宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2016年10月

秋晴れの一日、赤碕から「いきいきサロン」の皆さん

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10月27日、あまり天気が良くないと思っていましたが、ところがこの日は、
秋晴れの穏やかな一日となりました。

そんな日、琴浦町赤碕の「いきいきサロン」の皆さんが宿坊にやって来られ
ました。

バスで1時間半くらいはかかるでしょう。
鳥取県の中部でも米子寄り、地震の影響があるかと心配していましたが、
ほとんど影響はないそうです。

今回の地震の被害は、かなり局地的な感じですね。
影響の大きい北栄町と湯梨浜町、その隣が琴浦町になります。

ここ八頭町も、地震の被害があったとは聞きません。
特にこの宿坊周辺は八頭町でも東にあるので、地震を感じたのは一度くらい
です。

午前中は法話でした。
1時間と少し、お話しをさせていただいたが、皆さん熱心に聞かれていました。

そのあとはイタリアン精進料理を召し上がっていただく。

帰り際には、癒し地蔵を数人の方が購入された。
次来るときは、癒し地蔵作りの体験をしたいと仰られていました。

「とても良いお話しでした」と仰っていただいた方も。
バスをお見送りするとき、みなさん元気に手を振っていただいた。

それぞれに、いろんな思いがあるでしょう。

でも元気に自分の人生を生きる。
そう思ってもらえる機会を大切にする、それがこの宿坊の意味だと感じています。


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光澤寺報恩講をお勤めしました!

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10月26日、光澤寺の報恩講をお勤めしました。

10月に報恩講をお勤めするのは、もしかすると光澤寺始まって以来かも知れ
ません。

昔は11月下旬でしたが、最近は11月中旬から下旬くらいでした。
ただ最近はお参りが少なくなっている上に、お参りの方の高齢化が進んでい
ます。

寒いとつらいというお話しが出るので、まだ暖かさの残る10月に初めてお勤め
してみることにしました。

当日の気温は、最高が26度と9月なみの気温で、逆に暑かったり。
でも途中から天気が雨に変わり、少し肌寒くなってきた。

私がお寺に戻る前は、お寺も散らかり放題で、お参りの方もほとんど無い様な
状態でした。

お寺の本堂や境内、そして庫裡を片付けることから始めました。

そして報恩講のお参りを増やしたいとの思いから、私が気になるご講師さんを
呼ぶことにしました。

6年前は、やなせななさんでした。
まだ売出し中の頃でしたが、やはりその歌唱力はすごいなと思いました。
お寺には予算がないので、いつも自腹ですが、このときはちょっと無理しましたね。
そのかいあってか、光澤寺の報恩講としては何十年ぶりかに、50人近くお参りさ
れた。

その次の年はギター布教使の方をお呼びした。
このときも、お昼と夜の二座に多くの方がお参りされた。

そして次の年は英月さんでした。

知らないのに厚かましくお声を掛けさせていただいた。
でも快くお受けいただいたことに、とても感謝しています。
報恩講のお参りも増えて来ていて、この年は檀家さん以外のお参りも多く、70人
近くのお参りとなりました。

この年から宿坊を始めたのです。
このときは、英月さんの三日前くらいに、堀内克彦氏をお招きし、寺社コンと地域
おこし講演会を開催もしていました。

お寺に戻ってきて、何とかお寺を復興しようと頑張った記憶がよみがえります。

もちろん今もその途上、まだまだ先は長い。

報恩講は、浄土真宗の寺院にとっては、一年で一番大切な法要です。

今年はいろんな背景があって、あえてお隣の若桜町の正栄寺のご住職をお呼び
しました。

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これからもまた、報恩講は毎年続いて行きます。

お寺がそこにある限り・・・。


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お二人の日帰り宿坊体験

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お二人の日帰り宿坊体験。

公民館活動の団体で来られた後に、宿坊にお越しになられる方も多いです。

これって有り難いですよね。
今度はプライヴェートで行ってみたいと思っていただけたということ。

のんびりと、話の合う方と一緒に過ごす休日は、とても良いですね。
やはり女性の方は、心を休めるのが上手なのかも知れません。

男性が二人で来られることは、先ずありませんね。

到着されてから、談話室でお話しをします。
本当の雑談って感じ。

そのあと本堂に移動して、こころといのちの法話を致します。

食事はお二人でゆっくりと。
これもこの宿坊の日帰り体験の魅力だと思います。

周りを気にせずに、自分たちだけで食事ができる。
時間が過ぎるのも忘れるでしょう。

お昼から、瞑想をもう少し体験していただきました。

この宿坊でやっている瞑想は、今話題のマインドフルネスが中心です。

最近テレビや雑誌でよく特集されていますが、この前雑誌の特集を見て
ビックリしました。

なんでこれがマインドフルネス?
これはマインドフルネスじゃない。

よくまあこんなことを記事にできるなと思います。
どこかの大手スーパーの情報誌でした。

まあ今はこの程度なんだろうなと思います。

これじゃ今までのヒーリングレベルです。
とてもマインドフルネスじゃない、余計にストレスが溜まりそう。

こんなこともあるでしょう。

ここでの瞑想体験は、必ず先に心のことをお話ししてから体験していただき
ます。

そうじゃないと、やってもあまり意味がないから。

禅と同じように扱ったり、心のエクササイズの様になったり。
もう無茶苦茶なマインドフルネスが多いなあ・・・。

お二人は、マインドフルネスを少し体験されて行かれました。

安心してください、こちらは本当のマインドフルネスです。


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宇宙と宿坊

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昨日の夕暮れの風景

宿坊の山門から見た夕暮れ、太陽が沈み西の空にその明かりが残る。

空の色も夜へと変わり行くとき。

地球も宇宙の一部だと感じる。

そうすべては一体でありつながっている。
どこにも継ぎ目などないのです。

それは時間もそう、何億光年も前の星の光を見るとき、そこに時間の差はない。
宇宙は時間でさえ一体なのだと感じる。

今を生きている瞬間、それは私の思考の中にある。

でも宇宙は思考ではない。

思考は日常を作り出す、でも宇宙そのものには日常はない。

それに身を任せる。

阿弥陀如来に身を任せる。

ただそれだけのことだ。

それを事細かに日常的視点で話しをしても、所詮それは日常だけのこと。

日常とは通り過ぎて行くものであり、変化し続けて行くものであり、生あるものは
滅するというだけのこと。

宇宙に神はいなかった、といった宇宙飛行士がいたそうだ。
それはただ、宇宙でも思考の中にいただけのことである。

宇宙を感じられたなら、それはすべてが神であり仏の空間なのだ。

神を見ることに、場所は関係ない。

日常の時間に追われていると、宇宙を感じにくいだろう。
都会やビジネスは日常の中にのみ存在する。

たまに宇宙の見える場所に行ってみるといい。

そっと身を任せる・・・。


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やずブータン村まつり~本当の幸せを探しに行こう!~

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今年の、やずブータン村まつりは11月5日(土)開催!

※鳥取の地震の影響は、震源地から遠い八頭にはありませんでした。
 イベントは予定通り開催されます。
 被害に遭われた皆さまにはお見舞い申し上げます。


テーマもど真ん中、「本当の幸せを探しに行こう!」です。

今年は、日本とブータンの国交樹立30周年の年。
さらに国王に第一子が誕生された、記念すべき年でもあります。

そして、このイベントは外務省の「日本・ブータン外交関係樹立30周年」の記念
事業に認定されました。

そこで、今回は現在の日本でブータンに一番近いお二人をお招きしています。
さらに、鳥取在住の冒険家も加えて、日本からだけではなく、幸せの国ブータン
と世界から見た幸せを、参加者の皆さんと一緒に、幸せについて語り合いたい
と思います。

お招きしたパネリストは、この3人。

先ずお一人目は、この3月までJICA(国際協力機構)ブータン事務所で所長を
されていた、朝熊由美子氏です。
まさか今年のイベントにお呼びできるとは思わなかったのですが、たまたま3月
にブータンに行かれた関さんにお願いした所、偶然にももうすぐ帰国予定という
ことが分かりました。
JICA職員としてお忙しい日々を送られている朝熊さんにお越しいただけるとは、
思っても見ないことでした。

ちなみにJICAは、発展途上国にODAや青年海外協力隊などの支援を行って
いる外務省の外郭団体になります。

そして次に、ブータン写真家の関健作さんです。
まだ30代前半と若く、大学卒業後に教師を辞めて、青年海外協力隊として、
ブータンに行かれた方です。
その後もブータンとの交流に力を入れられており、現在ではブータンとの民間
交流では第一人者と呼べるでしょう。

ブータン写真家としても、今年は各方面で写真展など開催され、注目を浴びる
お一人です。
関さんには2014年のやずブータン村まつりにも、パネリストとしてお越しいた
だいております。

そしてもうお一人は、鳥取在住の冒険家、中尾和則氏です。
早稲田大学卒業後、世界各地を渡り歩き、タクラマカン砂漠をラクダのキャラ
バン隊で縦断されたり、世界を70か国以上旅されています。
冒険家と言うよりも、世界を旅する地球人と言った方がお似合いかもしれま
せんね。

この3人をお迎えしてのトークイベント。
ブータンに興味がある方、旅好きな方、世界に興味がある方、幸せを感じたい
方、etc・・・。

その日、ここが日本でブータンに一番近い場所になります。

11月5日は盛りだくさんです。

先ず、郡家駅10:07発の若桜鉄道若桜谷観光号の車内で、パネリストの3人
と若桜鉄道の山田社長、そして住職ガイドの私が乗り込んで、ガイドを致します。
そのとき3人は、ブータンの民族衣装に身を包みます。

郡家駅から若桜駅までガイドをした後は、若桜駅構内でちょっとしたイベント開催。

今度は、若桜駅から丹比駅まで折り返します。
若桜駅11:23発 ⇒ 丹比駅11:31着

そこはなんと、丹比駅がやずブータン村駅になっているのです。

11:31 ~ 12:00過ぎまで、やずブータン村駅(丹比駅)で、関健作さんの
ブータン・トークライブがあります。
ブータン一色になった丹比駅の駅舎内で、関さんのブータンの写真を展示し、関
さんがブータンについて語ります。

そのあとは、駅から宿坊まで約600mを歩いて行きます。

14:00 ~ 16:30 メインイベントのトーク「本当の幸せを探しに行こう!」
が宿坊光澤寺で開催されます。

3人のパネリストの皆さんと一緒に、幸せについて考える時間。
とても楽しい時間になるはずです。

ちなみに、丹比駅とメイン会場の宿坊光澤寺では、八東駅の駅中喫茶「ひとやすみ」
さんが、一日Cafeをオープンしてくれます。

温かい珈琲を飲みながら、山里の秋の一日をお楽しみください。

さらに、イベント終了後は、パネリストの皆さんと若桜鉄道の山田社長を囲んで、
座学を開催致します。

ブータン料理と八頭料理、さらには地元のお酒も出ますよ。
イベントは入場無料ですが、この座学は事前予約が必要で、お一人二千円です。

そのまま宿坊にお泊りになられたい方は、今回は助成に限りお受けしています。
ただし相部屋になります(ベッドルームです)ので、ご了承ください。
男性の方でどうしてもという方は、本堂にお布団をご準備致します。

お問合せは、やずブータン村実行委員会(宿坊光澤寺)まで
☎0858-84-1650


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マインドフルネスと心の授業

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                                          (瞑想:マインドフルネス体験風景)

最近テレビで、ストレス解消にはマインドフルネスが一番効果的といった
放送が増えてきました。

元々は、NHKが一所懸命にマインドフルネスの普及に力を入れている。
それが目立つようになったのは、昨年からのことですね。 

今年も特集番組がEテレなどで何度も放送されるようになりました。

さらには、健康情報番組である「ためして ガッテン」で取り上げられていたし、
昨日は、民放の「世界で一番受けたい授業」でも紹介されていました。

実は私はこの様な番組はほとんど見ていません。

ここ光澤寺では、宿坊を始めた4年半前から、瞑想のマインドフルネスの
体験ができるのです。

瞑想を体験するために、宿坊を訪れる方々もいらっしゃいます。
2年ほど前までは、瞑想やマインドフルネスはまだ一般的でなく、ましてや
お寺で体験できるところなど、ほとんどありませんでした。

瞑想と言っても、仏教ではなく怪しいものもたくさん存在します。

お寺でなら安心ですが、元々は東南アジアの仏教ですから、日本のお寺では
体験できる場所がなかったのです。

それでは、現在の日本のストレス社会の受け皿がないということになる。
そう言う意味もあって、宿坊で瞑想体験をやっているのです。

ネットなどでは高い受講料や訳の分からないキーワードをもらうのに、何十万
円も支払ったりしているところもあるのです。
そんなものは全く意味がないことに気づかなければいけない。

だけど他に受け皿がなければ、そこに行ってしまう。

宿坊では、日帰り体験や宿泊のお客様の希望によって、瞑想やマインドフル
ネスの体験ができるようになっています。
それで特別に料金が発生することはありません。

つまり簡単に気軽に体験していただけます。

昨日のテレビを見ていると、マインドフルネスという言葉は使っていますが、
その先生自体が、どうみてもマインドフルネスを理解しているとは思えない人
でした。
もしくは、説明がめんどくさかったからか、編集されたか・・・。

NHKを始めとしたテレビ局も、話題性でマインドフルネスを使われるのは良い
が、ちゃんとした内容を伝えるべきであると思います。

マインドフルネスは、本来仏教の中心である心の持ち方とその修行である。
さらには禅とは一線を画すものですが、昨日の放送では同じようぬ受け止め
られました。
似ていますが、その違いは明確にあります。
本質を理解しないで、表面だけを言っているからです。
なので、仏教を理解しないでのマインドフルネスなど存在しない。

そう言った理由で、宿坊では瞑想体験だけでなく 、「心の授業」を一緒に行っ
ているのです。

宗教色を抜いて、ストレスの解消だけに焦点を当てている。
これは馬鹿げたことだなと、見ているだけで分かります。

仏教は宗教と言っても、他の宗教とは全く違うのです。
また日本独自の宗派仏教とも全く違います。
日本の仏教は正直言って、マインドフルネスにはなりません。

本当のストレス解消には、心のことをちゃんと理解して、その対処法があって
初めてできることなのです。

中途半端にマインドフルネスを広げて、また怪しい商売につながってしまうのが、
ちょっと心配ですね。
ヨガと同じような扱いになってしまうのでしょうね・・・。

結局ストレス解消のスタジオ体験的な扱いでしかない。

いわゆる、ヨガもマインドフルネスもアメリカ式のライト感覚でポジティブシン
キングとエクササイズのネタにされて、骨抜きにされるだけですね。

まあそれも、今の日本なら仕方ないですね・・・。
お寺が、心の受け皿ではなく、葬儀と法事で成り立っている限りは。

またそれを、僧侶は誰も自分たちの責任とは思っていないので。

僧侶は自分の都合での話しはできるが、問いを持った方には話しができない。
多くのお寺はそれが現実ですね。



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相生町町内会の皆さん・・・「生きるということ」

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今日は鳥取市内から、相生町の町内会の皆さんが宿坊に来られました。

昨日の地震の次の日、でも八頭町は通常と変わらない一日。
皆さん予定通り、11時前に宿坊到着されました。

昼過ぎには、ツアー会社より地震の影響についても電話もありました。
テレビで結構映像が流れ被害が映し出されるので、鳥取はどうかと心配され
ている様です。

「この辺りは全く影響がなく、今日も日帰り体験の皆さんが来られました」と
伝えると、安心された様です。

年明けに、バスツアーが2回入ってくる予定です。
それなら地震より雪の方が心配ですが・・・。

今日は皆さん、法話をご希望でした。

今年は一体どのくらい、ここで法話をしただろう。
日帰り体験での希望は、やはり法話が一番多い。
写経や瞑想、さらには癒し地蔵作り体験などが体験メニューとしてありますが、
そのときも、やはり法話を依頼されます。

人数もお二人から60名まで。

おそらく50回以上はしていると思います。

来られる皆さんは、宗派は分からない。
なので、すべての人に共通する話しをして行きます。
それでもお釈迦様や阿弥陀如来の話しは、結局は心といのちがテーマになっ
てきます。

私のテーマは、いつも「こころ」と「いのち」です。
そこに生きるということ。

それらは仏教のテーマであるのですから、どんな話も共通するのです。

今日の法話は、1時間15分くらいだったでしょうか。
少し長くなりましたが、みなさん真剣に聞いて下さっているのが分かります。

やはり、いつでも自分の「いのち」と「こころ」のことは、一番心に響く。

ちょっと長くなったので、食事の配膳を急いでしなくてはなりません。

お昼は、皆さんご一緒に楽しそうに食べておられました。
仲の良い町内会なのだろうなと思う。

こういう町内会だと、いつまでも楽しくいられるかもしれませんね。

高齢化社会をどう生きるか・・・。

最後は、「覚悟」とはどういうことか・・・。

昨日の地震のことも踏まえて、お話しをさせていただきました。


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ある方からのお手紙・・・「心のリセット」

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手紙をいただきました。

宿坊に泊まられた方からの手紙です。

宿坊では、ご宿泊された方から御礼のメールや手紙をいただくことが
あります。

この宿坊は、ただ泊りに来られるだけの方は少ない。
お寺や仏教体験に興味がある方、いつもとは違った旅をしてみたい方。
さらには心にいろいろな思いを持った方。 

たとえ旅行であっても、わざわざこんな山里のお寺においでいただくのです。

一日一組なので、通常の旅館やホテルの様な感覚ではない。
とても距離感が近く、さらには自分を解き放つ場所でもある。

今回は、今の自分がどうして良いのか分からないということでした。

お手紙には、スピリチュアル系のものに頼ろうとしていたが、この宿坊に来て
心が落ち着いたそうです。
それまでのその気持ちが逆に重く感じて、すべて捨て去ることができた。
そう書いてありました。

そして、「自分を信じて、目の前にあるものに向き合って行こうと思えるように
なりました」・・・。

一泊二日と言う短い時間。
その中でそう感じていただけたのはスゴイなと思います。

いろいろと思い悩むとき、心にため込んだものを流して行くことも大切。

でもそれだけでなく、自分がどうして良いか分からないときは、その気持ちの
整理がつけばよいときもある。

宿泊だけでなく、料理も。
そして体験だけでなく心のことも・・・。

宿坊って、景色や外観や歴史のために泊まるのではない。

何をするか、どんな思いがあるか、それを自由に受け止める場所でもある
と思います。

そんな場所は、全国中探してもここにしかないでしょう。

でも、ここにあります。


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進化系「宿坊」は “修行以上、バカンス未満”・・・女性自身の記事から

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10月18日発売の「女性自身」

この中に宿坊特集があります、全部で7ページの特集です。

最近宿坊が注目されるようになってきました。
そして女性雑誌で特集が組まれるということは、それだけ注目を集める存在
になってきたということですね。

18日は鳥取県では販売になっていなかったので、19日に購入してきました。
もちろん何冊も・・・、これから宿坊を知ってもらえるのに、これ以上のツールは
ありません。

雑誌の真ん中あたりのページにありました。

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先ずはその特集の最初のページが、光澤寺の写真で始まります。
そしていきなり、体験風景でした。

おーっ!まるで宿坊光澤寺の特集の様だな・・・、と感じる。

テーマはこう。

「きつすぎない、ゆるすぎない」がポイントです

進化系「宿坊」は “修行以上、バカンス未満”

進化系宿坊ってイメージは良いですね、確かにここは他の宿坊とは一線を画す。
そうでなければ、こんな鳥取の田舎の何もない宿坊を、誰も訪ねて来ないでしょう。

修行以上ってことは、それだけ体験の内容が濃いということですね。
バカンス未満とは、決してリフレッシュするバカンスでもないということ。

そんな風に受け取りました。

記事は、写真で丁寧にすべての流れを細かく追って下さっています。
この記事を読めば、宿坊光澤寺の体験がほぼ分かります。

取材のときは、普通のお客様がされるそのままに体験をお願いします、と言われて
いました。

なのでこの記事と内容が変わることはありません。
もちろん食事の内容も、記事のために準備したということではない。
いつものまま・・・。

ただ、私の都合によって(お参りとか)時間とか内容を変えてもらうことはあります。

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合計3ページを使って、宿坊光澤寺のことをしっかりと紹介して下さっています。

宿坊とお寺のことを全体的に説明してくれている文章と、体験ところに入れて
下さっているコメント。

その両方が的確にコンパクトに書かれている。

簡単な様で、実はすべて的確にとらえてあるのはさすがだなと思いました。

実は記者さんご自身が宿坊の体験を楽しんでおられるのがよく分かりました。

特に写経は、「本当に気持ちよくて終わるのがもったいなく感じました」とまで
仰られていた。

心の授業や瞑想も、とても気持ちが良かった様です。

そうこの宿坊は、気持ちを楽にして日常に戻るということを考えています。
たとえ気持ちよくても、日常に戻りにくければ逆効果になってしまうから。

おそらく、そこまで考えている宿坊は他にはないでしょう。

本当にしっかりと宿坊を漏れなくご紹介していただいたと思います。

開業して4年半、山間の何もないお寺。
観光地でもなく有名でもなく、檀家さんが激減している寺。

そんな宿坊を、有名な女性誌がこれだけ記事にしてくれるのは、本当に有り
難いことですね。

これで私もまた、エネルギーをもらえます。


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「インド古代音楽ライブ」in宿坊光澤寺 ・・・ ヨガの原点に触れる

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10月19日、「インド古代音楽ライブ」が宿坊光澤寺で開催された。

このコンサートは、私の主催ではなく、地元の「天然食堂つきとおひさま」の
小倉千春さんのプロデュースでした。

夕方6時から「つきとおひさま」の夕食。
そのあと7時からコンサート開始です。

私もインド音楽を直接聞くのは初めて、とても興味がありました。

この宿坊には、インドに行かれたことのある方が良く来られる。
さらに今年からは、ヨガが毎月開催されるようになった。

そんな中でのライブです。

夜のライブなので、照明は地元の瓢箪照明アーティストの青木学さんが担当。
夜の本堂をやさしく包み込む演出は素晴らしかったです。

その幻想的な空気の中、ライブ開始。

第一部は、サーランギのオカダケンシン、タブラのJata Dhari(日本人です)

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第二部は、ドゥルパド声楽すずきなお、パワーカジのカネコテツヤ

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以上の四人の奏者によるライブです。
それぞれの持ち時間が、約1時間くらい。
演奏が始まると、途中で止まることなく1時間のライブでした。

インド古代音楽と言っても、それはヨガだそうです。
ヨガの定義は広く、数千年の歴史がある。

自分自身を見つめること・・・。

場所が夜の本堂なので、とても雰囲気が出る。
その空気によって、奏者の心も変わってくるだろう。

仏様の聖域でもある、きっと心が解放されて行くのではないかと思う。

私にとって、とても興味深いライブでした。

ライブが終わったあと、ゆっくりとお話しできる機会がありました。

私はヨガのことについては何も知らない、でも瞑想や悟りということをヨガの
方々は良く感じておられる。

なのでそこでも、とても興味深い話しが聞けます。

普段、僧侶の人たちと話しをしても、悟りや瞑想の話しになることはありません。
なぜなら、それは誰も知らないからです。

それで僧侶なのかなと思うこともしばしば、ヨガの方たちの方が僧侶よりも、
はるかに仏教に近い意識を持っているでしょう。

話していると一人の方が、以前いろいろ感じたことがあって全国で有名な僧侶
に何人か話しをしに行ったことがあると仰られた。

そこで感じたことや今どう感じているかなど、かなり深い話しになりました。

その方が言うのに、そのとき僧侶からは、大した話は聞けなかったのだそうです。
まあそんなところだろうと思います。

今日の話しの方がよく分かった、そして受け止めてくれているのが分かった。
そう仰られました。

そう、日本の僧侶は葬儀や法事の話はするけど、本質的な仏教の話しはでき
ないのです。
その問いの意味さえ分からないのが現実でしょう。

そのときある思いが通り過ぎた。

少し前のオウム真理教のこと。
その頃、問いをもった若者たちに、誰も応えることができなかったのだろう。
それで答えを出してくれると感じた場所に行ってみたのだと思う。

そう、自分自身に問いがあったとき、それに応えてくれるお寺が日本には、ほと
んどないのだ。

それは、僧侶となった今、すごく感じるのです。

私が、「日本の僧侶は悟りのことなんて何も知りませんよ、だって悟りを目指して
いないですから」というと、みなさん驚かれていました。

「まさか・・・」といった感じです。

そう、日本の僧侶は宗派仏教の思考の枠の中で、どうこう言っているだけなの
です。
それが思考であるということさえ認識していない、なので何を分からんことを
言ってるのだとなるのでしょう。
そうとしか言いようがないからです。

さらには、檀家さんも先祖供養のことしか期待していない。
つまり、日本の僧侶は先祖供養という素人が分からない分野だけで通用する
僧侶でしかないのです。

そのことに社会が少しづつ気づき始めている。
ヨガの方々の言葉を聞いて、仏教を考えさせられる不思議な時間でした。

ヨガと仏教は、とても似ている所があります。
でも本質的に、ヨガと仏教は違う。
けれど、仏教を知っていなければその違いは分からない。

日本のほとんどの僧侶は、それさえ何も分からないでしょう。
ほとんどは、その方たちの問いに答えられないか、無視するだけですね。

そんなことを今日の話しから感じることができました。


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日常の時間を自然の時間に戻す場所・・・宿坊体験

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ゆっくりと宿坊で体験をしてみる。

心を安らげ解き放って行く・・・。

ここは過ぎ去って行く日常の時間を、自然の時間に戻して行く場所です。

時間はどこにいても同じだろうと思われるでしょう。
でもどの領域を感じるかで時間の過ぎ方が変わって来るのです。

日常は常に思考回路の中にあります。
するとそれは、時間に追われている状態にある。
もちろんストレスを感じる領域です。

それを本来の自然の時間に戻して行くことで、心は落ち着きを取り戻す。
心が落ち着けば、もちろんストレスは軽減されます。
それはストレスの領域ではなく、いのちの領域だからです。

全てのことは日常で起きていると思っている。
でもそれは、自分自身の思考回路の中だけの領域なのですね。

その日常は、いのちの土台の上にしか存在しないということ。
つまり、いのちと言う存在がなければ、日常というものは存在しない。

この宿坊を取り巻く空間、山間の広がった空間は、自然の時間がそのままに
流れて行く場所です。

プレッシャーもなければ、ストレスのない空間です。

そしてさらにお寺の山門をくぐったときに、その時間はさらに自然へと戻る。
そう、この宿坊の空間は、日常の中にありながら自然の時間に戻れる場所
なのです。

自然の時間の中に自分を置いてみる、するととても楽になれます。

そして写経で心を整える。

集中が増せば、時間の流れが止まったようにさえ感じる。
本来の時間である。

そして、心の授業と瞑想で、心を安定させる。
心が安定すれば、ストレスはかかりません。

そして、また日常へと楽に戻って行ける空間でもあります。

日常に戻るとき、その視点が少し変わるだけで、人はとても楽になれます。

そんな場所が、この宿坊なのです。


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「週刊女性自身」・・・宿坊特集に宿坊光澤寺がメインで載ります!

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【ご注意】
昨晩書いたこの文について、今週号は11月1日号で表紙はディーン・フジオカ
さんです。一部地域(実は少し前近くのコンビニに行って分かったのですが)で
はまだ、先週号と入れ替わっていないことがあるそうです。週刊女性自身の
記者さんに確認しましたら、今週号に間違いなく掲載されていますとのこと。
表紙には、宿坊と入っているそうなので、ご購入される方はお気をつけください。
もし間違って購入された方は、お店で交換してもらえると良いのですが・・・。

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明日10月18日(火)発売の、「週刊女性自身」

ここに宿坊特集が組まれています。
その特集の中でメインは、なんと宿坊光澤寺なのです。

といってもまだ見ていないのですが・・・。
おそらく宿坊光澤寺が、2~3ページにわたって紹介していただけます。

先月組の取材に、記者さんとカメラマンさんのお二人が宿坊に、わざわざお越し
いただきました。
東京から鳥取の山里まで大変なご苦労だったなと思いますが、飛行機なら鳥取
は近いものですね。

8月か9月のある日電話があった。
「週刊女性自身と申しますが」・・・、と聞いて広告の依頼かなあと思う。

こんな大手の有名女性誌が、まさか取材に来られるとは思いもよりません。
恐る恐る、「広告料は要るのですか?」と聞いてしまう山寺の寂しさよ・・・。

すると、「取材ですから必要ありませんよ」と優しい言葉に涙する。

取材は、「いつもの宿坊の通りにお願いします」とのことでスタート。

宿坊にお迎えしてから、先ずはお茶とお菓子で雑談します。
ここでお客様のご様子や体験されたいことなどを聞いて行きます。
ここで約1時間くらいかかる。

これで宿泊の日数に合わせてスケジュールを決めて行く。
他の宿坊と違って、ここはとにかくゆっくりしていただくことがメイン。

チェックインも早くチェックアウトも遅くしているのは、希望があればゆっくり
と体験をしていただきたいからです。

そして写経、秋の夜は日暮れが早い。
4時過ぎから始めた写経が、途中で周りはすっかりと暗くなって行きました。
でも本堂に一人、仏様の前でゆっくりと写経ができる。

こんな贅沢な写経ができる場所は、おそらく全国でここだけです。
ここで写経をされた方は、それを実感されます。

今回の記者さんも、とにかく写経が気持ちよかった様です。
「途中からもう気持ちよくなって、終わるのが残念だった」と仰られていた。

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記者さんとカメラマンさんの息もピッタリ。

写経の後は、夕食です。
この日の夕食は、宿坊光澤寺のイタリアン精進料理。
人気のコースです。

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お二人とも、「優しい味で、とても美味しかったです」と言っていただいた。
結構ボリュームがあるのですが、もちろん完食です。

食前の言葉を唱えてから、食事を始めます。

お勤めは、夕方に『重誓偈』、朝は『讃仏偈』をお唱えします。
お勤め(読経)も、宿坊ならではの体験です。

それも本堂を貸切に。

ゆっくりとお風呂に入っていただいたあとは、宿坊の人気メニュー、BARです。

宿坊のBARで話しをする。
旅行や世界の国々の話し、現在人気のある旅行先は、東南アジアはもちろん
だけど、東欧が人気が高いと言う。

その中でもポーランドはイチオシなのだそうです。
治安が良く、人が優しく、物価が安く、さらには景色も素晴らしい。

実は宿坊にいると、お客さんからいろんな話を聞けるので、リアルな情報が
田舎の寺にいながらにして、バンバン入って来るのです。
旅行好きの方が多いので、必然的にそうなりますね、これって役得なのです。

今回もポーランドや東欧、チベットやインドの話しで盛り上がりました。

次の日は、心の授業と瞑想体験で、心を整えて日常に戻りやすくして行きます。
この宿坊は、心を楽にして日常に戻ることを大切に考えている。

今回は取材だったのですが、お二人のお客様をお迎えしているような雰囲気で
進んで行きました。

私自身がとても楽しかった取材です。

一泊二日の体験を終えられ、次の日の昼食は、私の手打ちうどん。

この手打ちうどんは、知る人ぞ知る宿坊の名物メニューなのです。
ご希望のあった方にお出ししています。

出汁を前の晩から仕込み、うどんも讃岐産の小麦粉をこねるところから始めます。

100%天然の素材を使った、きつねうどんです。

おそらく鳥取県では一番美味しい、きつねうどんです。
でも最近は、セルフのうどん屋さんの出汁や麺やアゲに慣れているので、本当の
うどんの味は分からないかも知れません。

ただ天然の食材にこだわる方は、この手打ちうどんの味がすぐに分かります。
と、ちょっと宣伝もしておきました。

記者さんも、「スープが絶品!」と言われていましたよ。

こうして宿坊の取材が終わりました・・・。
カメラマンさんは、「今度は一人で来たいです」とも・・・。

何となく、別れ際に寂しさを感じながらのお見送りでした。

実家に帰ってきた娘を見送るって感じかなあ!


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「こころの受け皿」・・・今朝の中國新聞の記事で宿坊光澤寺が!

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今日の中國新聞の朝刊、毎週月曜日に洗心という文化欄がありますが、今回
そのページに宿坊光澤寺が大きく取り上げられました。

先月、記者の方が宿坊までわざわざ取材に来られ、宿泊されていたお客さまに
協力をお願い致しました。

お客様も取材を快くお受けいただき、今回の記事になりました。

中國新聞社さんは、広島県を中心に70万部を発行する、地方紙では大手の
新聞社です。

それが今回、鳥取の田舎のお寺をお取り上げいただいたことは、とても有り難い
ことです。

宿坊での体験のことや、お寺のことを詳しく書いて頂いております。

宿坊を始めた頃は、珍しさもあって新聞やテレビが取材によく来てくださいました。
それから毎年のように、テレビや雑誌も取材に来られますが、心の受け皿として
お寺や宿坊があると、書いて頂けるようになりました。

今朝の新聞、中國新聞は鳥取では手に入りません。
なので今日掲載されるのは分かっていましたが、どんな記事になったのかなと
気になっていました。

すると、広島の他宗派のご住職が写真をデータで送って下さいました。

広島は、浄土真宗の本願寺派では、一番熱心な方々の地域なのです。
安芸門徒といって、浄土真宗の僧侶の方々も非常に熱心。
また教えにもとてもこだわりを持っておられるのですが、逆に言えばそこからは
はみ出すことが許されないと言った感じもあるかも知れません。

この宿坊は新しいスタイルの宿坊を目指している。
従来のただ泊まるだけとか、有名なお寺にお参りするためだけといったものでは、
だれもこの何もない山間部のお寺には来られないだろう。

体験や心のふる里を目指している。

浄土真宗は仏教体験はしないのが普通、なぜなら檀家寺だけしか存在しないし、
修行はしないことになっている。

なので浄土真宗のお寺がこんなことするの?
と思われるかも知れないのですが、新聞社さんも良く思い切ってこの記事を書か
れたなと思います。

でも確実に時代や社会は移り変わっているのです。
従来の姿が、教義的に正しい訳でもない。

今の現代社会を見つめたとき、お寺や僧侶は何ができるのか、真剣に問われて
いるのです。

お寺の本業は葬儀や法事ではない。
なのにすべての寺はそこを存続の基盤にしている。

また親鸞聖人は「弟子は一人も持たず」と仰られているが、檀家制度に依存した
寺だけが浄土真宗の実体である。

どちらも親鸞聖人のみ教えにはないものです。

都合の良いことだけを取り出して、こうだと言っても、もはや通用しない。

これからのお寺の進むべき方向性。
そこにはいろんな道があるが、一つの方向性をご紹介していただけたと思って
います。

とにかく過疎地の消滅して行く寺を次世代に残して行くためには、何をして行か
なくてはいけないのか。

もうそれほど時間も選択肢も残されていません。

浄土真宗本願寺派の聖域と言われる広島の地での新聞記事。

さて、どう受け止められるでしょうか。
その反応が楽しみでもあります・・・。

そう言った意味では、とても貴重な記事だと思います。

中國新聞の記者の方、協力いただいたお二人のお客様に感謝しております。

さらには、今日は私の誕生日。
有り難い私の誕生にになりました。

阿弥陀様が、迷わず進めと仰って下さっているのだと、心に思いを持って。



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終活セミナー開催 「あの世もこの世も楽しみましょう!」

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今日はお寺で終活セミナーが開催されました。

お寺では初めての開催ですが、私自身が関わったのも初めてでした。

この企画は、ある方が暖まられていたもので、宿坊で開催したいとの声を
いただいたので、「ぜひやりましょう!」と始まったものです。

そして今日が第一回。

お寺のこと、葬儀のこと、永代供養やお墓のことなど、お寺ならではの終活
セミナーでした。

あとは瞑想も含めた心のことを少しばかり・・・。

終活セミナーは、葬儀会社や様々な団体が開催していますが、お寺ではまだ
少ないかも知れません。

宗派やお寺によって様々、違い過ぎて中々話すことができないのかも知れま
せん。
この辺りのことは、まだブラックボックス的な面も多い。

ただここに来て、社会情勢の変化にともない、家族の関係が変わってきた。
それによって、お寺との付き合いや葬儀やお墓も、まさに大きく変化して行こ
うとしている。
さらにはネットを中心として、多くの情報が飛び交い、さらにはテレビの情報
番組でも取り上げられたりしている。

要は世の中の人が、様々な情報を持っているということです。

今までの様に、黙っていれば分からないと言う時代ではなくなっている。

お寺やお墓のことなど、具体的な質問も多かったですね。
僕は日本の葬式仏教で当たり前と思われていたり、常識と思われていたり
することではない回答になる。

すべて仏教的な視点から見ると・・・、という感覚です。

そうすると、お寺に関わることなど、ほとんどが仏教には関係ないことが分か
ります。

私はありのままに話します。
宗派や日本の葬式仏教的視点では話さない。

なので、ありのままに・・・。

それで都合が良かろうが悪かろうが関係ない。
こうしなくてはいけないという固定概念を外して行くことが大切かなと思って
います。

私にとって、この「終活セミナー」は、本業の中で一番真ん中を行くものです。
宿坊光澤寺独自の終活セミナーを開催して行きたいものです。


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宿坊は、お風呂も楽しみの一つです!

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宿坊のお風呂と脱衣所兼洗面所です。

一日一組の宿坊ですが、お客様にゆっくりとお風呂に入ってもらいたい。
そんな思いで、お客様専用のお風呂と洗面所があります。

どちらも手作り感あります。

特にタイルにはこだわっていて、タイルはすべて自分でネットで探しました。
あとは鏡や椅子も自分で探してきたものを使っています。

ただお風呂のタイルは職人泣かせで、日本のタイルの様に切れないのです。
相当てこずりました・・・、といっても私が、ではないですが。

このお風呂は西を向いていて、夕陽や夜空の星が綺麗に見えるのです。
なので最初は半露天風呂にしていました。

天気が良ければ、とても気持ちの良いお風呂。
だけど冬場は寒いし、夏場は明かりに虫が飛んで来たり・・・。
そして、夕陽が綺麗なのですが、お風呂に入られるのは夜がほとんどです。
なので夕陽を見る機会が少ないこともある。

雪や雨が降ると、吹き込んでくるのでテントをしていましたが、それならいっそ
のこと屋根を付けたほうが良いと、一昨年屋根を取り付けました。

今は冬はとても温かいお風呂になっています。

大人二人でもゆったりと入れるタイルの浴槽。
シャワーも二か所あります。

ご家族だとお子さんと四人くらいなら一緒に入れるでしょう。

脱衣所にはエアコンもありますから、夏は涼しく冬は温かいですよ。

やっぱり、お風呂や洗面所って大切な場所。

お風呂に入るのも楽しみであってほしいと考えます。

特に旅館やホテルの様に大浴場ではないので、ゆっくりと入れるのも特長
ですね。

お客さましか入らないお風呂ですから、のんびりと一時間以上入っておられる
方もたくさんいらっしゃいます。

お風呂から上がったら、あとはBARで過ごされる方も・・・。

小さな宿坊ですが、実はいろいろと楽しめる宿坊なのです。


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哀愁の若桜鉄道

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哀愁の若桜鉄道。

僕にとって若桜鉄道のイメージです。
山間の谷を抜けて走る、周りは山里の田園風景が広がる、四季の自然に
囲まれている。

雨が降ると、途端に寂しい風景になるが、晴れるとこれほど気持ちの良い
風景はない。

この前、お寺でコンサートを開催したときのこと。
デューク・エイセスの一員である大須賀ひできさんのコンサートだった。

デューク・エイセスは先日他界された永六輔さんと縁が深い。
コンサートで、永六輔さんの詩を数曲歌ったが、「遠くへ行きたい」は、この
若桜鉄道のイメージによく合うのです。

何となくさびしい心、遠くへ行きたいなと思わせる、旅情たっぷりの詩だ。

遠い街・・・、若桜鉄道沿線かなあ・・・。

愛する人と巡り合いたい どこか遠くへ行きたい。

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あるとき、お客様を最寄りの丹比駅までお送りしたときのこと。

そのときは二両編成でしたが、目の前にSUZUKIのバイク隼のラッピング
列車が停まった。

さすがに近くで見ると迫力がある。

今にも車両からバイクが飛び出してきそうに感じる。
これは堪りませんね・・・。

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そして若桜駅には、冬本番に備えてピンクのラッセル車がある。
それもブルートレインの客車と一緒に。

世界広しといえども、ピンクのラッセル車はここでしか見ることができない
でしょう。

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若桜鉄道には、魅力にあふれたローカル鉄道です。

それぞれに、それぞれの思いがあるでしょう。

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哀愁もあり魅惑もたっぷり・・・。

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今は沿線のススキが見頃、さあ若桜鉄道に乗りに行きましょう!

ところで、明日10月15日は私が若桜鉄道観光号のガイドをします。
最近はひと月に一回くらいしか乗れないので、景色と一緒にガイドもお楽し
見下さい。


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ブータンのピンバッジ

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やずブータン村まつりのポスターとチラシ配布に周る。

小さな団体がイベントを開催するとき、一番苦労するのがその告知だろう。
とりあえずはポスターとチラシを作成して、それを一軒一軒貼って行かなく
てはならない。

どこに貼らしてもらうか、どうやって頼むか。

結構時間がかかるが、これをこなさないことには始まらない。
何とか時間を捻出して、頼んで周る。

そんなとき、お世話になっている鳥取環境大学の先生の所に挨拶に行った。
日頃は中々お会いできず、アポイントを取らなくては・・・。

たまたま授業の合間があったので、その時間にお伺いする。

先生には、2年前のやずブータン村まつりにパネリストとして参加をお願い
したことがありました。

快く引き受けて下さったのは、有り難かったですね。
先生の参加で、そのトークイベントが引き締まった感じでした。

先生は何度もブータンに行かれている。

今回のイベントにパネリストとして参加いただく、JICAの朝熊さんともブータン
でお会いされたことがある。

縁はいろんなところでつながっているなと思う・・・。

お話しをしているとき、先生が引出しからバッジを取り出された。

「これあげるよ・・・」

見ると、ブータン交流のピンバッジが2個。

ブータン関係のグッズは目にかかることが少ないので、ちょっと嬉しかった。

イベントは、様々な出会いとつながりを作ってくれます。

それが実はイベントをするときの一番の楽しみです。

そして今回のイベントは、まさにそれがつながったもの。
参加していただくゲストの方々をお呼びすることに、一番力を入れる。

そこからまた、いろんなつながりが広がって行くのです。

イベントにちょっとパワーをいただいた感じがした。

ちょっとポスター貼りを頑張ろうかなと思ったりする。

有り難いご縁があり、そしてまた次につながって行く。






The Sound of Ganges in 宿坊光澤寺 インド古典音楽ライブ

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10月19日18:00~

宿坊光澤寺で、インド古典音楽ライブ「The Sound of Ganges」が開催され
ます。

これは地元八頭町の店「つきとおひさま」の小倉千春さんの企画のコンサート
です。

当日は、「つきとおひさま」の夕食も予約すると食べることができると言う、
二重の楽しみ付。

入場料は、前売り2000円、当日は2500円となっています。
夕食は要予約で800円。

秋の夜の本堂で聴くインド古典音楽は、どれほど素晴らしいものでしょう。
今からドキドキ・ワクワクしています。

当夜は、私もどっぷりとインド古典音楽に浸りたいと思います。

もしかすると、ブッダの吐息が聞こえるかも・・・。
そんな思いさえ感じます。

月明かりと、魅惑の瓢箪ランプの灯りの下。

きっと非日常と言うレベルではなく、全く別の世界を体験できることでしょう。
なぜって?

それは夜の本堂と言う空間と、インド古典音楽の楽器によって奏でられる
特別なものだから・・・。

詳しくは、下記のfacebookで見ることができます。


https://www.facebook.com/events/1610998492533802/

やずブータン村まつりの看板設置・・・さあこれから盛り上げよう!

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10月9日のコンサートが終わり、次のイベントの準備にかかります。

11月5日「第四回 やずブータン村まつり ~本当の幸せを探しに行こう~」

今日はそのイベントの看板を、お寺の山門に設置しました。
やはり看板が設置されると、グッと気分も盛り上がって行きます。

看板はポスターのデザインを使ったものです。

一民間団体が開催するイベントは、なかなかその告知と集客が難しいのです。

お呼びするパネリストの皆さんは、とても素晴らしい方ばかり。
東京で開催すると、とても話題になるでしょう。

ただここは、山の中のお寺。
集客となるとなかなか厳しい現実が待っています。

看板を立て、ポスターを貼り、チラシを配る。
誰もが快く受けて下さるわけではありません。

でも自分が好きでやってること、さらにはゲストの方々にお越しいただき、お会
いすること自体が楽しみなのです。
なので、イベントの内容が決まりゲストの方々のスケジュールが決まった時点
で、それはもう始まったと一緒。

後は精一杯やる、そしてなるようにしかならない。
でもやった後の満足感は、何物にも替え難い経験が残ります。

実は、今年のポスターの色は、ブータンカラーにしています。

ブータンの国旗は、柿色に黄色の二色。
さらにその中心に龍が描かれている。

ポスターの色も柿色の背景に黄色の文字です。

境内には柿が実り、ツワブキの花が咲く。
こちらもブータンカラーです。

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さああと約3週間、ちょっと気合入れて行きますか・・・。


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山里の秋はコンサートで楽しむ・・・大須賀ひできコンサート!

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10月9日、宿坊光澤寺で大須賀ひできさんのコンサートを開催しました!

今年で連続4回目となるコンサート。
宿坊を始めて、次の年から続いています。

元々他のお寺さんからの紹介で始めたもので、そのお寺さんが毎年大須賀
さんを呼ばれるので、その流れで私のお寺でもコンサートをしているのです。

その年によって時期がヅレますが、毎年秋に開催している。

今年は実はあまり多く声を掛けていませんでした。
なのでお客さんが集まるかなあと、ちょっと心配していました。

10人くらいだと、プライベートコンサートになるな・・・、とか。

それでも、ゆっくりとコンサートを楽しむので、少人数でもいいかなとも思った
りしていました。

ここでのコンサートは、このお寺のご先祖の方々にも聞いてもらっている。
それも目的の一つなのです、「お寺もがんばってるな」と声が聞けたらいい。

いつもは大須賀ひできさんと、ギターの玉木孝治さんのお二人ですが、今年
はもう一人増えていました。
玉木さんの息子さんがパーカッションで参加、メンバーも賑やかになりました。

開演は14:00、でも開始の15分前になっても人がほとんどきません。
あれっ、本当に今年は10人くらいかなと思いました。

でもそこからバラバラと人が集まってくれました。

本堂に椅子を並べていますが、実は僕はコンサートでもお寺でも、椅子が
詰まっているのは好きではありません。

ゆったりと広々と椅子を並べたいと思う。
なので今日は30席くらいでいいかなあと、準備をしていました。

それが40人の方が来られました。

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お寺のコンサートとしては少ない方かも知れませんが、声を掛けないで来ら
れた方ばかり。

それぞれの思いを持っている、だからとてもアットホームな雰囲気になります。

大須賀さんの追っかけをされておられる方々、たまたま宿坊でチラシを見て
来られた方々。

もちろん檀家さんもいらっしゃったり、さらには遠く赤碕からもお二人。

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このお二人が、とにかくもりあげ上手。
手拍子や歓声もあって、皆さんも出演者も楽しい雰囲気になった。

とにかく、ちょうど良い塩梅でした。

アンコールのときは、「あヨイショ」と合いの手も入る。
大須賀さんも、「アンコールでヨイショと合いの手が入るのは初めてだな」と
笑っておられました。

とにかく秋の山里に、歌声が響きました。
玉木さんのギター、そして息子さんのパーカッションもあって、音にも深み
があって良かったですね。

来場者の皆さんは、とても満足されたと思います。

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途中で着替えて赤いスーツ姿に・・・。

大須賀さんも今年で還暦です!

「ひでき還暦!」ってこと。

とにかく楽しいコンサートでした。
ご来場いただいた皆さん、本当に有り難うございました。
おかげで今年も無事に終えることができました。

続けるって大変だけど、終わったらまた来年もと思うのですね・・・。


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50回忌のご縁が二つ・・・それぞれの思いがそこにある。

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年忌法要をいつまで勤めるのかということは、特に決まりまありません。

要はお寺の習慣であったり、それぞれの家の習慣であったりします。

私のお寺では、50回忌まではお勤めするようにしています。
それは今までのお寺の習慣だからであって、宗派の決まりがあるわけでは
ない。

今日の土曜日。
お寺で二件の法事がありました、そのどちらも50回忌の法要です。

どちらの家も、もう誰もいらっしゃらない。
娘さんが県外から戻って来られ、お父さんの五十回忌をお勤めされる。

もうお一人は、施設に入っておられるのだが、娘の五十回忌をお勤めされる。
姉妹が施設から同伴されて、わざわざお寺までお参りに来られた。

それぞれに、それぞれの思いがそこにあるでしょう。

どちらもお久しぶりにお会いした方々。
僕がまだ二十歳前後だった頃にお会いして以来かも知れません。

時代は大きく変わったけれど、過ぎ去った時間はあっという間だった。
大きく変わった社会も、自分にとってはそれほど変わっていない様にさえ感じる。

お経を唱え、法話をし、詩を歌う。
そして終わってからは、思い出話をお伺いする。

法話は、「今の私の心に沁みました」と仰られた。

私の法話は、専門用語はほとんど使いません。
しいてあげれば、南無阿弥陀仏とか慈悲といった言葉くらいです。

でも仏法は専門用語を一切使わなくてもできるものです。

お釈迦様や親鸞聖人は、弟子に教えを伝えるときと、一般の民衆に話すとき
では違うでしょう。

それは当たり前のこと、相手に伝わらなければ、教えを説いたことにはならない
のだから・・・。

仏教では方便を使います。

この方便が、法話の一番重要なポイントでしょう。

私は方便を使いこなすことはできません、でもそのことは大切にしています。
宿坊に来られる方々、日帰り体験では数十名の団体さんが来られます。

宗派は様々、浄土真宗の方は少ないですね。
それは鳥取県は浄土真宗の方が少ない県ですから、必然的にそうなります。
その方々に教義をお話ししても通じません、もちろん専門用語も。

なのでどなたにでも分かる様に話しをします。
でもそれを続けていると、教義や専門用語を一切使う必要がないことが分か
ります。

今日の五十回忌の二件の法話もそうでした。

それだからこそ、南無阿弥陀仏や慈悲の意味をしっかりと受け止めることが
出来るのだと思います。

今日の二件の法事は、それぞれに心に感じることのできた法事でした。


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10年後になくなる仕事・・・葬儀と法事と戒名と塔婆がなくなったら?

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今日、Facebookで宿坊研究会の堀内さんのブログが眼に留まった。

動物園の経営が厳しいのは、入園料が安いから。
その原因は、上野動物園が料金を安く設定しているので、他の動物園
が高くできないから、という記事を引いてのものでした。

そこから様々な価格設定の問題へと続き、お寺のお布施等への問題に
なっていました。

堀内さんは、宿坊研究会を一人で立ち上げられて、少し前に脱サラし、
寺社研究や宿坊の第一人者として、いろんなコンサルティングや樹木葬
の会社の顧問などをされている。

私も宿坊を立ち上げた一年目に、寺社コンを宿坊で開催し、講演会を
開催するなど、堀内さんにおいでいただいたことがあります。

宗教法人である寺社がお金を稼ぐということに批判があると言うことに
対しても、これからの寺社は多角的な収入の道を目指す必要があると
説かれている。

まあ、いろいろですね。

amazonの僧侶派遣の問題も、お寺や僧侶が葬儀や法事のお布施収入
に頼っているから問題になるのだということ。

それは本当にそうだと思う。

ついでにネットによく出てる記事、「10年後になくなる仕事は・・・?」。

そこに僧侶の職業は入っていないが、もし10年後に葬儀や法事がなく
なったとしたら、お寺は存続できるかという話しだったらどうか?

お寺の収入は、葬儀や法事のお布施、お墓や納骨堂の販売、戒名料や
塔婆料、に頼っているお寺が大半ではないだろうか。

これからお墓が変わると、先ず戒名や塔婆と言ったものが必要なくなる。
さらには葬儀のお布施もこれから一気に安くなるでしょう。

なぜならそこにあまり意義が見出せないから。
今はお寺や地域によって差がありますが、その金額の差が葬儀の内容に
なっている訳ではないからです。

amazonの僧侶派遣の流れから、全国のお布施が安くなるのは間違い
ないし、檀家制度もなくなって行くでしょう。

そのときお寺の収入は何になるか・・・。
お墓だろうか・・・?

お墓も今は、様々なタイプになってきている。
従来型の墓の需要はもうないでしょう。

こんな話しはまだまだ先の話しだ、と思っていたら大間違いですね。
なぜなら今まではお寺のことはお寺しかわからなかった。

でも今は、葬儀会社や樹木葬の会社が、どんどん新しいスタイルを創り
出している。

お寺の事情だけで何とかなる時代ではないということです。

お寺と檀家のフリー時代が、間違いなく到来するでしょう。

そのときにお寺は一体どうするのか・・・?

葬儀や法事で差別化はほとんどできないのが実状だろう。
そのレベルの儀礼に対して、あまりにも高額なお布施を要求してきたの
ではないだろうか。

今は一気に霊園経営や納骨堂、樹木葬、永代供養墓に突き進む。

さて、その先にあるものは・・・。

葬儀や法事やお墓の収入に頼らないお寺とは、どんなお寺か?
お寺や僧侶は一体何ができるのだろうか?

難しい教義や有り難い法話もいいけど、それってこのお布施収入がある
前提ですべて成り立っているのでしょう。

もちろん本山の運営も、その基盤にあるのは間違いない。

さて、一体どうしたものか・・・。


堀内氏のブログは下記にあります
   ↓
http://syukubo-blog.com/2016/10/04/13476
 

今日は秋晴れ、境内の大清掃!

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今年は、お盆前まで猛暑が続き、このままどうなるかと思いきや、台風が続い
て長雨やらで天候不順。

境内の清掃も、法務やら宿坊でなかなか思う様に行かない。

それが今日は、朝から秋晴れ!
さらには今日のお客様とお参りはなし。

これは今日しか境内の草取りと清掃をやるときはない。

朝から、境内の清掃を開始。
私と坊守と、そこに強力な坊守の両親と言う助っ人も・・・。
と言うよりも、その両親に背中を押される様に、というのが本当のところか・・・。

境内は落ち葉を掃いたり、気になるところの草取りをしたり、それはやっている。
けれど全体を一斉にと言うところまでは、なかなかできていない。

さらには夏は蚊の攻撃にも耐えなくてはいけないのです。

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中庭には、ツワブキも咲き始めていました。
ちょっと心に安らぎを与えてくれる。

草を取ったり剪定をしたり、落ち葉を掃いたり・・・。
一日がかりの作業になりました。

何とか境内が普通に戻りました。

これから公孫樹の落ち葉の季節が来るなあ・・・。


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日常を生きるということ・・・いのちと慈悲

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日常を生きるということ。

それは結構大変なことです、なぜなら日常とは自分の思考回路にあるもの
だから。

常に迷い、常に不満足を引き起こし、常に自分自身にギャップをもたらす。
でもそれが当たり前と思い、自分自身をコントロールできないから。

なので仏教では日常を、世間と言う迷いの世界と見て行くのです。

日常とは、「自己中心的な自分の物語」であるということなのです。
自分と言うものが特定できない存在であり、心の存在を自分とみなしてしま
うので、自分自身で自分を苦しい方向に持っていったりします。

でも、日常と言うのはその人の存在がこの世からなくなれば、その日常も
一緒になくなってしまうでしょう。
つまり日常とはそういうことなのだと思います。

その日常は何によって成り立っているかと言えば、それは「いのち」です。
先ほども言った様に、いのちがなければ日常もないということなのです。

世間でいう枠や常識、さらには格差や差別。
それは、いのちを基準に考えると、そんなものは人間の思考回路の中の
事だと分かります。
つまり、いのちの大地に足をおろせば、そんなものは人間としては何も関係
ないということに気づくのです。

いのちの大地に足をおろして、日常を見るということが大切なのだと思います。

そして、その日常を包み込むもう一つの存在があります。
それは慈悲です。

慈悲の世界がある。
そこに心を差し向けること、それが日常を生きやすくするための方法です。

夢を持つのはいい、だけど皆はそれを日常の中で考える。
日常に置き換えると、その夢は目標の様なものに置き換わり、条件や環境
になってしまうのです。

たとえばお金や家、車やファッション、そして地位や名誉。
そこに夢を置くと、達成されなかったとき苦しみに転換する。
そう、日常の中での夢は、苦しみにつながっているということを知っておくこと
が大切なのです。

本当は「それはそれ」でしかない。

そのときはそれがすべての様に感じる。
でもそれを手に入れた瞬間に、心のゾーンは不満足ゾーンに進んで行く。
そうすると手に入れた瞬間に苦しみモードに入って行く。
そして最後はそれに執着したり、それが意味のないことだったと気づいたり。

あくまでも日常の中でのことであり、それがすべてではないと知っておく。
そのときのモチベーションレベルのことでしかないのです。

ポジティブ思考とか自分を変える、といった言葉もこれに当たります。
一見良さそうに見えて、実は苦しみを生み出すものであることに気づかない。
実はこれって要注意なのですよ・・・。

そう言ったセミナーやホームページには気をつけないといけません。
自分を苦しめるものは、一瞬それが正しく見える様に姿を変えていますから。

社長になった人がすべて幸せかどうか、それはどの時点で幸せかとうことも
あります。
社長になる前か後か、辞めたときか死ぬ時か・・・。

人がこの世を去るとき、執着していたものはすべて手放さざるを得ない。
これは本人の心如何に関わらず。

強制的ですね・・・。

全ての物を手放す・・・、ある意味悟りの竟地ではあります。

なので人の本心を考えると、死ぬまで執着は手放せない。
手放しているようで、それは完全ではない。

本当の夢は、慈悲の中にあるものなのだと思います。
慈悲の世界とは、何も見返りを要求しないもの。
さらには自分自身のためだけでは無いもの。

そこに本当の夢がある・・・。
名誉も地位も物質も関係ない世界、阿弥陀如来の願いがそれに当たります。

そこに少しでも気づけば、日常を生き易くなるのですね。

いのちの大地と慈悲の世界に触れてみること。

これって結構大切なことですね。

今の仏教でも、宗祖はその感覚を持たれています。
でもそれが現在の教えになると、妙な話しになっている様に感じます。

これは僧侶がこのことを知らないで、日常の中だけで慈悲やいのちをゴチャ
混ぜにしているからですね。

そんなことを感じます。



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これからのお寺・・・見過ごされていることって?

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現在、お寺の活動が盛んです。

お寺も変わらなくてはいけない、そういった掛け声のもとに一斉に動きだした
感がある。

コンサート・ヨガ・落語・イベント、もちろん法座も。

お寺の未来を語る団体もあったりで、お寺の可能性を探る動きです。
もちろんこれは、葬儀やお墓が変わると言うことに対しての、お寺やその中
でも若手の僧侶の危機感がそこにはあるだろう。

けれど、ここで確実にスポッと抜け落ちている重要なポイントがあることに、
誰か気付いているだろうか・・・。

観光で成り立っている寺院は、これからも観光ブームに乗ってそれなりにやっ
て行けるかもしれない。
元々、お寺の本質には関係していないからです。
歴史と建物だけあればいいから。

そこに仏教の本質などなくてもいい、カタチだけですね。

現在活発な活動をしているお寺に共通するものは何だろうか?

全てではないが、ある程度の収入のある寺院であるということ。
それは、それなりに檀家数がありしっかりとした基盤があるということになる。

様々なお寺の活動を見ると、そこにはすべて檀家目線がある。
対外的な活動に見えて、実は檀家さんしか見ていないのが現実でしょう。

それは何故かというと、檀家さんからのお布施収入と護持会費で成り立って
いるからです。
これがこれらの活動の原資になっていることは間違いない。
そこがなくては、元々その活動自体が無いのです。

お寺の未来を語る団体にしても、その仕組みは同じです。
若手僧侶と言えども、その視点から離れたものはないと言うのが実状です。

これから10年で変わるもの。
それは檀家減少だけではない、葬儀や法事が根本から変わる可能性がある。

そのとき、今のお寺の収入がそこに依存しているお寺であればあるほど、厳
しい現実が待ち構えているでしょう。

たとえば、戒名や位牌そしてお墓や塔婆など、従来の家制度の上に成り立っ
ているものは、崩壊して行く可能性が高いということです。
ましてそこの多額の布施を要求している寺院は、そのスピードは速い。

元々、曹洞宗を中心として出来上がった葬式仏教の根本が揺らいで来るで
しょう。
なぜなら、これらは本来の仏教に関係なく、お寺や僧侶が食べて行くために
考案されただけのものだからです。
なので、葬式仏教のシステムができあがっているのですね。

これは、世の中が変わって行けば必然的に無くならざるを得ない。
つまり高額な葬儀や法事のお布施で成り立っている寺院は、その維持が困難
な時代になるでしょう。

その時間は10年だと考えます。

その10年で業態転換ができるかどうか・・・、それは無理ですね。
世の中が変わって行くスピードの方が速い。

そして現在維持が困難な寺院は、本山にも見捨てられているが、そこに自助
の努力が必然となっているということ。

つまりこれから、過疎化寺院の逆襲も始まると言うことです。

それは、檀家制度にとらわれない活動になって行く。

お布施金額も大きく変わって行くでしょう。
なぜなら、そこにそれほどの価値を見出せなくなるからです。

葬儀のお布施は、間違いなく20万円以下になる。
せいぜいが10~15万円程度でしょう、それはamazonがすでに始めています。
法事のお布施も2~3万円、永代供養(年忌法要)は10万円前後ですね。

納骨も安価な納骨堂がこれから一気に増えてきます。

葬儀で50万円とか、納骨で50万円とか、そんな時代はもう来ません。
それで予定を立てているお寺は、10年後には成り立ちません。

さらには、檀家制度さえなくなります。
つまりフリーになってくる、そうすると護持会費さえも集められなくなります。
なぜなら、檀家制度を持たないフリーな寺院が一気に増えるからです。

日頃はお寺の活動が盛んな寺院も、世の中が変われば一気に変わります。
うちのお寺は大丈夫と言っているお寺ほど、先が見えていないかもしれません。

私のお寺は、その衰退では他の寺院の10年先を行っている。
厳しさは、お寺の戻ったときから感じています。

そしてお寺の本質は何かを見続けてきました。
そこで感じたものは、お寺の都合とお寺の敷居の高さは変わらないということ。
ここのだけ別の世界があるということでした。

葬儀や法事に依存しないお寺など成り立つのか・・・。
成り立たないかもしれませんね。

さてそうなったとき、全国のお寺はどうするのでしょうか。
これからの10年で、その答えが出るでしょう。


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休日にゆっくりと写経体験をする

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休日にゆっくりと写経体験をする。

日常は日常のスピードで通り過ぎて行く、そのままあっという間に流れて行く。

そんなときは、宿坊でゆっくりと写経をしてみるといい。
そうすると時間が、自然の流れに戻るのです。

そして心と身体を少し休める。

写経は集中力と気力が必要。
丁寧に書くと1時間半から2時間かかる。

だけど集中すれば、その感覚が心地よくなってくる。
終わった後は、疲れもあるような感じですが、心は軽くなっています。

それは思考回路が日常から離れるからです。

宿坊の周りの、普通の山里の自然。
それが心を安らげてくれる。

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こんな時間があればいいですね。

宿坊はお一人もしくは一組だけの体験です。

それがまた自分の時間を取り戻してくれます。

ある意味では、瞑想と同じ効果を感じることができるのです。

ここには、贅沢な時間がある。

もしかすると、宿坊の一番の魅力は、この時間かも知れませんね。

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ほほ笑みカンパニー主催「あの世もこの世も楽しみましょう」・・・in 宿坊光澤寺

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夏から秋に変わる頃、ある方が宿坊を訪ねて来られた。

そして、お墓や葬儀のことを始めとして、お寺のことなどで分からない事が多く、
困っている人がいらっしゃると言われる。

それはそうだ、私もそのことはいつも感じていた。
ただ具体的には、まだ何も動いている訳ではない。

世の中では、葬儀会社や寺院関係、また自主的なNPOなどの終活セミナーが
たくさん開催されている。

ただそれぞれの都合から見た切り口のものが多く、私としてはフラットでオープン
なものが必要だと感じている。

正直言ってセミナーで講師を努める方を見ていても、ちょっと物足りないなという
こともありました。
もちろん私がどうという訳ではなく、突っ込んだ切り口で話せる人はいないなと
感じていたのです。

その一番は、先ず僧侶にそんな人がいないということです。
先祖供養の大切さを説くくらいの僧侶しかいない、それが仏教ではどうかという
話しなどそもそもできないのだ。

今の世の中は、もっと本当のことを知りたい方が多い。
さらには、現状のセミナーでは満足していないだろう。

私は、たまたま今回の「あの世もこの世も楽しみましょう」という、終活セミナーの
会場と講師を努めることになりました。

そろそろ私も、満を持してその分野に進んで行こうと思っていたときのこと。
ちょうど良いタイミングでした。

セミナーは10月16日と11月10日です。

おそらく日本で最先端の終活セミナーになるのは間違いありません。
もちろん規模とか内容によっての違いがありますが、お墓や葬儀やお寺とのこと
については他の追随を許すことはありません。

なぜなら、しっかりと話せる僧侶は日本を探しても、大していなことが分かってい
るからです。

そこが宗派仏教と檀家制度から抜け出せない、日本仏教の弱点なのです。

そこから見ている限り、本当の終活セミナーにならないことは分かっています。

あくまでも今回は、お墓や葬儀、法事やお布施のことなど、お寺に関わる内容と
いうことからですが。

スウェーデンの世界遺産のお墓や、東京のお墓もご紹介して行きます。

これからは、私の主戦場はこの分野になって行きます。
日本のお墓や葬儀を根本的に変えて行くでしょう、なぜならそれがお寺の本当の
姿だからです。

今日本のお寺は変わろうとしてます。
でも根本的に変わろうとはしていないことが、会社員を45歳までして僧侶になっ
た私から見れば、よく分かるのです。
おそらく若くても僧侶しかしていない方々には絶対に見えて来ない所です。

なのでいくらお寺を変えようと頑張っている様に見えても、それが小手先だけ
なのですね。

もっとダイナミックに変わって行かないと、お寺は取り残されるでしょう。

宗派の中にいて満足していられる時代が終わろうしているのは明白なのですから。

ちょっと気合を入れた内容にしたいと思っています。

正直言って、20代~30代の僧侶たちが頑張っているのは分かります。
でも何も根本的に抜け出せていません。

それは何故かというと、現状のお寺と言う枠から離れてみていないからですね。
つまり、葬儀と法事がなかったとしたときに、お寺で何ができるかという視点です。

そこから抜け出さない限り、本質は何も見えて来ないのだ。


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宿坊にはマンガも置いている・・・「TEN」

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宿坊にはお客さまも手に取って読める本棚が二つあります。

そこには仏教書や瞑想関係の本を始めとして、数百冊あります。

でも実はマンガも100冊以上置いてあったりします。
気分転換になるのと、宿坊で読むと感じ方が違うこともあります。

その本の中には、宿坊に来られたお客様が置いて行かれたものもあります。

今回も、2冊おいて行かれたお客さんがいました。

それは、「TEN」の12巻と13巻。

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えっ、なんで11巻までないの?
ただ最後だけ旅行中に読みながらきたのかなあ・・・。

そんな風に思われたかも知れません。
でも実は、それには理由があったのです。

この「TEN」と言うマンガは麻雀マンガで、麻雀マンガ雑誌に連載されていた
のだとか。

私は初めて読みましたが、この12巻と13巻にはマアジャンのシーンが一切
出てきません。

そこには、人が生と死に直面した姿がリアルに描かれているのです。

作家は福本伸行氏と言う漫画家です。
現在は、人の心の動きを描写させると右に出る者がいないと言われている。

その福本氏が世に知られるきっかけとなった出世作だと言う。

なるほど・・、確かに私がいつも話しをしていることの本質とよく似ている。
なので書いてあることはほとんどが分かるのです。

逆に言えば、マンガでもそこまで追求して書くのかとも感じた。

マンガを持って来られたお客さんとも、この件で話しましたが、住職の言って
いることが分かりますと言われていた。

もちろん感じ方は人それぞれでしょうが、実際に生きていてそこまで感じる人
は少ないかも知れない。

切羽詰ったときくらいかも知れない。

そんなときを切り取ったようなシーンの連続です。

宿坊に来られたら読むことができます。
1巻~11巻はありませんが・・・、でも麻雀をしない人でも問題なく読めます。

そして無い様に感じたことがあれば、どうぞ何でも聞いてみてください。

それは問題ないです。


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宿坊の夜・・・人も動物たちも若桜鉄道で盛り上がる!

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ある宿坊の夜、お客様が三人と三頭と一匹の動物が集結。

満を持して、宿坊談義が取り交わされました。

主役は、鉄道ファンの、おかもとてつこさん。
そこにたまたま居合わせた旅人。
さらに若桜鉄道の北内さんの三人。

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鉄道のことやいろんなこと、動物たちは自分たちの好物の食事がないか物色中。

話しはなぜか、まったく縁のないと思ったところで、つながってたりする。
シンクロして行く世界がそこに広がっていました。

そしてこの日は、NHKの凄ワザで若桜鉄道が取り上げられた日。
みなでその話題に熱中もしました・・・。

涙あり笑いあり、そして真剣な議論も。

そしてローカル線若桜鉄道の話しでも盛り上がりました・・・。

こうして宿坊の不思議な夜は更けていったのでした。


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写経で「正信偈」を書く・・・宿坊体験

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宿坊の体験で、やはり人気の体験の一つに写経があります。

写経をしてみたいと思われている方は多いですが、初めてという方がほとんど
です。
興味があるけど機会がなかったということでしょう。

ただこの宿坊でできる写経体験は、他とは少し違います。

それはお一人で、ゆっくりと書けるということ。
そして、周りが静かで他に気を取られることがないのです。

自分でペースで、自分の書きたいときに書ける。
そんなお寺や宿坊は、他にはないでしょう。

そして本堂の空気感と周りの自然は、その心を落ち着かせてくれます。
実はこの環境が一番のポイントだったりするのです。

写経は同じでも、他とは全く違う体験になります。

その写経体験では、「般若心経」や「重誓偈」を書くことができます。
宿坊では他に「正信偈」も準備していますが、さすがに今まで「正信偈」にチャ
レンジされた方はいませんでした。

なぜかというと、書き終えるのに約8時間かかるからです。

「般若心経」や「重誓偈」は、だいたい1時間半くらいである。

そして今回、初めて「正信偈」を書いてみたいと言う方がいらっしゃいました。

手本は二枚に分かれています。
それを一枚づつ書いて行きます。

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今回は一枚目を書き終えるのに、約3時間半から4時間くらいを要しました。

さすがに集中力が続かなくなるのと、眼が疲れて来るので一枚目で終了と
なりました。

元々一回で書かれるつもりではなく、何回か宿坊に来られて完成をされる
つもりでした。

次回は年内にもう一度来られて、二枚目を書きますと言われました。

ぜひ「正信偈」の写経を完成させて欲しいものです。


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