西本願寺には、ビハーラ活動者養成研修会がある。
今年度で第25期になるので、もう30年以上続いているということになる。
始まったころは、1期を2年かけてやっていたこともあるから。
ビハーラとは、元々キリスト教のホスピスに対応する言葉として考えられ
たものです。
その背景から、当初はターミナルケアの要素が強かった。
キリスト教は医療やホスピスの活動が早くから始まっている。
それに対し仏教は、檀家制度の背景から葬式仏教が中心となっている。
それは、仏教の本来の目的から逸脱するとともに、医療の世界からは
遠ざけられてきたのです。
仏教の新しい視点として、ビハーラを実践して行こうということから始まっ
た活動でしょうか。
30年以上前からこの活動をしていると言えば、仏教の宗派では相当に
先進的な取り組みです。
西本願寺では、特養の介護施設、さらには「あそかビハーラ病院」を運営
していたりする。
研修は、ビハーラの実践者として活動者の養成を行っている。
最近は、臨床宗教師という制度もあったりするのだが、ビハーラ活動に
非常に似ている活動ですね。
臨床宗教師は東北大学が主体になっており、ビハーラは西本願寺という
こともあって龍谷大学も関わっていたりします。
その二つの大学のコラボも始まっている様です。
そういった面では、ビハーラ活動者養成研修会もこれから新たな展開に
なって行くかもしれませんね。
ちなみに私はお寺に戻ったときに受講している、第21期でした。
もうあれから5年経った。
その5年だけでも社会は大きく変化した。
さらにはお寺を取り巻く環境も大きく変わったのです。
お寺の活動も急速にスピードアップしてきた。
そのビハーラ活動者養成研修会も、今年度は3月の研修で修了となる。
3月1日に、「寺院ビハーラ論②」という講義があります。
その内容は、寺院の社会的使命と活動報告です。
そこで私が出講し活動報告をお話しさせていただきます。
~宿坊から感じるこれからのお寺~というテーマにしました。
約1時間話しをさせていただき、その後に座長と報告者2人でディスカッ
ションになるそうです。
ビハーラ活動は、これからのお寺にとって活動のベースとなるもの。
とても重要な活動です。
ただそれをどこまで実践できるかどうか。
少しでも私の話しがお役に立てればと思っています。
特に過疎化が進む地方の寺院にとっての、お寺の使命とは何か。
生き残りもかかっているのです。
社会の変化に取り残されないように、ではないのです。
社会の変化に対して、お寺がリーダーシップを取らないといけないとも
感じています。
説明用の資料をパワーポイントで作りましたが、かなりの量になった。
どこかにヒントがあればと思い、さっと流して行くのが良いかなと思って
いる。
何かの内容や言葉に一つでも気づきがあれば・・・、それで良いのじゃ
ないかな。
なぜなら、事例はあくまでも私のお寺にとっての事情であり、お寺は
それぞれにすべて環境と条件と事情が違うのですから。
研修会の後は、中央仏教学院時代にお世話になった先生とお会いす
る予定にしています。
これからの葬儀についてお伺いしたいことがあるのです。
そちらも楽しみですね。
最近は京都に行く機会が減っている。
本山に行く機会が少なくなりました。
宿坊を始めてから、特にこの2年間はお寺のことでいっぱいになって
来たということもあります。
そろそろ、新しい展開に入って行こうと思っています。
宿坊光澤寺のHPはこちら!
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