
お客様が写経されている間に、お二人の方が宿坊を訪ねて来られた。
先日、Keijuさんのコンサートのお礼の挨拶でした。
わざわざこんな山里まで足をお運びいただき、ありがたいことです。
コンサートは夜7時から始まった、夏の日にふさわしい、とても素晴らしい
コンサートでした。
来られていた方も、満足されたことでしょう。
過疎地の山里のお寺です、でもこうやってお寺を使って下さることに、こちら
が感謝しています。
本堂はハコモノなので、それをどう使うかが大切なことになる。
神聖な場所だけど、ただ法事や葬儀をするだけのところではないのです。
お寺に人が集まることで、お寺の空気感が変わってきます。
もちろん檀家(門徒)さんが集まることは大切でしょう、でもそれだけだと他の
人が入りにくい閉鎖的な空間になってします。
法事や葬儀だけだと、その場はその空間になってしまいます。
僕は、本堂って神聖な空間だからこそ、いろいろなものを受け入れることが
できるのだと思います。
本堂の使い方によって、お寺はどんどん変わって行くでしょう。
過疎地のお寺は、そのままだとただ衰退を待つだけになります。
そうなってからでは遅いのだと思う。
考えようによっては、これほど便利なハコモノはないのです。
神聖であり、そこには人の存在もあり、ただのハコモノだけではない。
そして何よりもお寺は、そこにあり続けているので、他の物に比べて圧倒的な
安心感があります。

これからもいろいろ使って欲しいなと思っています。
僕が考える企画よりも素晴らしい企画がたくさんできることでしょう。
そうなることでお寺の魅力はさらに高まります。
もちろん本堂の使用料など必要ありません。
厨房や庫裡の宿坊スペースもご希望により自由にお使いいただいています。
とにかくこのお寺と宿坊と言う空間を使って、自由にやっていただければいい。
私たちがそれを見ることだけでも楽しいことなのです。
フリーマーケット・リラクゼーション・コンサート・映画・子どもの集い。
今までもやっているヨガとか日帰り体験に宿泊研修会や合宿。
とにかく何でもできるのです。
もちろんお寺にふさわしくないものは無理ですが、ほとんどのことに対応が
できるでしょう。
葬儀だけでなく結婚式だって可能です。
もし会館を造ることができたなら、それはスタジオにもなる。
小規模多機能寺院がこれからの過疎化寺院が目指す途だと思います。
そこに宿泊と食事の提供を加えれば、お寺と本堂の機能は全く違ったもの
になります。
そしていろんな方が来て下さり、それによってお寺の空気感を作って行く
ことが大切な一歩となると思います。
閉鎖的な空間にするのか、オープンな空間にするのか。
それはお寺ごとの判断になるでしょう・・・。
でも仏教とは何か、お寺の本来の役割は何かを考えれば良い。
葬儀や法事は、元々お寺の本分ではないのですから。
時代によって、お寺だって変化し続けているのです。
変化しなかったのは、檀家制度ができてからだけのことでしょう。
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