宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2017年02月

池の金魚にも春が来る、でもそれは新たな戦いの始まり・・・。

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大雪の後のお寺の中庭。

降った雪と屋根からの落雪で池が雪と氷に覆われたいる。
池の水面はまったく見えないくらいだ。

その雪は水面深くまで沈んでいるのかも知れない。
金魚も落ちてくる雪には気づかないだろう。

金魚は心配だけど、この雪だけはどうしようもない。

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やっと池の雪がなくなった。

枝が折れていたりで池の中は荒れている。
そこで金魚は何事もなかったように泳いでいた。

あの雪の池でずっと静かに春を待っていたんだな。

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その池には小さないのちも誕生していた。
きっと冬の前に生まれたいのちだろう。

この小さないのちも春を待っていたんだな。

サギから守るために張っていた糸やカバーも雪で原型を留めていない。

雪がなくなると、今度はサギがやって来る。
金魚の戦いは終わらないのです。

逆に言えば、雪がある限り、サギに襲われる心配は無い。
春になるとサギがやって来る。

金魚にとっては、雪のない春よりも雪のある冬の方が安全なのです。

はたして金魚はどっちが幸せなのだろうか・・・。

明日は池の糸を張り直しておかなくては・・・。


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ある言葉について・・・。

今日、あるコメントに目が留まった

『私が無駄に過ごした今日は、昨日死んだ人が痛切に生きたいと
思った一日である。』

その言葉を僧侶から聞かれた方は、「私は一年、しっかりと生きたかな」
と思われた様です。

この言葉って、心に感じる良い言葉のように思えたりします。
一日を大切に生きようって・・・。

でも僕はちょっと違和感を感じました。

「自分のいのちは自分しか生きることは出来ない」のかなと思っているから。
人のいのちと比べることはできないな。

たとえ無駄な一日であろうがなかろうが、それでいい・・・。

どちらかというとそう感じている。
自分の生きてきたものを否定することはないなと。

もちろん充実してたり、頑張ってると思えるならそれでいい。
でもそれでさえ、自己中心的な思い出しかないと言うこと。

昨日死んだ人のいのちを持ち出す必要などないのです・・・。
その方はその方のいのちを生き切ったのです。
たとえそれが短くても。

それで良いではないですか、その方のいのちは無念だったのでしょうか。

長いか短いかは、残された者の勝手な判断になる。

「あなたしかあなたのいのちを生きることはできない、そのいのちには誰も
変わることが出来ない」

阿弥陀如来の教えにそうある・・・。

思い通りにならないのが人生だ。

だから、それでいいのだ。

無駄に過ごした自分を責めるような言葉になってはいけないのです。

これからの未来の時間は、あなたが作ることが出来るのだし。

頑張って生きるとか無駄にしないとか・・・。

一体何が頑張ると言うことで、何が無駄なのか。

そこまで考える必要があるかどうかと思われるかも知れない。
でも仏教の基本を知っている僧侶であれば、こんな言葉は出てこない。


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葬儀式での法話について思う

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法要では法話を必ずします。

それは当たり前のことです。
普段仏教に縁のない方は多い、法要の場はその縁に遇える数少ない機会だ。
そこで読経や作法だけだったのなら、それは縁に遇えたとは言い難い。

どんなに短くても教えは説かなくては法要の意味は半減するだろう。

法話は常々感じ続けていないと、言葉は出てこない。
同じ話をしても、月日が経つとその意味の深さも変わってくる。

幸いに、私は宿坊の日帰り体験や講演をさせていただく機会がある。
このとき、宗派は分からないので、誰にでも通じる仏教の話しをする必要が
ある。
さらには法座ではないので、仏教の知識もないという前提です。

その方々に届く内容と話しをしなくてはならない。
それを常に考えている。

ところで、葬儀で法話をするか?
と言う問いがあれば、ほとんどの僧侶がしないと応えるだろう。
私のお寺のある鳥取県では、年忌法要や通夜法要でも法話をしない寺が多
いと聞きます。
これは宗派によっても傾向があるでしょう。

ただ普段あまり仏教に縁のない方は多いと思います。
通夜や葬儀は特にそうです、このときは仏教の縁に遇っていただける貴重な
機会でもある。

私は葬儀で法話をするときとしないときがある。
通夜では必ず法話をしますが、葬儀の場合はそのときの状況によってです。

ただ葬儀は時間に制約がある。
出棺の時間は守らなくてはならない、それは火葬場の時間があるから。
読経や作法などの時間を考えると、長くても5分まで。
それでも長いと感じる方もいるでしょう。

そうなると、3分くらいが法話の時間になります。
3分でどんな法話をするかを考えなくてはいけません。

そこに参列されている方々の興味も引かなくてはいけない。
意味のない法話をするのなら、しない方がましだから。

そして葬儀は、そのときによって事情が大きく変わる。
それも考慮に入れておかなくてはならない。

私は故人の死因は基本的に聞かないようにしている。
ご遺族が話されるときは別ですが、こちらからは聞きません。
もちろん年齢や性別は分かりますが、それ以上は分からないことが多い。

そうなると通夜や葬儀に法話は、どんな方にも通じる話しをする必要があり
ます。

さらには以前にこんな話しを聞いたことがある。
自死をした二十歳の方の葬儀で、僧侶が浄土の素晴らしさを説いたという。
若くして亡くなられた方の、ご遺族へのせめてもの思いだったのでしょうか?

ところが、その法話を聞いた友人が、「そんなに楽なところなら死んだ方が
良い」と感じて、後追い自殺をしたと言うことだった。
その友人も悩んでいたり苦しんでいたのかも知れない。

そんなこともあるのです。

そういった意味では、通夜や葬儀での法話は十分に気をつけなくてはいけ
ない。

先日執り行った葬儀では法話を入れました。
時間にして2~3分です。

読経を終えた後、退堂の前に法話を入れます。

そのときの内容は、「極楽浄土はあるのかないのか?」でした。
この内容は以前に梯實圓師の法話を聴聞したときの内容から、私自身の
感じたことを加えています。

浄土真宗の僧侶であれば、極楽浄土はあるか?と言う問いに応えるのは
当たり前のことである。
極楽浄土があるということも分からないで、葬儀などできないでしょう。

梯師の話しを聞いたとき、「なるほど・・・、そうだ」と感じました。
たった一度のご縁でしたが、この話は心に残っている。

これは故人もご遺族も、参列者の方もすべての方に共通するテーマです。
さらには興味のあるテーマでもあるし、葬儀のときに気になる内容でもある。

そこを明確に伝えることで、ご遺族の心が少しでも救われるのならと思う。
さらには仏縁に遇われた方の心に残れば良いと思います。

この話の最期には、「極楽浄土に行くことは焦る必要はない、なぜならこれ
からもずっと存在するから。この世のいのちをしっかりと生き切ること、その
後のことは心配せずとも良いということだ。」と伝えます。

なぜなら、極楽浄土は今を生きる私たちのために存在するのだから・・・。
そこに南無阿弥陀仏の意味がある。

あるかないかを問うことはない。
と言う意味は・・・、またお話しする機会があると思います。


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富桑地区公民館で講演を・・・「人生を素敵に生きる part2」

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鳥取市の市街地の中にある富桑地区公民館。

今日はこちらでお話しをさせていただきます。
主催は社会福祉講義会の「地域福祉座談会」です。

こちらは昨年に続いて2年連続でお招きいただきました。
公民館さんで宿坊の日帰り体験にもおいでいただいているので、今回で私の
話しが3回目の方もいらっしゃると思います。

何となく毎年同じようなお話しをしているのかも知れませんが・・・。
でも少しずつ内容は変化していると思います。

今日のテーマは昨年のテーマと同じ「人生を素敵に生きる・・・PART2」です。

約1時間半の時間、生きるということを中心にお話しをしました。

「人生は美しい まるで甘露のようだ・・・」
というお釈迦様の人生の最期に近いときの言葉を引用したり・・・。

やはり僕は僧侶なので、仏教がその中心にあります。
でも専門用語はほぼ使わない。

浄土や彼岸や涅槃という言葉は使いますが、それはその言葉を分かりやすく
話すときに使うくらい。

生きて行く上でも重要なキーワードです。

始まる前は、「今日は他の会が2~3重なっているので、人が少ないと思い
ます」とのことでした。

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会場に5分前に入ると10数人がいらっしゃった。
そして始まる頃には30人以上になっていました。

ありがたいな、でも人生の先輩方です。
今の私が感じていることを精一杯お話ししようと思うのです。

こうした一回一回の思いが積み重なる。

生きると言うことは中途半端な話しはできない。

もっともっと自分の話しの広さと深さを目指さなくては・・・。

いつもそう感じている。


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浄土真宗のお寺向けの冊子『唯』で、宿坊をご紹介いただいた!

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浄土真宗のお寺さん向けに、「唯」という冊子があります。

お寺さん向けですが、お寺さんからご門徒さん向けに配布されるものでもあり
ます。

その最新号が届きました、今回でVol.28となっています。

その「唯」で、宿坊光澤寺をご紹介いただいています。

今回の特集はミャンマー旅行記ですが、その途中に見開き2ページでご紹介
いただいております。

記事はこんな感じです。

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2ページでA4版の大きさになる。
写真をたくさん使っておられ、内容もかなり詳しく書いていただいている。

これだけ読んでも、宿坊のことは大体分かるかなって感じです。

浄土真宗にはあまり馴染みのない宿坊や体験のことが書いてあります。
これを読まれた浄土真宗の方々は、どう感じられるのだろうか・・・。
ちょっと気になる所ではあります。

ただ宿坊を始めた5年前とは、かなり流れが変わってきたとも感じます。
以前だと眉をひそめる方が多かったかも知れませんが、今だと頑張ってるな
と思われる方がいるかも知れません。

とにかく現在は、どのお寺も生き残りを賭けてるのです。

浄土真宗のお寺さん向けの冊子で、この宿坊をご紹介していただけるように
なったのですから。

不思議なものだな・・・。

雑誌や新聞で紹介していただくのとは、また違った感覚があるのです。

編集者の方も、浄土真宗の新しい風を感じていただけたのかな。

間口を広く、そして敷居を取り除く。

そこからまた仏教への出会いがあるかも知れない。
実際に宿坊に来られる方々を見てると、仏教に心癒やされる方が多いのです。

そこからまた縁がつながって行きます。

この冊子からも、また出会いが始まるかも知れません。


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鳥取坊主BAR・・・今宵は坊さんと話しでもしてみるか・・・

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鳥取にあるBAR Random。

このお店が日替わりでマスターできるということを知った。

一度本当のBARでマスターやってみるということに興味が沸いた。

その情報を教えてくれた知人に紹介していただいて、2月に2回その店に入れる
ことになった。

16日と23日の木曜日。

案内はfacebookのみだったのと、大雪の後だったせいもあってか、16日のお客
さんは二人だけ。

お寺さんが「さすがにお客さん0ではマズいだろう」と行って総代の方と来て下さ
った。

そして昨晩が23日。

お店に入っていて売り上げがないのはマズいなと思った。
私は楽しみで入っているので、手当等は一切必要としない。
ただお店はそういうわけにはいかないだろう・・・。

それでも今回も案内はfacebookだけでした。

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夜8時の開店から数人お客さんが入ってくれた。
若桜鉄道のガイドのグループ。

そこにあるお寺のご住職が数人連れて来て下さった。

さらにはフリーのお客さんも。

そんなこんなで、写真のときは席は満席でした。

実際やってみると、お酒を上手く提供できなかったりで、お客様に楽しんで
いただくまでには到底無理だったかな・・・。

もう少し余裕を持って対応できるようにならないと、と感じた。

難しさもあったり、でも実際にBARのマスターを体験できたのはありがたか
った。

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ご来店いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

またいつかどこかでお会いできると嬉しいですね!

まあ鳥取にも坊主BARを開店できたのは、ちょっとだけでも話題作りはでき
たかなと思っています。

坊さんがこんなことやって・・・、というお声もあるかも知れませんが、日常の
中にも教えがあるとも言えると思います。

どちらにせよ、良い経験が出来ました。


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新しいお仏壇のお話し・・・、込められた思い。

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ある日のこと、檀家さんから電話があった。

報恩講でお参りすることはあるが、普段電話があるのは珍しい。

「今度お仏壇を入れるのでお参りして欲しい。」

そう言えば古いお仏壇だったなと思った。

僕はあまりお仏壇にはこだわらない。
新しくても古くても、大きくても小さくても、それぞれに思いがありその家の歴史
があるから。

お寺もそう衣もそうだ、仏具は何でもいい。

お仏壇を入れるという日、鳥取は大雪でした。
家から出ることさえ難しい日。

私もそのお宅までたどり着くことさえ出来ないかも知れないくらい。
もちろんお仏壇屋さんも来れないだろう。

日を変えることになった。

そして新しいお仏壇を入れる日、その日は朝から晴れ上がった。
村の中の道はまだ雪がたくさん残っていたが、それでも車は入れる。
そのお宅に着くと、仏壇屋さんのトラックがちょうど入ってきたところだった。

先ずは古いお仏壇を出す前にお経を唱える。

先祖と仏様に感謝のお経です。
「本当に今までありがとうございました」、と思いを伝える。

古い仏壇を出す、ご本尊を外してお寺でお預かりする。
阿弥陀如来、そして七字の名号と九字の名号の掛け軸だ。

お仏壇を撤去するときは、ご本尊だけはお寺で預かるのだ。
そしてしばらくお寺の先祖壇に安置しておきます。
そうすることで檀家さんも安心される。

新しいお仏壇を入れて電源等設置するのに時間がかかる。
一旦お寺に戻り工事が終わるのを待つ。

そして電話があって、再度お参りに向かう。

新しいお仏壇がちゃんと納っていた。

そして入仏の法要をお勤めする。
すべて奥さんが付き添っておられる。

そしてすべて無事に執り行った。

お茶を飲みながら奥さんとお話しする。

「ずっと考えていたけれど、思い切って新しいお仏壇を入れることにしました。
実は、主人がもう長くないのです・・・。」

まだお若いのだけれど。

そこにはいろんな思いがある。

そうお仏壇には思いがあるのです。

そしていのちを支えてくれるもの、いのちの中心にある。
そう感じられることに一番意味があるのだと思う。

「無事にお仏壇を迎えられて良かったです・・・。」

そして、その日から数日経ってのこと。

「主人が亡くなりました・・・」と電話があった。

僕はそれでもまだ少し先のことだろうと思っていた。

雪で遅れたりしたけど、でもその日を待ってくれていたのかな。

きっとそうだな・・・。

枕経に向かう。

「間に合って良かったですね」、と言葉が出る。

本当に良かったと思えた。

臨終勤行の『阿弥陀経』をお唱えする。

臨終勤行は、亡くなられたご主人が最後に唱えるお経という意味がある。

ご主人と一緒に新しいお仏壇でお経を唱えることが出来たのです。

これからもご家族をずっと見守ってくれる存在。

ご主人もずっとご家族と一緒なのだ。

南無阿弥陀仏


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2月22日は何の日・・・2.竹島の日。

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2月22日は、もう一つの記念の日。

それは竹島の日です。
猫の日はニャンニャンだからという、ゴロ合わせ。

竹島の日には何か理由があるのだろう、でも僕は知らない。

そんな日、竹島の日の記念式典が行われる島根県松江市に出かけた。
といっても式典に出るためではありません。

宗派の山陰教区の会議があったから。
会議は、浄土真宗の本願寺派が推進する実践運動の教区の総会だった。

中々出席できないのですが、今日は元々あった予定が変更になったので、
急遽参加することにしました。

会議自体はこの一年の報告と来年度の予定。

これからの宗派の展開の中心となる運動なので大切なのだが、やはりこの手
の会議で具体的な話しになることはない。
あくまでも報告の会なのです。

組織が大きいと活動の展開力には限界があるのだろう。
大きく舵を切るのには時間がかかる。

地域性もあったりで、それぞれがそれぞれにと言った感じである。

もし何かするのであれば、各寺院が自分の持ち味を出して行けば良い。
宗派に期待している様では何も変わらないのです。

松江駅の周辺はとても静かでした。
帰ってからテレビを見ると、記念式典ではいろいろあったようですが、その周辺
だけなのだろうな。

テレビで見ると松江は大騒ぎになってそうですが・・・。

世の中のことって、結構そんなものなのだろうなと感じる。

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今日の夜はお通夜だ。

急いで松江から鳥取まで帰る。

夕方の若桜鉄道、周辺はまだ一面雪景色だ。

春はもうちょっと先かな。

三寒四温って感じでもない。








2月22日は何の日・・・1.猫の日。

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今日は2月22日、猫の日なんだそうだ。

まあいろいろ記念日がありすぎて、記念日が365日ありそうだ。
そうなると記念日ってあまり特別じゃなくなるよね。

そういっても猫の日だから、ピーコの写真を載せてみました。

ピーコがお寺にやってきて、というか連れて来られて2ヶ月半。
でももうお寺の顔役です。

2ヶ月半前、ある村を報恩講のお参りで何度も出会った。
僕がお参りを終えて家を出ると、何度もすり寄ってきた。
捨てられていたのだけど、三度見るとやっぱりこっちも弱くなる。
猫の顔も三度か・・・。

なんか最近ちょっと太ってない?

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お転婆で食べてるか寝てるか飛び回ってるか。

それでも日々楽しませてくれるので、感謝を込めて。

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男性の一人旅も、この宿坊では意外と多い。

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雪もだいぶん溶けてきた。

そんな中、男性がお一人で宿坊に来られた。

宿坊には女性が多いですが、男性の一人旅も意外と多いのです。

昨年に続いての二度目の宿坊体験。

「こんなお寺が近くにあったら良いのだけど・・・」
そんなことも仰っておられた。

仕事をされているので、仕事の話しになることもある。
それと自分より年上の方が話しやすさもあるでしょう。

こんなことも。

「美味しい食事、気持ちよいお風呂と布団、豊富な書籍、体験が充実していて
また訪れたいですね。」

このことは私たちが宿坊で一番気をつけていることなので、とても嬉しい言葉
です。

決して豪華ではないけれど、一日一組で静かな空間でゆっくり出来る。

冬はコタツに当たりながら話しをする。

これと言った話しはなくても、日常を生きて行く上では様々なことがある。
それを話すことによって、自分では気づかなかったり思ってなかったことが
分かったりするのです。

一対一なので、他に気にすることはない。

でもそんな場所やお寺はおそらく全国どこにもないでしょう。

宿坊だけだとやはり採算が合わないし、一日一組という運営は無理だ。

お寺をやりながらだから、何とか運営して行ける。
もちろんこれからどうなるかは分からないが、できる限り続けて行きたい。

友人や会社の同僚には、自分の思いを話すことは出来ないと思う。
そこには必ず、肝心な部分は話さなかったりする。

そう言った面で、ここではそんなことも考えなくて良い。
話したいことを話すことができる。

たまには心と身体を休めること、それってすごく大切だ。
そして、そんな所とつながって行くことで、生きやすくなったりするのだと思う。


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法事が延期になっていた週末

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この週末は、先週の大雪で延期になっていた法事が続いた。

2月は法事があまりない月なのだが、先週は満中陰法要(四十九日)が二件
入っていた。

でもさすがにあれだけの大雪、お寺から車を出すことはおろか雪かきさえでき
ないような状況。

それはお参りするお宅でも同様、どうにもならなかった。

今までも大雪はあったが、法事が延期になるのは今年くらいだ。
今年はさすがに法事の延期が相次いだ。

その法事をこの週末に執り行った。

雪はまだ多く残っているが、何とか車を停めるスペースは確保できていた。
今回はどの家も除雪が大変だった。

日曜日には毎年恒例となってる、ある村の年頭法要に向かった。
このときは峠を越えて行くことに。

峠からの写真を撮ってみた。
向こう側は若桜方面、左側の遠くに見える白い山は氷ノ山山系だと思う。

まだまだ山には多くの雪が残っている。

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お参りに行く途中の道はこんな感じ。

車が一台通れるくらいの道、両側には雪がまだ迫ってくる。
雪崩が起きたりするのかなあ・・・。

行き帰りとも、無事にこの道は通れた。

やっと大雪の影響から抜け出せたのかな、そう感じた。
先々週の金曜日からの大雪、一週間以上経ってやっとだ。


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いのち・・・ガンのお話し。

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宿坊で話をしてるとき、お参りに行ったとき。

ときに病気の話になることもある。

そんなときガンの話しになることも多い。

宿坊では年に二回、宿坊で語り合うガン患者の集いを開催している。
だけどそれを知っている人は少ない。

それでその話しになるってことじゃない。

やはりガンは余命を意識するところが、他の病気と大きく違うところだ
ろうか。

でもガンになってからも長生きしてる人もたくさんいる。

僕の友人のお母さんも治療しようがなく、もう数ヶ月といわれてからも
もう30年近く生きてたり。

そんなときは先にご主人が亡くなっていたりとか。
人生やいのちって分からないものだ。

ただ治療の苦しさやその費用が高いと厳しい面もある。
投薬も高額だったりする。

もう治療が出来ないと言われ、ターミナルに入るしかないと言われたとき、
昔の治療でもしてみようかとなった方がいた。
もう薬も置いてない様な治療法。

それが劇的に効いて、今はとても元気になられた方とか。

肺がんの特効薬ができたりとか。
緩和ケアも以前に比べだいぶん整ってきていたり。

僕たちの世代が聞いていた「ガン難民」という言葉は死語になっている。
この「ガン難民」って言葉はNHKが特集して流行らせた様な気がする。

最近は「孤独死」とか「無縁社会」とか。

これらもあと何年かすれば、当たり前のようになり、それに対応した社会
になっているのだろうと思う。

もういつなくなるか・・・、と言われた方も。
ご主人のことだ。

もう死んでるのだけど・・・、と言われて宿坊に来られた方もいらっしゃる。

電話がかかってきて、「母が亡くなりました」と話される方も。

ここ数ヶ月、そのような話しをする機会が多かった。

ガンになられていても元気な方は多い。

いのちって何なのだろうか?

生きるって何なのか?

そんなことはあまり意味がない、今いのちがあるのだから、そのいのちを
生きることだけ。

そんなことを感じている。

死んだとしても肉体から離れるだけで、いのちはなくならない。

人は生きてると、自分と言う枠を意識するように思考回路は出来ている。
自分、自分と意識させられてるのだ。

でもその自分を自分でコントロールできていないのに。
自分の身体がどうなっているかも分からない。

それを自分というのだろうか。

肉体はそれぞれに動いている。
決して自分が動かしてるだけではない。

となると、自分って思考の中にのみある。
すべてが想像の世界、つまり物語を生きてると言うこと。

自分ではどうにもならないこともある。

生きると言うことは、思い通りにはならないものだ・・・。

それを前提に、話をして行く。

僕もいつそうなるかも知れない、だから人ごとではない。
だけどどうしようもない。

いのちと心のこと。

ずっと考えている。

自分としては、何もないのだろうなと思う。

けれど、今を生きると言うこともある。

その整合をとる。

その接点を探る、いのちと日常と。




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大雪の爪痕と春を告げる紅梅と。

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ここはお寺の中庭。

今回の大雪の被害は雪が溶けてから出なければ、全部は分からない。
ただ今までにない大雪か二度も降った。

二度目の雪は水気を多く含んだ雪だったので溶け方は早いが、それでもまだ
まだ雪が多く残っている。

池の中には屋根から落ちた雪でいっぱいになっている。
雪をどかそうにもどうしようもない。

この池には金魚がたくさん泳いでいる。
金魚が一体どうなっているのか、全く分からない。
姿もあまり見えない。
もしかして雪に埋まっていたりするのだろうか、落雪からはさすがの金魚も
逃げようがないだろうな・・・。
池がこんなに雪で埋まったのは初めてのこと。

今回の雪では樹木の枝がかなり折れている、山門の瓦も崩れていた。
応急処置はしてあるが、結構大変なことになっている。

家も様々なところがどうなっているか分からない。
雪がまだたくさんあるので、見回ることは出来ない。

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そんな中、紅梅が花をつけていた。

いつも二月から三月にかけて花をつける。
決して遅くないタイミングだ。

春ももうすぐそこまで来てるなと感じる。

これから寒さと暖かさを繰り返しながら春になって行く。
たださすがにもう雪はいらないな・・・。

今年は春が待ち遠しい。


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鳥取坊主BARその一・・・哀愁の夜の街に灯りがともる!

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2月26日の鳥取の夜。

大雪の後、除雪の雪が残る通りに灯りがともる。
BAR Randomの看板。

場末のひなびたビルに。

この日は、このBARが鳥取坊主BARになる日。

僕にとって、初めてのBARのマスター、さて一体どんなことになるかな。

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お店のドアにも案内板を掛ける。

今回は突然の坊主BARの開店、案内はfacebookだけでした。

この雪だし、これくらいで人が集まれば苦労ないだろう。
それでも誰か来てくれるのか、ちょっと心配。

もしかしたら0人かも知れないな・・・。

お店の雰囲気はこんな感じ。

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このBARは日替わりマスターが売りのお店です。

そこに急遽、坊主BARというキャッチで入店させていただくことが出来た。
一度はBARのマスターをしてみたいと思っていました。

夜7時に開店しましたが、お客さんは来ません。

暇なのでとりあえず店の中を掃除して回る。

グラスを洗ったり、テーブルを拭いたり。
さらには冷蔵庫のガラスのドアも。

店のカウンターにあるものも、すべて洗って置き直す。

そんなことをしながら過ごして行く。

店には有線が入っているが、僕は持ってきたCDを掛けることにした。
こんなときくらいしか静かに音楽を聴く機会がないから。

やっぱり今晩はお客さん0かも知れないな・・・。

そんなことが頭をよぎる。

BARには哀愁と孤独とが入り交じる場所。

マスター一人で哀愁に浸っててもなあ。
これじゃ鳥取の街の話題作りにもならんなあ・・・。

そんな風に夜は過ぎて行くのでした・・・。


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ある日の昼食、ナポリタンと猫・・・ここだけなら世界は平和だ!

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雪が降り続いていた、ずっと。

大雪でお寺の外にさえ出られない。

そして久しぶりにやっと晴れ間がのぞいた。
朝から快晴だ。

そんな日、お昼を一人で食べる。
冷蔵庫をのぞいて昼ご飯は何にしようかと考える。

坊守が出かけていないときは、いつもそうだ。
あるもので何かを作る。

冷蔵庫にナポリタンの麺があることに気づいた。
ハムとベーコンもある。

「よしっ! 今日はこれだ」

さっそくにナポリタンを作る。

味噌汁とキュウリの塩もみ。

やっぱ男の料理ってこんなもん・・・。

でも、ナポリタンって良いよね、大好きだな。

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横では猫が日に当たりながら、気持ちよさそうに寝ている。

気分良いんだろうなあ!

この日、このとき、この場所はのどかだ。

ここだけ見れば、世界は平和だ!


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雪の中の枕経

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昨晩のこと。

電話が鳴った。

周りは雪、大雪になってからずっと降り続いている。
法務や宿坊はずっとキャンセルや延期になっている。

そんな中での電話だった。

外は雪が降っていた。

時間を待って、会館に出かける。

昨年末に報恩講にお参りしたときは、いつもと変わらない様子でした。

今年の冬は寒かった。
ご家族の面倒を見られていた中で、疲れや寒さもあったのかも知れないな。

いろんな思いが浮かんでくる。

誰にでも、いつか訪れること。
私も最近は自身のことも思うようになってきた。

心の準備をしようと思っても、その場にならなければ無理なのだろう。

再度連絡があり、着替えをして会館に向かった。

駐車場を出すとき、タイヤが雪で滑った。









出家と女優に思うこと

ある若い人気女優が出家するという。

女優を引退してということだったが、どうも違うらしい。

普通であれば、人気が高まり将来を嘱望された女優。
女優を目指している人にとっては、ありえないことであろう。

さらには、その事務所を辞める理由を聞けば、「何言ってるの?」と
言えるような内容に映るかも知れない。

人には信教の自由がある。

若くして女優となり芸能界という場所で生きてきた。
自分の思い通りにならないことばかり。
そこで自分をすり減らすと言った感覚。

「自分を守ってくれるのは事務所ではなかった」

そんな発言もあった。

両親もその宗教団体の信者だという。

子どものときから馴染んだ教えだ。
キリスト教もイスラームも、もちろん日本の檀家制度の仏教も同じ。
すべてが家の宗教なのだ。

宗教の道に進むのは個人の自由で、何の問題もない。
それがどんな宗教であれ、反社会的でなく他に危害を加えない団体であれば。
そして自分が信じ、それで救われ、心の拠り所とできるなら。

ただ今回のことは宗教とは関係ない。

出家しようが何しようが、女優は日常の生活である。
日常のことは日常で解決しなければならない。

たとえば各種の契約、そして自分の仕事に関しては。
今回のことは、ただその環境から逃げ出しただけ。
そんなことで出家しても、誰も救い出すことなどできなだろう。

たしかに以前のビデオ等をみると、ちょっと不安定な面があるのを感じなくも
ない。
反応が早い分、周りが感じられないことも感じていたのだろうか・・・。

友人に相談できる人がいなかったのだろう。
宗教団体はとても居心地が良かっただろう。
事務所は仕事だから相談相手ではない。

その結果が今回のことになる。

今の20代の若者はこんなことで悩んでいる。
本人にとってはとても苦しかったりする。
その心は誰にも分からない。

宿坊にも相談に来る20代の若者は多い。
事情はそれぞれ。

同世代の人に相談しても実は解決にはならない。
知っている世界が少ないから、その上で同レベルで話しても同情や嫉妬が入
ったりする。

そこに利害関係がある人や組織が入ると、余計にややこしい。
今回のことはまさにそうです。
楽な方、もしくはかばってくれる方に心が揺れる。
そこが自分の居場所だと感じてしまうのだ。

本当は利害関係のない場所、そして人が支えるのが良い。
それに人生経験がなければ対応できない。
専門分野に偏っていると相談にならないのです。

そういった点でお寺が良いのだが、如何せん社会経験のない僧侶が圧倒的
に多くて役に立たない。
僧侶である本人が役に立ちたいと思ってるだけに、こちらもややこしい。
特に若手僧侶だと、経験があまりに少なすぎる。

自分の相談できる場所を確保できていれば、結果は違っただろう。
でも若い方がそんな場所や人を探すのは難しい。
まして女優として忙しければまず無理です。

今回の件は、いろんな意味でちょっと残念ですね。
と言っても、実はニュースになるまでこの女優のこと全く知りませんでした。
初めて聞いた名前だった。

大人って表現を使ってるけど、自分で自分を持て余してたって感じがする。

宿坊に来られる方には、何かあればここを心の拠り所にしてくれたら有り難い
と思っている。

まったく利害関係がなく、山の中の田舎の寺。
誰も知らない場所、そんな場所だから良いのだと思っている。

だれでも気軽に訪ねられる場所。

彼女にそんな場所があって、少しだけ休日があれば良かったのに。
電通のOLさんのときもそのことを感じた。

ここに来られる縁と余裕があれば・・・。
たとえ結果は同じでも、心にワンクッション入れることが出来る。
そして、利害関係なく自分の思いのままに話が出来る。

今の事務所に所属しながらだって宗教活動は出来ただろう。
ただ本人にとっては、その枠に自分の心を納めることが出来なかった。

でも映画やテレビやCMの関係も十分に配慮しなければいけなかった。
あまりに失った代償が大きすぎる。

20代の若者の心を支えて行くことって今の時代は大切だ。
なぜなら、まだ若い、そしてそこに社会のしわ寄せがある。
そしてこれからの未来を作る世代でもある。

そんなことを感じている。

何か行動を起こす前に・・・。


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開催日決定:鳥取坊主BARプロジェクト「坊さんはBARにいる!」

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坊主BARを鳥取に限定オープン、「坊さんはBARにいる!」プロジェクト。

冬の鳥取の夜をちょっとだけ盛り上げたい、そんな気持ちで開店します。

オープンは、2017年2月16日(木)&2月23日(木)の二日間限定。

都会にある坊主バーと違い、お店は普通のバーです。
特に仏教にこだわった内装など一切ありません(お香くらいは焚きますが)。

ただBARにお坊さんがいるだけ、でも仏教のお話しや何でも相談はできる。
宿坊にはBARがあり、そこでいろんな話しで盛り上がる。

それをちょっと鳥取に出張します。

ちょっと分かりにくい場所にあるお店なので、まさに大人の隠れ家になるで
しょう。
お時間があれば、気軽にのぞいてみて下さい。
そこに本物の坊さんがいます。

場所は、日替わりマスターのお店BAR Random(ランダム)
住所は、鳥取市末広温泉町108番地
「新吉野鮨」さんがあったビルの2階、かなり古いビルで階段を上がるときは
気をつけて下さい。
1階に「Random」の看板があります。

お店のドアはかんな感じ

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※詳細は以下の通り
2017年2月16日(木)&2月23日(木)の二日間
19:00~24:00 OPEN(23:30LAST ORDER)
Charge:500円 Drink:500円~
食事はありませんので、お食事はお近くのお店でどうぞ。
https://www.facebook.com/bar.random/

皆様のお越しをお待ちしております!


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降り続く雪を見ながら、これからのお寺の方向性を考える。

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昨日、大雪の予報だった。
朝起きると、一面真っ白。

とりあえず週末に向けて除雪をした。
夕方には除雪も終わり、ちょっとホッとしていた。

その夜、また雪が降り始めた。
その雪は一晩中降り続き、暴風雪になっていた。

朝起きたらこの状態。

お寺の電話が鳴る。

関西から宿泊予定のお客様、土日に法事を予定している方。
とにかくこの週末の予定はすべてキャンセルか延期になった。

昨日は除雪したけど、今日は昼間もずっと降り続いている。
雪かきしても、すぐ雪が積もってしまう。

とりあえず今日は雪かきするのをあきらめた。
雪が収まらないとどうしようもない。

何十年ぶりの大雪だそうだ。
1月の積雪もすごかったけど、今回の雪はもっとすごい。
1シーズンに2回も大雪が来るとは・・・。

さすがに雪かきも疲れる。

冬の宿坊は、雪景色も楽しみの一つ。
雪を楽しみに来られる方もいる。

だけど列車が運休ではどうしようもない・・・。

大雪は過疎地にとって厳しい現実でもある。
高齢化や独居化で、雪かきさえ思うようにならない。

お寺も、自分たちが外出することさえできない。
自分たちの除雪をするのがやっとだ。

これからは雪の冬も楽しめるようにすること。
そんなことも考えている。

やはりそれには、宿泊できる施設がポイント。

いつかお寺の近くにコミュニティーハウスを造る。
それが一つにポイント。

いざというとき、一人で家にいるからつらいのだ。
そこに誰かと一緒にいることが出来れば安心だ。

これは宿坊に来られる方にも使える。
普段はゲストハウスにしておけば良い。

コミュニティー&ゲストハウス。

これがこれからお寺が目指す一つの方向。

強く降り続く雪を見ながら、そんなことを考えていた。


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坊主BAR、鳥取参上!

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鳥取に坊主BARが登場します!

と言ってもこの2月に1回か2回の限定オープンです。

鳥取市内のBAR「Serend」さんが別に運営する日替わりマスターのBAR
「RANDOM」。

そのお店に知り合いが出ていて、そんなお店があるのを知りました。
「Serend」のオーナーをご紹介いただき、内容をお伺いに先日鳥取に出かけ
てきました。

2月でまだ空いてる日にちを選んで、入りたいと思っています。

宿坊光澤寺にはBARがあります。
寺務所を宿泊者の希望があれば、夜にBARにしてる。
夕食後とかお風呂から上がりにゆっくりと話が出来る場として用意。

雰囲気が変わると話が盛り上がったり進んだり。
BARと言う名がつくだけでも、気分が変わる。

それと、東京や大阪や京都には「坊主バー」があります。
意外と人気があったりするようです。

ただ僕はまだ一度も行ったことはない。

それらのお店とは一切関係なく、ただ私がBARのカウンターに一度たってみた
いと思っただけ。

宿坊でBARをやってるので、本物のBARにも一度は立っておいてもいいかな。
今回の話はそんな感じで始まりました。

日程等はこれから決まります。

鳥取にも限定で坊主BARが誕生します。

ゆっくりと話が出来る場が出来ると良いなと思っています。

興味がある方は、顔をのぞかせてみて下さい。
お店の中はこんな感じです。

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地域おこし協力隊の方とのお話し・・・

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今日は、八頭町に地域おこし協力隊として来られている方が宿坊にお越しに
なられました。

現在3年目でこの3月で地域おこし協力隊は終了されるのだとか。
今回初めてお会いしました、お寺や宿坊ってあまり地域おこし協力隊の方と
つながることはほとんどありません。

今回は冊子作成の為の取材でした。
協力隊での活動の一つのまとめって感じなのかも知れません。

地域おこし協力隊の活動もかなり続いています。
若者が地域に入って活動する。

そこにはいろんな物語があるでしょう。
その人その人、その地域その地域によって。

何が成果かはそれほど大きなことではないだろう。
そこで何を感じたかが重要なのだと思う。

そんな思いが詰まったものが出来れば良いと思う。

地域おこし協力隊は、そのときに何をしたかと言うだけでなく、その後にどう
つながって行くか。
それをつないで行く時間かも知れない。

3年間ご苦労様でした。

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自分が猫って知ってるのかな・・・。

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朝起きて、ご飯を食べる。

そして数時間はとにかく遊ぶ。
リビングの引き戸を自分で開け、廊下を走り回る。

お客さんがいないときは、いつもそんな感じ。

遊び疲れたら、いつもの自分の場所に戻る。

いつもの場所で外の景色を眺めてる。

ピーコは雪景色を見ながら何を考えてるのだろう。
じっと外を見つめてるのを見ると、ときどきそんなことを思う。

ときどきはテレビをじっと見てたりとか。

たとえばピーコは自分が猫だと言うことを知ってるのかな?

それとも自分が猫だと言うことを知らないで生きてるのだろうか。

そんなことは関係なく生きてるのだろうか。

人には人の感覚があるだろうが、猫には猫の感覚があるのだろう。
もしかするとそういうことも考えないのかも知れない。

昔、猫には頭痛がないと言うことを聞いたことがある。
本当にないのかな・・・。

遊んでるときは、とにかく一所懸命遊んでる。
こっちの声などどこ吹く風。

でも遊び疲れると、僕たちのいる場所に戻ってきて近くにいる。

やっぱり人恋しいのだろう、とても人懐っこい。

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そんな適当な距離感が、こちらも楽だったりするし可愛かったり。

いつかその思いがこっちに分かるときが来るのかな。


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冬の温泉旅館

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昨日は久しぶりに温泉に出かけた。

旅館から見た冬景色。
そこに日が差し込んでいた。

外は寒いだろう、ただ部屋の中は暖房が効いて暖かだ。

温泉の熱さが肌を刺すように感じる。
もしかしたら身体が疲れているのかも知れない。

でも浸かっていると気持ち良くなる。

温泉旅館に泊まるのは本当に久しぶりだった。

たまには他の宿泊施設に泊まってみるのも面白い。
料理とか設備とか、どんなだろうか・・・。

そういえば中国からの団体旅行客が一気に少なくなっているという。
鳥取はまだ少ない方だろう。
増える前に少なくなるのかなあ・・・。

中国の旅行客も団体から個人旅行へとシフトしているという。

日本の観光事業もこれからいろいろ変化して行くのだろう。

宿坊にも、大手の旅行会社からの問い合わせが増えてきました。
さらには中国からの問い合わせもある。

だけど一日一組の小規模な宿坊なので、要望通りには行かない。

それでも東京からのツアーやバスツアーの日帰り体験など、具体的になり
つつあります。

対応が出来るものを着実にやって行くことが大事だと思う。
無理をしては、この宿坊を始めた意味が無くなるな・・・。

一人一人、一組一組と向き合って行くということ。

今年はどんな宿坊になって行くか、それも楽しみです!


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遅ればせながら、一歩踏み出そう!

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よくよく考えてみると、お寺って何のためにあるのだろう?

教団や有力寺院のためにあるのがお寺だろうか?
その枠を守るためだけに活動しているのが現状である。

実際に、民衆の為に立っている活動などないと言っても良いくらいだ。
すべての活動が自己満足と自分の枠を守るためだけのものでしかない。

今までずっと見てきたが、やっぱりそうとしか言いようがない。

もちろん独自の活動をしているお寺もたくさんある。
新しい宗教を興すこともある。

ただ私は宗派の中からお寺を見てきた上での判断でしかない。
でもそろそろ、その景色を外しても良いかなと言うこと。

宗派の活動をすることの意味のなさに気づいただけです。
本当に意味がなかった・・・。

それも中で活動してきたから分かることです。
そんなことやっても自分のお寺には全く意味がなかった。

宗派の活動にも全く意味がなかった。

そんなことを続けていても、私のお寺は衰退するだけで、そこに支援などは
何もない。
だったら自分の道を進むしかない。

もちろん支援して欲しいとは思っていない。
支援してもらっても、ダメなものはダメなのです。

町や地域で地方創生をいくら叫び多額の補助金を出しても、全く効果がなく
砂漠に水を撒いているだけなのと同じです。

そこに誰かがいて何ができるかと言うことが大切だから。

別に宗派が良いとか悪いとかと言うことではない。
そこから離れる離れないといった問題でもない。

宗派の活動には意味がないことに気づいただけのことです。
無駄であればやる必要がない。

さてそろそろ、自分の道を歩むときだ。

皆同じ活動するのも意味がない、そして他の寺のことを真似ても仕方ない。

自分が考えたものだけを進めて行く。

それで良いと言うことに行き着いた。
だから他のお寺のことを意識することなく、自分の道を進んで行く。

今、日本のお寺や仏教がやってることって、元々お釈迦様や宗祖の教えから
大きく逸脱しているのだから、どうってことない。

葬儀や法事やお墓、お布施など皆が自分の都合の良いように言ってるだけだ。

そこに何の背景も意味もないのです。

遅ればせながら、一歩踏み出そう!


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のんびり過ごす・・・冬の宿坊の楽しみ

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ときどき心と身体を休めに宿坊に行く。

そんな旅も良いと思う。

宿坊で体験を楽しむ。
それも楽しみ、だけど宿坊ではのんびり過ごすこともできる。

雪景色の中、暖かい部屋でコタツにあたってゴロゴロする。
普段は読まない本を読んでみる。

いつもとは違う場所。
外の音は自然の音だけ。

家やホテルではゴロゴロしても、何となく楽しくない。
でもここならゆっくり楽しめる。

お茶を飲んだりしながら、ウトウトする。

日常から離れることの楽さを十分に感じることができる。

そんな場所って意外とないのです。

冬には冬の過ごし方がある。
そんなことも一日一組の宿坊だからできること。

だからそんな場所は日本中探してもここにしかない。

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そんな休日を過ごしてみてはいかがでしょう。

ストレスもなくなってしまいます・・・。


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葬儀でのこと・・・心を弘誓の仏地に樹て、情を難思の法海に流す。

私たちが生きて行くなかで思うこと。

生きると言うことは、苦しみや悲しみとともにあるということだ。

そこから逃れるものはいない・・・。

それでも私たちは生きて行く。

その思い。

「心は弘誓の仏地に樹てる」。

ここでいう仏地とは、阿弥陀如来の浄土である。

浄土は阿弥陀如来の慈悲である大悲に包まれている。

心をそこに置く。

そして「情(思い)は難思の法海に流す」。

法海とは、本願海。

いのちの流れである。

悲しみや苦しみを受け止めてくれる場所だ。

その二つの領域が私の心と情を支えそして受け止めてくれるのです。

そのことに気づけば、私たちのいのちは救われて行くのでしょう。

日常ではない領域に気づく。

そこに立てば、日常の景色が変わるのです。









観光と宿坊

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今日宿坊に鳥取県観光連盟の方と、東京の旅行社の方がいらっしゃいました。

東京からのお客様を鳥取県に集客するための視察。

鳥取県も観光客誘致に力を入れているのでしょう。
こんな山の中の小さな宿坊にお越しいただけるのは、有り難いこと。

もちろん大型のツアーはあるのでしょうが、時代に合わせたカスタマイズの旅行
も時代の流れでもあります。

宿坊というカテゴリーも、今は注目を浴びています。
体験型の旅行や外国人の誘致に有効だと考えられています。
これから新しい宿坊も増えて行くでしょう。

この宿坊は一日一組の受け入れにしているので、観光客誘致にはあまりお役に
は立てない、でも新スタイルのツアーの提案にはなるかも知れません。

いろんな魅力があって、その地域の魅力が増すのだと思います。

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今回は実際に体験もして行かれます。

暗くなった本堂で写経に集中されています。

あとは心の授業と瞑想体験を・・・。

東京でのお仕事はとてもお忙しいようですが、ぜひ鳥取に少しでも多くのお客様
を集客して欲しいですね。

宿坊にも旅行者からの問い合わせが増えてきました。
この宿坊を知ってもらえる機会になって行けばと思います。

この宿坊の魅力をどう高めて行けるのか・・・。

これからの課題でもあります。


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