宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2015年12月

年の終わりに、写経に取り組む・・・、そして新たなスタート!

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年の瀬も押し迫った頃、男性お二人が宿坊にやって来られました。

仏教のお話しや瞑想を体験され、次の日は写経です。

来年に向けて、心を整えると言うことは大切なことですね。

何か新しいことに取り組むとか、自分自身の道を進むとか・・・。

人にはいろんな思いがあります。

そんなときは、心を整えることが一番。

そうでなければ、現状のままで進むことになってしまう。

写経にも真剣に取り組んでおられました。

きっと来年に期するものがあるのでしょう。

心を整え、思いを込める。

きっと来年はその思いが実現して行くでしょう。

この宿坊に来られた方は、その後ご活躍されることが多いのです。

やはり、自分自身の思いをしっかりと確認することができるからでしょう。

来年が良い歳になりますように・・・。

仏様の前では、別に良い格好をする必要はなく、ありのままの自分を
出すことができるのです。

だからこそ、自分の思いを受けとめることができるのです。

皆さまにとっても、来年が良い歳でありますように。

何かあれば、宿坊においで下さい。

お待ちしております。


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今年最後の若桜鉄道観光ガイド・・・光り輝く

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12月26日、今年最後の若桜鉄道観光号のガイドデーでした。

賑わっていた若桜鉄道も、年の瀬の土曜日。

地元の方々数人が乗車していた。

昨年の11月3日にスタートしたガイドだが、もう一年過ぎている。

冬の雪景色も、夏の暑い日もあった。

四季折々の姿を見せてくれる、沿線の風景。

田んぼや畑、そして果樹園が広がる八頭若桜谷。

のどかな山里の風景である。

年の瀬にしては天候も良い。

周辺には雪景色もなく、若桜の町にしては珍しい年の瀬でしょう。

線路とホームが輝いて見えた。

同じ風景でも、同じものでも、言葉一つで魔法がかかる。

そして、同じ場所でもその日の天候で、まったく違って見えるのです。

来年の若桜鉄道も、いろんな姿を見せてくれるでしょう。



帰省と宿坊の旅

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昨日、宿泊のグループの方をお見送りしたあと、日帰り体験の方をお迎え
しました。

関西からのお客様で、九州に帰省途中に宿坊体験に寄って行かれたの
です。

帰省途中、そう言えば世間は年末年始の帰省が始まっているんだなと思
った。

お寺に戻ってからは、帰省という概念が自分にはなくなっていたのです。
さらには、お盆とお正月は、どこかに出かけると言うことはない。
どちらもお寺の行事があるからです。

体験を終えて、夕方の列車に乗って帰られると言う。
それで特急停車駅の郡家駅までお送りした。

その時間に、東京からのお客様を郡家駅に迎えに行くことになっていた
のです。
タイミング的にはちょうど良かった。

お客様を郡家駅でお迎えして、車の中でお話しをお伺いすると、この方
も九州への帰省の途中とのことだった。

何と、九州へ帰省の途中に宿坊に来られた方が、お二人続いたのです。

そんなこともあるんだなと思った。

そうか、お盆や正月は帰省の方がいらっしゃる。
その途中に宿坊に一泊して、ゆっくりと体験されるのもいいですね。

仕事や日常の暮らしの中でのことを、宿坊で見つめ直し、心を整えて行く
のも今の社会の中では貴重なことではないかと思います。

さらには、帰省だけでなく、同時に旅行気分も味わえます。

東京から来られた方は、「鳥取は初めての地です」、と仰られていた。

それで次の日は、送って行く途中に、鳥取砂丘と砂の美術館に寄って
行きました。

帰省だけでなく、一人旅と観光、さらに宿坊体験もプラスした、ちょっと
贅沢な旅になりますね。

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こんな旅あるんだなと、私が教えていただいた様な感じでした。

今朝は冷え込んで、目の前の山は、八合目から雪をかぶっていた。

今の時期は、湯たんぽをお出ししています。

お風呂に入られる前に布団に入れておくと、寝るときにはベッドの中が
温かくなっています。

これが結構、朝方まで持ちます。

お風呂も改修して、冬でも温かく入れるようになった。

冬の凛とした宿坊も、意外と捨てがたいですよ!


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水墨画の臨場感!

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この水墨画は誰の作だろう、その臨場感たるやすごいと感じさせられる。

実際に山に掛った霧状の雲が動いている様です。

今日はお客様が三組続きました。

うちお二人は、帰省の途中に、日帰り体験と宿泊とに来られた方。

そうか!

世間はすでに帰省シーズンに入ってるんだな・・・。

太平洋側は晴れていたそうだ。

この季節はそうだったなと、あらためて感じた。

峠を越えると、天候と景色が一変する。

そして宿坊の周辺の景色は、この水墨画の様になる。

冬場には多い風景。


と、言いながらも、これは私が宿坊の前にある山を写真に撮ったものです。

まるで水墨画だなといつも感じるのです。

水墨画の名作は、日本海側の風景が多い。

それもその景色をそのまま表現できるからだろう。

冬場の風景は、そこに厳しさを与えている。


僕は、冬場のこの風景が好きです。

そこにはそこに、感じるものがあるのです。

都会の景色はは、水墨画にはならないだろう。



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墓仕舞いと永代供養。

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冬至、一年で一番昼が短いとき。

そしてクリスマス。

今日は本堂が夕日に輝いていた。

今年の報恩講の宅参りも、年の瀬を前に、ほぼ回り終えた。
従来とは違って、最近は集中型というよりも分散型になってきた。

その分、膝と身体は多少は楽でした。

あとは本山の御正忌である1月16日まで、残った家をゆっくりと回ることになる。
元々、新年にお勤めする家もあるのです。

今年お参りをしていて、檀家さんの中に大きな変化が起きていたことに、少し
驚いた。

それは過疎化や高齢化や、後継者がいないことが大きな要因だが、今までは
それが話題になることは、あまりなかったのです。

その一つは、墓仕舞いのこと。
もう一つは、先祖の永代供養のこと。

田舎はそれでも家や墓を守ってきていた。
それがここ2年ほどの間に、現実問題にやっと気づいていたのです。

それは最近のマスコミの情報番組の影響が大きい。

そして私も、法事のときなどの法話で、これからのお寺のことを盛んに話し続け
てきました。

さらには、日本海新聞のコラム「潮流」でも、そのことは意識的に書いて来ました。

それらのことが、今年は一気につながったと言うことでしょう。

来年から、本当に流れが変わると感じました。

なぜなら、私のお寺は日本で一番変化が遅く、そう言ったことに興味がない地域
だと思うからです。

そうなると、これからは動きが一気に加速する。

まだもう少し先かなと思っていただけに、社会の動きがスピードアップしていると
いうことなのです。

ただ、私の考えていたことが、さらに実現しやすくなってきたのは事実。

一気に走り抜けるスピードと、方向を間違わない感覚が重要になる。

そのどちらも、今までじっと蓄えてきていると思います。

さあ、年明けたらいきなり勝負ですね・・・。


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今年のクリスマス・イヴは、雪のない温暖な一日になった。

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今朝のお寺周辺の風景。

今日はクリスマス・イヴです。

この辺りは、例年だとホワイトクリスマスになることが多い。

でも今年は、全く雪がありません。

さらには昼ごろには気温も15℃以上になりました。

厚着をしてると、逆に暑いくらいの感じもしました。

今年の冬商戦は、あまり振るわないでしょう。

暖房器具とか、冬物衣料、スノータイヤ・・・。

これらの季節商品は、年内が勝負です、それも早ければ早いほど良い。

クリスマスを過ぎると、もう商戦は終わりになる。

歳を明けるとバーゲンセールになってしまう。

3月は、まだまだ寒いのですが、気分がもう春になって来る。

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お寺の中庭も、冬枯れといった感じはしない。

緑が豊かなのです。

池の金魚も、例年だと冬場はじっとして動かない。
氷が張った池で春を待つ。

でも今年は、エサをまだまだ食べている。

生活は雪もなく気温も高く、過ごしやすいのは間違いない。

明日からは冷え込みが増してくるようです。

やっと冬らしくなるかも知れない。

ただ、本格的な雪は、まだちょっと先かも知れませんね。


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仏教にとっての大きな出来事・・・日本から見た事情

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仏教にとっての変革や大きな出来事とは何であろうか?

あくまでも今回は、日本仏教から見たという視点で考えてみる。

先ず第一は、お釈迦様が出家し悟りを開かれた事でしょう。

これがなければ、仏教自体が成立していないからです。

次には、弟子が誕生したこと。
これは仏・法・僧の三宝が誕生し、仏教教団が誕生することになる。

ただ、教団となった時点で様々な問題が発生する。
お釈迦様がいらっしゃったときでもそうなのだから、入滅された後は、
言うに及ばずである。

そのあとは、教団の分裂が続き、最大勢力であった上座部の説一切有部
に対抗して大乗仏教運動が興る。

日本に入ってきた仏教は、大乗仏教であるから、これも大きなポイントです。
大乗仏教はなぜ興ったのか、それは様々な要因の中で、既存教団への
民衆の不満があったことも大きな要因となる。

その仏教が、シルクロードを通って中国から日本に伝えられる。

日本における仏教の祖は、何といっても聖徳太子であるでしょう。

ただあくまでも、日本での仏教は、民衆や個人救済という仏教本来の姿
ではなく、鎮護国家つまり朝廷が日本の国をまとめるのに利用したと言った
感が強い。

その体制が変わったのが、鎌倉時代に興った鎌倉仏教です。
鎮護国家から、仏教の本来の目的である個人へと向かった仏教。
それはすべて比叡山に上った僧が、そこで失望して山を下りたところから
始まる。

臨済・曹洞・浄土・浄土真宗・日蓮宗など、現在の日本の中心の宗派です。

鎌倉時代に躍動していった仏教は、弾圧にさらされながらの伝道であった。
強いて挙げれば、朝廷側であった臨済だけが、そうではないかも知れない。
それ以外の宗派は、すべて弾圧を受けている。

新しいものを展開するときは、そういうものなのでしょう。
旧体制派や保守派との闘いの歴史である。

ただ、そこには私利私欲ではなく、仏教本来の教えに戻ると言う大義があっ
たのですね。

その仏教が、戦国時代の抗争から続いた徳川幕府の檀家制度によって、
伝道力が骨抜きにされる。

それから400年の間、日本の仏教は本来の姿を忘れ去ってしまっている。

日本仏教では祈祷やお祓いがまかり通る。
これは仏教ではなく、ヒンドゥーや道教を取り入れた儀礼である。
さらには檀家制度でお寺が決まるなどという、教えとはかけ離れた世界で
葬式仏教へと展開して行く。
この先祖崇拝は、中国で儒教を取り入れたもの。
つまりどれもが、本来の仏教とは関係がない。

もちろん葬儀を否定しているのではない、それだけでは意味を持たないと
いうことです。

今の日本社会は、仏教の本質ではないものを仏教だと思っている。
もしくは思い込まされてきた。

それが現代社会の構造変化によって、新しい仏教改革の流れが興ろうと
しているのです。

戒名や位牌などがそうでしょう。
お布施に関わるものがほとんど、そこに意味がなければ今までのお布施
は何のためだったのかということになる。

高価な壺を売ることよりも意味のない事だ。

戒名・位牌・お墓が、これからは意味のないものになるでしょう。
葬儀も、これからはお寺や僧侶を選ぶ時代になる。
なぜなら、従来のお寺と檀家の関係が必要ないものになって来たから。

その手始めが、amazonの僧侶派遣でしょう。

これは、本来の仏教とかけ離れて行った事を放置してきた、日本仏教に
とっては必然でしかない。

さらには、民衆の思いに応えてこなかったことへの反発もある。

この様な背景を考えると、仏教はその2500年の歴史の中で、幾度となく
原点回帰運動が興っている。

それが実は、仏教の持つ力と魅力なのではないかと感じている。

今までの日本仏教は、たとえそれが仏教ではなくとも、誰もそれを言わな
いで過ごしてきた。
そして檀家制度の中で、葬式仏教に安住してきた。
それはいつかは衰退し滅びて行くであろうことを、誰も信じたくないと言った
感覚でしかないのです。

現在の、平成新仏教運動も興るべくして興ったものであるなら、その結果は
必然へと導かれて行くことだろう。

その道を歩んで行ったものだけが、きっとそこに辿り着ける。

そう信じる。

いつでも原点回帰するものを、保守派が潰してきた歴史がある。

でもその行為は、仏教本来の教えに反するのです。

さて10年後の日本の仏教はどうなっているでしょうか?

仏教って魅力あるものだったと、みなが思っているでしょうか。







平成新仏教の動きについて思うこと・・・。

昨日の宗派の地区の執行部会でのこと。

いつもにも増して淡々と議事が進行して行った。

その中でも、今までとは違った感覚を皆が感じていたのではと思う。

それは確実にお寺を取り巻く環境が激変しているということだ。

過疎化や高齢化に加えて、後継者がいない家が増えている。

それがここに来て、一気に加速度を増している。

4~5年前までだと、まだそれなりに余裕があったと思う。

それが、ここ1~2年で様変わりしてきた。

そのことがよく分かるのは、5年くらい前にイオングループが法事や葬儀の
僧侶派遣を始めたときは、一斉に猛反発をくらい取り下げたことがあった。

それが今年の12月にamazonが僧侶派遣を始めると、そこに登録したい
僧侶が殺到していると言う。

確実に、お寺や僧侶も変わり始めたということ。

今までも、そんな動きがあったが、体制を変えるまでではなかった。
保守勢力が強かったのだ。

社会もまだそこまで、感覚が進んでいなかった。

一つには10~15年前に始まったお寺改革の動き。
仏教ルネッサンス塾を主催していた上田紀行氏が紹介したような、革新的な
お寺や僧侶たち。
その動きは今でも続いている。

その年代は60歳前後の方々だ。

次の動きは、未来の住職塾を主催している松本紹圭氏の年代以下のグルー
プである。
こちらは、おおよそ35歳前後以下の年代。

大きく分けて新仏教運動は、この大きな二つのグループに分けられる。

第一グループは、存在感も大きくその改革もダイナミックです。

第二グループは、従来のお寺の枠にとらわれないと言う発想がある。
いわゆる超宗派的な感覚である。

ただ一点は、第二グループの方は、若いだけあってまだ全体的に小粒です。
現代社会の一つの流れである、スモールコミュニティーの域にあるということ。
自分たちが楽しければいいと言った発想が中心です。

それに対し、第一グループは、お寺を変えて行こうと言う意志がそこに見える。
ただその年代は、周りの保守勢力がまだ強いと言ったこともある。

逆に第二グループ世代は、その周りの勢力は弱い。

それぞれの特徴があるのだと感じます。

私はというと、その中間世代。
まあ言えば、曖昧な世代ですね。
周りにもあまり改革派はいない、どちらかといえば体制派ですね。

逆に目立った人材がいないということは、これからこの世代に人材が登場して
来る可能性を秘めているということかも知れません。

どちらにしろ、これからは社会の流れに任せるのではなく、社会を自分たちの
流れに引き込んで行くくらいのことが必要になるでしょう。

そんなことを、最近は感じている。


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今日は宗派の会議が二つ・・・時代の変化を感じる。

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今日は、浄土真宗本願寺派の鳥取因幡地区の会議が二つあった。

会場は、いつも使わせていただいている鳥取市内の中心にあるお寺さん。

鳥取市の中心を流れる袋川沿いにあります。
駅から歩いても5分程度と便利な場所。

今日の会議は、ご門徒さん向けの研修会である連研の協議会。

今期の振り返りと、来期の計画について話をする。

実施方法など、これから詳細を詰めて行かないといけませんが、鳥取因幡組
は、この連研は熱心に行っています。

この連研の活動が、ある意味その地域の宗派の活動のバロメーターです。

この会議を、ご門徒さんの代表を交えて行います。

約2時間のあいだ、活発な意見が交わされます。

きっと次期も熱心なご門さんが参加されるでしょう。

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この協議会が終わった後は、同じく鳥取因幡組の執行部会です。

年に4回程度行われる執行部会、今回は忘年会も兼ねて実施される。

執行部は4年の任期ですが、今年度が現執行部の最後の年度となる。
あと3ヶ月程度で現執行部は終わります。

今までの3年間は、経費の削減や連研の実施など、様々な面で議論を交わして
きました。

でも最終年度となった今年は、一番スムーズに運んでいる。

私も住職なってすぐに、副会長の役割を担わせていただいた。

それはそれで、宗派や鳥取因幡組の内容を把握するのに役立ちました。

また多くの方々と接点を持つことができました。

来期からの4年間の執行部は、まだどうなるかは分かりません。

でも日本のお寺やお墓、そして葬儀が大きく変化して行く時となります。

さらには、過疎から高齢化、後継者不足など多くの問題に直面するときでもある。

舵取りが、さらに重要になって来るでしょう。

でも各寺院は、寺院毎にすべて事情が違います。

さてこらからの4年間は、変化のとき。

4年後は、現在とはまた、全く違った状況になっていることでしょう。

そんなことを会議のときに考えていた・・・。

私が住職を勤める光澤寺も、その時どうなっているだろうか。

宿坊も含めて、立ち止まることはできない。


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たまには街を歩いてみる・・・鳥取市編

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今日はお寺の所用があって鳥取に出かけました。

夜は忘年会があるので、行き帰りとも若桜鉄道です。

最近は、飲み会があるときは、若桜鉄道を利用することが多い。
時間を決められることもあるし、飲んでも心配いらない。

また、帰りの最終列車には、知り合いが乗ることもあるので、久々のコミュニ
ケーションが取れることもあります。

鳥取駅に着いたら、お昼ご飯を食べる。

どこにしようかなと思ったが、駅中にある砂丘そばを食べることにした。

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このそば屋さんは、僕が子どものころから鳥取駅にある。

砂丘そばは、そばに地元の名産、あご竹輪が乗っているのです。

この味が懐かしいのだろうか、何故かお店は昔から賑わっている。

鳥取に住む人にとっては、忘れられない味。
特別どうと言うわけではないのですが、何故かたまにこの味を味わいたくなる。

お昼をすますと、まだ時間があったので、町の通り沿いにある定有堂書店に
行くことにする。

この町の本屋は、日本で一番有名な街の本屋です。
BRUTUSなどの本屋特集では、必ずといって紹介されるのです。

この本屋も、一見はただの街の本屋である。

今日は写真集を一冊買いました。

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こうして久しぶりに鳥取の街を歩いてみる。

車だとこうはいかないのだ。

鳥取の街をぶらり歩くのも楽しいものだ。

こんな過ごし方もあるし、鳥取の街だってゆっくり歩けば十分に楽しめる。

どんな街だって楽しめる。

そんな楽しみ方をしてみるのもいいものです。



2015鳥取砂丘イリュージョンに行ってみた!

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鳥取砂丘で開催されている、砂丘イリュージョンに行って来ました。

基本的に僕は、この手のイベントにはあまり行くことはない。
先ず人混みと渋滞が嫌いな方、さらには興味自体がないのです。

今日はおまけに日曜日、出かけるとしたら平日に決まっている。

それが何故か今日は出かけてみることにした。

渋滞はしていたが、それほどではない。
人混みも、普段人が少ない鳥取、これくらいにぎやかだと逆に楽しい。

大阪など県外からも観光バスが何台も入っていた。

オマケに天候も悪くなく、気温もそれほど下がっていない。
つまり絶好のイルミネーション日和なのだ!

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行ってみると、結構すごい。

こんなにすごかったんだと、あらためて思った次第。

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さすが地元の利、駐車場もすぐに見つかった。

おまけに帰り道はスイスイ、信号で一度も止まることなく市内に戻れた。

こう言ったところも、鳥取の良さだなあと感じる。

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このイベントは、鳥取砂丘イリュージョンと言って、12月27日まで開催中。

同時に近くの砂の美術館では、1月3日まで光のアートフェアを開催していて、
両方を同時に楽しめます。

これなら毎年来てもいいなと思った。

何でも行ってみるものだな・・・、そう思った。


マイナビ・ウーマンで、宿坊光澤寺が紹介されています!

女性に人気のサイト

「働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド マイナビ・ウーマン」

ここには、働く女性のための様々な情報が満載です。

そのサイトに、「一度は泊まってみたい新感覚の宿坊」のページがある。

そこに宿坊光澤寺が紹介されています。

宿坊を開業して、来年の3月で丸四年が経ちます。

宿坊って、歴史あるところがほとんどですから、全国で一番新しい宿坊と
言っても良いかも知れません。

その新しさが良かったのでしょうか。
開業したその年から、テレビや新聞、雑誌で取り上げていただきました。

そして現在は、観光ブームや心のリフレッシュをキーワードに、宿坊が注目
されているのです。

これって開業したときには全く予想していなかったこと。

宿坊光澤寺と名前を付けるときも、あまりにストレート過ぎるかなあと思って
いました。

でも結果的には、それが良かったですね。

お寺と同じ名前にすることで、どちらにも相乗効果があります。

さらに宿坊とすることで、お客様もお寺に泊まると言うイメージで来られるので、
仏教体験や悩みの相談など、本来目指していたものとのズレがなかった。

来客数も、私自身の予想を超えるものでした。

そして今回、人気サイトでの紹介もしていただくことができました。

働く女性にとって、心を休める場所、自分自身を振り返り見つめる場所。
そんなときに、この宿坊は最適だと思います。

四季に囲まれた自然、観光地ではない普通の山里の静けさ。
そして一日一組なので、自分の思い通りに過ごせるということ。

それが宿坊光澤寺なのだと思います。

マイナビ・ウーマンのサイトはこちらからどうぞ!
         ↓
http://woman.mynavi.jp/article/151216-15/

雪の朝の法要・・・本堂は0℃

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今朝は晴れ上がりました。

外は真っ白になっていた。

今年の冬一番の冷え込みの朝。

今日は朝10時から本堂で法事をお勤めすることになっていた。

それほどの積雪ではなかったので、車は問題ない。

本堂でお迎えする準備をするために、ファンヒーターのスイッチを入れた。
すると気温は、1℃となっていた。

これだと内陣は0℃だな・・・。

ただ外が吹雪でないだけましですね。

ただファンヒーターを点けても、暖まりません。
本堂が広すぎて、温風が当たるところだけが暖かい。

ひざ掛けを掛けていただいたり、電気ストーブも用意しました。

こんな時は、お経も短い方が良いのでしょうか。

ただ今日は、三回忌の法要。
次は七回忌なので少し時間が空きます。

『仏説観無量寿経』 『阿弥陀経』 『正信偈』 を続けて唱えた。

本堂の寒さは厳しいが、読経を始めると寒さは気にならない。

読経にのみ集中する。

冷たい凛とした空気の中に、読経の吐く息の白さが広がる。

冬のお勤めは、それはそれでとても気持ち良いものです。

ご一緒に唱えられる声も聞こえる。

法事の後は、とても気持ちが良いものです。

仏様の空間を、私たちも共有する。

迷いの凡夫が、悟りの世界とつながるとき。

そこに念仏がある。

此岸と彼岸が自動的にアクセスされる・・・。

そこに読経が響き渡るのだ。

なので読経は読むだけでは意味はない、そこに伝わるものがなければ。

そんな風に感じている。


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しあわせについて、そして生きる意味。

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今日は、地元八頭町の安部地区公民館で講演をさせていただいた。

町を元気にする活動の一環で、公民館の行事の中の1時間の枠を頂いた。

私の今日のテーマは、「ふる里に、いのちを吹き込め!」でした。

全体的には過疎化と高齢化が進む地域で、みなが楽しく元気に暮らして
行こうと言った感じです。

今回は、町おこしを中心に仏教やいのち、そして生きる意味や幸せについて
お話ししました。

高齢者の方が中心で、約30名の皆さん。
最初は僧侶の格好を見られて、何でお坊さんが来るの?
って感じでもありましたが、話しが始まると熱心に耳を傾けてくれました。

どんな講演であっても、私は話の中に仏教的なことや、いのちや生きる意味、
幸せとは、といった内容も織り交ぜて行きます。

テーマは違っても、人にとって大切なテーマだからです。

昨年秋に開催した、「第二回やずブータン村まつり」。
テーマは、「しあわせについて語ろう!」でした。

そのときは、おぼろげだったことが、この一年様々な角度から見たり考えたり
することによって、その輪郭が大分はっきりしてきました。

生きる意味とかいのちについてもそうです。

難しかったり分からなかったりすること、それを自分自身のテーマにすることで
その意味が徐々に見えて来るのです。

一年くらい考えていると、自分でもこういうことだなと、感じることができます。

お話しをさせていただくとき、その場には高齢者の方が多い。
もちろん私よりも年齢を重ね、経験も豊富な方たちである。

その方たちに、ありきたりなことや偉そうな話をしても通じない。

自分が感じたこと、考えてきたことでなければ駄目である。
借りた言葉では、言葉に力が足りません。

今日お話しさせていただきながら、そんなことを感じたりしていました。

もちろん、これは法話についてもいえること。

今年は、講演依頼も、企業向けから法話、町おこしや人権、いのちや心のこと
まで、多岐に渡りました。

様々な場所でお話しをさせていただく機会を得たことで、私自身がいろいろ感
じさせていただく機会を与えていただいた。

それはとても有り難いことでした。

講演や法話は、そのときそのときが大切です。
二度目ということがない。

そのことを肝に銘じて、来年もさらにテーマを積み重ねて行きたいですね。


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取材で感じたこと・・・それは無形の財産になる。

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昨日、名古屋から新聞社の記者の方が取材に来られました。

わざわざ鳥取の田舎までお越しいただけるとは・・・、といった感じです。

それも今回は、宿坊の取材ではありません。

たまたま私を知っておられる方が、私をご紹介くださったようです。

何かを始めると、いろんな人と接点が生まれる。

その接点が、また他の接点を生み出すのでしょう。

お寺だけではつながらない接点が、宿坊を始めるということで、様々な接点
を生み出してくれます。

そう言った意味では、今年はテレビ関係の取材やロケが相次ぎました。

これも様々な接点から生み出されています。

限られた時間の中で、いろんなお話をさせていただきました。

それも宿坊を始めて、お客様お一人お一人と向き合って、お話しさせていた
だいた結果によるものです。

それが、会社員時代と僧侶になってからの自分に、宿坊での経験に積み重
なっているのがよく分かる。

それが今の私につながっているのだ。

臨床宗教師とか傾聴とかカウンセリングとか・・・。
これって、おそらく何の役にも立たないだろう。

研修はあくまでも研修であって、実践ではない。

すべては実践でしか磨かれないものであり、そこにはその人の人間性も加味
される。
もちろん経験や環境もそうだ。

心の問題は心でしか解決しない。

学問や研修は、その心の感じるものを削除してしまう可能性さえある。
そちらに意識が引っ張られて行くから。

所詮机上の空論だと感じる。

それなら仏教を突き詰めた方が良い。

今はそう感じます。

宿坊での経験は、他では決して得難いものだと感じている。

これは他の寺院や宿坊との決定的な差である。
なぜなら絶対に真似することはできないから。

そしてこの経験は、時間が経てば経つほど、積み重なって行くもので、
陳腐化したり減ったりしないもの。

それは私にとって無形な財産になります。
そして無形なものは誰も手出しできない。

今回取材を受けながら、そんなことを感じていました。

取材の内容に、きちんとお答えできたかどうかは分りかねますが、自分
自身に気づきがあったのです。

気づきがあれば、また次に進むことができます。

そうなれば、心のことを、もっともっと知ることができるのです。

心療内科や精神科では対応できないものを、ここで作り上げられたらと
思ったりしています。


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そのエネルギーの原点を求めて・・・大法輪寺その①

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                     (大法輪寺別府別院で田口ご住職と)

大分県の別府市を中心に、三か所の寺院を持つお寺がある。

そのお寺は、大法輪寺という。

御住職は未来の住職塾に参加しておられた、そのご縁で、今回そのお寺に
お伺いすることができました。

目的は、ご住職にお会いすること。
さらには、そのお寺を自分の目で見たいという思いから。

お寺を飛び出して独立され、どの宗派にも属されていない。
15年前に、身一つでゼロから立ち上げられたお寺である。

私が先ず訪れたのは、別府市の高台にある別府別院です。

元は保養施設だったところを寺院にされているだけあって、巨大な建物が
そのまま寺院になっている。

その中では大ホールで法要が執り行われていた。

ぜひ法事を見て行ってくださいと言われていた。
私もできるのであれば、法事に参列できるのであれば有り難いと思った。

法事が終わり、御住職が別院内をご案内して下さる。
すべてに興味深い。

何と言っても、別府市内と別府湾が見渡せるロケーションが素晴らしい。

建物と言い、ロケーションといい、この様なお寺は全国どこを探してもない
でしょう。

また本堂となっているホールも素晴らしい。
椅子が並んでいる様は、新しい教会の様でもある。

もちろん納骨堂としての機能も充実している。

今までのお寺という概念では想像もつかない寺院である。

その志とエネルギーは、とてつもないものを感じます。

ただ、独立して宗教法人を立ち上げられたときのご苦労も、すごかっただろ
うと感じる。

周りの寺院の反発も相当あっただろうことは、想像に難くない。

実際にお寺を見て、御住職のお話しを聞いていると、さらにその原点にある
ものに興味を覚えた。

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これからそのエネルギーの原点を自分なりに感じたことを書いてみたいと
思います。


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おとなびパスで行く九州大分の旅

明日から九州に視察旅行に行きます。

たまたまJR西日本からフリーパスが発売されていました。

気づかなければ、今夜の夜行バスになっていたかも知れません。

JR西日本管轄の博多から新潟の上越妙高までの区間が、なんと三日間
乗り放題になります。

鳥取からだと智頭急行があるのですが、こちらもその区間に入るという。
つまり鳥取から博多まで行っても、往復できるということです。

料金は普通指定で16,000円、グリーン指定だと20,000円

普通指定でも片道16,000円くらいなので、約半額になると言う計算。

ただしこれには条件があります。

満50歳以上限定ということ。

50歳を過ぎてから、今まで得をしたと言う経験は一度もありません。

これが今回は、50歳超えてて良かったと始めて思えたことです。

せっかっくなので、グリーン車指定の20,000円コースにしました。

これで智頭急行と新幹線の往復がグリーン車になります。

今回は旅行ではなく、あくまでも大分県にあるお寺さんを訪問するため。

自分自身が、これからのお寺の方向性を決めて行く上で、どうしても見て
おきたかったお寺です。

たまたま、未来に住職塾に参加してのご縁でした。
未来の住職塾の魅力って、実はこんなところになるのだと思います。

訪問させていただきたいとお願いすると、快くお受けいただきました。

こういった流れも物事を進めて行く上では、とても重要なことだと思います。

明日は博多駅で友人と合流し、大分へ向かいます。

さて、どんなお話しが聞けるのか、今から楽しみです。


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親鸞聖人和讃・・・悲嘆述懐

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親鸞聖人が書かれたものに、和讃と言われるものがあります。

和讃とは、漢字でしか書かれていないお経を、和語を用いて分りやすく説い
た詩のことです。

親鸞聖人は、晩年までこの和讃をたくさん詠まれている。

九十歳まで生きられたこと、これはその時代であれば、かなり奇跡的なこと
かも知れません。

そのおかげで、宗祖の九十歳までの心持ちを、私たちは知ることができる。

親鸞聖人の和讃は、現在でも直筆のものが残されている。
余計にそのお心が伝わってくるでしょう。

和讃は、三帖和讃と言って、大きく分けて三冊あります。

三帖和讃とは、『浄土和讃』 『高僧和讃』 『正像末和讃』のことです。

その和讃の中の一つを、私は座右の和讃にしている。

いつも心に思い続けるもの。

つい忘れてしまうのですが、何かあるときは振り返るもの。

それは、私が住職の継職法要のとき、ある方がお祝いの言葉を書いた手紙
の文章の中に入れて下さっていたものです。

その和讃とは・・・


正像末和讃の中の、悲嘆述懐讃の一つ。

「浄土真宗に帰すれども

  真実の心ありがたし
   
    虚仮不実のわが身にて

      清浄の心さらになし  」


つい驕ってしまう私と言う存在があるのです。

お釈迦様や親鸞聖人のみ教えを聞きながらも、驕り昂ぶった私がいる。

私と言う存在は、そう言う存在なのだと思い知らされるときだ。

住職継職と言う大きな節目のとき。

そのときにこの言葉をいただくことの意味を問い続けている。

そして、分ったようでいても、それは分ったふりをしているか、分った様な
気になっているだけのことです。

常に我が身をかえりみること・・・。

永遠にこ詩と向き合って行くことでしょう。


この和讃を送って下さったのは、作家の高史明先生です。

まだまだとても、先生にお会いできるような心になれない私が今もいます。

まだまだ・・・、問い続けるしかない・・・。


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「生きる!」

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今日は曇り空だった。

午前中に数件の報恩講参りをして、午後の講演会の準備をする。

今日は八頭町の隣にある若桜町での講演会。
その若桜の町から、さらに車で15分、もう兵庫県の県境も近い山の中。

若桜町の池田分館で開催されている、寿大学にお邪魔しました。

お寺を出たときは、まだ曇りだったが、会場に近づくと小雨になった。
この辺りは、山の天候なので天気が変わりやすい。

会場に到着し、担当の方にご挨拶を済ませ、会場の準備を行う。
プロジェクターとスクリーンを設置するのだ。

幸いお寺にあったもので十分な感じである。

今日のテーマは、そのものずばり。
「生きる!」である。

鳥取県内でも、一番過疎化と高齢化が進む地域である。

開始15分前、まだ2~3人くらいしか来られていない。

これが開始時刻になると、会場には30人以上の方が集まっていた。

平日の昼間、趣旨も寿大学、70歳以上の方々ばかりです。
その皆さんに、弱冠55歳の私が、「生きる!」をテーマに話すのだ。

プロジェクターで、キーワードと写真を見ながら、生きるということ、幸せという
こと、町おこしのことなどをお話しさせていただいた。

1時間と少しの時間、みなさん真剣に聞いてくださっていた。

まさか坊さんがこんな話をするとは思っていなかったでしょう。

講演後、数人の方が声を掛けて下さった。
「良い話しだった」と言って下さる。

高齢化と過疎化が待ったなしでやって来る。
でもその中でも、自分のいのちを生き、そして幸せな人生を送ることはできる。

それは心が決めるのだ。

この町も、幸せな町にできるのです。

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のどかな師走、日帰り体験での法話

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のどかな師走の日が続いている。

12月に入っても日帰り体験の団体やグループの方が続いています。

本堂の天井は高く、密閉性もないので、冬は本当に寒い。
でも、今年の冷え込みはまだ本格的ではないのが、助かっています。

今年は30名~40名超の団体で来られるグループが多かった。

今までは、法話をご希望のときは、何も使わないことが多かったのですが、
ホワイトボードにキーワードなどは書き込んだりするようになった。

そして最近は、プロジェクターも使う機会が増えました。

これは、外部での講師依頼がこの秋から冬にかけて続いたこともあります。

やはり多くの方にお話しするときは、写真やキーワードをプロジェクターを
使って映した方が、イメージしやすいと思います。

50人以上になると、ホワイトボードも見えにくかったりします。

その資料を、その都度、講演を聞かれる方によって内容を変えて行きます。

基本的なことは、仏教に基づいた「こころ」や「いのち」のことが中心です。

それをビジネス向けだったり、団体向けだったり、高齢者向けだったり、ご婦人
向けだったり。

それぞれに内容を変えて行く。

せっかく資料があるのだからと、最近は日帰り体験の皆さんに、本堂で法話
をさせていただくときに、プロジェクターを使う様になりました。

内容を整理するのと、イメージしやすいので、これはこれで便利です。

でもこれには注意が必要、なぜならプロジェクターの資料が中心だと、言葉
に力が無くなるからです。

言葉には力が必要であり、そして時には魔法を掛けることも。

魔法と言っても惑わすことではなく、違う視点から物事を見るということ。
そうすると、さっきまで何も感じていなかった物が、急に輝きを増したりするの
です。

法話のときは通常は、何も使わないことが多い。

でもせっかくあるのなら、それを有効利用してみるのもよいのでは・・・。

ただ、大学の授業や研修会の様になっては元も子もない。

あくまでも法話は法話、講演は講演、研修会は研修会、落語は落語なのです。
ごちゃ混ぜにしては良くないかな。


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amazonの僧侶派遣に思う・・・社会が背中を押してくれる、改革を急ごう!

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ネットショップの最大手「amazon」。

私も書籍の販売でお世話になることが多い。

そのamazonが、12月8日から何と僧侶派遣を始めるのだそうだ。

元々、葬儀会社などが僧侶派遣などはやっていたので、今さら驚くほどの
事ではない。

大手流通のイオングループなども取り扱っていた。

たださすがにamazonは、その影響力は相当の物だと思います。
直接amazonがやっている訳ではないといいながらも、そのネットにおける
販売力は強い。

ネット世代には受けるかも知れませんね。

なぜなら、これからはお寺と直接係わることなく、必要なときだけ僧侶を頼
めば良いのだから。

法事などの価格もかなりリーズナブルになっている。
従来、葬儀会社と組んでいた所と比べると、良心的でしょう。

派遣僧侶の品質といったところで、僧侶自体の元々の質は高くないので、
そこは余り問題にはならない。

今回のことについての最大のポイントは、お寺や葬儀に対する価値観が
大きく変わって行く、ターニングポイントになるだろうということ。

今までも大きな変化をしているのだが、一般人がこれだと感じるものはなか
った。

それが今回のことは、多くの一般人にもその情報が届けられるということ。
また従来不明瞭だったお布施に対して、一つの目安ができたということにも
なる。

これからは僧侶の都合だけでは通用しなくなるでしょう。

私のお寺や私自身が、直接影響を受けるということは全くない。
逆に言えば、私が目指すお寺やお墓改革が非常に進めやすくなるという
効果さえあるのです。

たとえば、檀家制度の崩壊がそうだ。

私が何も声を大にして改革を叫ぶ必要がなくなるのです。
社会変化が勝手に後押しをしてくれることになる。

やはりお寺改革は、一刻の猶予もないということだ。

それもやはり、私自身により強い覚悟を与えてくれる。

さあ!
改革を急ごう!


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日帰り体験も、若い女性が多いのです。

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今年は日帰り体験の方がとても多かったですね。
まさかこれほど多くの方が来られるとは、思ってもいませんでした。

グループや団体の方が多いのですが、若い女性の方は2人で来られる場合
が多いですね。

休みが合って、ゆっくり過ごしたいときには、ここは最適かも知れません。

日帰り体験も一日一組なので、自分たちのペースで過ごせます。

この日はお二人で、ゆっくりと写経を体験されました。

ときには自分の思いをどこかに流して行く場所があった方がいい。

そして心を整える。

写経のとき、願い事を書かれる方も多いです。

これは、自分の思いを再確認することにも役立ちます。

心をそちらの方向に向けるということ。

決して仏様や神様にお願いしている訳ではないということ。

自分の心を願いの方向に向けることによって、行動もそっちに動いて行く
のですね。

心を整え、そして心をもう一度動かせて行く。

そんなときには、宿坊ってとても効果的かもしれませんね。

落ち着いた休日も、たまにはいいと思います。


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読経はその空間を震わせる波動となり、その場をプロデュースするものだ!

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12月に入っても、極端に冷え込む日はなく、初冬にしては過ごしやすい日々
が続いています。

秋から冬に掛けては、お寺は報恩講のお勤めがあって、檀家さんの宅参りが
続きます。

そして、そこに法事や葬儀などが入ってくる。
一年を通して、やはりこの時期が心が一番宗教的感覚になるときかも知れま
せん。

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法事や葬儀、報恩講もそうです。
やはりそこには儀礼が先にあります。

作法があってその場の雰囲気が変わる。

そしてそこに読経があるのです。

一連の儀式によって仏の空間がそこに作りだされて行くのです。

その空気を作りだすもの、それはそれぞれの場所をご用意される方がいらっし
ゃり、僧侶がプロデュースして行くのです。

なので衣もその要素だし、作法も大切になって来る。

そこに読経が始まる。

私は読経によって、その場の空気感を醸し出す。
なので、常に全身全霊で読経をする。

お経の意味は・・・、などと問うことの無意味さを感じていただけるくらいでなけ
れば読経の意味はない、そう思っています。

そこに仏様の空間を作り出すのだ。

理屈など必要ありません。

お経は意味が分からん・・・、日本語で読め・・・。
そんなことを言われるくらいではだめだということ。

言葉が必要ないくらいに、読経がその場の空気を振動させ、お参りされている
方の身体から心に響き渡るのです。

なので読経は波動なのだということを、僧侶は知っていなければならない。
ただ文字を読んでいるだけではないということを。

波動が心を震わせるのです。

もちろん、いつも同じように読経できる訳ではない。

今日一日も、法事を二件、報恩講を3件お勤めさせていただいた。

浄土三部経以外でも、「正信偈」は、多いときには一日10回近く唱えることも
あります。

常に正信偈はお唱えするのです。
「正信偈」を一回唱えるのに、約25分掛ります。

親鸞聖人の直接のみ教えであるので、何度唱えても唱え尽くすということの
無いものです。

やはり、死ぬ前にもう一度あのお経を聞きたい。

そう言っていただけるくらいには・・・。

もちろん、そのあとの法話だからこそ、法話にも心が入って行くのです。
法話だけが良い僧侶っていうのも考えものです、なぜなら本質を分っていない
のだと思うから。
浄土真宗に多いタイプかも知れませんが・・・。

浄土真宗はみ教えが一番と言ってたり、でもみ教えはお経の中にあるのです。
読経が中途半端で、み教えがしっかりと説けるわけはないのです。

親鸞聖人もみ教えの前に、読経や儀礼のプロフェッショナルだったということ
が、置き忘れられているのでしょう。

法然門下では、親鸞聖人は声明の名手だった安楽や住蓮と懇意だったと言っ
たことも・・・。


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若桜鉄道観光ガイド忘年会・・・a never ending journey !

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昨晩は、若桜鉄道観光ガイド倶楽部の忘年会でした。

さすがにメンバー全員が集まることはできませんが、それでも山田社長や
北内さんも参加して下さり、鳥取の週末の夜を堪能致しました。

普段は、観光ガイドのときに個別に顔を会わせる程度で、ゆっくりと話しを
することもありません。

でも観光ガイドとして一体感を出して行った方がいいし、いろんな情報交換
もやった方がいい。

とにかく今年は忘年会を開催しよう!

そんなことから今日の忘年会につながりました。

メンバー最年少の高橋さんが今年二十歳になったのでお酒解禁。

会費はもちろん自己負担なので、一次会~二次会を合わせて5千円前後
に納めるのが苦心したところでしょうか。
学生さんもいらっしゃるので・・・。

ガイド倶楽部会長の広澤さんは、何とカラオケに中に5曲ご自身の作詞され
た歌が入っているそうです。

そして山田社長の歌声も初めて聞きました。

みなさんお忙しい中をご参加いただき、ありがとうございました。

一次会は焼肉屋さん、二次会はカラオケボックス。
どちらも盛り上がってましたね!

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そしてLAST NUMBERは・・・。

若桜鉄道観光ガイド倶楽部のテーマソング「銀河鉄道999」~

みんなで熱唱いたしました。

~ a never ending journey, a journey to the stars ~

そう人生は終わりなき旅、星を目指して突き進め!


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来年へ向けて準備せよ!・・・研修会講師を二件続けて。

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今日は午前中、報恩講で檀家さんにお参りが三軒。

そのあと、午後は研修会の講師が二件入っていました。

今年最後の月の金曜日ということもあったのでしょう、後で依頼のあった企業
の方に時間を調整していただき、無事に講師を務めることができました。

最初は、鳥取市内に事務所のある鳥取県農業共済組合様でした。

この事業所には、高校時代の同級生がいらっしゃり、私に声を掛けていただき
ました。

研修会は30~40名くらいだったでしょうか。

私は何かあるときは、この僧侶の衣を着てお話しさせていただいています。
皆さんは、何で僧侶がいるの?って感じだったかも知れません。

町おこしや宿坊のこと、そして心のこと。
これからは企業や団体、ビジネスの分野でも心の問題が大きく取り扱われる
時代になりました。

仏教も、葬儀や法事など、本来のお釈迦様の教えにはないものではなく、
お釈迦様が説かれた、心の問題をお話しすることが大切なことだと思っていま
す。

それが今の社会で必要とされているのではないかと、最近は感じる様になり
ました。

鳥取県農業共済組合様が終わった後、車で鳥取県中部にある三朝温泉へと
向かいました。

三朝温泉にある保養施設、ブランナール三朝さんで鳥取県の地元有力企業
である日ノ丸産業株式会社様の部長研修会があります。

そちらでも講師を務めさせていただきました。

日ノ丸産業様には、今年は新入社員研修・課長研修・課長代理研修に続いて
の講師となります。

おそらくそれぞれの研修会に一貫性を持たせたいとの意向がおありなどだと
思います。

特に今回は部長会ということで、内容も今までのものをもう少し深くお話しさせ
ていただく様に心がけました。

今日の研修のテーマは、どちらも「心を整え育む」でした。
でも内容は、それぞれの企業様の背景を考えて変えています。

ただ仏教的観点から見るた心の問題についてと言うテーマでのお話しです。

現代社会は、企業やビジネスにおいても、心の問題を避けては通れない時代
になっていると感じます。

それが仏教に目が向き始めたことにつながっていると思います。

従来の葬式や法事などの先祖供養の仏教から、生きて行くための仏教が必要
とされているのでしょう。

今回の二つの企業様は、その点の着目が非常に早いと感じました。

仏教の本質は、人の心を問うものであり、非常に有効な教えであると感じます。

アメリカでも瞑想が企業のセラピーや心理療法に取り入れられているのは、
さすがにその先端を往く国だけあるなと言った感じです。

私も仏教がビジネス界に対してこれからいろいろな分野で関わって行くことに
なるのではと感じています。

そんな意味もあって、今回の二つの研修は、私に対して来年に向けて準備せよ
との意味であると受け止めている。

来年は、これからの私にとって、非常に重要な一年になるのは間違いない。


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死を見つめたときに・・・、思うこと。

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ある日のお参りでのこと。

私がお参りすることを、とても楽しみにして下さっている。

普段なかなか話せないことを、話せるからかも知れない。

誰もが一年毎に歳を取って行く。
その方も、少しづつ歳を取られて行く。
お身体も少しづつ不自由になって行かれるのが分かる。

周りの方とも中々話しができることもなくなって行くでしょう。

宗教や仏教の話しになると余計にそうです。

その日も、イスラムの話しや親鸞聖人のお話しをする。

そして疑問に思うことやご自分の考えなどをお話しされる。

そんな時間は僕にとっても貴重な時間です。

私もいつか歳を取って行く。
その人の思いや考え、そしてお身体のことを見つめさせていただくのだ。

私の話しを聞いて納得されたり、余計に疑問に思われたり。

それはいろいろです。

ただ親鸞聖人とお釈迦様のことについては、私は異論をはさむ余地はない。
その方の感じられるままが教えであると思う。

お歳は、お釈迦様より上だが、まだ親鸞聖人より下である。

そして、こんな話もあった。

「私は今、死をずっと見つめています」

その言葉を聞いて、「死についてどうお感じですか?」と私は聞いた。

「死について思うことは、ただ安らかな表情で死にたいと思っています」という
お言葉であった。

ご自身が生きてきたうえでの思いだ。
苦労もされておられるだろう、そんなことも話の端々で感じることができる。

「でも最後は生きることはすべて感謝だと思います」
と仰られていた。

その通りだと思う。

すべてに感謝して死ぬことができれば、その表情は穏やかになるだろう。

その意味するものは、まだ私には見えていないのかも知れない。


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鳥取北地区公民館主任会の皆さんの研修会です!

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今日は晴れて、12月にしては過ごしやすい日でした。

そんな中、鳥取市の北地区の公民館で主任をされている方々が宿坊に
お越しになられました。

情報交換や実際の体験を通して研修される目的です。

さすがに実際に公民館の活動を支えておられる皆さん、パワーがあります。
そして勉強熱心です。

午前中は、写経グループといやし地蔵作りに分かれて体験されました。

お昼からは、仏教の教えを通して人権のお話しを、1時間させていただきま
した。

本堂はさすがにちょっと寒かったと思いますが、それでも皆さん元気一杯。
帰りには一緒に記念撮影も、させていただきました。

中には八頭高校時代の同級生もいらっしゃいました。
この様な場でお会いするのも楽しいものです。

ところで今日は平日の水曜日。
まだ檀家さんの報恩講のお参りが続いています。

さらに今日は逮夜参りもあったのですが、そこに葬儀も入って来ました。

スケジュールのやり繰りができるだろうかと、ちょっと考えましたが。
今日の体験は写経であり、法話は午後から1時間。

朝一番に会場の準備をして報恩講にお参り。
そのあとお寺で、皆さんにご挨拶と写経の説明をしてから、葬儀に向かい
ました。
葬儀が終わって因幡霊場で火屋の読経をしてお寺に戻る。

ちょうど良いタイミングで昼食を終えられたところだったので、本堂で1時間
研修の講師を務めることができました。

皆さんをお見送りしたあと、還骨と初七日のお勤めにお参りし、続けて逮夜
参りに行く。

報恩講の予定を変更していただいたりはしましたが、それでもそれぞれが
時間内に納まって、どなたにも迷惑を掛けることなく役目を果たせました。
葬儀のご遺族の方々は、今日の私はまったく忙しそうとは感じられなかった
事でしょう。
それも有り難いことでした。

今日の体験は、私だけでなく、いやし地蔵の体験もあったので、川上さんが
いて下さったことも助かりました。

私のお寺は、葬儀のとき檀家さんがお寺に来られることはないので、日帰り
体験で急な用事が入っても対応できます。

そう言った面では、いろんな縁がつながってるなと感じた一日でした。

皆さん今日は本当にありがとうございました。


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のんびり過ごすのも宿坊の楽しみ方!

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宿坊に来られる方は、体験を希望される方が多いです。

この宿坊は、他の宿坊と違い体験型宿坊です。
それも一組での対応となっております。

でも、のんびり過ごせるのもこの宿坊の楽しみ方の一つです。

コタツに入って本を読んだり寝転んだり。

テレビを見たり、私や坊守と世間話をしたりとか・・・。

特に決まった時間やスケジュールはありません。

宿坊に来られたときに、少し話をさせていただいて、お客様のご希望をお伺い
します。

もちろん途中での体験を変更することも可能です。

私のスケジュールによっても多少は変わりますが、できる限りお客様の要望に
お応えするようにしています。

普通の旅館や宿坊では、こんなことはできないでしょう。

まるで実家に帰ったような、というよりも実家や友人の家よりも気を使わない
でしょう。

なぜなら、お客様だからです。

食事や体験、相談や世間話、本を読んだり散策したり、過ごし方は様々。

心と身体をゆっくりと休めることも、ときにはとても大切だったりします。

ここではそれが思い切りできる。

そんな宿坊も、面白いかなと思っています。


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初冬の或る一日。

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八頭の山里にも冬がやって来る。

今年は暖冬だと良いなと思ったり、でも冬に関わる仕事をされている方々は、
やっぱり冬は寒くないと困るだろう。

日本も徐々に温暖化が進み、季節も少しづつ変化している。

今日お参りしたとき話していると、八頭町周辺では最近ミカンを植えている
方が多くなったそうです。

僕のイメージでは、ミカンは温暖な地方でできる果物と言った感じ。
この辺りと言えば、やはり柿が中心です。

今でも柿はたくさんありますが、手軽さもあってミカンが多くなっているのだとか。
それも結構甘いミカンができるそうです。

そのうち日本も果物や農作物が変わって行き、亜熱帯化して行くのかも知れな
いな、などと考えていた。

今年の秋から冬に掛けては、例年に比べ多少は暖かいようだ。
日帰り体験の方々が多いので、暖かいのは助かっています。

そんな初冬の或る日、御姉妹で写経にお越しになられた。

お二人でゆっくりと写経をされる。

昼食の後は、コタツでご一緒にお話しをしていた。

お一人の方が、とても動物好きでした。
動物の話しで盛り上がったり・・・。

宿坊に来られた方とは、いろんな話しをします。

それぞれの人生をお伺いしている様な感じです。

もちろん、悲しみや苦しみ、そして喜びや夢。

いろいろな人生のお話しを聞かせていただくことができる。

本当にいろんな人生があるなと感じる。

そんなお話しを聞かせていただけるのも、宿坊の良さかも知れません。

それだけ私も、お一人お一人の人生を知ることができるのです。

それはある意味、貴重な体験でもあります。


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