
昨日の日曜日は、鳥取のヨガの先生三人が集まり、お寺でヨガを楽しむ。
参加者の皆さんも先生も、それぞれに深いヨガスクールになったようです。
お寺でヨガって、鳥取ではまだ珍しいということもある。
私自身は、本堂を使っていろんな人の出会いや癒しにつながるのであれば
良いと思っています。
そしてヨガって何?
ってことから、先生や参加者の思いを感じることも大切だと思う。
その中でいろいろと感じることや気づいたことがありました。
そんな思いがあった今日。
6月2日に鳥取市尚徳大学の健康コースの野外学習が宿坊で開催される。
その準備で会場設営を行いました。
参加者は約60人、テーマは「こころの授業」です。
60人を受け入れる準備は、授業の座席作りと昼食でお出しするイタリアン
精進料理の席作り。
配膳の関係があって、授業が終わってから昼食の座席を用意していたので
は間に合わない。
それぞれ60席を用意しておく必要があります。
特に高齢者の方々も多いので、授業では椅子席を用意する必要があります。
それと昼食の座席は一か所では無理なので、テーブル席の食堂と和室の
座卓席、さらには本堂の両側にテーブル席と座卓席をそれぞれに準備する。
一応人数分はそれぞれ確保できました。
人数が多いときはプロジェクターも使います。
その周りに椅子を配置して行く。
今回は、暑さと寒さをそれほど考慮しないで済むのが楽な所。
今まで37℃の猛暑のときに54人、2月の寒波のときに55人を受け入れた
こともあります。
そして今回は、お寺さんの紹介でとっておきのツールも加わりました。
今まで本堂でマイクを使ったこともありますが、安いだけあってあまり音と
使い勝手が良くなかったのです。

今回お世話になったのが、ワイヤレスマイク2本とワイヤードマイク1本が
同時に使えるAPです。
これはかなりスグレモノです!
キャスターもついていて移動も楽、さらに何と言っても音質が良い。
いろんな効果音機能も付いていて、歌手の方でも簡易的なら使えるという。
もちろんワイヤレスマイクは本堂中使えて、ハウリングも少ない。
そして何と言ってもその価格が衝撃的でした。
通常だとワイヤレスマイク1本でもかなりの値段がします。
よく使われているタイプのものでマイクセットで20万円くらいするのが普通。
やはり高いので私としては中々購入することができませんでした。
それに比べると、この製品は機能が充実していて価格は本当に安かった。
これでマイクも充実して、皆さんにお話しがしやすくなりました。
20人くらいまでだとマイクは要りませんが、それを超えるとやはりマイクが
あった方が良いですね。
しっかりと楽しくて気づきの多い授業にしたいと思っています。
などなど・・・、お寺のこれからを考えると、いろいろ思うことがあるのです。
まして私のお寺の様に、過疎地にあって檀家数が激減しているお寺にとって
のこれからの方向性とか。
たとえば檀家だけに頼っていては、お寺は絶対にやって行けません。
それは現状を見れば明らかです。
これから過疎地の人口が増えることは無く、さらにはその檀家さんも高齢化
や後継者がいないということで衰退が目立つようになってきました。
その檀家さんをこれからも守って行くためには、お寺が力をつけるしか方法が
ありません。
その方法はというと、それはそのお寺の置かれた環境や状況によってすべて
が違うということです。
さらには、そこにいる人が違うのです。
なので、そのお寺ごとに方向性を見極める必要があります。
私が目指しているのは、小規模で多機能さらには高機能なお寺。
そこに完全にオープンなお寺です。
それがこれからのお寺のキーワードになるでしょう。
たとえば私のお寺は山間の過疎地にあり、鳥取市内から小1時間かかります。
でも昨年は、その鳥取市内から日帰り体験のグループがたくさん来られました。
田舎ではあまりお寺に行くと言う習慣がない。
せいぜいが自分のお寺での葬儀や法事、しいていえば行事くらい。
それがこんな山の中のお寺にやって来られるのは不思議でしょう。
宿坊に来られる方々は、そのほとんどが他宗派です。
それにはいろんな理由がある、それが積み重なって行くことが大事だと思う。
小規模ということは、お寺は基本的に私と坊守の二人で運営しているということ。
そしてそれぞれが、それぞれの役割を果たして行くことも求められる。
多機能は、たとえば食事を提供するとか宿泊ができるとか。
実はこのポイントが一番大きいかも知れません。
お寺にとってこれ以上の多機能はないし、これを始めることで展開は大きく変わ
って行きます。
ワークショップや研修会を一日提供できるし、宿泊での対応も可能になる。
実際に、グループで来られて法話や体験をされる方々がたくさん来られる。
ここだけ見ていると、とてもお寺離れとか仏教離れなど感じません。
高機能は、一つには設備の充実があるでしょう。
これは経費も掛かるので自由にはなりません、でも少しづつでも手がけて行くし
かありません。
宿坊の売上もほとんどがこの設備投資に消えて行きます。
でもそれで良いのだと思っています。
それはお寺や庫裡に手が入るということになり、いつかはそれが魅力になる
ときが来るでしょう。
もう一つの高機能は、運営側のノウハウの蓄積です。
たとえば日帰り体験でも、最初は10名程度でもアタフタしていました。
食材の調達、食器や備品の調達まで。
もちろん食事を作るということも・・・。
それが今では、40人分くらいのイタリアン精進料理を作るのは問題なくなり
ました。今は60人までの受け入れ態勢ですね。
今までも40人~50数名は何度か受け入れてきています。
一度経験すれば二度目はかなり精神的に楽になるので、とにかくやってみる
という実践しかありません。
あとは、体験や法話、さらには相談などの力もそれに当たりますね。
これは実践を積むことで、確実にアップして行きます。
これからも小規模多機能で高機能、さらには完全オープンなお寺を目指す。
それが過疎地寺院のこれからの方向性であると信じています。
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