宿坊光澤寺日記・・ひとりばなしのつづき。

光澤寺&宿坊光澤寺&やずブータン村。 山里のお寺で繰り広げる「こころのふる里」作りとお寺復興プロジェクトや、宿坊に来られた方々との出会いも語ります。

2018年01月

観音様と香炉を置いてみた・・・

IMG_1992

先日、本堂を片付けていたときに洗っていた観音様。
そのあと部屋で乾燥させていましたが、乾いたので本堂で台座に乗せ
てみました。

出てきたときは、この台座と同じ色をしていた。
台座も洗ったので、元はもっと黒くてホコリにまみれていた。
台座のダークブラウンとの対比が綺麗なので、台座はこの色のままが
良いと思った。

子どもの頃から私はこの仏様を見たことがなかったので、おそらく物置
に置かれてから50年以上の歳が経っていると思う。

今回の片付けは断捨離だったので、もしかすると廃棄処分になっていた
かも知れない。
実際に汚れていたので、最初はどうしようかとも思った。
でも抱きかかえてみると、とても捨てることはできない。
この観音様がずっと本堂の優しい空気を作り出していたのかも知れない
なとも感じたのです。

本堂で台座に立てると、落ち着いた様な表情に見えた。

IMG_1996

もう一つ、この香炉もホコリまみれだったが、こちらも綺麗に洗った。
台座も捨てようかといってたが、この香炉に合わせてみた。

それを宿坊の客室の床に置いてみました。
そうすると、それなりに見えるものだ。

仏様はどこに安置するかで、そのものの持つ力が変わってくるのだと
思います。
そしてそれをどう見るかで・・・。

これからは、皆さんに見える場所でこの場を包み込んでくれる。
それが仏様がこの世に出られた意味だから。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!





白と青の世界・・・雪の降った朝。

IMG_1980

除雪をしたあと、また昨晩雪が積もった。

そして今朝は晴れた。

新雪の積もった朝、晴れるとその景色は神々しい。
一面が新雪の白に覆われる。

そこに冬の青色が深い空が重なり合う。

そこは白と青の世界になる。

IMG_1982

IMG_1978

さすがにこの景色を見ると気持ちがいい。
雪が降るうっとおしさも、つい忘れてしまうのだ。

積雪があっても、車を出すだけの除雪ができるのなら、何ら問題は無い。
あとは道路を行政がちゃんと除雪してくれさえすれば。

今年は低温が続いている、雪が溶けないのだ。
その上にまた積もってしまう、来週はまた寒波が来るらしい。
それでもあと3週間くらいで寒さの峠も過ぎる。

この雪があるからこそ、ここは四季の移ろいが鮮やかだ。
この地は四季の彩りが日本で一番くっきりと出る。

そしてスピリチュアル的にも風水的にも、場の力がある。
そしてそこを包み込む仏様もいる。

ここは優しい場所だ。

今年からお墓プロジェクトがスタートする。
今は樹木葬が人気だが、本当は納骨堂の方が良い。
雪が降っても雨が降っても風が吹いても、そこは穏やかだから。

そのコンセプトは、「ブータンの優しさと四季の彩り」です。

ここは多くの人を癒やしてくれる場所になるでしょう。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!

お寺を護る・・・仏様の意志がそこにあるのだ。

IMG_1961

本堂を片付けているとき、暗がりの中でホコリにまみれていた仏様。
そのあと洗って乾かしていた。

すると木目が浮き出して、鼻の高い観音様となった。
おそらく自然の木を仏師ではない方が彫られたものだろう。

ただその穏やかな表情が人を優しく包み込む感じがする。
片付けていたとき、すべてのものに読経で感謝の思いを伝える。

この仏様もずっと見たことがなかったもので、真っ黒になっていた。
最初は捨てようかと思ったが、表に出すと、もしかするとこの仏様は
本堂をしっかりと守り続けてこられたんじゃないかなと思った。

私がお寺に戻ったとき、本堂も境内も庫裡も、すべてがゴミで溢れて
いた。
すべて片付けるのに半年かかったほどだ。

そんなとき、庫裡の押し入れの中から、布袋さんと思われる木像が出
てきた。
そのときは断捨離だったので、すべて捨てるつもりだった。
でもこのとき、ずっと押し入れの中でゴミと一緒にあった像を捨てる
ことはできなかった。
洗って磨いて玄関に置いておくことにしたのです。
宿坊を始める前のこと、それ以来ここに来られる方々を玄関で迎えて
くれている。

そして今回は本堂からだ。
洗うと真っ黒だった表面に木目が現れた。
これからお墓プロジェクトを始めるとき、その片付けの中でのことだ。
きっとこのお寺を護るという意志なのだと感じた。

ここに来られる方々を慈悲で包み込むだろう。
この本堂が女性に優しい空間になっていると言われる由縁は、この仏様
の慈悲の力が強いのだ。

これからは本堂で皆さんにお会いすることができる。
何十年もの間、ずっとこの日を待って下さったのだろう。

庫裡と本堂での出来事は、私にとってすごく大切なことでした。
仏様には力を持っている存在はあり、それ感じ取ることも大切だ。
そしてその力を最大限に発揮してもらうには、大切にすることです。
今回も、まさにその縁があった。

だからお墓プロジェクトは必ず成功する。
そしてこのお寺が地域を支えるお寺となる。

そう私は信じています。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



六七日・・・朝の逮夜参り・・・、そして問いがある。

IMG_1948

今朝は久しぶりに晴れ間がのぞいた。
境内は一面真っ白だった。

昨晩、葬儀から帰るとき、車がお寺までたどり着けなかった。
誰も通らない道だが、その道路に雪に埋もれていた。
今朝は六七日の逮夜参りがあった。

逮夜というと、実際の日の前の晩という意味だ。
なので実際の六七日の前の日にお勤めするのだ。
私のお寺では昔からこの習慣だ。

ただ車は動けないというか、雪に埋もれている。
朝から雪かきをしても間に合わない、バスで行くことにするが、この
状態なのでバスの時間も読めない。
そこでお参りするお宅に連絡し、鳥取市内から来られるご親族に国道
でピックアップしてもらうことにした。

国道のバス停で乗せていただくことが出来、無事にお参りすることが
できました。
先方のお宅も、お寺より雪深い所ですが、六七日の法要はお勤めする
気持ちは雪では揺らがない。
来週は四十九日の法要ですが、しっかりと皆さんと一緒にお経を唱え
ることができました。

読経は、「讃仏偈」「重誓偈」「正信偈」の偈文三巻です。
ご家族三人だけのお参りなので、法話はしないで一緒にお話しをする。
30分くらい話しただろうか、そして帰りも送ってもらうことができた。

車を降りる前に、問いがあった。
「草津温泉で亡くなられた自衛隊の方が、生まれてきた意味って何なの
でしょう?」ということでした。
私は仏教的な見地からのお話しをしました。

その話しから「生まれてくるには、そのことを乗り越えられる人だと聞い
たことがあります」と言ったような話がありました。
仏教的には、生まれることに意味があるのであって、今のお話しはキリス
ト教的な立場になるかも知れません。
キリスト教ではチャレンジャー的な意味を持たせることがあります。
仏教では、生きるということはチャレンジャーではありません、とお話し
した。
ただ、生まれるということには意味があります。
ここに存在するということだけで十分なのですと・・・。
もちろんチャレンジしたければすれば良いし、できなかったからといって
も別にそれはそれだけのことなのです。

なぜなら仏教は神とは契約しているわけではありません。

あなたは、あなたの命を生きれば良いのです。
生まれるということは偶々ですが、生まれたときに、それは必然となる。
誰かをかばって身代わりとして死んだとしても、それはそれそれなのです。
いのちとして生まれ生きたことに何ら変わりはない。
ただその行為が尊いと言うことは有ります。

そんな話しを車を降りる数分間のあいだにしました。

いつどんな問いが突然有るか分からないのです。
そのときに僧侶の本質が問われると思っている。
仏法には明日ということはないのだから、縁はそのときにです。

車を降りる前、「なるほど、分かりました」と言葉があった。
通じたかどうかは分かりません、でもそのときに応えることが必要です。
次ぎ会うとき、その問いでさえあるかどうかも分からないから・・・。

IMG_1945

除雪は無事に昼過ぎに、村の方々が行ってくれました。
車もお寺に戻って参りました。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



雪の日、葬儀に想う・・・

IMG_1930

異常な低温と大雪が続く。
今回は低温が続いているので、雪が降り続く上に融けない。

今日は葬儀がありました、雪が降っても葬儀だけは延期になりません。
こちらも準備し、車が出せるように準備する。
さすがに今回は、村の方に頼んで除雪機で除雪していただいた。

葬儀を無事に終え斎場へ向かう。
そのとき自宅の前を通って欲しいと葬儀社に頼んでいたようです。
私は常に霊柩車のあとを同伴するので、村の中を走った。
自宅の前で少し止めて、故人が自宅に別れを告げる。

国道は雪が降り続き、路面はアイスバーンで真っ白だ。
霊柩車の後をついて行くので、それでも走れたが、そうでなければ大変
だっただろう。
斎場の近くの道路は除雪さえまともにできていない。
鳥取市の除雪の悪さはもう何十年もそうだ、去年は一晩立ち往生も話題
になっていた。
斎場に上がる坂道はほとんど除雪できていない。
何とか上がることができたが、後に来た他の方の霊柩車は坂道を上がれ
なかったと聞いた。
今日は友引明け、斎場も大変だったことだろう。

その後、還骨と初七日法要をご自宅で終える。
食事をご一緒しながら、いろんな話しをする。

大雪だったが、ご親族の方々は遠くからも帰ってきておられた。
故人への思いが強いのが分かる。
その方々にとって、大雪よりも故人をお見送りすることが大切だった。

それに対してこちらも万全を期す。
それが僧侶の役割だ。

ただこれからは大変だろう、高齢化や後継者がいない家庭が増える。
それに対してお寺として何ができるのか・・・。

自分が車を出すのがやっとでは厳しい。
来年は除雪機を準備しないといけないだろう。

還骨と初七日を終えてお寺に戻るとき、今日だけで二回除雪をしたのに、
もうお寺には戻れなかった。
手前の道路で動けなくなり、そのまま置くしかない。
もちろん誰も通ることはない道です、だから誰も除雪をしないのだが。

お寺だからといって誰も手伝ってくれるわけではない。
今は誰もが自分のことで精一杯なのだ。
そこにお寺の意味もあると考えている。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!


ブータンの縁、新春からBIGニュースが続く!

IMG_0458

雪かきをやってグッタリしていた。
そこにBIGニュースが舞い込んで来た!

それはブータンの縁だった。
昨秋のブータン視察旅行でご一緒したYAHOOの川邊副社長の社長就任
が決定したという。

写真はそのときホテルの撮影したもの。
朝早くから情報チェックに余念がない。

その細身の身体からは想像できないほどエネルギッシュでパワフルだっ
たことを覚えている。
さすがだなと、そのとき感じたものだ。

そして今回の朗報。

あのときブータンに行ったメンバーは本当にすごいメンバーだった。
これからも話題になるような人たち。
ブータンでは身近でしたが、いつもは遠い存在だろう。
でも何故か、ブータンの縁がある。

これからのさらなるご活躍を願う。

1月は、ブータンの王室に作品をプレゼントした杉本聖奈さんの作品が、
江ノ電で「えのでん絵日記号」になるというニュースもあった。
宿坊つながりでブータンつながり。

人の縁を紡いで行くこと、それも生きるということだ。

雪かきをしてる途中、郵便屋さんが書留を持ってきた。
何かなと思うとDVDでした。

IMG_1904

妙心寺退蔵院さんからだった。

内容は、ブータンに行ったとき参列した法要のDVDがブータンの
皇太后様から送られたものでした。

おーっ!
なんとここにもブータンがつながった!

不思議な縁が続いて行く、これから進むべき道の先にある物。
それが一つにつながるかも知れないな・・・。
そう感じた。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



「どこまでも限りなく降り積もる雪とピーコの想い」

IMG_1898

雪が降り積もる。

今朝6時に起きる、妻がパートに行くのに「車が動かん!」と言ってる。
とりあえず国道まで車を動かした。
そのあと昼過ぎまで雪かきをする、足を痛めているので、最後は足が痛く
て動かなくなる。

でもそれからも雪が降り積もる。

夜7時からの通夜、雪かきをした後に20cm以上雪が積もっていた。
何とか車を出すが、道が見えない。
国道29号も道路のどこを通って良いのか見えないのだ。
前から来る車のヘッドライトで何とか分かる。
通夜を終えて帰るときにが、1時間でさらに10cm積もっている。

明日は葬儀だ、さすがに葬儀には延期がない。
明日の朝、車が出せるだろうか。

IMG_1911

さすがに今回の寒波は許してくれなかったなあ・・・。

こんなときは雪のない場所に住みたいなあと、泣き言になる。
四季の豊かさとの引き替えかな。

過疎化と高齢化が進むこの地に、また雪が降り積もるのだろう。
だからこそ、お寺再生プロジェクトが重要なのだ。
この地を生きるための場所にするために。

雪を楽しむ、そんな場所にしたいのです。

IMG_1907

そんなとき、ピーコは部屋の中で温々してる。
昨日洗ってた観音様がお気に入りなのだろうか、近くにずっと坐って
いました。

仏様の表情は美しく穏やかだ。
これからずっと温かく見守ってくれる、宿坊に来られた方々を癒やし
てくれる。

思わず、合掌する。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!

本堂から一隅を照らす・・・観音様が出てこられる

IMG_1879

昼間の気温は0℃以下。
厳しい寒さが続いているが、昨日に引き続き本堂の片付け。

週末にはヨガがあるので、本堂を片付けておかなくてはいけない。
本堂の裏側では修繕の工事も始まっている。
本堂は寒い上に北側なので、厳しいだろうな・・・。

本堂の裏側はもう何十年も物置状態だった。
私がお寺に入ったときも、さすがにここには手をつけられなかった。
本堂には物置がないのも理由の一つ、左側の余間も物が沢山。

でも今回は、ここに手をつけることに。
お寺のこれからの復興を目指して整理して納骨堂を作る。
本堂に手をつけると、お寺のことが動き出すでしょう。
それには片付いていない部分を一気に一番綺麗な場所にすること。
それが一番早く動く。
そして効果は抜群です。

お寺に戻ったとき、一番汚かったり片付いてないところを改修した。
そこから宿坊を始めようと動き出した。
そして押し入れの奥で何十年もホコリを被っていた仏様を棄てずに
洗って玄関に置きました。
すると本当に運が廻ってきます。

今回も物置の奥に誰の目にも触れずに放置してあった仏様が有った。
私でさえまともに見たこともない仏様だ。
真っ黒なので、元々そんな色なのかと思っていた。

本当に古くてとてもどこかに置いておくといった感じではない。
棄てるかどうか、というとき、これは棄ててはいけないと感じた。
この仏様はとても尊い、もしかしてこの仏様がずっと本堂の空間を
優しく包み込んでくれて居たのかも知れない。
ずっと本堂の裏側の暗闇の中で・・・。

そう思うと、大事に安置しておかなくてはと思ったのです。
そして片付けが一段落したところで、仏様を洗うことにしました。
ホコリを払いお湯で洗う。
先ず土台から、そして次ぎに仏様を。

仏様を洗っていると、本当の色はこの黒色ではないのでは、と感じた。
そこで徹底的に洗うと内側から仏様の本来の色が現れてきた。
それが写真のもの、仏様も土台の色と同じ黒色をしていました。
それが本来の赤い木の色になった。

そこにはとても穏やかな観音様だった。
ああ、この仏様は大事にしなければ。

これから始まるお寺再生プロジェクトを見守ってくれるだろう。

庫裡のときと同様に本堂でも仏様が出てこられた。
と言うよりも、元々あったものを表に出したのですが・・・。

今回も力をいただきました。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!




お寺再生プロジェクトがセカンドステージに!

IMG_1874

お寺に戻って7年経った。
通り過ぎてみればあっという間だったが、おそらく様々なことが凝縮
していたのだろう。
その間には、本当に様々なことがあった。

会社員時代と違って、ルーティンという感覚がない。
さらには先には何にも見えない、ただ自分の方向性を探し続ける。
誰かに「こうしろ」と言われることがないのだ。

お寺に戻ったときは、お寺に資金はなくマイナスからのスタートだった。
退職金を使い宗派の僧侶の資格を取ることから始まった。
お寺や庫裏の修繕や生活費で退職金は使い果たす。

とてもお寺で生活できる環境ではなかった。
過疎化が進む、さらには後継者のいない家庭が多い。
先を考えると、このお寺に未来はなかった。

では100年後まで少なくともこのお寺を継続するためには・・・。
そこから私のお寺での生活がスタートした。

闇雲だったように感じる。
それは今でもそうかも知れない。

それはそうだ、先なんか分かるわけない。
だからやっててドキドキワクワクなんだろう。

今から考えると、そのスタートは宿坊を始めたときだった。
そのときは、そうなるとは思っていなかった。
だからプレッシャーもなかった、こんな田舎の名も知られてない寺に
人が来るとは思えなかったから。
ただ先は見えない・・・。

宿坊を始めたことで、何となくスタートしてた。
それがファーストステージだった。

そして今年はセカンドステージに入る。
遅かったのかどうか、でもすべてにはタイミングがある。
タイミングは世の中が決めるんじゃない、自分がタイミングなのだと
思う。

だからダラダラとセカンドステージに入っている。
急いだから、時代に先駆けたから、それが良いとは限らないのだ。
お寺のことに関してはそうだと思う。

セカンドステージは、このお寺の次の100年を目指す。
継承できれば、次の人はその次の100年を考えれば良い。
それぞれの思いを積み上げる、だけどそこに一本の線は入っていて欲し
いと思う。

先ずはお寺の本堂の廊下を修繕する、そこに納骨堂を設置するのだ。
10年後には本堂を完全修繕して、次の人にリレーしたい。
僕の役割はそこまで。

そのための資金の目標は1億円。
それを檀家さんの負担なしで、さらには助成金などもない。
だからこそ自分の進みたい道を見つめることができる。
誰の意向も入らないのだ。

春から納骨堂の販売を始める、それは檀家フリー。
葬儀も法事も納骨堂も、そうでなければ納骨堂は販売できない。
そして、宿坊を核とした仏教タウンを作り、空家をゲストハウスにして
行く。
さらには、やずブータン村で地域支援や町作りや国際交流を行う。
これがセカンドステージになる。

で、僕のステージの最終形が本堂の完全修繕。

納骨堂を設置すると同時に、葬儀と法事をフリーにして低価格のお骨葬
の提案を始める。
そして過疎地のお寺のままで東京に展開して行くこと。
それが重要なのだと思う。

失敗してもいい、やらなければ10年後にはここは廃寺になるだけだ。
であるなら、やるしかない。
もちろん、仏様の思いなので失敗することは考えていない。

何と言っても、この場には力があるから。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!




雪の本堂で百か日法要、そして皆で書き初めを!

IMG_1864

今日は冷たい雨が降っていた。
それが昼過ぎにはみぞれになり、雪に変わった。
予報よりも早い雪だった。

お寺の境内はあっという間に真っ白になった。

今日は昼から、百か日の法要が入っていた。
本堂のファンヒーターを点けると、温度は1℃だった。
相当冷え込んでるな・・・。

寒くないようにストーブ4台とファンヒーター1台を点ける。

ご親族の方々がお参りになられて法要を始める。
厳寒の本堂に読経が響く、でもお参りの方々はそれほど寒くはないと
思います。

ただ私は暖房がない内陣で読経をする。
ただ衣を着て読経を始めると、不思議と寒さは感じない。
これはいつものことだ。

読経を終え、法話をする。
少しでも心に仏様の思いが届くように。

故人はまだ若い、60歳になられる前だった。
でもその思いをしっかりと受け止める。

IMG_1870

法要を終えた後、皆さんで書き初めをしたいという希望がありました。
書き初めの準備をして、皆さんが筆を持たれた。

光澤寺の写経は実は願いが叶うと言われています。
もちろん願いは自分で叶えること、でもそこに思いを込めて自分の心
を動かす力があります。

本堂で法要の後、写経をして自分の思いを伝える。
それが願いに向かって心が動き出すきっかけとなります。

その力が、光澤寺はとても強いのです。
それが出世寺といわれる由縁でもある。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!







新春のTVロケ・・・金曜スパイス!

IMG_1847

少し冷え込んできた日曜日、宿坊でテレビロケがあった。
おそらく八頭町の紹介の中で宿坊を取り上げてくれるのだ。

午前中の法事を終えて、本堂を片付けたり準備をしたり。
寒くなってきたので、暖房を入れる。

そんな中、ロケ隊がやって来ました。
最初は宿坊での体験風景、絵手紙や瞑想や写経を撮影する。
そのあとはイタリアン精進料理。

リポーターは元FM山陰のアナウンサーの淡路祐介さんでした。
まだ若い元気いっぱいといった感じ。
素直で一生懸命です、若いって良いなあと思ったりする。

順調にロケが進んで行く、ただいろんな場面を撮っていったので、時間
がちょっと押してる。

ローカル局はいろんな情報番組がある。
今回は、日本海テレビの金曜スパイスという番組。
地元では有名な情報番組ですね。
放送予定は、2月16日(金)午後3時50分からの特集で紹介される
と思います。

宿坊は体験とイタリアン精進料理があるので、ロケでよく着ていただき
ます。
こんな田舎のお寺を紹介してくれるので有り難い。
宿坊をしていなくて、ただのお寺だったらテレビの取材はない。
さらにはイタリアン精進料理がなければ、話題性も少ないだろう。

田舎のお寺だから逆に話題になるということもあります。
都会なら様々な話題がありすぎて、中々取り上げてもらえない。

そう言った意味では、田舎のお寺って意外とメリットもある。
ただ他と同じことをしていてもダメ、ちょっと違うところを出す
ことがポイントでしょう。

毎年何度かテレビに取り上げてもらえます。
宿坊を始めた年からロケが入りました。
これで6年連続で10回目になると思います。

それでもまだまだ知らない人は多いですね。
やはり存在を周知するとか知ってもらうということは、とても大変な
ことだと、つくづく思います。
自分で宣伝するとなると、どれだけの労力が必要かということです。

地元との連携、特に役所や観光教会との協力関係があってのこと。
さらには、お寺なら体験だけでなく食事などがポイントとなる。
お寺だけでなく、宿坊や任意団体(やずブータン村)のオープンな
体制も大切でしょう。

IMG_1853

もし時間があれば、ぜひご覧下さい。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



夢を乗せて走れ!・・・「えのでん絵日記号」

IMG_9172

いきなり新年からBIGニュースが飛び込んできた!

昨年の9月にブータンを訪問するときのこと、杉本聖奈さんにお願い
して「幸せのやずブータン村」の立体イラストを描いていただいた。

そしてその作品をブータン王室にプレゼントすることができた。
そのときの作品が写真のものです。
今はブータンにあるため、日本ではもう見ることができない作品です。

その杉本聖奈さんのイラストが、江ノ電の車両をジャックします。
その名も「えのでん絵日記号」、2両編成の車両が聖奈さんの作品で
埋め尽くされます。
車内の広告が一切外されて、聖奈さんの作品だけになる。
もしその列車に乗った人は、心から幸せな気分になれると思う。

写真を見たら、本当にワクワクします。
「これは乗りに行かねば!」

1月22日~3月末まで、江ノ電で走る。

何となく、自分のことのようにうれしい。

つながったご縁が、発信して行く!
宿坊光澤寺でつながった縁です。

どうやって行こうか、これから思案が続きます。

ぜひ皆さんも乗りに行って下さい。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!






10年後のイメージ・・・夢の転換って?

IMG_1715

ここ数日間は穏やかな日が続いている。
穏やかな日の前は寒波が日本を襲ってた、そして明日から大寒。
暦通り、来週は今年一番の寒波が来るらしい。

穏やかなせいか、今年のすぎ花粉が飛び始めたと感じた。
そう、今年の冬もあと1ヶ月くらいになった。
2月下旬には春を感じることができる。

そんな今日、午前と午後にそれぞれ来客があった。
どちらも、これからのお寺に欠かせない内容でした。
新しいお寺のスタイルに必要なもの。

どちらも一気には進まないが、前向きに検討できる内容だった。
動き始めるなと感じる。
ただ私自身の体制が追いつかない、それがジレンマだ。

10年後は、ここがどうなっているのだろうか?
何もしないでお寺を続けていたとしたら、この景色は10年後に
色褪せているだけだ。

建物は老朽化が進み、田畑は耕作者がいなくなって荒れ果てている
かも知れない。
そうなってしまうと、そこから復興することはできない。
空家が増え建物は朽ち果てる。

補助金で動いたところで、それは今そこにいる人間の生命維持装置
でしかないのだ。
先には全くつながらない。

過疎地のお寺を変える、それも日本でここにしかない新スタイル。
東京からここに眠ることを選ぶ、そんな場所にする。

10年後にここがどうなっているか、イメージはある。
自ら描いたというよりも、物語がそう動いてきたのです。

やっと物語が動き出す。

その物語は完成することはない、完成とは物語の終わりを意味する。
物語はエンドレスなのだ、だから夢は永遠に続く。
夢は個人の物であれば終わりが来る、個人から離れたら終わりがない。

だからこの物語は、私の物語ではなく、この場所の物語となる。
夢はそれが良い、個人から離したとき、それは本当の夢となる。
自利から利他への転換がポイントなのです。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!


西本願寺と東本願寺・・・その違いを見る。

IMG_1669
東本願寺(大谷派)林高寺さんの内陣
IMG_0027
西本願寺(本願寺派)光澤寺です。

浄土真宗と一口にいっても、大きくいうと十派あります。
新しくできた派も入れると十数派になる。

その中でも規模的には、本願寺派と大谷派が大きい。
両派ともそれぞれに末寺が1万か寺ある。
この両派を合わせると、圧倒的に日本で最大宗派となります。
次は曹洞宗の1万3千か寺だ。

元々は同じだったが、十一代目のときに内紛があり、十二代目から
派が分立することになる。
豊臣秀吉の治世のとき、東本願寺は徳川家の支援によって派を立てる。
逆に言えば、徳川家康が日本の最大宗派で権力の対抗勢力であった、
浄土真宗を内紛に乗じて分断し、東本願寺を徳川勢力に取り込んだと
いうのが正解かも知れない。

今回、名古屋の大谷派のお寺、林高寺さんに法話でお伺いした。
実は近いようでほとんど大谷派のこと走りません。
実際に法要に参列したことは今までにない。

内陣の荘厳も似ているようで、大きく違います。
蝋燭立てや花瓶やりん灯など、細かく違っています。

読経が始まると、同じお経でも節が違う。
私もついて行けないのだ・・・。
作法や衣の呼び方も違う。

たとえば、南無阿弥陀仏。
西では「なもあみだぶつ」と称える。
東は「なむあみだぶつ」だ。

当日は、法話を挟んで、前半と後半に法要があった。
後半の法要には雅楽も入る。

教義についても、その流れは違いがあります。

でも法話は私のスタイルでお話ししました。
「いのち」と「こころ」のことを話している限り、その中心は常に
お釈迦様の教えになり、親鸞聖人の教えになる。
そしてそれは必ず阿弥陀如来に行き着くのだから・・・。

これからも宗派を超えた縁が広がると良い。
3月には高田派の本山のある津にも行きます、高田派のお寺さんです。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!




今日は法事を本堂で勤める!

IMG_1148

今日はそれほど気温が下がらなかった。
午後から本堂で法事の予約が入っていた。

本堂を片付け、お香を焚き、ストーブを点ける。

今日の法事は檀家の方ではない。
今から5年前くらいからだろうか、「法事をお願いできませんか」
と問い合わせがあった。

それからは必ず法要があればお寺に来られます。
きっとご熱心な家であったのかな。

もちろんお寺ですから、ご希望があれば檀家さん以外の法事をお勤
めすることはあります。
いろんなご事情があるのだろうと思う。
私はお寺とは、どなたでも受け入れるべきだと考えている。
それでは檀家と檀家以外との差はどこにあるのか?
それは、このお寺を支えてこられ、これからも支えて行こうと思わ
れている家や人、それが檀家です。
もちろんお寺の運営に関わりますし、総代などの役員にもなる。
それが護持である。

直接お寺の運営には関わらないが、法事などを頼まれる。
それは檀家さんじゃなくても構わない。
ただ一点事情があるとすれば、檀家さんからの葬儀や法事の依頼は
必ずお勤めする。
檀家さんではないときは、スケジュールや状況によってはお勤めで
きないこともあるということ。

今日の法要は複数の方の年忌をお勤めする。
その中でお一人は五十回忌でした。
私のお寺では、五十回忌はお取り上げ法要となる。
つまり年忌法要としては一区切り、お取り上げの法要を執り行う。
次いで他の方の年忌法要をお勤めする。

ゆっくりと読経をする、仏の思い故人の思い、そしてご遺族の思い。
その思いが本堂で積み重なり、そして溶け合う。
法要のその一瞬にすべての思いがつながるのだ。

私は、そんな思いをつなげるためにお経を唱える。
読経は他力ではない、僧侶の力が試されるときでもある。
仏に届きご遺族に届かなくては読経ではないのです。

誰が唱えても同じではない、だからこそ道を求める。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



名古屋の街を歩く!

IMG_1674

林高寺さんの報恩講法要にお呼びいただき、名古屋駅に降り立った。
よくよく考えてみれば、名古屋に降り立つのは25年ぶりだった。

名古屋はよく聞くし大都会、さらには新幹線に乗ると通過するので、
これほど久しぶりだとは思っていなかった。

以前に来たときは、大都市なのでやはりデカいなと思っていた。
ただ最近は東京と大阪の高僧ビル化がすごいので、名古屋駅周辺の
高層ビルもそれほどではないと感じた。
きっと名古屋市は京都と同じで高さ制限が厳しい街だったのかも知れ
ないな。

それでも名古屋駅周辺の開発はすごい。
これからの名古屋の発展はスピードアップするかも知れない。

ただ久しぶりでもあり、街の地図は頭に入ってなかった。
駅周辺でもなかなか思うように歩けないし、地下鉄や電車のルートも
分からない。

会社員時代、転勤が多かったので全国の都市は意外と地図が頭に入っ
ている。
たとえば、東京・大阪・京都・神戸・広島などは地図がなくてもほぼ
自由に歩ける。
そういった意味では、名古屋はまだ私にとって未知な部分も多い。

それで今回は、身近時間だったけど中心地はいろいろ歩いてみた。
名駅周辺や伏見から栄までの中心地、大須や東別院や名古屋城。
そして法要にお招きいただいた林高寺さんの周辺まで。

IMG_1652

IMG_1677

昔1ヶ月間だけ、藤ヶ丘に住んだことがあったので、東部は多少は
頭に入っている。

名古屋という街を知るにはこれからだ。
なかなか面白そうな街である。
個性がありそうでなさそうで、これからまだまだ知ることができそう。

やっぱり、その街を知るには自分の足で歩くのが一番良い。
今回もよく歩きました。
お店も分からないから適当に歩くしかない。

IMG_1657

街を歩いてると、面白いcafeの看板があったり・・・。

来年も法要に声を掛けていただいたので、来年は今回の先をもっと
見てみたい。

まだ知らない街を歩くのは楽しいものだ。

今度はどんな名古屋に出会えるかな。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



名古屋のお寺さんで法話を・・・!

IMG_1666

名古屋市にあるお寺さんの報恩講法要で法話のご縁がありました。

今まで私が法話のご縁をいただいた中で一番遠方になります。
中村区にある林高寺さん、副住職は宿坊に来られたことがあり、この
お寺の機関誌では5回連続でご紹介していただいています。

そんなご縁もあって、今回お招きいただきました。
林高寺さんは、浄土真宗大谷派(東本願寺)のお寺さんです。
昨年までは40年以上、同じ僧侶の方に報恩講の法話を依頼されておら
れたそうです。
すごい伝統だなとおもった・・・。
東海地方では有名な布教使だった様です、その方が昨年亡くなられて、
ご縁のあった私に話があったのです。

こんなこともあるのだな、そう感じた。
法話の依頼があることは、本当に有り難いことです。
さらには、名古屋といえば浄土真宗大谷派の中心地でもある。
浄土真宗の熱心な町なのだ、そこに田舎の僧侶が行って話ができるだ
ろうかという心配もある。
でも、それは是非行きたいという楽しみの方がさらに大きい。

私は大谷派の法要には参列したことがない。
同じ浄土真宗といえど、読経の節や作法には違いがある。
それも感じてみたいと思った。
これも有り難いご縁である。

IMG_1673

朝9時から法要開始。
第一部はお寺を支える女人講の皆さんの法要です。
今回の報恩講も準備をされ食事も作られる。

今回は法要の最初から最後まで参列させていただきました。
でも10時~11時30分までは、私がお話しさせていただくので
すが。
まあ参加してることには変わらないな・・・。

法話は、「心の授業」で。
そんな感じでもあったので、いつも私がお話ししていることを中心
にお話しした。
いつもそうだが、十分自分の話したいことを話せたかどうか。
でも精一杯お取り次ぎさせていただく。

今まで40年間以上、同じ方が話しをされてきたのだ。
それがいきなり「心の授業」では、お参りの方々も驚かれたかも知
れないな。
逆に言えば、全く始めて聞くような法話だっただろうか。

話し終えたとき、期せずして拍手が起こった。
講演会だと拍手なのですが、法話のとき拍手があるのは珍しいこと
だったので、そのお心をいただくことだと有り難い思いでした。

IMG_1669

無題2

法話は一期一会。
これからも、精一杯勤めさせていただく。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



今年のラッキースポットは三重県だ・・・開運おみくじ!

IMG_1610

今朝は、日の出前にお参りに出かけた。
西の空の青の深さが少し薄らぎかけていた。

凍てつく大地、ここ数日寒波が続いている。

全国各地では大雪の報道が毎日の様にTVで見る。
ここも本来は雪国だから人ごとではないのだが、なぜか今回は雪の量
が少ない。

雪の通り道を外れているのだろう。
昨年は1mの積雪が2回あったから。

IMG_1614

IMG_1615

お参りから帰ると、妻がカップおしるこを出してきた。
これって意外と美味しいと言って。

寒さもあって、早速おしるこを食べた。
フタには開運おみくじ付となっている。

普段はあまりこの手には気にしないでそのままにしているのだけど、
今回はちょっとフタの裏側に書いてあるおみくじを見た。

すると「小吉」、まあちょうど良いくらいだな・・・。
このくらいが良い。

内容は、今年のラッキースポットは三重県ですといきなり書いてあ
った。
たまたまfacebookで三重のお寺さんとやりとりしてたところだった。

今月は名古屋のお寺さんに法話に出かけます。
そして何と3月には三重県津市のお寺さんに、同じく法話で招かれ
ているのです。
今年は東海地方に縁があるなと思っていただけに、今回の開運おみく
じは、まさにドンピシャリだった。

こりゃあ春から縁起が良いなと、思わず笑った。

どうも今年は良い一年になりそうだ。
新しい展開を始めるところだけに、これは有り難い。

良いことはそのまま受け止めることにしています。

書いてあるとおり、レッツゴー!


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



生きるためのお寺・・・新しいお寺のスタイル!

IMG_1584

過疎地のお寺は生き残る術もない。
実際に、全国のお寺で過疎地にあるお寺の衰退は進んでいる。

地方によってはすでに1/4の寺院が無住寺院だったりするのだ。
それは、過疎化による急激な人口減少と後継者がいない家、それに
よって空家が急増していること。

そこにお寺独自の檀家制度が田舎ほど厳然としているため、いわゆる
営業展開ができないという保守性が、業界全体を覆っている。
それも単体ならともかく、田舎ほど宗派に属している寺が多いので、
それがさらに新しい展開に待ったをかける。
そして田舎の寺ほどお布施が安い傾向にあるのだ。

私の寺も7年前に戻ったときに、これでは食べていけないと分かった。
さらには前住職と檀家の関係が悪く、檀家離れもあった。
庫裡はもちろんのこと、本堂の修繕でさえ長年手が付いていない。
庫裡も本堂もゴミであふれかえり、境内や庭さえも生ゴミであふれて
いました。
庫裡はあちこちで雨漏り状態、そのままであったら庫裡も住めなかっ
ただろう。

そこで打てる手は、従来のお寺ならもうそのまま衰退するだけだ。
手の打ちようがない、せいぜいが兼業して生活をするくらいで、お寺
自体はどうしようもないというのが現状だろう。

ただそれは、お寺や僧侶が勝手に思ってるだけだ。
僕はこの過疎地のお寺にこだわる。
ここから絶対に離れないで、このお寺を進化させる。
そこが一番大切なこと。

私がお寺に戻って7年、宿坊とやずブータン村を始めて6年。
三つの指向性をそれぞれに育んできた、それを合流させる。
それが過疎地のお寺を次の世代へとつなぐ推進力になる。
お寺だけでは、ただ衰退を待つだけでしかないのです。

お寺はお墓プロジェクトが始まり、宿坊は核となってゲストハウスに
展開する。
やずブータン村はいよいよ地域活性化へとつながる。

これが新しいお寺のスタイルとなって、生きるための寺となる。
これからの寺は、死んでからではなく生きるための寺なのだ。
そうでなければお寺の意味が無い。

そして私自身がそこで生きて行く!


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



その場所の魅力を知る、するとそこが輝く!

IMG_1575

昨日から西日本や北陸では大雪で大変なことになっている。
昨年もこの辺りは1mの積雪が1月と2月にあったので、心配して
います。
ここも本格的な雪のシーズンはこれからだから。

ただ今回は、ここにはほとんど雪が降っていないのです。
今回は寒波と降雨の流れがここを通っていないということなのかな?
雪も大雪だと困りますが、雪景色は美しいもの。
四季の自然の中で、冬の雪景色も外せない風景です。

ここは四季の自然が一番の魅力、それをできるだけそのままに、どれ
だけ魅力的にできるか。
春には春の、夏には夏の、秋には秋の、冬には冬の。

ありふれた何気ない山里の風景を、少しずつ手を加える。
手を加えるといっても、自然を生かして見せる風景にして行くと言う
ことで開発は一切しない。

でもそれは最初の一歩が大切になる。
最低でも100年先は見ておかないと、本当の魅力ある山里にはなら
ない。
今の自分の都合では動いてはいけないということですね。
世界でも、魅力ある場所はすべてそんな思いがあるでしょう。

それには、まずそこにある場所の魅力。
その魅力をどう見抜くか、そしてそこを愛するか。

IMG_1578

その輝くところをしっかりと見つけた行きたい。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!





女性グループの方とゆっくり話す、それも宿坊の楽しみ。


鳥取地方には大雪の予報が出ていた、9日~10日。
女性グループの方が来られる、でも雪は大丈夫かな・・・。

ちょっと心配していました。

予約をされた方は、12月に日帰りで来られたときも雪の心配があった。
でも両方とも大雪にならず、特に今回はほとんど雪がなかった。

「ご縁に引き寄せられているかの様です・・・。」
そうその方は仰られた。

話しを聞きたいということがリクエスト。
4月の講演会に向けての事前準備でもありました。

到着されて一休みされてから、本堂に場所を移して話しをします。
プロジェクターも用意していましたが、4人でしたのでFace to faceで。
対話をしながら、みなさんからの話しも聞きながら。

気づいたらあっという間に3時間経っていました。
みなさんもノンストップでしたが、もっと聞きたいという熱気が伝わる。

夕食を準備して、その後はコタツに入って懇親会。
みなさんは修学旅行的感覚、話が盛り上がる。

私にも「もっと話しが聞きたい」とリクエストが・・・。
ちょっとうれしい気もします。
お持ちになられたお酒をいただきながら、女性4人の話しの中に入る。

いろいろ話が展開しながら、興味深い話しが続く。
女性の話しの輪の中に入ることは、男性にとって普段はないこと。
これも宿坊ならではの楽しみです。

みなさんの生き生きとした姿に感動しながら、話しは続きました。

IMG_1561

朝はお勤めをして、朝食を取る。

宿坊を発つときは、陽が差していて落ち着いた朝でした。
これからもご縁が続いて行きます。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!


この宿坊になぜ人は来るのか・・・そこに様々な思いが。

IMG_1511

人は生きてる限り苦しみや悲しみと共にある。
宿坊で出会う人たちと話しをするとき、そう感じずにはいられない。

ではなぜこの宿坊に、人はそんな思いを抱えて来られるのか?

それには理由があります。

それは有名な観光地ではないこと、さらには霊場でないこと。
そんな場所は、心を落ち着かせることができないから。
静かな山里にある、ここは人里であるがお寺の境内に入ると自然の音
意外は聞こえない。
さらには人里から離れすぎると、逆に寂しすぎるということもある。
寂しすぎると人は心を閉ざしてしまうから。
ホッとできるくらいの所が良い。
そう言った面で、この宿坊の場所は何もない自然に囲まれた山里とい
うことが安心感につながっているのだろう。

そしてここは、体験を自由に選べる。
それは内容も時間もだ。
他の宿坊にそんなところは一切ない。
体験ができても時間が決まっていたり、他の人と一緒だったりする。
また体験内容も、せいぜい一つ体験できる程度だと思う。
それがここでは、一人で自由に体験ができる。
たとえば本堂で一人仏様と向き合って写経する空間は特別な物です。

宿坊に来られて、先ず話しをする。
そして体験をしたり、そのまま話しをしたり。
そんなことをしていると、少しずつ心が整い自分と向き合う時間にな
る。
自分と向き合うとは、自分と向き合っている人と話しをするときに見
えてくるものだ。
一人では自分の中で堂々巡りをして自分と言う存在は見えてこない。
なぜなら自分とは他人との関係しにおいて存在するからだ。

そして希望があれば夕食もご一緒する。
食事をすると心は安らぎ解き放たれて行く。

自分の抱えている思いが安心する。
そうするとそんな心が出てくるんです。

そこからいろんな話しへと続いて行く。

自分の中に固まっているもの、自分でも分かってなかったこと。
誰にも言えなかったこと。

そんな心が一気に出てくる。

でも話しをするときに、聞く側の対応力が実は本当のポイント。
ここでは多くの方々の話しを聞いてきた。
そこに自分が今まで経験してきたこと、そこに仏教の教えを重ね合わ
せているのです。

そして話す方の言葉を引き出して行く対話が必要です。
これっておそらく心療内科の医者もできないだろう。
何故ならこれは人生経験と医療の知識でできてないから。

医療となった時点で、話し手の心は構えてしまう。
そして知識から引き出されるものは、相手を枠にはめ様とする。
鬱病の場合、ただの処方となることが多く誤診も多いと聞く。
実際にここに来られたお客さんの声でも、そういったことは多い。
何のための医療かと思うこともある。

つまりここは医療施設ではない、医者と患者の関係ではないとい
うこと。
一対一のお互いフラットな関係性を保てる。
だから気兼ねなく話せる。
そしてそこに利害関係がないことが重要です。

本当の心を引き出すには、そこに利害関係があっては難しい。
ここでいう利害関係とは、家族・両親・兄弟姉妹・先生・医者・友人・
会社関係などがそう。
一番相談できそうで、一番難しい関係なのです。
それらは自分の思う方向に導いてしまう、それはその人のことを考えて
いるようで傷つけたりしている、それに気づかないで。

利害関係がなく誰も知らない場所、そんなことが心を軽くしてくれるの
です。

ここには心が安らぐことがたくさん用意してあります。

疲れたとき苦しいとき悲しいとき、そんなときはここに来てみたら良い。
ゆっくりと心と身体を休める。

そして料理は身体に優しい味、料理も心を安らげる。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!



雪景色の若桜・・・岩屋堂~吉川、そしてロースカツ定食へ!

IMG_1526

IMG_1528

お客さんと若桜に行った。
行き先は、不動院岩屋堂と吉川という集落だ。

お寺を出たときは雨だったが、若桜に行くと雪に変わってきた。
岩屋堂に着いたときは雪景色。

雪の岩屋堂も良いものだ。
ただ雪の勢いが増してきた。

岩屋堂の道を先に進むと、そこに吉川という集落がある。
山の中にあるのだが、そこにそんな大きな集落があるとは思えない
場所だと聞いていた。

道を進むと道路一面が雪で覆われて行く。

IMG_1537

吉川に着くと、そこは山間に集落があった。
スッポリと雪景色、ここは鳥取の中でもさらに雪国だ。

村の中を通ると、過疎化が進むというよりはしっかりとそこに生活が
あるのが分かる。
ここの人たちは、この村を大切にしているのだろう。
次は晴れた秋にくると全く違う景色がそこにあるだろう。
おそらく美しい村が広がっていると思う。

そしてここは吉川豚が有名でもある。

IMG_1542

吉川を後にして若桜の街に向かう。
吉川豚のお店、カフェダイニング新(あらた)で昼食を取るため。

途中の雪景色の山がまぶしい。

IMG_1544

IMG_1547

静かな店内で早速ロースカツ定食をいただく。
とてもジューシーで美味しい。

岩屋堂と吉川に行ってみたいと言っていたお客さんも満足。

IMG_1548

店を出ると、道路につながる石橋が雪を被っていた。
まだここは誰も踏んでいない。

雪景色の若桜を楽しむのも良いものだ。
そう思いながらお寺に向かうと、若桜を抜けると雪から雨に変わり、
晴れ間ものぞいてきた。

ほんの少しの距離だが、天候はあっという間に変わる。
それが冬の山陰の天気なのだな・・・。


宿坊光澤寺のホームページはこちら!







友人から届いた年賀状に・・・「今年はぶちかまそう!!」

IMG_0315

友人から年賀状が届いた。
そこにこんなことが書いてあった、「一発ぶちかまそう!!」。


お互い50代後半、そろそろ次のステージに進むときだ。
機はまさに熟した、動くなら今しかない。

この言葉は、まさに今の自分にふさわしい言葉だった。
「今年はぶちかます!」
これが今年のキーワードだとすぐに分かった。

今まで十分に考えてきた、そして一歩一歩積み上げてきた。
でもそれはこの瞬間のためだったと、今それに気づく。
タイミングが整った。

生きると言うことに成功も失敗もない、あるとすればやるか
やらないかだけだ。
でも人間ってそのうち死ぬんだから関係ないのだ。

日本のお寺と葬儀とお墓を変える。
それは3年もあれば変わるだろう。

でもそれは誰にも真似できない。
なぜなら、この場所は日本にここしかないから。
そして、僕は一人だけだ。

思うこと、それは「ここでしかできないことがある」、そして
「僕にしかできないことがある」。
そう信じて進むことだけだ。

実は、日常って思考でできているのです。
だから思考を変えれば物事は動き出す、ただそれだけのことな
のです。
気づきさえすれば簡単なことだ。

だから僕は思考を動かす。
道は見えているから・・・。

お寺の新しい仕組み作り。
お墓プロジェクトの始動。
宿坊を次のステージに進める。
そして、やずブータン村も前に進めるのだ!

僕に残された時間は、あと10年と自分で決めている。
本堂と庫裡を、檀家の力に頼らずお寺の事業ですべて改修し終えて、
そしてお寺を次の世代に引き継いでお寺を去る。

それが僕の夢であり願いだ。

夢と願いは、自分が見返りを求めるものでなければ、それは永遠に
続くものとなる。

実は仏教のポイントもここにある、釈尊の梵天勧請。
自利から利他へのこころの転換が仏教のポイントなのです。
面白いものだ・・・。

年賀状の差出人は、ずっとお墓プロジェクトを一緒に進めてきた友人。
最初に入った会社の独身寮で同部屋だった。
会社も変わり住む所も遠く離れた、でも35年も付き合っていること
になる。

さあ飛び立とう!

すべてはそれほど難しいことじゃない。



宿坊光澤寺のホームページはこちら!


お正月を家族と一緒に宿坊で過ごす!

IMG_1520

新年をご家族で過ごす。

今年も元旦、遠く九州からお越しいただきました。

そんな正月も良いと思う。
一日一組なので、正月でも慌ただしくない。
さらには料金も年間を通じて変わらない。

お寺でお参りもできるし、体験もできる。
心を整えて一年をスタートする、それは新年にふさわしいでしょう。

食事も家族一緒、そして宿坊で一緒に過ごすことができる。
観光や温泉も楽しいけれど、こんな旅も今は人気が高くなっている。

体験は「こころの授業」と写経をご希望でした。
新年の本堂でゆっくりと体験していただくことができた。

IMG_1504

写経では、みなさんしっかりと書かれていました。

来年は皆さんの願いがかかりますように・・・。

周りを気にすることなく、ゆっくしりと田舎の山里で過ごす。

今年から就職される息子さん。
それぞれにそれぞれの一年が始まる。

それぞれの願いを胸に・・・。

ここはスタートするのにふさわしい。
今年もそんな場所であるように、積み重ねて行こう!


宿坊光澤寺のホームページはこちら!


年末恒例、光澤寺除夜の鐘つき会

IMG_1431

毎年恒例、光澤寺大晦日除夜の鐘つき会

今年の大晦日は天候に恵まれました。
周辺には雪のない大晦日、紅白歌合戦が終わる頃から鐘をつき始めます。

例年と同じく、甘酒・豚汁・お菓子・甘塩スルメ・日本酒・お茶を用意
して皆さんのお越しをお待ちしました。

今年は鳥取市内からもちらほらとお参りの方もいらっしゃいました。
八頭町観光協会も電光掲示板でご紹介していただいた効果かもしれませ
んね。

IMG_1442

今年も多くの方においでいただき、新年を迎えるときはみんなでカウ
ントダウンも行いました。

除夜の鐘をついて、本堂でお参りする。
年末と年始には心にケジメをつけて整える、そして新しい歳を迎える。

新年のスタートに、ここは最適な場所になるかも知れませんね。

IMG_1450

今年も皆さんにとってみのり多き歳となりますように。



宿坊光澤寺のホームページはこちら!


本年もよろしくお願い致します!

IMG_0429

今年はfacebookで新年のご挨拶を致しました。

使った写真は、昨年ブータンに行ったときに撮った物です。
農家レストランに招かれたとき、その農家の仏間で撮らせてもらい
ました。

特別大きな家ではなく、ブータンに普通にありそうな家。
夜暗かったせいか、狭い農道を通って行くのだけど、運転手も道を
間違えた。

真っ暗な中でその家に入っていった。

そんな農家だが、立派な仏間があった。
ブータンの家には、こういった仏間が普通にあるのだろう。

私はいつもは写真を撮る側ですが、たまにこうやって写真を撮って
もらうこともある。

新年なので、それでも穏やかそうな写真を使いました。

本年も何卒よろしくお願い申し上げます!


宿坊光澤寺のホームページはこちら!
記事検索
プロフィール

sakurasakukoutakuj...

タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ