宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2015年10月

宿坊日帰り体験のお食事・・・イタリアン精進料理はいかがですか。

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宿坊での日帰り体験には、イタリアン精進料理をお出ししています。

5皿7点でのお料理になります。

意外とボリュームがあるのですが、ご年配の方でもほとんど完食されます。

一点一点に味付けが必要なので手間はかかりますが、精進料理ですから
野菜が中心の料理。
あまりお腹に持たれないので、あっさりと食べられます。

スープも今までにない味、なにを食材に使っているかほとんどの方が分り
ません。
ふわふわ感とトロリとした食感が不思議な様です。
ほとんどの方が、最初は山芋だと思われますが、食べてみるとその違いが
分ります。

メニューはこんな感じ。

①季節のスープ
②季節野菜のパスタ
③かぼちゃのリゾット
④ひじきとペンネ
⑤にんじん和え
⑥サツマイモのオレンジ煮
⑦イタリアンドレッシングの野菜サラダ

本当に野菜たっぷりで、身体にも良いですね。
食物繊維も豊富なので、そちらも良い様です。

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季節毎で食材が変わりますが、この秋だけでも何度もお越しになられる方も
いらっしゃいます。

簡単なメニューの様ですが、肉や魚はもちろん乳製品も使いません。

食後にはコーヒーと和菓子もお付しています。

体験とお食事とお話し、これがだいたいいつものパターンです。

みなさんも一度体験して見られたらどうでしょう。


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11月21日(土)は、大須賀ひできコンサートを開催します!

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11月21日(土) 午後1時開場  午後二時開演

デューク・エイセスのトップテナー 大須賀ひできさんのコンサートを開催致し
ます。

「今年もやずブータン村に、大須賀ひできがやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」

会場は、宿坊光澤寺。

入場無料  駐車場あります。

今年で、大須賀ひできさんのコンサートは3年連続となります。

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元々は同宗派の鳥取市内のお寺さんが、毎年呼ばれていたもの。
その機会に私のお寺でもどうかと、お話しをいただきました。

とても優しい歌声で、大人の魅力を感じることができます。
NHKなどのテレビでもお馴染みですね。

いつもギターの玉木孝治さんと一緒です。

本堂でなら間近で聞くことができる、またとない機会ですね。

ぜひお一人でも多くのご来場を、お待ちしています。

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お問合せは、光澤寺のHPからどうぞ!
お電話でもメールでも。



他寺院の法要に思う・・・通夜と満中陰に参列して。

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最近、他の寺院がお勤めする通夜勤行と満中陰法要に参列する機会があっ
た。

友人の父親の通夜勤行に参列させていただいた。
直接ではないが、お世話になったお宅でもある。

通夜勤行は、他宗派のお寺さん。
そう言えば、他宗派の通夜勤行にはたして今まで参列したことがあっただ
ろうか?

あまり記憶にないので、もしかして初めてかも知れない。
これは自分でも意外である。

どの様な儀礼作法と読経なのかなと、多少興味があった。

宗派が違うので、何となくしか意味は分からない。

これからは、もっと他宗派の葬儀や通夜に参列してみることも大切だとも
感じた。

満中陰法要は、私の従兄であった。

まだ早すぎる死であった、お寺に行くからと言われていて、実現しないまま
この日を迎えた。

少し残念な思いが残る。

こちらは同宗派のお寺さんであった。

まだ若い僧侶二人が勤行を務めた。

若いということもあるであろう、でも浄土真宗で法話のない満中陰法要が
あるとは・・・。
浄土真宗とは聞くことが中心の教えである。

お経だけで法要が終わるとは・・・、ちょっと残念です。

周りからは、お経が長いとの声も聞こえていた。

私にしては決して長くはない、ただ休憩も挟んで間延びした法要の様に感じ
ました。

読経からも作法からも、何も伝わってこない。

通夜勤行と満中陰法要・・・。

これでは日本のお寺は先がないかも知れないとも感じる。

他を見て自分を顧みる、そんな良い機会となった。

ただ、お寺が葬儀と法要を中心に成り立っているにも関わらず、それがこれ
では、人々はお寺や僧侶に価値を見出すであろうか?

ありきたりで価値観を見出せないような葬儀や法要には先はないだろう。

そこに高いお布施と来れば、何をか言わんである。

やはりお寺の檀家制度も、そろそろ解体した方が良さそうだ・・・。


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宿坊日帰り体験・・・団体さんが続きました!

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10月27日は鳥取市の賀露地区公民館の方々26人が宿坊に来られました。

昨年から鳥取市の公民館が何となく順番に宿坊にお越しになられています。

圧倒的に女性が多いのですが、男性もちらほらといらっしゃいます。

お昼過ぎに宿坊に到着され、イタリアン精進料理をお召し上がりいただき
ました。
食後にはコーヒーと和菓子をお出しします。

その後は本堂で法話をご希望されました。

約1時間弱の時間の中で、ご希望された「こころの授業」を中心にお話しさせ
ていただきました。

途中には涙を流されていた方もいらっしゃったりで、真剣に耳を傾けていた
だきました。

すべての方が満足されているかどうかは分りません。
でも、そのときそのときを大切にお話しをさせていただきます。

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続いて10月28日は地元八頭町の、隼地区福祉の会ご一行37人をお迎え
しました。

隼地区は隼駅があり、若桜鉄道沿線では注目を浴びている地区です。

隼駅を守る会の西村会長もいらっしゃいました。

お昼間では、法話と町おこしを織り交ぜながらお話しをさせていただきました。

隼駅周辺の可能性についてもたくさんお話しさせていただいた。

こちらには男性の方も普段よりは多く参加されていたのが印象的です。
町おこしにご熱心なのかも知れませんね。

9月から11月まで、団体さんの予約が入っています。
週末には、八頭町の観光協会主催の大阪からのバスツアー44名も。

今年は一年を通して、日帰り体験の方がたくさん来られました。
鳥取では、ちょっとしたブームになっているかの様な気がします。

テレビや新聞での効果も大きいかも知れませんが、女性の口コミも
とても大きいと思います。

女性の方は、ご自分が良かったと感じられたら、他の人にお話しをしていた
だけますね。

もう何度もお越しいただいた方もいらっしゃり、本当に有り難いことです。

鳥取の方々が、これほどお寺に来られるとは当初は想像さえしていませんで
した。
普段は葬儀や法事などで自分のお寺に行くくらいでしょうから。

それがこんなに興味を持っていただけるとは・・・。

やはり何事も、やってみなければ分からないものですね。


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宿坊のお風呂が完成しました・・・冬も温かくゆっくりと!

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宿坊のお風呂が完成しました!

着工してから2年半が経ちますが、当初は半露天風呂だったのです。
夕陽が美しく見えるのと、星空が綺麗で、解放感を大切にしたかったから。

宿坊に来て、お風呂に入るのも楽しみなのがいいと考えた。

最初はテントを張って屋根代わりに。
雨が吹き込んだり、周りから見えない様に気を遣いました。

でも暖かくなってくると虫が飛んで来たり、風が強い日はテントが捲れたり。

冬になると、雪も吹き込み屋根からは雪も落ちてくる。
それで全面テントで覆っていました。

でも寒さは厳しいので、さすがに冬は厳しいなと感じていました。
冬にはお客さんが来ないだろうから、まあ何とかこれでしのいできました。

宿坊も4年目に入って、お客さんも増えてきました。
毎年冬にお越し下さる方もいらっしゃいます。

冬は我慢大会になっても・・・。

この宿坊は修験道体験でもなく水行もない、ゆる坊ですから。

それで今年は思い切って屋根を取り付けることにしました。

そしてそれが今日完成しました!

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解放感はなくなりましたが、これで冬でも安心してお風呂にもお入りいただけ
ます。

イルカとモザイクのタイル、そして浴槽もレモン色と白のタイル貼り。
床と壁のタイルはイタリア製です。

そして全面白い壁にして、アクセントにアクアブルーのガラスブロックをはめ
込んでみた。

脱衣所にはエアコンもあるので、夏でも冬でも大丈夫。

どうぞ、ごゆっくりと宿坊のお風呂をお楽しみください。

タイルのお風呂に浸かるのも宿坊の楽しみです。


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他宗派の通夜勤行に行く!

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今日は友人のお父さんの通夜だった。

お寺から歩いて10分とかからないので、通夜勤行の始まる時間に合わせて
歩いて出かけた。

昨晩と違って今晩はかなり冷え込んでいる。
もしかすると昨晩とは10度近く差があるかも知れない。

通夜の始まる時間に到着し、受付を済ませて仏間に参列させていただいた。

参列の方は思ったより少なかった。
これはその地域の風習によっても違うのだろう。
「あれっ、参列するのはどうかな」と思った。

でも喪主の奥さんに進められるがままに席に着いた。

実は自分で通夜をお勤めするときや親戚以外で通夜に参列したことはほとん
どなかった事に気づく。

たまには他宗派の通夜勤行を体験するのもいいかと思った。

今日のお通夜は、浄土宗系の宗派の寺院である。

同じ浄土系でも浄土宗と浄土真宗はまったく違います。

ただ同じ経典を所依の経典としていることもあり、ところどころ知ったお経の言
葉が出てくる。

作法と読経が終わると、法話もあった。
でも僕のスタイルとは大きく違う。

さらには、法話の内容も浄土真宗ではその様な話しは絶対にないなと思うもの
であった。
やっぱり浄土宗と浄土真宗では、仏のとらえ方や浄土へのアプローチが違うの
だと感じる。

元は同じ法然上人の教えであるが、弟子や時代の変遷によって変わって行くの
だろう。

同じ話しを聞いても、受け止め方は人によって違う。

お釈迦様や法然上人が亡くなられた後は、その真偽は他に委ねるしかない。
そうなれば教えも変わり宗派も変わって行くのだ。

特に法然上人は著作をほとんど残しておられない。
さらには流罪の後、赦免になっても京には戻られることはなかった。

そして聖道門に対して浄土門と言う新しい概念を打ちたてられて行かれた。

それが弟子によって捉え方が違うということにつながる。
当時の僧侶に他力の教えは斬新すぎて十分には理解できなかっただろう。

親鸞聖人と他の弟子との教えの違いは、自分自身で他力の教えに入られたか
どうかが大きいと思う。
他力を自ら感じなければ、自力の枠からは抜け出せない。
たとえ同じ法然上人のお言葉を聞いていても・・・。

そう言った意味では、浄土宗の教義にはどうしても限界があると感じざるを得な
い。

それは現在の問題意識のある浄土宗の僧侶であれば、感じておられることだろう
と思います。

まあそれは、どの宗派であれ多かれ少なかれ、感じておられることでしょうが・・・。

通夜の席でもいろいろ感じることができるものだ。

これからは他宗派の通夜や葬儀や法要に、できれば参列してみたいものです。


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日向ぼっこと読書三昧・・・宿坊の秋の休日。

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たまには休日に一人旅をするのがいい。

自分の思いのままに旅をする。

他の人の事を気にしない、自分の気の赴くままに。

秋晴れの続く休日、宿坊にお越しになられました。

とにかくゆっくりと過ごす。

今日は一日、日差しを追って移動しながら日向ぼっこ。
そして読書三昧でお過ごしになられていました。

とにかく一日、自分一人の時間を過ごす。
家だとここまではゆっくり過ごすことはないでしょう。

いろんなことが気になる、そして電話が鳴ったり・・・。

でもここだと何もないのです。

忙しい日々の中で、思い切ってこんな時間を取ってみるといい。

心がリフレッシュされます。

朝晩はおつとめで読経をする。

ときには本堂で仏様と向き合って心を整える。

心に栄養を補給するのだ。

こんな休日は本当に贅沢な時間ですね。

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宿坊に来られたときは、着物を着ておられました。

たまのお出かけ、天気も良い。

そんなとき着物を着ると、心も変わりますね。

まさに、忙中閑あり。

それが心の贅沢なのですね。


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絵手紙が心に届く・・・。

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宿坊にお越しになられた方から絵手紙が届きました。

最初手にしたときは、絵葉書かなと思った。
でも手書きで書いてあるのが分りました。

それくらい自然で言葉も味わいのあるものでした。

絵心がある方だなと、ちょっと感動です。

お客様に、「どうでしたか?」とは聞きません。
なぜなら面と向かって「良くなかった」とは言われないでしょうから。

お見送りするときの笑顔で、何となくゆっくりしてもらえたかなあと感じる。

そして手紙やメールをいただいたときは、ちょっとホッとします。

宿坊は一対一で向き合うことが多いのです。
もちろんグループの方のときでもそうです。

アンケートを書いていただくこともしていません。
そのときの出会いの一回一回が、すべてだと思っているからです。

もし次に来ていただいたとしても、やはりそのとき真剣に向き合う。
私はいつもそう心がけています。

法事でもそう、一回一回のお経に全身全霊を込める。
たとえ体調や声の調子が悪くても必ずそうです。

その場その場がいつも最後の出会いのつもりです。

結局、一期一会になっている自分に気づくことになる。

宿坊ではできる限りお客様に負担のかからない様に、でもできるだけ向き
合うことを大切にしている。

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10月にはお寺の中庭にツワブキ(石蕗)が黄色の花を咲かせます。

すぐには散らない花。

鮮やかな黄色です。

その花を見て絵手紙を書かれたのかな。

穏やかな心になりました。


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お寺って楽しい場所だ!

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今日宿坊に来られた日帰り体験の皆さん。

とても楽しそうに過ごして行かれました。

お寺って楽しい場所だ!

そう思えたらお寺に行くのが楽しくなる。

そうお寺って楽しい場所だったのですね。

イタリアン精進料理を食べられ、お話しをし、瞑想体験をしたり。

自由に過ごされる。

たまに女子会、それはいくつになっても・・・。

それが楽しい。

まさに活き活きと生きるって感じがします。

帰り際に写真をお取りさせていただくと、みなさん輝いていますね。

お話しをしている途中、「ちょっとお聞きしたいことがあるのですが・・・」という
言葉があった。
お話しをお伺いし、「こんなことではないですか・・・」と応える。
みんなでそのことを話し、そして納得されていました。
普段は中々聞きにくいことでも、何でも話せます。

もう何度も宿坊にお越しになられている方もいらっしゃいます。

本当に有り難いこと、宿坊の応援団になっていただいているかのようです。

心の故郷のように感じていただけたらいいなと思う。

これからも・・・。


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宿坊の風呂に屋根を取り付け中!

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最近はずっと天気の良い日が続いている。

今週は、宿坊の風呂に屋根を取り付ける工事をしているので、天候に恵まれ
て助かっているのです。

宿坊のお客様用のお風呂は露天風呂にしていました。
屋根を付けていなかったのです。

もともと物置だったところをお風呂にしていたのですが、解放感と自然と星空
を大切にしたいと思い、半露天風呂にしていたのです。

確かに夕陽を眺めたり、星空を眺めながら入るお風呂は気持ちいい。
ときには2時間くらい入っておられる方もいました。

でもいつもそんな良い条件の日ではありません。

暑くなってくると虫が寄って来るし、冬には雪が吹き込む。
風の強いときはテントを吹き飛ばし、落ち葉や草が飛んでくる。

特に夏場の虫対策と、冬場の雪と寒さ対策が大変でした。
当初は冬場はお客さんも来ないだろうと考えていた。

でもときどき冬場にもお客さんが来られたら、お風呂は無茶苦茶寒い状態
でした。

2年半を過ぎて、やはりお風呂には屋根があった方が良いと考えた。

そこでこの冬の前、寒さが厳しくならないうちに屋根を取り付けることにした。

費用もあまり掛けられない、でもお風呂の開放感もできるだけ残したい。
もちろんお金を掛ければいろんなことができるだろうが、なにせ予算がない。

お金を掛けず、でも何とか解放感があるお風呂にと思っている。

浴槽の前の壁は元々開放感を出すために低くしてある。
そこにできるだけ大きな窓を付けることにした。

さらに壁はすべて白壁にして、マリンブルーのガラスブロックを一列並べて
みることに・・・。

タイルもブルーのラインを入れているが、壁にもブルーのブロックになる。
それで清潔感と開放感を出せればと思っている。

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こんな感じです。

屋根が取り付けば、お風呂のメンテナンスも楽になります。
またお風呂の痛みも抑えることができる。

やはり直射日光や風雨雪に当ると痛むのが早いだろうと思う。

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やはり冬でもゆっくりとお風呂に入ってもらいたい。

今年は冬にもお客様に来ていただきたいと思っています。
なぜなら冬場はお寺も暇になるからです。

雪の宿坊でゆっくりと過ごすことができます。

もちろん年末年始も宿坊はやっていますから。
基本的に年中無休。

これからは、暇な冬場にどれだけお客さんを呼び込めるかも重要なのです。

そういえば、宿坊を始めてからずっと改修や設備投資をしている。
一年毎に何か発生しているのです。

10年経てば、始めた頃の宿坊とは大きく変わっているだろうな。
それも宿坊をすることの楽しみなのです。

お客様に、この宿坊に来てよかったと思っていただきたい。

1月~2月に来られる方も、きっと温かくお風呂に入ってもらえます。

さて次は何をしようかな・・・、と考える。

まだまだやらなければと思っていることはたくさんあります。

山里の田舎の小さな宿坊、とても有名な宿坊や旅館とは同じことはでき
ない。

でも逆に、この宿坊だからこそできることもたくさんあります。

どうぞ一度この宿坊をお訪ね下さい。


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インシャ アッラー!と南無阿弥陀仏

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「インシャ アッラー!」

すべては神の意志であるということ。

何が起こっても、それは神の意志なのだという覚悟なのかも知れない。

でも最近は何でもこの言葉を使うことが多いようです。

待ち合わせに遅れても、「インシャ アッラー!」。

何か悪いことがあっても、「インシャ アッラー!」。

そう言っておけばすべてが許されるといった感じでしょうか。

もともとは、すべて神に任せるということ。

そこに人間の意志の入るスキマはなにのかも・・・。

それはアラブと言う砂漠地帯に起こったイスラム教だからこそ、その様な心が
必要なのかも知れません。

人間と言う存在の限界を知るということかも知れない。

仏教には「南無阿弥陀仏」という教えがあります。

こちらも、すべて阿弥陀如来にお任せすると言う意味がある。

帰依する、帰命する、信じる、任せる。

そう言った感じでしょうか。

この二つの言葉は解釈はとても似ていますが、ただイスラムと仏教の立ち位置
の違いが違う様に感じています。

「南無阿弥陀仏」は、仏の意志のままに世の中があるとは捉えません。
思い通りにならない迷いの世間に対して、阿弥陀如来の願いがあるということ
に気づくと言った感じだと思います。

私と言う至らなく愚かな存在、自分ではその煩悩を打ち消すことができない。
だから阿弥陀如来の呼び声があるという。

願われているのであるから、その願いを信じすべてを任せる。

神の意志と阿弥陀如来の願い、そういった感覚の差はあるのでしょう。

ただ、阿弥陀如来の存在は、アッラーとかなり近い部分もあります。

なのでイスラムと浄土教は近いところもある。
下手をすれば、同じ仏教の他の宗派と比べるとイスラムの方が近いことだって
あるのです。

でも立ち位置が違うので、教えに近いところはあってもやっぱり根本的に違う
ことになります。

でも他の宗教を知ることはとても面白い。
そこから見えて来る仏教や浄土真宗もあるからです。

キリスト教やイスラム教や仏教。
それらが会議や研修ではなく、日常で様々な話しができると面白いだろうなと
思っています。

実は、やずブータン村はそんな場所を作ることも目的の一つです。


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宿坊を始めて4回目の秋・・・そして今年もお二人が。

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穏やかな秋の日が続いています。

そんな秋の日に三人の女性の方が宿坊にいらっしゃいました。

イベント明けの月曜日、ちょっと落ち着いた宿坊です。

女性っていくつになられても女子会がある。

これってやっぱり人生を活き活き生きるのに大切なことだなって感じる。

本当に楽しそうなのです。

三人来られた中のお二人は、宿坊を始めた年の秋に来られたのです。

それから毎年、一年に一回秋に宿坊においでいただいています。

今年の秋で四回目。

毎年秋に宿坊に来られるのを楽しみにしていただいています。
今年も来る途中、ワクワクしながら来られたそうです。

お経を聞かれるのが大好き。
もちろんご自分でも唱えられる。

仏教や浄土真宗のお話しを交えながらお経を唱えます。

讃仏偈~重誓偈~三奉請・観無量寿経~正信偈~阿弥陀経

それぞれお唱えする前と後に、そのお経のことをお話しします。

ときに涙されることもあったり・・・。

夜はみなさんで遅くまでおしゃべりされていたそうです。

女子会でもあり修学旅行でもあるのかな。

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最後のお経が終わった後、皆さんと一緒に記念撮影をしました。

とっても笑顔がいいですね。

いつまでもお元気でいただいて、毎年秋には来られたらいいなと思う。

来年もまたお待ちしています。


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いちいちの華のなかよりは・・・。

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週末には二つのイベントが続きました。

その方々をお迎えするために、坊守が本堂に迎え華を用意します。

今朝本堂に行くとき、それが朝日に輝いてとても美しく光っていた。

特別な花ではありません。
野に咲いているものを中心に、できるだけ自然に生ける。

ススキが光っている。

親鸞聖人の和讃にこんなうたがある。

「一々のはなのなかよりは

 三十六百千億の
 
 光明てらしてほがらかに

 いたらぬところはさらになし」

花びらの一枚一枚から光が放たれている
その光がすべての人を照らしている
その光が届かぬところなどない

曇鸞大使の詩からとられたもの。

人のいのちは光に帰す。

宇宙の現象となって、いのちが生まれる。
そのいのちは、いつの日か肉体を離れ光となって行く。

そんなことを最近は感じるのです。

まさにいのちは光なのだ。

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その光はすべての人に降り注がれる。

まさにニュートリノなのかな・・・。

人のいのちは、やはり尽きることはない。



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「宿坊で語り合うガン患者の集い」に思う。

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10月17日~18日
「宿坊で語り合うガン患者の集い」を開催しました。

今回の参加者は女性四名。

宿坊に泊まって、ゆっくりとお話しをされていました。

これでこの会の開催は5回目となります。
そのうち一回は参加者がいらっしゃらなかったので、実質的には4回目。

それでもこうして続けて行くことに意味があるのだろうと思う。

私は宿坊として、できるだけゆっくりと穏やかに過ごしていただける様に準備
をして行くだけです。

人にはそれぞれに、それぞれの思いがある。

その思いを話せる場所があればいい。
そして人の話しを受けとめることも大切。

宿坊で周りを気兼ねせずに話す。

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夕食にはイタリアン精進料理をご用意しました。
意外とボリュームがあるのですが、みなさん完食をされていました。

精進なので負担が少ないこともあるのかな・・・。

お風呂に入られた後も、夜遅くまで楽しそうに話されていたのも印象的でした。

コーディネーターの宮本さんによって、この会は進められています。

回を重ねる毎にこの会も熟成されて行くのかも知れません。

そしてガン患者の方々の拠り所となれば良いですね。

宿坊もそのお役にたつことができたらと思っています。

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穏やかな秋の日の集いでした。

毎年5月と10月の第三週の週末に開催することが決まっています。

対象はガン患者の方、申し訳ありませんがそれ以外の方の参加はできません。


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「お寺でイスラムを知る!」を開催しました。

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お寺でイスラムを知る!

こんなイベントを10月18日に開催しました。

「第3回 やずブータン村まつり ~お寺でイスラムを知る!~」

サブテーマは、「イスラムと仏教の対話」でした。

お寺とイスラム、そんなことお寺でやっていいの?
と思われる方もいらっしゃるかも知れません。

でも同じ宗教者として、テレビで報道されるテロや戦争ではない本当の姿を
ちゃんと伝えるべきだとの思いがありました。

そこに、イスラムの社会を旅して歩かれている中尾和則氏が、イスラム文化
をしってもらうイベントをお寺でやりませんかと言われたのがきっかけ。

僕はイスラム文化には興味があったし、宗派だけでなく宗教を超えた交流も
これからはやってみたいと思っている。

ただ10月の週末は各地でイベントが目白押し、そのうえテーマがイスラム
を知るということ。
楽しいイベントって感じでもないのでしょう、来場者が来てくれるかなと思って
いました。

中尾さんも私も何人でも問題ないってタイプ。

スタート時間の午後2時近くなっても、あまり人が来ない。
これは今日は10人以下かなあと思っていましたが、開始時間にはそれでも
15名くらいになり、最終的には27名の参加者でした。

イスラムのことって知れば面白い。

テレビの報道のテロや戦争はごく一部のイスラムであって、99.999%の
イスラムの人々は普通の人たちだということ。

イスラムのことを多面的に知ることができた貴重な機会でした。

それをお寺でやるって意外性がある、それが面白いのです。

中尾さんはイスラム各国の衣装を着られたり紹介したり、私はブータンの衣装
をお借りしてお話ししました。

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中尾さんの話しの後は、第二部で中尾さんと私の「イスラムと仏教の対話」です。

参加者の方の質問等を交えながら、イスラムのことや仏教のことを話しました。

と言っても、中尾さんはムスリムではなく、私も仏教のことを全部知っている訳
ではありません。

それでも話しはいろいろ盛り上がり、予定時刻をオーバーするほど。

その後は懇親会・・・。

10人の方々が残られ、夜遅くまでみなさんがゆっくりと語り合われました。

会には、鳥取大学の卒業生の若いお二人も参加。
そのうちのお一人は、何とインドネシアに行かれているのだとか。

まさにイスラム社会の中で生活をされているのです。

「インシャ アッラー!」

ほんの一部だけでしょうが、イスラムのことを知る機会となりました。

参加者は多くはありませんでしたが、でも内容はとても濃かったと思います。

さすが70か国を旅された冒険家の中尾さん。

その言葉にもリアリティーがあります。

スゴイ人が鳥取にはいらっしゃるものですね。

このイスラムのイベントを来年にもつなげられたらと思っています。

関係していただいた皆様、ありがとうございました。


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遺産はもういらないのかな!

世界遺産のもめごとが続いている。

お互いに譲らない、でもそんなものが世界遺産になるのだろうか?

なんか日本中、地方創生。
それに歩調を合わせ、世界遺産や日本遺産や文化財の登録競争だらけ。
結局日本中が町おこし、そして日本中が何かの登録だらけ。

本当に重要な世界遺産は最初の頃に登録されたものくらいでしょう。

今どきそんなものに登録されたからと言ってどうなるものでもない。

人が来るのも話題になっているときだけ。

そしてそこに残るものは・・・、虚しさ。

NHKの大河ドラマもそうだな。

そんなものに躍起にならず、本当に住みやすい街つくりに専念すべきでしょう。

遺産や文化財は政治力なので・・・。

これってバブル世代の残像みたいなものです。

名誉欲に取りつかれているのと一緒です。

そんなものより、人のほうが大切だ。

普通にある自然が大切だ。

人々が暮らす村や町が大切だ。

そんなものに踊らされることなく、本当に大切なものを見つめる目が必要だと
思っている。




原風景を往く・・・秋真っ盛り!

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何気なく車で通り過ぎてゆく風景。

こんな風景が、ここ八頭には普通にあります。

地元の人たちには特別な風景ではなく日常です。

だから特に気に留めもせずただ通り過ぎて行く。


ふとその風景に気を留める。

そこには実は特別な景色があるのです。

そこにはビルもなく高架もなく自動車道もない。


のんびりとした山里の田園風景だけが広がる。

ススキが風になびく。

青空が広がる。

すべてのものが太陽の日差しを浴びて輝く。

それぞれがそれぞれの存在を否定しない。

お互いに輝く。

これって実は阿弥陀如来の極楽浄土の姿なのです。


そんな場所が身近に広がっている。

そこに居るだけで幸せを感じよう!


それが幸せなのだと・・・。


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浄土真宗のお寺って排他的って気づいてる?

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浄土真宗の宿坊は珍しい。

というよりも、本山等の会館を除いて一般寺院で宿坊をやっているところは
ないと言っても良いでしょう。

私のお寺は3年半前に宿坊を始めたが、他の浄土真宗の宿坊の話題を聞く
ことはありませんね。

それは浄土真宗のお寺は、檀家(門徒)さん対象の寺であるということ。
つまり関係者以外がお寺に来られることはないということです。

巡礼寺院ではなく観光寺院でもない、祈祷やお祓いもしないということも。
もちろん修行をしない前提なので仏教のいろんな体験もない。

浄土真宗のお寺はそう言った意味では、対象が自分のお寺の檀家だけに
絞られていることがほとんどです。

そうなると檀家ではない方は、お寺に行くことが難しい状況になっているの
ですね。

お寺や檀家側は意識していないけど、部外者にとってそこは敷居が高く、
入りづらい環境なのです。
私は会社員の頃、お寺巡りをしたり浄土真宗の研修や講座に出掛けたが、
僧侶であったとしても、その場は居づらいものだったと感じていました。
ましてや一般人であれば尚更だ。

イベントやコンサート、さらには昨日も話したヨガをお寺でやったりして、人
が集まる寺をやったりしているが、それは基本的に仏教とは関係ない。
つまり仏教や心の依り所を求めている人には意味がない。

さらにそう言ったイベント系はそのときだけの縁であることがほとんどです。
です。

宿坊を始めてからそのことが本当によく見える様になりました。
浄土真宗のお寺って敷居を低く、多くのに来てもらいたいと言いながらも、
自ら何も行動していないということです。

門徒さんだけを見つめて、せっせと葬儀や法事に精を出す。
それだけのことだ・・・。
それで自分のお寺はやってると思っていたり・・・。

でも社会には多くの苦しみや悲しみを抱えていらっしゃる方々はたくさん
いるのです。

そこに対するアプローチはほとんでできていないのが現状ではないかと思う
のです。

本山がそうなのだが、ただのスローガンや掛け声ばかりだな・・・。

宿坊って、予約さえすればどなたでも来ることができる。
宗派や性別や年齢に関係なく。

そして何よりもメリットは、一気にお寺の敷居を0にすることができるということ。

0歳から上は90代まで・・・。

一対一で向き合うこともできる。

実は本当の苦しみや悲しみには、一対一で向き合うことがとても重要なの
です。

そこではいろんな出会いがあります。

もちろんみんなが宿坊をすればよいってものではありません。
ただ、お寺お寺によって、自らが取り組める何かを見つけることが必要だと
いうことなのです。

それだけでも日本は大きく変わるでしょう。

浄土真宗寺院は一番オープンなようで、実は排他的かもしれないな。
そんなことも感じたのです。

浄土真宗の方でお寺に縁のない方、そこで苦しんでおられる方々の依り
処となる場所がなかったということです。

本山や築地本願寺にはそんな機能はない。

だからこの宿坊に全国から人が来られるのだろうと思うのです。


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宿坊のお客様から学ぶこと・・・。

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宿坊には、ご宿泊と日帰り体験の方が来られます。

一年目は宿泊者の方が中心で、日帰り体験の方はNHKでの宿坊紹介が
あって、それを見られた地元の方からの要望で始めたものです。

昨日は鳥取市内からご夫婦の方が日帰り体験に来られました。

写経や法話、そして瞑想などいろいろ体験していただくことができます。

最近は瞑想に合わせて心のことをお話しさせていただくことも増えました。

瞑想は心を整え解き放つもの、その前に心のことを話しておくと、理解しや
すいからです。

仏教や仏のこと、いのちのことなど普段は僧侶の側からの一方通行である
事が多いし、その話していることが正しいのか正しくないのか分からない。

ここではゆっくりと体験を通じながら、仏教の基本から話しをさせていただい
ている。
簡単におはないさせていただきますが、実はお坊さんでさえ知っていない様
なこともたくさんお話ししています。

さらにここでは、日常に添った現実的なテーマを話します。
なので自分自身と重ねやすいといったこともあります。

それは、この宿坊を始めて3年間と半年で、ここを訪ねて来られた方々と
対応させていただいたことが一番大きいと思う。

すべてが現実のこと、そして一人一人の思いが違うということ。

苦しみや悲しみの方もたくさんいらっしゃった。

仏教の話しや体験に興味があった人もいた。

家族でお寺を楽しみに来られた方々も。

本当にいろんな方が、様々な思いでやって来られる。

そんな思いを積み重ねた上でお話しさせていただいています。

私自身がお客様から学んでいるということなのです。

そう言った意味では、新しいスタイルの宿坊を始めたということは、もしかし
て日本仏教の大きな転換になるかも知れないと・・・。

今までどんな方とも一対一で向き合うお寺は、ほぼなかったということです。


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お寺でヨガをやる前に、仏教には仏教の瞑想がある?

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最近はお寺でヨガをやってるところが増えた。

ヨガって若い人が集まるし、お寺に人を集めるにはちょうど良いって感じで
しょうか。

ヨガを教える人さえいればてっとり早くできるし、僧侶が指導しなくてもよい。
おまけに今は人気が高いので、お寺としては魅力的な商材です。

でもこれって僧侶に問題意識がないってことに気づいているでしょうか。

浄土真宗のお寺でもヨガをやっているところが急速に増えてきています。
浄土真宗って修行をしないということですが、では本堂でヨガをやるってどう
いうことかを考えているのでしょうか?

僧侶って不思議な世界である、たとえば宗派にこだわり教えにこだわる。
でもそれがお釈迦様の教えとは違っていることが多い。
そこには疑問を挟まない。

そこでヨガをやることには何のためらいもない。
みんながやってるから、いいんじゃないってことでしょう。

でもヨガは仏教ではありません、どちらかというとバラモンやヒンドゥーに
基づくインド医学のアーユルヴェーダに依るものでしょう。

さらにはヨガって日本ではエクササイズの様に思われていますが、インドでは
ヨガって瞑想のことなのです。
それも仏教スタイルではない瞑想です、ご存知でしたか?

バラモンやヒンドゥーは本堂でやってもいい、でもお釈迦様が悟りを得られた
瞑想はやってはダメってことないですよね。
それを言ってしまえばお釈迦様を否定し仏教を否定することになります。

お釈迦様が仏教を説かれたのは、バラモンへのカウンターとしてですからね。

そこがよく分からない所なのです。
だから日本のお寺は問題意識がないってことになるでしょうか・・・。

仏教は心を整えるもの、それ以外の目的はありません。
先祖供養もなければ、霊など説かない、現世の自分の都合なんか一切説く
事はありません。
たとえば病気が治りますようにとか、ボケ封じとか、厄払いとか合格祈願とか。

これらはみな仏教の本質から外れている行為なのです。

それらの現世の欲求から離れることを目指すのが仏教だからです。

心のこと以外には説かない、それが仏教。

であればお寺でヨガをやる前に、お釈迦様の瞑想をやってみたらどうでしょう。

決してヨガをやることが悪いと言っているのではありません。
その前にやることがあるのでは?、と言っているだけです。

安きに流れて本質を見失わない様に・・・。

最近80歳前後の方が瞑想体験をされることが増えました。

皆さんが言われるのは、「すっきりして気持ちがいい!」。
「こんなこと初めて経験しました!」。

そんな感想が多いのです。

年配の人にも十分に受け入れられて、その上ストレスや迷いから離れることが
出来たりするのです。

心をことをちゃんと知り、心を整え、人生を知る。

そんなことに役立つのが仏教の瞑想です。

ヨガもいいけど瞑想もいいですよ。

何より仏教を深めることができるのですから。

禅であれば宗派的なこだわりがあるでしょうが、瞑想であれば宗派にこだわらず
にできるのがいい。

特に浄土真宗は心を問う教えだと思います。
それには瞑想的な感覚を持つことが、その教えに導くためのアプローチになると
感じます。

ヨガをやるよりもお寺としての実践に役立ちますよ。

その上でヨガをやってみたら良いのではないでしょうか。

若い人から年配の方まで、瞑想はどなたでも簡単に入れて、そのうえストレスや
苦しみから心を解き放つ事ができるのです。

仏教の叡智を体験しない手はありませんね。
なので宿坊の体験として瞑想を取り入れています。

もし瞑想を批判するのであれば、お寺でヨガなんてもってのほかということでも
あります。

そのことを皆さんは理解されていらっしゃるのでしょうか?


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たまには休日を楽しむ・・・一人旅は宿坊に行ってみる。

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一人旅、連休にゆっくりと旅をする。

愛知県から車で来られました、「遠くて大変だったでしょう?」とお伺いすると、
「そうでもなかったです」とのお応え。

そう、旅は移動時間も旅の内、それを楽しむことができるなら、移動もまた
楽しいのだと思う。

鳥取は初めて、そんなときはこの宿坊に泊まってみるのも良いかも知れま
せん。

ちょっと町からは離れていますが、自然の中の田園風景に身を委ねることが
できる。

そしてお寺でゆっくりと、思い思いの体験ができるのもいい。

普段は、なかなか体験できないことだから。

旅は日常から少し離れてみたいとき、宿坊だと日常から離れた感覚になれる。

ゆっくりと心と身体を休めるのです。

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体験は写経をご希望でした。

一人で仏様と向き合い、ゆっくりと一文字一文字書いて行く。

もしかすると、お寺の本堂で一人で写経をするなんて、一生に一度のことかも
知れませんね。

写経が終わると、周りは真っ暗になっていました。

泊まるだけでもいろんなことが体験できる宿坊です。

一人旅、鳥取にはこんな楽しみ方もあります。


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これからのお寺・・・①常識を覆す

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これからのお寺について、これから少し考えてみたい。

現代は、社会構造が大きく変わろうとしているときだ。

そのなかで、お寺だけが従来と同じ価値観でいられるということはないだろう。

お寺もその社会構造の中で存在しているのだから。

ただ今までは、お寺社会は檀家制度と言う枠があって、その中で護送船団の
様に守られた世界に生きてきた。

日本はムラ社会によって支えられてきた、それが戦後の日本社会の構造だっ
たと思われる。

それが日本社会を構成していた、様々なムラ社会が崩壊してきている。
たとえば経済社会、金融機関がそうであった。

さらにはムラ社会の代表選手であるJA(農協)が、ここに来て崩壊しつつある。

もちろん地方にあるムラ社会の原点であるムラ・コミュニティーも崩壊している。

ここまで来て、日本最後のムラ社会が、お寺と檀家の関係だろう。

今のお寺は檀家数で決まる。
僧侶の良し悪しではない、ただ檀家数が多いか少ないかだけである。
檀家は変わらないものという考え方の元で、檀家数が多い寺は安泰だといった
感覚だろう。

でもよく考えれば、そんな社会はおかしいことに気づく。
仏教とはかけ離れたところでのことだ。

まして檀家制度自体がおかしいということに、そろそろ気づくべきなのである。

檀家制度のままだと、たとえば過疎化や高齢化で生計が建てられなくなった
お寺は、ただ衰退を待つのみということになる。

自助努力の必要さえ認められない。

こんなおかしな業界はあり得ないだろう。

要は自由営業でなければおかしいのです。

もちろん宗教法人としての果たすべき役割はあるが、それは教えを伝えると言う
事である。
それであれば、積極的に自由に伝道布教するのが目的であるだろう。

お寺は檀家制度の束縛から、そろそろ解き放たれなくてはならない。

今までのお寺の常識は、まったく常識からかけ離れた、不合理なものなのです。

それに気づけば、お寺がこれからやるべきことは見えて来るのではと思う。

これからのお寺、それを考えてみたいと思います。

その第一歩は、常識を覆すということでした。


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お泊り女子会には宿坊がいい!

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久しぶりに旧知の人と会う、そんな感じでしょうか。

広島からご友人を迎え、皆さんで宿坊にお越しになられました。

宿坊には本堂があります、お勤めもできるし体験もできます。
でもそれだけじゃない、宿坊は一日一組で予約ができますから、他のお客様
に気兼ねすることなく、ゆっくりとできます。

五人でしたから、奥の部屋のテーブル席でたくさんお話しをされていました。

夕食はイタリアン精進料理、その後はコーヒーとデザートもお出しします。

話しは尽きず、みなさん楽しそうに過ごされていました。

ちょっと普段行くお寺とは雰囲気が違うかも知れません。
型ぐるしい所はない、だけどお寺なので仏様はいらっしゃいます。

そして希望の体験もできます。

翌朝は、私は若桜鉄道の観光ガイドでした。
お話しと瞑想体験をご希望されていましたので、帰るまで少しお待ちしていた
だきました。

若桜鉄道観光号は、その日は因幡観光バスツアーのGバスの若桜鉄道沿線
を巡る「原風景コース」の初日だったのです。
日曜日、それも初日と相まって30人以上の方が若桜鉄道に郡家駅から乗り込
んで来られました。

私はお客様がお待ちなので、丹比駅で下車させていただくことにしました。
なので観光ガイドは前半の郡家駅~八東駅が僕の担当です。

秋の若桜鉄道の原風景を楽しんでいただける様にガイドをする。
以前に宿坊にお越しいただいた方も数名いらっしゃり、有り難いご縁もつながる。

そしてお寺に戻り、出発時間までの1時間、お話しと瞑想を体験していただきま
した。

広島からお越しの方は、浄土真宗の方、やはり広島は熱心な浄土真宗のご門徒
さんの国である。

私が頭を丸めていること、瞑想体験があることなど、浄土真宗のお寺に来られて
ちょっと驚かれたかも知れません。

でも楽しそうに体験をされていました。

瞑想はみなさん「とてもスッキリしました」と仰られていた。
仏教ではないヨガを本堂でやるお寺が増えている。
仏教の瞑想より、ヒンドゥーのヨガの方が良いって、みんな何を考えているのだろ
うかと思ってしまう・・・。
つくづく日本のお寺って不思議な所ですね。

もちろん法話は、阿弥陀如来のことを分りやすくお話しさせていただきました。

ゆっくりと旧交を温められたに違いない。

お泊り女子会も、実は宿坊が楽しかったりします。

これはきっと、以外な発見だったかも知れませんね。

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若桜鉄道BIG4としておきましょうか・・・?

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今日は若桜鉄道観光号の観光ガイドでした。

今日は久々に若桜鉄道の山田社長も乗って来られていた。

実は因幡地区の周遊観光バスの「Gバス」の若桜谷ルートである「原風景
コース」が、今日初日だったのです。

いろいろ企画を実現させている山田社長ですが、この秋はGバスが観光の
ポイントとなるでしょう。

朝9時30分に鳥取駅集合で、観光バスで周遊します。
郡家駅からは若桜谷観光号で若桜駅まで。

若桜駅の構内ガイドや若桜駅の客車でお弁当を食べ、岩屋堂を巡ります。

さらに梨狩りを楽しんだり砂の美術館巡りまでついて、何と3千円のコース。
とってもお得になっています。

今日は初日でもあり、30~40人のツアー客が乗って来られた。

ガイドは日本初の男性バスガイドの広澤さん。
そして、自称日本初のローカル線住職ガイドである私。
そこに山田社長も加わった。

今日は車内販売も入りました。

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隼駅前にお店のある「風のマルシェ」のお二人。
津須さんと本田さんの八頭美人のお二人です。

最近は車内販売もあまり入っていませんでしたが、今日は車内販売もあっ
て賑やかな若桜鉄道の観光列車になりました。

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私が今回のガイドに入ったのは偶然です。

たまたま今月ガイドに入れる日が、この日だったということ。

宿坊には宿泊のお客さんが来られていて、瞑想体験をご希望されていたの
で、丹比駅下車となりました。
なのでスタートの郡家駅から八東駅までが私の担当となります。
八東駅から終点の若桜駅までが広澤さん。

それぞれが日本初の称号を持っているので(笑)、若桜谷観光号の名物ガ
イドになるでしょう。
車内販売の本田さんもボランティアで若桜鉄道を盛り上げるために、風の
マルシェのお手伝いをされています。
これに山田社長を加えて、若桜鉄道の若桜谷観光号のBIG4の揃い踏み。
これは初めてのことでした。

一般の乗客とツアーのお客様に楽しんでいただける様にガイドをしました。

沿線の秋の風景を楽しんでいただける様に。
まあそう言いながらも、私自身が楽しんでたりするのですが・・・。

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お客様も写真を撮られたり、車窓の風景を楽しまれたり。
観光ガイドに車内販売と、秋の若桜鉄道を堪能されたことと思います。

ガイドの終了のときには、皆さんから拍手もいただきます。
お客様の中には、宿坊にお越しになられて方も数名いらっしゃって、そちらも
有り難いご縁がありました。


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アオサギとの格闘に思う・・・。

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お寺の中庭にある池。

僕がお寺に戻ったとき、それまで空池だったところに水を張って金魚の稚魚
を飼い始めた。

それが今では4世代くらいになって金魚も徐々に増えてきました。

ところが今年は、その中庭の池に異変が起こったのです。
最初はシロサギだったのですが、今度はアオサギがこの池の金魚に目を
付けたのです。

サギは一度目を付けると、そこをエサ場にして食べ尽くすまで来るのだそう
です。
かなり執念深いと聞きました。

サギが来始めたとき、金魚は鉢の影に隠れていてまったく姿を消しました。
まさか全部サギにやられたのかなと思った。

二日目くらいでしょうか、僕が池の傍に居ると、鉢から出てきて姿を見せた。

これは何とかしなくてはと思い、ホームセンターから防鳥用の黄色い糸を買っ
てきて池に何本か張ってみた。

鳥は用心深いので、それで数日間は来なくなった。
もう大丈夫かなと安心していると、サギは糸の隙間を狙って池に入ってきた。

でも実は、それがサギとの攻防の始まりに過ぎなかったのです。

そこから糸を張って行きました。

もう大丈夫だろうと思っていると、違う隙間から池に入ってくる。

かなり細かく張ったので、さすがにもう来ないだろうと油断していると、思いがけ
ない所から池に入ってくる。

普通なら羽を傷めるので入れないだろうと考えていたところから、強引に入って
来ていた。

お寺の周辺には以前よりシラサギがいましたが、今年はアオサギも急に増えて
きた。
例年はカエルの大合唱が聞こえるのだけれど、今年はカエルの合唱がほとんど
聞こえなかった。
もしかするとサギが増えたせいかも知れません。

エサが無いのでしょうか、アオサギは本当に執念深く毎日のように池にやって
来ます。
そして何とかスキマを探して池に入ろうとするのです。

一昨日も糸をよじる様にして池に入ってきた。
警戒深いので、人影が見えると池から逃げ出して飛んで行く。

さすがに金魚をエサにさせる訳にはいかないので、さすがに今度は隙間がない
様に糸を何本も張りました。

それを写真に撮ったものです。
これならさすがに、サギも池に入ることはできないでしょう。

結局はここまで糸を張ることになりました。

サギもこれであきらめてくれると良いのですが・・・。

サギも生きて行くために必死なのでしょう。
人間だって、生きるためなら何でもする。
それを思うとサギの気持ちも分からない訳ではない。

決死の覚悟でやってきているのは分ります。
生きるか死ぬかって感じでしょうか。

それでも思い通りにはさせられない。

長い格闘の日々が終わってくれることを願っています。

さすがにサギが池で傷ついては欲しくない。


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宗派を超えて・・・これからのお寺を考える。

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昨日、松江で開催された未来の住職塾に参加しました。
その前の晩には、広島から日蓮宗の僧侶の方が宿坊を訪ねて来られた。

未来の住職塾の松江クラスでご一緒させていただいているご縁です。
翌朝は松江までご一緒させていただくことができました。

夕食をご一緒させていただきながら、いろんなお話しをさせていただいた。
他宗派の僧侶の方とゆっくりと話す機会はほとんどないので、貴重な時間と
なりました。

外部から見ると、お寺って一括りの様に思われていますが、内部に入ると
宗派が違えばまったく接点がないという不思議な業界です。
たとえ同じ宗派であっても、お寺同志ほとんど縁がないという現状もあるります。

私も宗派の鳥取因幡組で副組長をしている関係で、他の寺院に行くことは多く
研修も担当しているので、他寺院のご門徒さんに会う機会も多い。
ただ、そういう機会がなければ全く縁がないでしょう。

宿坊をさせていただいていたり、未来の住職塾に参加していることもあって、
他宗派の方との接点も多少はできてきました。

宿坊に来られる日帰り体験の方々は、9割以上が他宗派の方々です。
宿泊の方も全体的に見れば他宗派の方の方が多いかも知れません。

普通のお寺なら、同宗派それも自分のお寺の檀家さんしか対応しないでしょう。
そう言った意味では、宿坊をやっているご縁は有り難いことです。

お話しを聞かせていただく中で、宗派は違ってもお寺が目指しているところは
共通点が多いことにも気づきました。
教義とか儀礼に違いはあっても、同じ仏教者であるということを認識できる。

さらには他宗派についての知識はほとんどありませんでしたが、直接お話しを
お伺いできるのは貴重ですね。

宗派は宗派の活動があります。
でも宗派以外のネットワークが、これからは重要になって来るかも知れません。
もちろんお寺や僧侶によって、そのスタンスは変わるでしょうが・・・。

ただ一般の方は先祖の宗派と言うだけで、宗派に対しての思い入れは少ない
でしょう。
そう言った意味では、お寺ももっとオープンになって良いのではと思います。

またそこから見えて来るものもたくさんあります。

仏教とは、お寺や僧侶の都合で存在するものではないということが基本にある。

民衆や人々のためにあるということなのです。

これからはそう言った感覚も大切になって来るでしょう。


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「お寺でイスラムを知る!」・・・キブラ・コンパス

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コンパスというものを久しぶりに手にしました。

子どもの頃はコンパスって、持ってると格好良かったりした。
気分もまるで冒険家にでもなったような・・・。

今回購入したコンパスは、ちょっと変わった物です。

これはムスリムの方が、キブラの方角を知るためのコンパスです。

キブラ(QIBLA)とは、ムスリム(イスラム教徒)の方が礼拝する方角のこと。
つまり、メッカにあるカーバ神殿(AL-KAABA)の方角を知るために使い
ます。

ムスリムの方々は、世界中どこにいても礼拝をしなくてはなりません。
それにはキブラを知ることが重要になって来ます。

日本からだと西南西の方角になりますが、初めて日本に来られたなら、どち
らがその方角か分かりません。
なのでコンパスが必要になるのですね。

今はCASIOの時計にこの方角を知ることのできる、ムスリムの方向けの
腕時計が発売されています。
結構人気がある様です。

イスラム教のモスクには一切何も飾りがありません。
ただキブラの方角の壁に丸い窪みが目印として付けられていると言います。
つまりモスクに入ればキブラが分かるということですね。

ちなみに、宇宙ではキブラをどう判断するかというと、それは宇宙飛行士に
委ねられているそうです。

そんなイスラムの基本的なことを知るのも面白かったりしますね。

イスラムのことってほとんど知られていません。

でも10月18日のイベントに来られたら、そんなイスラムの基礎知識を知る
事ができます。

興味のある方は、ぜひ宿坊光澤寺にお越し下さい。


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今日は未来の住職塾の第四回目です!

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今日は松江で未来の住職塾の第四回目の講義でした。

昨日は、同じ塾生の方が宿坊に来られました。
他宗派の方でしたが、いろんな話しが聞けて楽しかったですね。

普段は同じ僧侶と言えども、他宗派の方とゆっくり話し機会はあまりありま
せん。
こんな機会があるのも、未来の住職塾ならではでしょうか。

でも日本の仏教って、宗派仏教が確立され、さらには檀家制度でガチガチに
なっているので、他宗派のことはほとんど知らないといった感じです。

同じ仏教、その中でも同じ大乗仏教と言うには、かなり差があるのも事実です。

第四期の未来の住職塾も、今日で第四回目。
講義も、あと二回を残すところとなりました。
一年が過ぎ去るのも早いものです。

若い方々の話しを聞く機会があるのも有り難いことです。
これは自分自身の振り返りにもなるからです。

いづれはこの塾の流れが日本の仏教界を変えて行く可能性も秘めていると
思います。
宗派の活動と超宗派の活動が交差して行くでしょう。
その中で新しい流れが起きて来るかも知れません。

それくらい、今の日本仏教は大きな変革の時期に来ているのです。

社会が変わり、お寺が変わりお墓が変わる。
もちろん葬儀や法事のスタイルも変わって行くでしょう。
そうなると必然的に僧侶も変わらざるを得ない。

未来の住職塾の本当の魅力は、修了してからのネットワークにあるのだろうと
感じています。

講義は参加するみんなの意識合せの場の様なものではないか。
その先にはきっと何かあるだろう、そう感じさせるのです。


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上田紀行東工大教授との出会いから11年が経つ・・・。

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私が東京で会社員をしていたとき。
お寺に戻るかどうするかを考える様になっていた。

お寺や会館での仏教に関する講座や医療やターミナルケアの講座を探して
毎週末出かけていた。

あるとき、営業途中に近代的なビルの間にお寺があった。
私がマネージャーをしていた営業エリアにある。
営業途中にふとお寺に立ち寄り、入り口にあったパンフレットを手にした。

そのパンフレットには、「仏教ルネッサンス塾」の文字があった。
どんな会かよく分らなかったが、そのときの僕にはその言葉に引き寄せられた。

そこからは塾が開かれる毎に会場であった芝の青松寺に出かけた。
まさに都心にあるお寺、山門脇には五重塔よろしくオフィスとマンションのタワ
ービルがそれぞれ左右に建っていたのが印象的である。

当時の森ビルのオーナーが再開発を手掛けたと聞いたことがある。
その方の幼少時代の遊び場がこのお寺の境内だったそうだ。
再開発からお寺を守るためにこの様な対応を取ったとのことだったと記憶して
いる。

その「仏教ルネッサンス塾」を主宰されていたのが、東工大大学院准教授を
されていた上田紀行先生であった。
(現在は東工大リベラルアーツセンター教授)

あくまでも私は一参加者であり、先生と面識があると言うほどではない。
ただ毎回、塾のあとお寺のホールで懇親会が開かれていたので、必ずそちら
にも参加していた。

まだ会社員であり仏教のことは詳しくなかった。
なんとなくいつも居心地の悪さを感じていたが、それでもその場にいることが
大切な様な気がしていました。

この仏教ルネッサンス塾が最終回を迎える頃に、私は会社を退職することに
なった。
最終回はすでに鳥取に帰っていたので、そこに行くために鳥取から東京まで
出かけたことを覚えている。

先生は途中でスタンフォード大学に1年間行かれていた。
その間は別の先生が代わりに対応されたこともあった。

この仏教ルネッサンス塾がNHKのEテレで特集されたこともありました。
30分の番組だったと思いますが、その番組の最初に参加者のインタビュー
が2~3人行われた。
実はそのときの一人は私だったのです。
それほど長くはありませんでしたが、私は仏教やお寺のこれからのことを話し
ました。

あれからもう11年くらい経つ。
保守的だった仏教界も、ここ数年は激変の時期を迎えている。
あの頃のこと、まさに日本仏教のターニングポイントだったと今は確信する。

最近たまたまフェイスブックを見ていて、東京工業大学の学祭で上田先生の
公開講義の情報があった。
テーマは「日本人の幸せのあり方は?・・・生きる意味の行方」です。

都合が付けば行きたかったのですが、いかんせん10月11日の日曜日。
ちょっと行けないなあ。
久しぶりに上田先生のお話しを聞いてみたかったですね。

まさに「仏教ルネッサンス塾」は、そのときの私を救ってくれた存在であったと
感じています。

悩み迷っていた時期、そのときに出会った。

お寺にこれからについては、この上田先生との出会いだった。
浄土真宗のことについては、本郷の求道会館の高史明先生の「歎異抄講座」。

この二つの講座が僕を救いだしてくれたと今でも感じている。
もしかすると、救いではなく厳しい道を選択する勇気をくれたのかな・・・。

余談ではあるが、上田先生の奥様はNHKアナウンサーの武内陶子アナウン
サーです。
毎年年賀状を送って下さいますが、ご家族の写真が載っています。

私の会社員時代の懐かしい思い出ですが、私の僧侶としてのプラットフォーム
であると今はそう思います。

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会場だった青松寺の学林である獅子吼林サンガの建物。
実はこの学林が現在の駒澤大学の発祥だそうです。

私もこの学林にもよく来ました。
それは、当時の学林の責任者はあの南直哉師だったのです。

仏教講座と一泊参禅会などに参加していました。

あのときには、ここに上田紀行氏と南直哉師がいらっしゃったのです。
なぜか私が会社を退職してすぐに、仏教ルネッサンス塾は終了し、南直哉師
はこの学林を後にされています。

青松寺はその頃に方針変換をしたと言う話しを後から聞いたことがあります。

日本の仏教を大きく変える機会を作ったお寺である、でも今は保守的な流れ
の中にいるのでしょうか。

でもあのとき、この場所が日本仏教の改革の最前線にあったことは間違いな
い。

高橋卓志住職神宮寺や秋田光彦住職の應典院、梶田真章住職の法然院や
小川英爾住職の妙光院。
さらには玄侑宗久氏も、その頃この仏教ルネッサンス塾で知りそのお寺を
訪ね歩いたこともあった。
特に信州松本にあった神宮寺には毎年何度も尋常浅間学校に通った。
そして松本紹圭氏もすでに近くの光明寺にいて上田先生とも接点があった。

10年以上経った今でも、この方たちは光り輝いている存在です。

ある意味、あのときは私は現代仏教を訪ね歩く巡礼者だったのかも知れない。

あの時から私は、どう変わったのだろうか?

日本の仏教は大きく舵を切ろうとしている。

僕はまだまだ歩みが遅いのかな・・・。


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19歳の宿坊体験!

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19歳で感じること。

そこにはいろんな思いがあるだろう。

宿坊での体験、初めての写経に初めての読経、瞑想に心の授業。
すべてが初めてのこと。

10代で知らないものに触れるということ、知らないことに気づくということ。
それってとても大切なことだと感じる。

もちろん何でも良いわけではない。
それをしっかりと見極めることも大切です。

ここにはお父さんから勧められて来たと言われていた。
なるほど、それはすごいことだなと思う。

これからの自分にとって何が大切なことなのか。

19年間のこと、僕は55年間のこと。
過ごしてきた年数は違う、でもそこから感じられるものがある。

そして僕自身も彼女の経験に及ばないことがあることに気づく。
様々な話しの中でいろんな気づきがあるのです。

真剣に話しを聞き、真剣に話し、真剣に体験をする。
そこから僕もいろんなことを感じ取って行く。

そんなことがあるのも、この宿坊の良いところです。
ここでなければ、お互いにそこまで真剣に話をすることはなかっただろう。
真剣に話すからこそ、そこに気づきも生れる。

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10代の彼女には可能性が大きく広がっている。
もちろんそこには多少の不安もあるでしょう。

でも、しっかりと歩んで行かれるのだろうと感じました。

また次にお会いできる日を楽しみに・・・。

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秋晴れのやず・・・日帰り体験も心地よく。

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今朝は若桜鉄道の観光ガイドが入っていた。

秋晴れの快晴の若桜鉄道だった。

ガイドが終わってから、お昼間の日帰り体験に来られたお二人をお迎えする。

本堂に秋の日差しが入り込んでいる。
日中は少し暑いくらいだった。
でも本堂の中は少し風も通って過ごしやすい。

今日はお食事を先に食べていただき、その後は本堂で写経。

ゆっくりと丁寧に書かれていました。

今年は日帰り体験のお客様も格段に増えました。
お一人から40数人の団体様まで様々です・・・。

おそらく気軽に体験ができるということと、食事もできるということから、たくさん
の方においでいただけるのでしょう。

周りの景色も山里の中にあるので心休まるといった感じもある。
さらには車の音や人の声もほとんど聞こえません。

一日一組にしているのも良いのでしょうか。
自分達のペースで時間を気にすることなく体験や食事ができる。

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私も、お一人お一人と向き合ってお話ししたり体験をしたりできるのは有り難
いと感じています。

こんなことは望んでもできないことです、宿坊を始めてから宿坊の可能性に
いろいろ気づかせられることもあります。

宿泊も日帰り体験も、これからも同じスタイルで続けて行きたいと思っている。

ここなら、電話やメールだけでなく直接会って話をすることができるし、予約
していただければ、お一人で過ごすこともできる。

こんな場所は今まで、ありそうでなかったと思う。

お客様と話しをしているとき、それが私にとっても楽しいひとときです。


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「お寺でイスラムを知る!」・・・やずブータン村まつり。

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10月18日(日)午後2時~ 場所は宿坊光澤寺。

今年のテーマは、「お寺でイスラムを知る!」です。

イスラムのことを何らかのカタチでテレビで見る機会は多い。
でもほとんどがテロだったり戦争だったりするのではないでしょうか?

本当のイスラムの姿を知っていて欲しいと思います。
イスラム圏に暮らす人々のこと、素晴らしいイスラム文化のこと。

そこから新たに見えて来るイスラムの姿があるでしょう。

日本にはアジアから沢山の観光客が押し寄せています。
これからはインドネシアやマレーシアなど、イスラム圏からの観光客も増えて
来るでしょう。

鳥取県にもそれらの国からの人々を受け入れる態勢が必要でしょう。
それには先ず、イスラムのことを知っておく必要があると思います。
中途半端な誤解が無いように・・・。

今回の「やずブータン村」のテーマはイスラム。
そう、お寺でだってイスラムのことを知ることができる。

今の日本は、宗派仏教に凝り固まっている。
それを超宗派の活動へとの動きも出てきはじめている。

でも超宗派でなく超宗教に進むことだって大切だ。
お互いがお互いの宗教を理解し合うことも。

やずブータン村は超宗教の場としてこれから展開して行きたいと思っています。
すべての宗教が集い、すべての民族が集う場所になれたら良いですね。
現在の日本にはそんな場所はない。

心を癒す場所である八頭こそがそんな場所にふさわしいとも感じています。

いつかここが世界の宗教家が集い、お互いの理解を深める場所になることを
願っています。

そのとき、「やずブータン村」は、すべての人々の心の拠り所となるでしょう。
いつかそんな日が来ることを願って、今回のイベントを企画しています。

興味のある方は、ぜひ宿坊光澤寺にお越し下さい!

どなたでもお気軽にご参加いただけます。


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今度こそ免許はゴールド!

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今日は時間が空いていたので、鳥取市にある運転免許センターに。
今月が誕生月で、5年目の免許更新に出かけました。

昔は免許の更新期間は1ヶ月だったと思います。
でも今は2か月間に延長されているので、かなり楽になった。
楽になったと言っても、5年に一回のことですが・・・。

更新をついつい忘れてしまう方もいらっしゃる様なので、それはそれで良い
事だと思います。

先延ばしにするよりは、行けるうち行っておこう!
と一念発起して出かけることに・・・。

今回は優良運転者です、つまりゴールド免許になる。

ちょっとだけ気分がいい。
講習時間も30分だけ。

免許更新が3年から5年に延長されたり、ゴールド免許制になったりで、免許
の更新も時代とともに変わって来ました。

前回と前々回は5年更新でしたが、それぞれの期間中に一回づつ違反があっ
たので免許はブルーでした。

今回はやっと念願かなって10年ぶりのゴールド免許になりました。
つまり最近15年間で交通違反は2回ということになる。

いま55歳になるところだから、40歳から今までで違反は2回。
一回はスピード違反16km、そしてもう一回がシートベルトだったと記憶して
いる。
違反は点数も痛いが反則金も痛い。

できるならこれからずっとゴールド免許で過ごしたいものだ。

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今回の免許更新も無事に終わりました。

視力検査もまったく問題なし。

30歳前後の頃は眼鏡指定だったこともあります。
都会で営業してた頃は、夜の高速がやはり怖かったと記憶している。
看板は見えないし、前の車のテールランプがぼやけてストップランプと見分
けがつきにくかった。

それが35歳を過ぎる頃になって、運転のとき以外メガネをあまり掛けなくな
った。
地方都市での勤務になったからだと思う。
そうすると免許更新のとき、眼鏡指定が外れた。

それ以降はギリギリだったりしましたが、最近3回の更新ではまったく問題
なくなりました。

免許一つにも僕の人生があるなと感慨深かったりします。

これからも、できる限りゴールド免許でいられる様に精進して行こう!


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