされておられる方々です。

宿坊に来られてから、皆さん本当に楽しそうに過ごされていました。
笑い声と笑顔と、真剣さと・・・。

一泊二日、ゆっくりとそして楽しく、輝いていました。

夕食はイタリアン精進料理、朝食は朝粥セット。
お昼はご希望により、私が手打ちうどんを作りました。

夜は、BAR MIDNIGHTで、名前の通り深夜までBARは開店しておりました。

ここでこんな出会いがあるとは思わなかったですね。
これも宿坊をやっていることでのご縁。

宿坊って、思いがけない人や物を運んできてくれるんだな。
そう感じる。

それはすでに自分の思いを超えたものです。

仏教って諸法無我、自我を消し去って行くのです。
でも生きてる限りは、完全には無理でしょう。

その中でも、自分の感覚を超えて行くものがあります。
そのときは自我を超えているときなのかな?

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この宿坊の特徴があります。

お寺なのにお寺くさくない、というか宗教くさくない。

なのに仏教、そして宗教にどっぷりと浸かることができる場所なのです。

それぞれが相反することのようで、そうではない。

スピリチュアル的にも、心安らぐ場所。

これって、仏さまに包み込まれてるって感覚なのかな?

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そんなことを感じた出会いでありました。


合掌



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今日は宿坊でビハーラ!

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今日は宿坊に、浄土真宗本願寺派ビハーラ24期生の方が来られました。

ビハーラとは仏教の言葉で、キリスト教のホスピスに対応する言葉として
選ばれたものです。

仏教はこれまで葬儀や法事を中心としてきた経緯があります。
でも本来は、“今を生きるいのちに寄り添う”ことが仏教の目的です。

その仏教の本来の意味を実践して行く活動として、ビハーラ活動があります。

本願寺派では、かなり以前よりこのビハーラ活動に取り組んできました。
昨年が第24期なので、その歴史は30年以上ということになります。

かなり以前から取り組んでいますが、なかなか実践の場でそれを活かすこと
ができていない様にも感じます。
社会や時代の要請ということもあったでしょう。

現在は、お寺や僧侶を取り巻く環境が大きく変わりつつあります。
これからの時代、仏教にとってこのビハーラの実践が求められるでしょう。

今日来られた方々、ビハーラの自主研修兼同窓会兼女子会といった感じで
しょうか。
でもそこに目的があります。

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女性のグループって、うらやましいですね。
こうして集まって、自分たちの思いをしっかりと実践して行くことができます。

浄土真宗本願寺派の強さは、この辺りにあるのかなとも感じています。

宗派って、かなり女性に支えられていますね。

私も今日は、皆さんに刺激をもらい、いろんなお話しを聞いて、頑張らねば
と思います。

私はビハーラの21期の研修を受けました。
ビハーラは実践無くしては、その活動に意味を持ちません。

宿坊でやっていることも、自分ではビハーラ活動でもあると思っています。

今そこにある、いのちに寄り添う。

それがお寺の役割であり、僧侶の本分であり、宿坊の目的でもあります。

みなさんの輝いている目を見ていると、それが生きる意味だって感じも
しますね。


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睡蓮の華一輪

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今日は朝から、しとしとと雨が降っている。

空気もひんやりと冷え込んでいる。
寒気が流れ込み、北海道では雪が降っているそうだ。

今朝は、臨時の若桜鉄道観光ガイド、そしてその足で葬儀会場へと向かった。

葬儀は身寄りのない方でした。
村の人が数人集まっておられた。

町の関係者や民生委員の方の対応もあって、無事に滞りなく終えることがで
きました。

いのちって様々ですね。

無縁といったり孤独死といったり。

でも、仏教で無縁といえば仏様の縁のことであり、さらに人は常に孤独死です。

無縁とはすべての存在に対して分け隔てがない事。
人は常に死に向かって歩んで行き、独りで去って行かなくてはならない。
譬え周りに人がいようがいまいがです。

睡蓮が一輪だけ池の中で咲いている。

まさに赤色赤光、その蓮の色のままに光る、それがいのちである。

自分のいのちをどう生きるかは、自分次第なのです。


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ただいま瞑想中!

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ある日のお昼過ぎ、電話がかかって来ました。

「そこで座禅はできますか?」という問合せ。

「ここは座禅はできませんが、瞑想はできますよ!」とお応えする。

「行きます」と言われたその日の夕方、若い女性お二人が来られた。

「とっても幸せそうですが、何かありますか?」とお伺いすると、「はい、いろ
いろあります」。

それはそうですね、生きてると何もないなんてことはない。

心をちょっと整えたいとのご希望でした。

最初に少し、心のことをお話しします。
そして、座禅と瞑想の違いについても。

仏教の基本的な考え方、そして心のことは、少し知っておいた方が良いです。
そこから瞑想に入って行った方が、多少は入りやすくなります。

そして瞑想は何のためにするのかってことも知っていただいていた方が良い。

禅では心のことを解決することはできない、なぜなら禅はプラクティススでもな
く、メソッドがないからですね。
禅自体はすでに完成されているもの。

瞑想はプラクティスであり、そのメソッドがあります。
なので心を整えて行くことができるのですね。

日本の仏教には様々な修行があったりします。
でも本来、仏教の修行といえば瞑想しかないのですよ。

なぜならお釈迦様は瞑想に入られて悟りを開かれた。
苦しい修行では悟りには至れないと言われています。

みなさんも瞑想してみませんか?

日本のお寺で気軽に瞑想できるところは少ないです。
なぜなら日本の宗派には瞑想がないからです。

真言宗は瞑想的なものをやっていますが、これはマインドフルネスではない。

現在の瞑想の主流はマインドフルネスと言われるもので、アメリカではセラピー
や心理療法にも使われているのです。


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写経とイタリアン精進料理・・・面影地区公民館の皆さま


朝方から雨模様でしたが、今日は鳥取市の面影地区公民館の皆さまが、
宿坊にお越しになられました。

現在、鳥取市の公民館活動で、宿坊によくおいでいただいております。

それぞれの共通点は、皆さんがとてもお元気だということです。

明るく笑顔が絶えないって感じです。

今日は、みなさんで写経体験に取り組まれました。

初めての方も多かった様ですが、写経も楽しいものです。

お寺の周辺を眺めながら、「とても落ち着きます」と言われる方も。

鳥取市と八頭では、もうかなり風景も違って見えます。

この辺りまででも、十分に小旅行気分を味わえます。

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写経を終えられたら、お昼はイタリアン精進料理を召し上がっていただき
ました。

ゆっくりと過ごされた宿坊体験。

今回は20人の方がお越しになられた。

お食事は、テーブル席に10名、和室に10名をご用意いたしました。

でも、それぞれのお部屋で笑い声が絶えません。

お帰りになられる際には、皆さんと一緒に記念撮影も。

次の予定もおありとのことで、時間通りにご準備することができたので、
ホッとしています。

「とても楽しかった」と仰っていただいたので、こちらも有り難いなと。

日帰り体験は、八頭の田舎を楽しんでいただき、お寺を身近に感じていた
だき、そして仏教を気軽に体験していただく。

そんな思いでやっております。

どうぞお気軽に・・・。


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生きる!

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スターバックスが鳥取にできた!

スタバがない事で有名だった鳥取にも、ついにスタバができたのです。
平井知事の自虐ネタで有名になり、全国的にも注目されていました。

僕は興味がなく、東京にいたときも違うコーヒーショップに行くことが多かった。

でも今日、夕食をご一緒していた八十過ぎのご婦人が「スタバに行きたい!」
と仰られた。

車椅子に乗ってスタバに行く。

この方とは、私たち夫婦とときどき夕食を一緒にしたり、いろんな所に行ったり
している。

「できる限りいろんな所に行って、美味しいものを食べたい」がその方の流儀。

その流儀に私たち夫婦も相乗りして、ご一緒している。
こちらも元気をいただくのだ。

夕食を終え、夜9時過ぎにスタバに到着。
見せは多くの人でにぎわっていた。

車を障害者用の駐車場の停めて、ちょうどいい感じの空気感のテラスのテーブ
ルに座る。

「胃が元気なうちは、できるだけ食べるのよ!」

「じゃあ今度は焼肉に行きましょう!」

そんな話をする。

その方は、若い頃のことから最近のことまで、いろんな話しをしてくれます。

そんな話しを聞きながら、僕も人生ってどんなのかなと思いを巡らす。

その人の話しを聞くことによって、僕も人生を考えることができるのです。

そして「生きる!」ってことも。

歳は離れているけど、一緒に生きる同士のような感覚ですね。

ちょうど心地よい空気が周りを包み込む。

とても気持ちよさそうです。

お互い口には出さないけど、「あと何回一緒に食べることができるかな?」
そう感じているのです。

生きるってそんなこと。

最後まで自分の人生を生き切る!

その方はそれを心に決めておられるのです。

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「きんたろう文庫」に行く!

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今日はやっと念願がかなって、噂の「きんたろう文庫」に行ってきました。

田園風景が広がる山里、ちょっと宿坊の周辺の風景と似ているところがある。

人の心を癒す風景って、共通点があるような気がします。

この「きんたろう文庫」をやっておられる方は、様々な活動をしておられます。

そのエネルギーはどこから来るのだろうって、不思議に思うくらい。

家の前には名水の出る水道があったり、清流が流れてて夜にはホタルが
見えたりするそうです。

初めての訪問だったので、勝手がわからずウロウロしたり。
でも来客が多くて、その方のお話しを聞いたりして、楽しく過ごしました。

ただお邪魔になってないかなと感じたりもしてたのですが。

ここには、毎月近くの幼稚園の子どもたちが「もりのようちえん」として遊び
に来ている。

「きんたろう文庫」の開館日には、読み聞かせをしたり・・・。

今日も小さなお子さんを連れて、お母さんが数組遊びに来ていました。

一緒にお抹茶をいただいたりして過ごす。
ちょっと居座り過ぎたかなと反省も・・・。

子どもたちが遊ぶ、そして大人も話しを聞きに来る。

ここって、子どもたちが楽しいだけの場所じゃないな。
そう、大人が癒される場所なんだな。

そんなふうに感じた。

また今度来て、読み聞かせを聞いてみたいと思う。

大人も本を読み聞かせてもらいたいのです。

みなさんも一度行ってみてください。

家族で過ごすなら、今年ぼ夏は宿坊がいい!

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週末にご家族で宿坊にお越しになられました。

5歳のお子さんお二人と、ちっちゃなお子さんは4ヶ月だそうです。
日頃はお母さんも、子育てに奮闘していることでしょう。

5歳のお二人は、ワンパク盛りかな。
宿坊に着くなり中庭の池の周りで一所懸命遊んでいました。

でも、こうして普段とは違う場所で家族みんなでゆっくり過ごすのもいいですね。

お寺なのでいろんな体験ができたり、お経を唱えたり。

今回は作法もちゃんとされて行かれました。

瞑想も子どもたちも交じって体験。

ちゃんとできるかどうかよりも、そんな体験をしたということが大切なのだと思い
ます。

一日一組だから、ご家族だけでゆっくりと過ごすことができます。

家族の密度も深まるかも知れません。

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二日目の体験は、絵手紙とうどん打ち体験。

そう言えばこれって、テレビ東京のロケの澤部さんのパターンと一緒です。

子どもたちも、うどんを踏んだりのばしたりと、手伝ってくれました。

その後は、自分たちで打ったうどんをすぐにいただくことができます。

やっぱり自分たちで作ったうどんは、一段と美味しいでしょう。


こんな休日もゆっくりできていいですね。

宿坊光澤寺はご家族でいらっしゃる方も多いですよ。

これから夏本番、今年は宿坊もおすすめです!


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「人生で出会った人たち・・・南直哉氏の場合」

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最近本を読んでいて、「ああ、あのときはそうだったのか」と感じることがあっ
た。
その本は、南直哉氏の「恐山」です。

相手は私のことはまったく知らない、話しを数回聞いた程度の関係です。

でも本を読んでいて、そのとき感じたことが今になって「なるほど」と思うこと
がありました。

南氏は在家から曹洞宗の僧となり二十年間永平寺で修行をされている。
永平寺で二十年間修行するということは考えられないそうである。
というより、普通ならしたくてもできないのだそうだ。

そして現在は青森の恐山菩提寺の院代をされている。

永平寺から恐山に行くまでの二年間、東京にある曹洞宗青松寺の獅子吼林
サンガにいた。
私が南氏に出会ったのは、その二年間の内です。

私が東京で会社員をしていた頃、会社員生活最後の二年間は、仏教を求め
て彷徨っていたとき。
様々な仏教講座や医療関係の講座に出掛けていた。

その頃は、東京でもそれほど仏教は活動的でなかったと思います。
いろんな情報を集めては、どこに行こうか考えていた。

浄土真宗ですから最初は築地本願寺に通った。
でもそこからは、私の要求を満たすものは一切何もありませんでした。
ただの一風変わった寺院と言うだけの存在でしかなかった。
たしかに風景としての寺院だった。

いろいろ探しているうちに、御成門近くの曹洞宗青松寺に行き着いた。
そこでは上田紀行先生が「仏教ルネッサンス塾」を開いていた。
その塾の開催の度に足を運んでいたのですが、その青松寺に南直哉氏が
いらっしゃったのです。

南氏の仏教講座や一泊参禅会に通いました。
今までには出会ったことのないタイプの僧侶、他宗派にはとんでもない人が
いるもんだとも感じた。

今まで浄土真宗関係の講座や研修会には、そんな僧侶はいなかった。

そして、その二人が関わる青松寺も当時の私には輝いて見えた。
築地本願寺とは全く違い、生きている寺院だなとも感じたのです。

南氏はその後すぐに恐山に入られ、仏教ルネッサンス塾も終了した。
青松寺もその後、方向転換したということだった。
なぜそうなったのか、私は会社を退職し僧侶の道に入ったので、東京とは
離れてしまっていた。

あの瞬間の二年間は一体何だったのだろうか?
そんな思いが心の中に今でも残っていました。

さらに、その青松寺から徒歩10分くらいのところにある光明寺には、あの
松本紹圭氏も僧侶となってお寺cafeを開いたばかりの頃。
そちらにも何度か足を運んでいた。

日本仏教の長い歴史の中で、あの二年間と言う時間をどう捉えるのか?
そんな思いが自分の中にはあります、少なくともあの瞬間、東京タワーの
一隅で日本仏教がスパークしていたのだ!

そんなとき私もそこにいて火の粉を浴びたのかな?
そんな感じ。

あのときは日本仏教の転換期になったときだったと思う。
そこから仏教が大きく変わって行く。
もしあの時変わって行かなければ、日本の仏教は時代の中で淘汰されて
いたかも知れない。

でもそうはならなかった、今はお寺や僧侶が注目を浴びる時代になってきた
のです。

時代の要請か?

吉田松陰はいないけど、もしかするとあのときの青松寺は松下村塾の様な
ものだったのかも知れません。
もうあのときの輝きを取り戻すことはないでしょう。
それはいつの時代も同じ。

でもそこから放たれた思いは、つながって行く!

「恐山」を読んで、その当時のことが一気に甦り、埋まっていなかったピース
がぴったりと納まったと言う感じがしました。

それで、「なるほど」。

今になって読むと、この本がとても面白いですね。
10年前だとどうだったでしょうか。

僧侶であれば一度は目を通しておきたい本です。

現在の私は、すごく興味を持って読めました。

宿坊を始めてから、同じような考えになることがよくあります。

人生って、面白いものです。


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